JPS6039508Y2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPS6039508Y2
JPS6039508Y2 JP8391881U JP8391881U JPS6039508Y2 JP S6039508 Y2 JPS6039508 Y2 JP S6039508Y2 JP 8391881 U JP8391881 U JP 8391881U JP 8391881 U JP8391881 U JP 8391881U JP S6039508 Y2 JPS6039508 Y2 JP S6039508Y2
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JP
Japan
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constant current
power transistors
control circuit
ignition
angle control
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JP8391881U
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JPS57196263U (ja
Inventor
昇 山本
和弘 岩田
博雄 慈
Original Assignee
株式会社デンソー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用点火装置に係り、特に複数個の点火
コイルを駆動するに最適な内燃機関用点火装置に関する
従来、複数個の点火コイルを駆動する点火装置としては
、特開昭54−52233号公報により提案されている
この特開昭54−52233号公報により提案された装
置においては、複数個の点火コイルのうちの1個の点火
コイルに基づいて決定された時間を他の点火コイルの通
電時間としているため、基準となるパワートランジスタ
の電流制限値を他より低くする必要がある。
したがって点火装置の製造時に各々のパワートランジス
タの電流制限値を必ず〔基本となるパワートランジスタ
の電流制限値く他のパワートランジスタの電流制限値〕
となるよう調整する必要があると共に、前記関係になっ
ているかどうか等の検査も必要となり、イグナイタの製
造工数等が増し、コスト的に不利であるという欠点があ
る。
また、基本となるパワートランジスタのみがオープン状
態になり続けるという不良になった場合には、すべての
パワートランジスタの定電流制御時間が零であるとみな
して他のパワートランジスタの定電流制御時間が過大と
なり、ひいては他のパワートランジスタも熱破壊するの
みならず、基本となるパワートランジスタ以外のパワー
トランジスタがショート状態になる続ける不良となった
場合には、基本のパワートランジスタに基いて閉角度制
御回路が動作し続けるので、ショートしているパワート
ランジスタに対応する点火コイルに過大な1次電流が流
れてこの点火コイルが焼損するという欠点がある。
本考案は上記の欠点を解消するため、点火コイルの通電
時間を制御する1個の閉角度制御回路と、この閉角度制
御回路の出力信号により駆動される複数個のパワートラ
ンジスタと、該各々のパワートランジスタによって駆動
される複数個の点火コイルと、該複数個の点火コイルの
1次電流を各々所定値に制限する複数個の定電流制御回
路とを備え、前記複数個のパワートランジスタが各々定
電流制御されている時間を短縮すべく、各々の定電流制
御回路から前記閉角度制御回路に帰還することにより、
各々のパワートランジスタの電流制限値が異なっても各
パワートランジスタの発熱量を低くおさえると共に、い
ずれかのパワートランジスタが破壊してオープンになっ
たとしても、正常な閉角度制御を可能として、他のパワ
ートランジスタの破壊を防止することができるのみなら
ず、いずれかのパワートランジスタが破壊してショート
状態になったとしても、内燃機関の運転を停止して点火
コイルの焼損を防止することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図は本考案による内燃機関用点火装置の第1実施例
を示す。
第1図において、1は図示しない内燃機関の回転と同期
した信号を発生する信号発生器等の信号を波形整形した
信号が入力され、点火コイルの通電時間を制御するため
の閉角度制御回路、2,3は閉角度制御回路1の出力に
よりパワートランジスタ4,5をドライブするためのド
ライブ回路、4,5は各々のドライブ回路2.3によっ
て駆動されるパワートランジスタ、6.7は各々のパワ
ートランジスタ4,5により駆動される点火コイル、8
,9は各々のパワートランジスタ4,5を定電流制御す
るための定電流制御回路であり、各々のパワートランジ
スタ4゜5が定電流制御されている時間のパルスを出力
する。
10.11は各々のパワートランジスタ4゜5を保護す
るためのツェナーダイオードである。
101は矩形波等の入力信号よりランプ波を発生するラ
ンプ波発生回路、102は比較器、103は機関回転数
に比例した一定電流を流すF/1電流変換回路、104
〜108はトランジスタ、109〜113は抵抗、11
4,115はコンデンサである。
なお、Vccは図示しない定電圧電源に接続される。
VBは図示しないバッテリーに接続される。
第2図図示のA、 B、 C,D、 E。F、 G、
H,Iの各々は第1図の実施例の各部の動作波形図であ
る。
次に、上記構成における内燃機関用点火装置の動作を説
明する。
図示しない内燃機関の回転に同期した信号を発生する信
号発生器の出力信号を図示しない波形整形回路等で波形
整形された矩形波信号(8点を点火タイミングとする第
2図図示のA)が閉角度制御回路1に入力される。
前記入力信号によりランプ波発生回路101により第2
図図示のBに示すようなランプ波を発生する。
第2図図示Bの■1は機関回転数には関係なく一定値と
なるよう制御されている。
機関回転数とパワートランジスタ4,5の各々の定電流
制御されている時間とで決まる電圧(第2図図示C)と
前記ランプ波とを比較器102で比較し、第2図りに示
す出力信号を出力する。
比較器102の出力信号はドライブ回路2,3に送られ
、ドライブ回路2.3で所定の信号強度に増幅される。
ドライブ回路2にはパワートランジスタ4が、ドライブ
回路3にはパワートランジスタ5が接続され、各々点火
コイル6.7を駆動する。
点火コイル6.7の各々はパワートランジスタ4,5の
導通状態から遮断状態に転する時に高電圧を発生し、図
示しない配電器を介して同−気筒内の点火プラグにそれ
ぞれ供給され、点火火花を発生する。
パワートランジスタ4,5のエミッタには一次電流検出
抵抗12.13が接続され、各々の抵抗12.13に生
じる電圧(第2図図示のE、 F)を定電流制御回路8
,9で各々検出し、あらかじめ定められた所定の電圧に
各々達すると、その状態を保持するよう各々のドライブ
回路2,3を介してパワートランジスタ4,5のベース
電流を制御する。
したがって、点火コイル6.7の1次コイルに流れる電
流はあらかじめ定められた所定値で一定電流に制御され
る。
また、定電流制御回路8,9からはそれぞれのパワート
ランジスタが定電流制御している時間の定電流時間パル
スを出力する。
(第2図図示のG、 H)。
各々の定電流時間パルスは閉角度制御回路1に帰還され
る。
閉角度制御回路1のコンデンサは定電流時間を電圧に変
換しており、各々の定電流時間パルス(第2図図示のG
H)によりトランジスタ104,105を各々駆動シ各
パワートランジスタ4,5の各々の定電流期間はトラン
ジスタ104,105が各々導通となり抵抗109、及
び111を介してコンデンサ114を充電している。
抵抗110はコンデンサ114の放電用抵抗である。
コンデンサ115は抵抗113及びF/I電流変換回路
103で定まる一定電圧で充電される(第2図図示のC
′)と共に、コンデンサ114の充電電圧に比例した電
流により、充電される。
すなわち点火コイル6゜7の通電時間の基本は、第2図
図示のBのランプ波と、抵抗113とF/I電流変換回
路103で決まるF/V電圧(第1図図示装置)で決ま
り、それに対して各々のパワートランジスタ4,5の定
電流制御している時間を短縮すべく、コンデンサ114
に充電されている各々の定電流時間の和で決まる電圧に
より、第2図図示のBに示すランプ波に対する比較レベ
ル(第2図図示のC)を補正している。
従って、定電流時間を短かくすべく制御するための帰還
量は各々のパワートランジスタ4,5の各々の定電流時
間のほぼ和となり、各々のパワートランジスタ4,5の
制限電流値が異なっても、トータルのパワートランジス
タ4゜5の消費電力はほぼ一定値となる。
第3図に示す第2実施例について以下に説明する。
116.117は定電流源であり、118゜119は半
導体素子等で構威されるスイッチである。
スイッチ118.119はパワートランジスタ4,5が
各々定電流制御している時間導通するよう構成されてい
る。
従って、第1図の実施例における帰還量は各々のパワー
トランジスタ5,6の定電流制御時間のほぼ和で決まっ
ているのに対し、本実施例における帰還量は各々の定電
流制御時間の和で決まっている。
第4図に示す第3実施例について以下に説明する。
本実施例は各定電流制御回路8の定電流時間出力が1つ
のトランジスタ104のベースに接続してあって、帰還
量が各々の定電流制御時間の長い方で決まるよう構威し
である。
以上述べたように本考案は、点火コイルの通電時間を制
御する1個の閉角度制御回路と、閉角度制御回路の出力
信号により駆動される複数個のパワートランジスタと、
該各々のパワートランジスタによって駆動される複数個
の点火コイルと、該複数個の点火コイルの1次電流を各
々所定値に制限する複数個の定電流制御回路とを備え、
前記複数個のパワートランジスタが各々定電流制御され
ている時間を短縮すべく、各々の定電流制御回路から前
記閉角度制御回路に定電流時間パルスを帰還しているか
ら各々のパワートランジスタの電流制限値が異なっても
パワートランジスタの発熱量を低くおさえることができ
ると共に、点火装置製造時の電流制限値の調整等も簡単
となりコスト的に有利であり、またいずれかのパワート
ランジスタが破壊してオープンになったとしても、他の
パワートランジスタからの帰還により正常な閉角度制御
ができるので、他のパワートランジスタが破壊すること
はないのみならず、いずれかのパワートランジスタが破
壊してショート状態になったとしても、このショートし
た側の点火コイルの1次電流を検出して定電流制御回路
によりパワートランジスタが定電流制御し続けていると
の信号を出して閉角度制御回路にて点火コイルの1次電
流通電時間を過小に制御し、各点火コイルの2次電圧を
各点火プラグが点火不可能な電圧に低減せしめて内燃機
関の運転を停止するため、点火コイルの焼損を防止する
ことができるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の第1実施例を示す電気回路図、第
2図は第1図図示装置の作動説明に供する各部波形図、
第3図および第4図は本考案装置の第2.第3実施例を
示す電気回路図である。 1・・・・・・閉角度制御回路、4,5・・・・・・パ
ワートランジスタ、6,7・・・・・・点火コイル、8
,9・・・・・・定電流制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 点火コイルの通電時間を制御する1個の閉角度制御
    回路と、該閉角度制御回路の出力信号を増幅する複数個
    のドライブ回路と、該各々のドライブ回路により駆動さ
    れる複数個のパワートランジスタと、該各々のパワート
    ランジスタによって駆動される複数個の点火コイルと、
    該複数個の点火コイルの1次コイルに流れる電流を各々
    検出するための複数個の電流検出抵抗と、該各々の電流
    検出抵抗でそれぞれ検出された前記複数個の点火コイル
    の1次電流に応じて前記各々のパワートランジスタを定
    電流制御して前記複数個の点火コイルの1次電流を各々
    所定電流に制限すると共に前記各々のパワートランジス
    タが定電流制御されている時間のパルスをそれぞれ出力
    する複数個の定電流制御回路とを備え、前記複数個のパ
    ワートランジスタが各々定電流制御されている時間を短
    縮すべく、前記各々の定電流制御回路から前記1個の閉
    角度制御回路に前記各々のパワートランジスタが定電流
    制御されている時間のパルスを帰還してなる内燃機関用
    点火装置。 2 前記、各々のパワートランジスタが定電流制御して
    いる時間の和で前記閉角度制御回路への帰還量が決まる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の内燃機関用点火装
    置。 3 前記各々のパワートランジスタが定電流制御してい
    る時間の最も長い時間で前記開角制御回路への帰還量が
    決まる実用新案登録請求の範囲第1項記載の内燃機関用
    点火装置。
JP8391881U 1981-06-08 1981-06-08 内燃機関用点火装置 Expired JPS6039508Y2 (ja)

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JPS57196263U JPS57196263U (ja) 1982-12-13
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