JPH0437276B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437276B2 JPH0437276B2 JP13902086A JP13902086A JPH0437276B2 JP H0437276 B2 JPH0437276 B2 JP H0437276B2 JP 13902086 A JP13902086 A JP 13902086A JP 13902086 A JP13902086 A JP 13902086A JP H0437276 B2 JPH0437276 B2 JP H0437276B2
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- Japan
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- capacitor
- ignition
- coil
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 36
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は内燃機関点火装置に関し、特に、点
火用のコンデンサが、発電コイルの電圧とこの発
電コイルで充電されるコンデンサの電圧とで充電
される点火装置に関するものである。
火用のコンデンサが、発電コイルの電圧とこの発
電コイルで充電されるコンデンサの電圧とで充電
される点火装置に関するものである。
第2図は従来の内燃機関点火装置を示す回路図
である。図において、1は機関により駆動される
磁石発電機の発電コイル、2は第1のコンデン
サ、3はダイオード4を介して第1のコンデンサ
2に接続された第2のコンデンサ、5は点火コイ
ル、6は点火コイル5の2次コイルに接続された
点火プラグ、7は機関の点火時期に点火制御回路
8の点火信号をそのゲートに受けて第2のコンデ
ンサ3の充電電荷を点火コイル5に放電させる半
導体スイツチング素子であるサイリスタ、9,1
0,11は定電圧回路を構成するサイリスタ、ツ
エナダイオードおよび抵抗、12はダイオードで
ある。また、13,14,15は発電コイル1の
出力に対して直列に接続されたダイオード、抵抗
およびコンデンサ、16はコンデンサ15と並列
接続されたツエナダイオードで、これらにより点
火制御回路8の電源回路が構成されている。
である。図において、1は機関により駆動される
磁石発電機の発電コイル、2は第1のコンデン
サ、3はダイオード4を介して第1のコンデンサ
2に接続された第2のコンデンサ、5は点火コイ
ル、6は点火コイル5の2次コイルに接続された
点火プラグ、7は機関の点火時期に点火制御回路
8の点火信号をそのゲートに受けて第2のコンデ
ンサ3の充電電荷を点火コイル5に放電させる半
導体スイツチング素子であるサイリスタ、9,1
0,11は定電圧回路を構成するサイリスタ、ツ
エナダイオードおよび抵抗、12はダイオードで
ある。また、13,14,15は発電コイル1の
出力に対して直列に接続されたダイオード、抵抗
およびコンデンサ、16はコンデンサ15と並列
接続されたツエナダイオードで、これらにより点
火制御回路8の電源回路が構成されている。
次に動作について説明する。発電コイル1の発
電出力のうち、負方向の電圧により第1のコンデ
ンサ2が充電され、この第1のコンデンサ2の充
電電圧と発電コイル1の正方向の電圧により第2
のコンデンサ3が充電される。また定電圧回路は
発電コイル1と第1のコンデンサ2の電圧を検出
して発電コイル1の出力をサイリスタ9で短絡
し、第2のコンデンサ3の充電電圧を所定値に制
御している。そして点火制御回路8から出力され
る所定の点火信号はサイリスタ7のゲートに与え
られてサイリスタ7は導通状態となり、第2のコ
ンデンサ3の電荷がサイリスタ7を通して点火コ
イル5の一次コイルに放電される。すると、点火
コイル5の2次コイルには2次電圧が発生し点火
プラグで火花放電が行われる。
電出力のうち、負方向の電圧により第1のコンデ
ンサ2が充電され、この第1のコンデンサ2の充
電電圧と発電コイル1の正方向の電圧により第2
のコンデンサ3が充電される。また定電圧回路は
発電コイル1と第1のコンデンサ2の電圧を検出
して発電コイル1の出力をサイリスタ9で短絡
し、第2のコンデンサ3の充電電圧を所定値に制
御している。そして点火制御回路8から出力され
る所定の点火信号はサイリスタ7のゲートに与え
られてサイリスタ7は導通状態となり、第2のコ
ンデンサ3の電荷がサイリスタ7を通して点火コ
イル5の一次コイルに放電される。すると、点火
コイル5の2次コイルには2次電圧が発生し点火
プラグで火花放電が行われる。
従来の内燃機関点火装置は上記の如く構成され
ており、定電圧回路は第3図に示すように点火コ
ンデンサである第2のコンデンサ3の充電電圧が
破線のように高くなり過ぎて素子の耐圧や点火コ
イルの耐圧を超えないよう動作するが、定電圧回
路のサイリスタ9が導通すると発電コイル1の出
力が短絡されるため、電源回路の電圧が第4図破
線Aで示すように定電圧制御できないレベルに低
下してしまう問題があつた。また、高回転域では
発電コイル1出力の周波数が高くなるため第1の
コンデンサ2のインピーダンスが減少し発電コイ
ル1端の電圧が減少するので、第4図の破線Bの
如く高回転域においても電源電圧が減少してしま
う問題があつた。
ており、定電圧回路は第3図に示すように点火コ
ンデンサである第2のコンデンサ3の充電電圧が
破線のように高くなり過ぎて素子の耐圧や点火コ
イルの耐圧を超えないよう動作するが、定電圧回
路のサイリスタ9が導通すると発電コイル1の出
力が短絡されるため、電源回路の電圧が第4図破
線Aで示すように定電圧制御できないレベルに低
下してしまう問題があつた。また、高回転域では
発電コイル1出力の周波数が高くなるため第1の
コンデンサ2のインピーダンスが減少し発電コイ
ル1端の電圧が減少するので、第4図の破線Bの
如く高回転域においても電源電圧が減少してしま
う問題があつた。
この発明は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、点火用コンデンサの定電圧制御の動
作域や高回転域での電源電圧の低下を防止できる
内燃機関点火装置を得ることを目的とする。
れたもので、点火用コンデンサの定電圧制御の動
作域や高回転域での電源電圧の低下を防止できる
内燃機関点火装置を得ることを目的とする。
この発明に係る内燃機関点火装置は、点火制御
回路を動作させる電源回路の電源を、発電コイル
の出力と、発電コイルと第1のコンデンサの出力
との両出力源より得るようにしたものである。
回路を動作させる電源回路の電源を、発電コイル
の出力と、発電コイルと第1のコンデンサの出力
との両出力源より得るようにしたものである。
この発明においては、定電圧回路のサイリスタ
が導通して発電コイルの出力が短絡された場合、
電源回路には発電コイル端よりの電源供給に加え
て第1のコンデンサ端の電圧が供給される。これ
により電源回路の定電圧制御領域や高回転域の電
圧低下が防止される。
が導通して発電コイルの出力が短絡された場合、
電源回路には発電コイル端よりの電源供給に加え
て第1のコンデンサ端の電圧が供給される。これ
により電源回路の定電圧制御領域や高回転域の電
圧低下が防止される。
第1図はこの発明の一実施例による内燃機関点
火装置の構成を示す図である。図中、1〜16は
第2図の従来装置と同様であるため対応する部分
に同一符号を付してその説明を省略する。また1
7,18は第1のコンデンサ2と第2のコンデン
サ3との接続点と、点火制御回路8との間に接続
されたダイオードおよび抵抗で、ダイオード17
のアノードが第1のコンデンサ2端に、カソード
が抵抗18を介して点火制御回路8に接続されて
いる。
火装置の構成を示す図である。図中、1〜16は
第2図の従来装置と同様であるため対応する部分
に同一符号を付してその説明を省略する。また1
7,18は第1のコンデンサ2と第2のコンデン
サ3との接続点と、点火制御回路8との間に接続
されたダイオードおよび抵抗で、ダイオード17
のアノードが第1のコンデンサ2端に、カソード
が抵抗18を介して点火制御回路8に接続されて
いる。
このように構成された内燃機関点火装置は、点
火制御回路8の電源供給が、発電コイル1端より
ダイオード13,抵抗14を介して行われると共
に、発電コイル1と第1のコンデンサ2との電圧
がダイオード17,抵抗18を介して行われる。
火制御回路8の電源供給が、発電コイル1端より
ダイオード13,抵抗14を介して行われると共
に、発電コイル1と第1のコンデンサ2との電圧
がダイオード17,抵抗18を介して行われる。
従つて第2のコンデンサ3の定電圧制御により
サイリスタ9が導通した場合、点火制御回路8に
は発電コイル1からの電源供給に加えて第1のコ
ンデンサ2端からの電圧が供給されるため、第4
図の実線で示すように定電圧制御領域での電源電
圧の落ち込みがなく、また高回転域においても発
電コイル1と第1のコンデンサ2との合計電圧に
より電源回路を構成するので回転上昇に比例した
電源電圧の垂下が防止される。
サイリスタ9が導通した場合、点火制御回路8に
は発電コイル1からの電源供給に加えて第1のコ
ンデンサ2端からの電圧が供給されるため、第4
図の実線で示すように定電圧制御領域での電源電
圧の落ち込みがなく、また高回転域においても発
電コイル1と第1のコンデンサ2との合計電圧に
より電源回路を構成するので回転上昇に比例した
電源電圧の垂下が防止される。
以上のようにこの発明によれば、電源回路の電
源を、発電コイル端と共に、発電コイルに接続さ
れた第1のコンデンサ端からも得るようにしたの
で、第2のコンデンサの定電圧制御の動作域や高
回転域での電源電圧の低下が防止できる効果があ
る。
源を、発電コイル端と共に、発電コイルに接続さ
れた第1のコンデンサ端からも得るようにしたの
で、第2のコンデンサの定電圧制御の動作域や高
回転域での電源電圧の低下が防止できる効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例による内燃機関点
火装置の回路図、第2図は従来の内燃機関点火装
置の回路図、第3図は定電圧回路による回転数に
対する点火用コンデンサ充電電圧の関係を示す
図、第4図は回転数に対する点火制御回路の電源
電圧の関係を示す図である。 1……発電コイル、2……第1のコンデンサ、
3……第2のコンデンサ、5……点火コイル、
7,9……サイリスタ、8……点火制御回路、1
0,16……ツエナダイオード、11,14,1
8……抵抗、13,17……ダイオード。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
火装置の回路図、第2図は従来の内燃機関点火装
置の回路図、第3図は定電圧回路による回転数に
対する点火用コンデンサ充電電圧の関係を示す
図、第4図は回転数に対する点火制御回路の電源
電圧の関係を示す図である。 1……発電コイル、2……第1のコンデンサ、
3……第2のコンデンサ、5……点火コイル、
7,9……サイリスタ、8……点火制御回路、1
0,16……ツエナダイオード、11,14,1
8……抵抗、13,17……ダイオード。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 発電コイルの出力で充電される第1のコンデ
ンサ、発電コイルと前記第1のコンデンサの電圧
で充電される第2のコンデンサ、所定の点火時期
に基づく点火信号を出力してこの点火信号により
スイツチング素子を導通させ、前記第2のコンデ
ンサの充電電荷を該スイツチング素子を介して点
火コイルに放電させる点火制御回路、前記発電コ
イルの出力を短絡制御して前記第2のコンデンサ
の充電電圧を定電圧制御する定電圧回路、前記点
火制御回路を動作させる電源回路を備えた内燃機
関点火装置において、前記電源回路の電源を、発
電コイルの出力と、発電コイルと第1のコンデン
サの出力とから得るよう構成したことを特徴とす
る内燃機関点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13902086A JPS62294765A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 内燃機関点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13902086A JPS62294765A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 内燃機関点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62294765A JPS62294765A (ja) | 1987-12-22 |
JPH0437276B2 true JPH0437276B2 (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=15235602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13902086A Granted JPS62294765A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 内燃機関点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62294765A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738697Y2 (ja) * | 1988-04-14 | 1995-09-06 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関点火装置 |
JPH066229Y2 (ja) * | 1988-04-14 | 1994-02-16 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関点火装置 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13902086A patent/JPS62294765A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62294765A (ja) | 1987-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |