JPS6039179Y2 - 溶接構造 - Google Patents

溶接構造

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Publication number
JPS6039179Y2
JPS6039179Y2 JP19584281U JP19584281U JPS6039179Y2 JP S6039179 Y2 JPS6039179 Y2 JP S6039179Y2 JP 19584281 U JP19584281 U JP 19584281U JP 19584281 U JP19584281 U JP 19584281U JP S6039179 Y2 JPS6039179 Y2 JP S6039179Y2
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JP
Japan
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welding
groove
welded
diameter
deep hole
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Expired
Application number
JP19584281U
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English (en)
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JPS5896872U (ja
Inventor
哲 丹野
Original Assignee
株式会社昭和製作所
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Publication date
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパイプ材等にカラ一部材等を抵抗溶接する溶接
構造に関するものである。
第4図の如くパイプ材にカラ一部材を溶接する、例えば
緩衝器のチューブではパイプ材51に深穴段部53及び
孔部54を有するエンドピース52を溶接する場合、予
じめ深穴段部、孔加工したエンドピース52の小径外径
段部52aを筒体51端部に嵌合し、筒体端部51aを
段部52a基端部に溶接することとなる。
緩衝器等ではかかるカラ一部材の深穴段部の内径精度が
この部分にボトムバルブ等が嵌装されるため高精度を要
求され、上記溶接の熱変形で内径精度が狂い、ために一
般には溶接後に内径加工を行ったり、或は溶接を行わす
丸棒から全体を削り出すことが行われるが、何れの場合
にも長い深穴加工のため加工が面倒、煩雑で、必然的に
コスト高を招来する。
本考案は以上を改善すべくなされたもので、その目的と
する処は、筒体に深穴部を有するカラ一部材を嵌合して
溶接するにさいし、筒体に嵌合するカラ一部材の溶接部
近傍に溝部を設け、溶接熱による変形をこの部分で吸収
し、爾後の内径加工等を不要とし、工数削減、作業能率
の向上、コストダウン等を企図するようにした溶接構造
を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は本考案に係る溶接構造を採用した緩衝器の筒体
1を示し、筒体1の主要部を構成する本体2の下端部に
エンドピース3を嵌装し溶接する。
エンドピース3は本体2の内径2aと緊密に嵌合する外
径を有する小径段部3aと、これより大径の端部3bを
備える。
エンドピース3の小径段部3a内には軸方向に開放され
た深穴段部4が形成され、深穴段部4の内径部4aには
ボトムバルブやフォークパイプのオイルロックカラー等
が嵌装或は嵌合するため内径精度を高度に維持する如く
加工されている。
又深穴段部4の底部4bには例えばシートパイプ等を取
付支持するための取付孔5が加工されている。
以上のエンドピース3の小径段部3aの軸方向末端部で
大径段部3bの先端部の先の外周には円周方向に環状凹
溝6を設け、凹溝6の軸方向外端部6aは大径端部の先
端部をなす。
そして大径端部3bの凹溝6外方には第2の凹溝7を環
状に形成し、凹溝6,7に軸方向に短かい大径端部と同
径でこれの一部をなす中間部8を形成する。
かかるエンドピース3の小径段部3aを本体2の末端部
2aから嵌合し、凹溝6の外端部6a外外側側辺部に本
体2の末端部2bが突き当り、これによりエンドピース
3の軸方向位置決めがなされる。
かかる状態で本体2の末端部2bと凹溝6の軸方向外方
の中間部8外周を溶接し、エンドピースと筒体とを接合
する。
以上において、溶接時には凹溝6と7との間の中間部8
が局部的に容易に加熱されることとなり、これにより溶
融が迅速に進み、エンドピース全体に熱影響を及ぼすこ
となく溶接がなされることとなり、従って他の部分の熱
変形を溶接時に可及的に抑制、防止することができる。
尚凹溝6゜7は溶接時のパリ等を収容する等の効果も併
せもつ。
又上記の他、発熱が局部的に集中することから上記と併
せ溶接電流及び通電時間が小さくてすみ、溶接時間も短
縮され、作業時間の短縮、効率の良い溶接を行うことが
できる。
又これによりエンドピースの熱変形が少ないことにより
予じめ深穴段部4の内径部の加工精度を高度に維持し、
溶接することができ、溶接後も補正のための加工を要し
ない程度のものが得られる。
第2図はエンドピース13が短かい場合の実施例で、軸
方向に短かいエンドピース13の短かい大径端部13b
に束端部周辺がかかるように小径段部13aに凹溝6を
設けて上記効果を得たもので、大径端部13bが短かい
ため上記した第2凹溝は備えない。
第3図はパワーシリンダに実施した例を示し、パワーシ
リンダ外筒をなす筒体22の端部にカラ一部材23を嵌
合し、上記と同様に小径段部23a末端部に凹溝26を
、又外方に第2の凹溝27を設けてこの間の中間部28
と筒体端部とを溶接接合したもので、図中29はオイル
シール、30はロッドガイド、31は内筒部材、32は
ピストン、33はロッド、34は切換弁である。
尚実施例では何れも深穴段部の底に孔部を有するカラ一
部材を示したが、盲栓の溶接も同様に実施することがで
きる。
以上で明らかな如く本考案によれば、深穴を有し、しか
も高精度を必要とする深穴付カラ一部材を筒部材に溶接
するにさい腰熱変形を抑制、防止しつつ溶接することが
でき、従って後加工等が不要となり、作業能率の向上、
生産性の向上を図ることができ、併せて溶接用の消費電
力の減少、省エネルギー、溶接サイクルタイムの短縮化
を図ってコストダウンを達成することが可能となり、又
以上をカラ一部材に凹溝を形成するという簡単な構成で
企画し得る等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
の溶接構造の第1実施例の縦断面図、第2図は変更実施
例の一部の図、第3図は更なる変更実施例の図、第4図
は従来例の図である。 尚図面中2は筒体、3は嵌合部材、6は凹溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒部材とこれの末端部に嵌合した嵌合部材とを該末端部
    と嵌合部材の外周とで抵抗溶接するようにした溶接構造
    において、嵌合部材の溶接部位近傍外周に凹溝を設け、
    凹溝の外方で筒体末端部と溶接るようにしたことを特徴
    とする溶接構造。
JP19584281U 1981-12-24 1981-12-24 溶接構造 Expired JPS6039179Y2 (ja)

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JP19584281U JPS6039179Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 溶接構造

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Publication Number Publication Date
JPS5896872U JPS5896872U (ja) 1983-07-01
JPS6039179Y2 true JPS6039179Y2 (ja) 1985-11-22

Family

ID=30109104

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