JPS6039560Y2 - 車両用自動変速装置 - Google Patents
車両用自動変速装置Info
- Publication number
- JPS6039560Y2 JPS6039560Y2 JP15346481U JP15346481U JPS6039560Y2 JP S6039560 Y2 JPS6039560 Y2 JP S6039560Y2 JP 15346481 U JP15346481 U JP 15346481U JP 15346481 U JP15346481 U JP 15346481U JP S6039560 Y2 JPS6039560 Y2 JP S6039560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission system
- speed transmission
- clutch
- low
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車その他の車両用の自動変速装置に関する
もので、エンジンに連る入力軸と、車輪に連る出力軸と
を互に並列の高速伝動系と低速伝動系とを介して互に連
結するものにおいて、高速伝動系を歯車式にすると共に
低速伝動系を無段式で且つその出力側に一方向クラッチ
を備えるものに形成して戊る。
もので、エンジンに連る入力軸と、車輪に連る出力軸と
を互に並列の高速伝動系と低速伝動系とを介して互に連
結するものにおいて、高速伝動系を歯車式にすると共に
低速伝動系を無段式で且つその出力側に一方向クラッチ
を備えるものに形成して戊る。
本考案実施例の１例を別紙図面に付説明する。
図面で１はエンジンに連る入力軸、２は車輪に連る出力
軸を示し、これら入力軸１と出力軸２とを互に並列の高
速伝動系３と低速伝動系４とを介して互に連結する。
軸を示し、これら入力軸１と出力軸２とを互に並列の高
速伝動系３と低速伝動系４とを介して互に連結する。
低速伝動系４は１対の可変■プーリー５ａ、５ａと両プ
ーリー５ａ、５ａ間のＶベルト５ｂとから成る可変Ｖプ
ーリー型の無段自動変速機構５を有するもので、その出
力側に一方向クラッチ６を備えて高速伝動系３の作動に
際してはこれから逆負荷が与えられないようにした。
ーリー５ａ、５ａ間のＶベルト５ｂとから成る可変Ｖプ
ーリー型の無段自動変速機構５を有するもので、その出
力側に一方向クラッチ６を備えて高速伝動系３の作動に
際してはこれから逆負荷が与えられないようにした。
高速伝動系３は歯車型としその入力側と低速伝動系４の
入力側、即ち高速伝動系３と入力軸１の聞及び低速伝動
系４と入力軸１との間にダイヤプラム式などの第１クラ
ツチ７と、遠心クラッチ８ａを内在させた第２クラツチ
８とを介在させ両クラッチ７．８を同軸上にあらしめる
と共にその中間の共通１個のシフタ９により交互に切換
開閉が与えられるようにした。
入力側、即ち高速伝動系３と入力軸１の聞及び低速伝動
系４と入力軸１との間にダイヤプラム式などの第１クラ
ツチ７と、遠心クラッチ８ａを内在させた第２クラツチ
８とを介在させ両クラッチ７．８を同軸上にあらしめる
と共にその中間の共通１個のシフタ９により交互に切換
開閉が与えられるようにした。
即ちシフタ９が図示の左動位置に存するときは図面で左
方の第１クラツチ７は、そのケース７ａ内のダイヤフラ
ムバネ７ｂがシフタ９で押圧されるので、プレッシャー
プレート７ｃは右動してクラッチフェーシング７ｄより
離隔して開くと共に、図面で右方の第２クラツチ８は、
そのケース８ｃの押圧を解かれて自己のばね８ｂにより
遠心クラッチ８ａ、クラッチフェンシング８ｄ、及びケ
ース８ｃが１体に押されて閉じるが次でシフト９が図面
で右動すると第１クラツチ７が押圧を解かれて閉じると
共に第２クラツチ８がこれに押されて開くようにした。
方の第１クラツチ７は、そのケース７ａ内のダイヤフラ
ムバネ７ｂがシフタ９で押圧されるので、プレッシャー
プレート７ｃは右動してクラッチフェーシング７ｄより
離隔して開くと共に、図面で右方の第２クラツチ８は、
そのケース８ｃの押圧を解かれて自己のばね８ｂにより
遠心クラッチ８ａ、クラッチフェンシング８ｄ、及びケ
ース８ｃが１体に押されて閉じるが次でシフト９が図面
で右動すると第１クラツチ７が押圧を解かれて閉じると
共に第２クラツチ８がこれに押されて開くようにした。
このシフタ９は油圧により作動を制御される油圧作動部
材に連動されるもので、即ちシフタ９を油圧シリンダ１
０内のばね１１で一方に弾発された油圧ピストン１２か
ら突出するシフトアーム１３に係合させると共に、該シ
リンダ１０内を車速とエンジン出力とに応動するシフト
バルブ１４を介して油圧ポンプその他の油圧源１５に連
通させ、かくて車速がエンジン出力に対し比較的低いと
きはシフトバルブ１４が図示のように左動して閉じるか
らピストン１２従ってシフタ９は左動し、従って第２ク
ラツチ８が選択作動されるが次で車速の増大によればバ
ルブ１４が右動して開き圧油によりピストン１２従って
シフタ９が右動するから第１クラツチ７が選択作動され
るようにした。
材に連動されるもので、即ちシフタ９を油圧シリンダ１
０内のばね１１で一方に弾発された油圧ピストン１２か
ら突出するシフトアーム１３に係合させると共に、該シ
リンダ１０内を車速とエンジン出力とに応動するシフト
バルブ１４を介して油圧ポンプその他の油圧源１５に連
通させ、かくて車速がエンジン出力に対し比較的低いと
きはシフトバルブ１４が図示のように左動して閉じるか
らピストン１２従ってシフタ９は左動し、従って第２ク
ラツチ８が選択作動されるが次で車速の増大によればバ
ルブ１４が右動して開き圧油によりピストン１２従って
シフタ９が右動するから第１クラツチ７が選択作動され
るようにした。
シフトバルブ１４は例えば図示のようにその一端にばね
１６を介して車速ガバナ１７を作用されると共に他端に
ばね１８を介してアクセルペダル１９を作用されるもの
とする。
１６を介して車速ガバナ１７を作用されると共に他端に
ばね１８を介してアクセルペダル１９を作用されるもの
とする。
かくてその作動を説明するに、常時はシフタ９が左動し
従って第２クラツチ８が閉じた状態に存するが、この状
態からエンジン、従って入力軸１が始動しである廻転数
に至ると第２クラツチ８内の遠心クラッチ８ａが閉じる
から入力軸１はこれを介して低速伝動系４に連り、出力
軸２従って車輪はこれによる駆動を与えるが、引続く車
両の走行に際し、車速かエンジン出力に比して大きく増
大するとシフトバルブ１４が右動して開いてピストン１
２従ってシフタ９は圧油により右動し第２クラツチ８の
ケース８ｃを押圧してこれが開くと共に第１クラツチ７
のダイヤフラムバネ７ｄの押圧を解いてこれが閉じるに
至るから、入力軸１はこれを介して高速伝動系３に連り
、かくて車輪はこれによる駆動を与えられるに至り、次
で車速が減少すれば再び当初状態に戻って低速伝動系４
による駆動となり、適宜これが自動的に繰返される。
従って第２クラツチ８が閉じた状態に存するが、この状
態からエンジン、従って入力軸１が始動しである廻転数
に至ると第２クラツチ８内の遠心クラッチ８ａが閉じる
から入力軸１はこれを介して低速伝動系４に連り、出力
軸２従って車輪はこれによる駆動を与えるが、引続く車
両の走行に際し、車速かエンジン出力に比して大きく増
大するとシフトバルブ１４が右動して開いてピストン１
２従ってシフタ９は圧油により右動し第２クラツチ８の
ケース８ｃを押圧してこれが開くと共に第１クラツチ７
のダイヤフラムバネ７ｄの押圧を解いてこれが閉じるに
至るから、入力軸１はこれを介して高速伝動系３に連り
、かくて車輪はこれによる駆動を与えられるに至り、次
で車速が減少すれば再び当初状態に戻って低速伝動系４
による駆動となり、適宜これが自動的に繰返される。
このように本考案によるときは高速伝動系を歯車式とし
たものであるから常用範囲としての高速伝動系は効率の
よい動力伝達が行われ、又低速伝動系を無段式としたも
のであるから車両の発進に際して入出力軸間のトルク変
換を無段階に行わせ得られてスムーズな加速性能が得ら
れ、而もその低速伝動系の出力側に一方向クラッチを備
えたものであるから高速伝動系の駆動時は一方向クラッ
チにより低速伝動系は停止されてそのベルト等の伝動部
材の寿命を増大することができる等の効果を有する。
たものであるから常用範囲としての高速伝動系は効率の
よい動力伝達が行われ、又低速伝動系を無段式としたも
のであるから車両の発進に際して入出力軸間のトルク変
換を無段階に行わせ得られてスムーズな加速性能が得ら
れ、而もその低速伝動系の出力側に一方向クラッチを備
えたものであるから高速伝動系の駆動時は一方向クラッ
チにより低速伝動系は停止されてそのベルト等の伝動部
材の寿命を増大することができる等の効果を有する。
図面は本考案装置の１例の系統線図である。
１・・・・・・入力軸、２・・・・・・出力軸、３・・
・・・・高速伝動系、４・・・・・・低速伝動系、６・
・・・・・一方向クラッチ。
・・・・高速伝動系、４・・・・・・低速伝動系、６・
・・・・・一方向クラッチ。
Claims (1)
- エンジンに連る入力軸と、車輪に連る出力軸とを互に並
列の高速伝動系と低速伝動系とを介して互に連結するも
のにおいて、高速伝動系を歯車式にすると共に低速伝動
系を無段式で且つその出力側に一方向クラッチを備える
ものに形成して成る車両用自動変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15346481U JPS6039560Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 車両用自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15346481U JPS6039560Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 車両用自動変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777756U JPS5777756U (ja) | 1982-05-13 |
| JPS6039560Y2 true JPS6039560Y2 (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=29512719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15346481U Expired JPS6039560Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 車両用自動変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039560Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-17 JP JP15346481U patent/JPS6039560Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777756U (ja) | 1982-05-13 |
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