JPS6039492A - 粉体の着色方法 - Google Patents

粉体の着色方法

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Publication number
JPS6039492A
JPS6039492A JP58145024A JP14502483A JPS6039492A JP S6039492 A JPS6039492 A JP S6039492A JP 58145024 A JP58145024 A JP 58145024A JP 14502483 A JP14502483 A JP 14502483A JP S6039492 A JPS6039492 A JP S6039492A
Authority
JP
Japan
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powder
fire extinguishing
coloring
powder fire
extinguishing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58145024A
Other languages
English (en)
Inventor
中島 康甫
松木 武人
丸山 謙作
坂下 邦夫
飯野 信二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP58145024A priority Critical patent/JPS6039492A/ja
Publication of JPS6039492A publication Critical patent/JPS6039492A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉体の新しい着色方法であり、特に使用する着
色剤の一部で予め着色しようとする粉体の粒子より特定
の範囲で微小である粒子を着色して微粒着色物とし、こ
れを残りの着色剤と共に粉体に混和することにより、よ
り少い着色剤を用いて同程度ないしそれ以上の着色効果
を得ることの出来る着色方法である。
即ち本発明は、粉体な染料を含む着色剤を用いて着色す
る方法において、予め染料の少くとも一部によって粉体
を構成している粒子の粒径の1/2以下の粒径である微
粒子を着色して微粒着色物とし、これと残余の着色剤を
粉体に混和することを特徴とする方法である。
本発明は粉体の着色一般に広く適用できる技術である。
特に法令1てより多量の粉体に着色することが定められ
ている場合例えば粉末消火薬剤の如き場合に適用して着
色剤を有効に使用して経済性の見地から極めて有用性の
高い技術である。
粉末消火薬剤は消防法第21条の2第2項の規定に基ず
く「消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令」(
昭和39年9月17日自治省令第28号)の中で、「り
ん酸塩類等には淡紅色系の着色を施さなければならない
−1(同自治省令第7条第2項)と定められている。
粉末消火薬剤の従来における製造方法をABC粉末消火
薬剤を例として述べると、第1の方法は先ず第1リン酸
アンモニウム及び硫酸アンモニウムを主成分とし、これ
に滑剤としてホワイトカーボン等の滑剤を1〜3チ添加
し、粉砕混合した後、染料の添加及びシリコンオイル等
のコーティングを行って着色及び撥水処理を施す方法と
、第2の方法として主成分である第1リン酸アンモニウ
ム及び硫酸アンモニウムの粉砕混合品に、予め撥水処理
を施した微粒成分(1〜10%)及び染料又は顔料を添
加混合する方法とがある。
尚、第1、第2の何れの方法においてもリン酸力弗 ルシウム、欧化カルシウム等のような粉末消火薬剤の性
能を悪化せしめない物質、所謂第三成分を必要に応じて
添加する場合がある。
着色について今少し詳細に説明すると、着色剤には染料
または顔料が使用されるが、上記第1の方法ではトリク
レン等の有機溶剤に溶かした染料を粉末消火薬剤全体に
噴霧することでコーティングした後、脱溶剤をする着色
法が通常用いられている。
尚脱溶剤は粉末消火薬剤を加熱することにより溶剤を蒸
発除去する。第2の方法では顔料または染料を直接粉末
消火薬剤全体に添加し混合する方法が一般的である。
然し第1の方法では、粉末消火薬剤全体に染料をコーテ
ィングするので、溶剤が多酸に必要であると共に溶剤の
除去に多くのエネルギーを要する。
また第2の方法である顔料または染料を直接粉末消火薬
剤と混合する方法では、混合効率にもよるが顔料または
染料の着色性が悪くなりがちで顔料または染料の添加量
を多く必要とするなどの問題点がある。
本発明者らは、この点に着目し鋭意検討を重ねた結果、
効率良く粉末消火薬剤を着色する方法を見い出し本発明
を完成するに至ったものである。
本発明を更に具体的に粉末消火剤を例として説明する。
本発明において言う微粒子としては平均粒径20μ以下
に粉砕または粒度調整したもので、粉末消火薬剤を構成
する成分、即ちABC粉末消火薬剤に用いる第1リン酸
アンモニウム、硫酸アンモニウム、ホワイトカーボン等
の滑剤の何れか一種またはこれらの混合品を所望の粒度
に調整して用いても良い。
また粉末消火薬剤の性能を悪化せしめない第三成分、例
えばリン酸カルシウム、弗化カルシウム、ヒドロシキア
パタイト等でも良い。このような微粒子としては更に撥
水処理のされたシリカ系の微粉末であってもよい。必要
な微粒子の量はその粒径によっても決まって来るが目的
とする着色の程度にもよる。残余の粉末消火薬剤を構成
する成分の粒径に比べ小さい程少なくて曳くまた着色の
効果も太きい。
例えば粉末消火薬剤を構成する粒子の平均粒径が50〜
80μの場合、微粒品の量はその平均粒径が0.5〜5
μであれば粉末消火薬剤全体の量の1〜3重量%、5〜
20μのものであれば3〜10即ち予め溶剤に溶解した
染料を微粒子全体に噴霧した後、加熱して溶剤を蒸発除
去する。この際使用する染料は粉末消火薬剤全体を着色
するに必要な量の全量を用いても構わない。粉末消火薬
剤の場合ではその全体の量の0.01重量%前後の量が
必要でこれは従来の方法と変らないが、溶解剤は微粒子
の量の5〜50重量%の使用でよい。
この様にして得られた微粒着色物は、残余の着色剤例え
ば顔料を含む粉末消火薬剤を構成する成分と混合するが
、この際必要なら更に顔料も染料も加えることが出来る
。粉末消火薬剤に必要な撥水処理は微粒着色物について
だけでも、または残りの粉末消火薬剤を構成する成分に
行なっても、あるいはこの両者を混合後の全体に行なう
倒れの方法でも良い。
本発明はこの様に予め少号の微粒子のみを予め着(1)
染料の使用量が粉末消火薬剤に顔料又は染料を直接粉体
混合使用する時のIA〜1/10に減少することができ
る。
(2)粉末消火薬剤全体に着色する時に比べ溶剤量が非
常に少なくして良く、従って溶剤を除去する時のエネル
ギーも大巾に削減される。
リン酸塩類1駁外の粉末消火薬剤では着色を規制されて
はいないが、最近ではこれらについても着色することで
その種類を識別する傾向にあり、この場合本発明の方法
は有効に適用出来る。
以下実施例、比較例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 11の加熱混合機にホワイトカーボン(平均粒径l〜2
μ)200りを入れ攪拌しながら、これに予めトリクレ
ン60りに赤色染料2gを溶解したものを吹付は十分に
混合した。
更にこれを撹拌しなから100’Cで1時間加熱してト
リクレンを蒸発除去して微粒着色物を調製した。
次に24の混合機に、177μ以下に粉砕した第1リン
酸アンモニウム4809 ト硫WIIアンモニウム48
0り(平均粒径65μ)及び撥水処理を施したシリカ系
の微粉末30り、そして上記の微粒着色物10gを入れ
十分に混合して粉末消火薬剤(染料添加量0.01重量
%に相当)を製造した。
得られた粉末消火薬剤は均一に着色しており問題はなか
った。
比較例1 実施例1と同じ第1リン酸アンモニウム48o9、硫噛
アンモニウム4809、撥水処理を施したシリカ系微粉
末30り、ホワイトカーボζ1(l及び赤色染料0.1
9を21の混合機に入れ十分に混合した。このように1
−て得られた粉末消火薬剤(染料添加量0.01重量%
相当)は染料の分散が十分でなく、また着色も淡いので
実施例1で得られた粉末消火薬剤に比べはるかに着色が
劣っていた。
実施例2 21の混合機に実施例1と同じ第1リン酸アンモニウム
4809 、硫酸アンモニウム4809、撥水処理を施
したシリカ系の微粉末30g及び実施例1で調製したと
同じ着色微粒物109を入れ、十分に混合して粉末消火
薬剤(染料添加量0.01 重量%に相当)を製造した
得られた粉末消火薬剤は比較例2で得られたもの(従来
処方品)と比べ着色度に於て殆んど差は認められなかっ
た。
そして従来法j(よるより溶剤除去の繁雑さが著しく軽
減された。
比較例2 21の加熱混合機に、実施例2と同じ第1リン酸アンモ
ニウム4809 、硫W11アンモニウム4809撥水
処理を施したシリカ系微粉末309及びホワイトカーボ
ン10gを入れ、攪拌しながらこれに予めトリフレ平ン
309に赤色染料0.19を溶解したものを吹叶は十分
に混合した後、100’Cに加熱、脱溶剤して粉末消火
薬剤(染料添加量0.01重量%に相当)を得た。
実施例3 11の加熱混合機に1微粒のヒドロキシアパタイト(平
均粒径5μ) 3009を入れ、攪拌しながらこれに予
めトリクレン609に赤色染料29を溶解したものを吹
付は十分に混合した。
更にこれを攪拌しながら100℃で1時間加熱してトリ
クレンを蒸発除去して微粒着色物を調製した。
次に21の混合機に、177μ以下に粉砕した第1リン
酸アンモニウム及び硫酸アンモニウムを各々480り、
撥水処理したシリカ系の微粉末259及び上記の着色粉
末15gを入れ、十分に混合して粉末消火薬剤(染料添
加量0.01重」l相当)を製造した。
このよ5Kして得られた粉末消火薬剤は、比較例2で製
造した全体を着色した粉末消火薬剤(染料添加量0.0
1 重量%に相当)と比べ着色圧殆んど差は認められな
かった。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. l)粉体な染料を含む着色剤を用いて着色する方法にお
    いて、あらかじめ染料の少くとも一部によって粉体を構
    成している粒子の粒径のIA以下の粒る新しい粉体の着
    色方法。
JP58145024A 1983-08-10 1983-08-10 粉体の着色方法 Pending JPS6039492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58145024A JPS6039492A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 粉体の着色方法

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JP58145024A JPS6039492A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 粉体の着色方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6039492A true JPS6039492A (ja) 1985-03-01

Family

ID=15375660

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JP58145024A Pending JPS6039492A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 粉体の着色方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106478324A (zh) * 2016-09-30 2017-03-08 唐山师范学院 二氧化碳气体爆破器用发热剂

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547447A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Fuji Photo Film Co Ltd Coloring of high polymer

Patent Citations (1)

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