JPS6039171Y2 - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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Publication number
JPS6039171Y2
JPS6039171Y2 JP16133982U JP16133982U JPS6039171Y2 JP S6039171 Y2 JPS6039171 Y2 JP S6039171Y2 JP 16133982 U JP16133982 U JP 16133982U JP 16133982 U JP16133982 U JP 16133982U JP S6039171 Y2 JPS6039171 Y2 JP S6039171Y2
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JP
Japan
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tip
weld nut
collar
chip
upper tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP16133982U
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English (en)
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JPS5968681U (ja
Inventor
光明 曽屋
Original Assignee
株式会社啓愛社三上製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下部チップ上に載置されたワーク上にウェル
ドナツトをセットし、上部チップでウェルドナツトを押
え、通電して溶接する溶接装置に関する。
従来の溶接装置では、ウェルドナツトが正確にセットさ
れたか否かを検知する手段を有していないために、ウェ
ルドナツトがずれたままで溶接されたり、ウェルドナツ
トが外れたまま通電してワークを損壊させたりすること
があり、自動化するような場合に誤動作を検知できず不
良品を出してしまうという問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、ウェルドナツトのセット不良を検知し、溶接装
置の誤動作を未然に防止するようにして上記問題点を解
決することを目的としている。
かかる目的を遠戚するため、本考案においては、上部チ
ップ側に、上下方向に摺動可能なセット状態検知用カラ
ーを設け、このカラーの先端部を、前記上部チップの先
端からウェルドナツトの高さと略同−寸法だけ突出させ
るとともにこの先端部が正常位置のウェルドナツトを内
包可能な位置関係にてカラーを保持し、カラーの最先端
が前記上部チップの先端近傍まで持ち上げるのを検知し
て通電不能にする検知スイッチを備えた溶接装置とし、
上部チップの先端がウェルドナツトを正確に押えていな
い場合はカラーが上部チップに対し相対的に持ち上がり
、これを検知スイッチで検知するようにしたものである
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示しており、
溶接装置は、基台1の前面下部にベッド11が設けられ
、前面上部に加圧シリンダ12を支持するアーム部13
が設けられ、シリンダ12のピストンロッド14の先端
に、二次電線ケーブル15が接続された上部ホーン16
が支持され、ベッド11には、電力源に接続された下部
ホーン17が支持され、上部ホーン16には上部チップ
ホルダ18が支持され、下部ホーン17には下部チップ
ホルダ19が支持されており、下部チップホルダ19に
は下部チップ2が保持され、上部チツブホルダ18には
上部チップ3が保持されている。
下部チップ2はワークWの載置面21を有する下部チッ
プ本体22に位置決めピン23が植設されて戊る。
上部チップ3は、上部チップホルダ18のテーパ孔20
に嵌合される取付部31から小径筒部32が下方に延ば
され段部33から大径の頭部34が形成され、テーパ3
5により縮径された先端36に位置決めピン23の嵌合
孔37が穿設されて威り、セット状態検知用カラー4が
上下方向に摺動可能に支持されている。
カラー4は、上部チップ3の小径筒部32に嵌合孔40
がゆるく嵌合するフランジ部41から筒部42が下方に
延び、筒部42の内周43が上部チップ3の頭部34に
ゆるく嵌合しており、自重により下方に付勢され、上部
チップ3の段部33に引掛った状態に保持され、先端部
44は、上部チップ3の先端36からウェルドナツトA
の高さSlと略同−寸法S2だけ最先端45が突出する
とともに、先端部44が正常位置にあるウェルドナツト
Aを内包可能な位置関係になっている。
そして、カラー4のフランジ41に立設された変位伝達
ロッド46の上端板47に検知アーム51が当接され、
カラー4の最先端45が上部チップ3の先端36近傍ま
で持ち上がるのを検知して通電不能にする検知スイッチ
5が上部チップホルタ18に固設されている。
次に第3図〜第5図をも参照して作用を説明する。
第2図は上部チップ3が上昇した状態を示しており、ワ
ークWを下部チップ2の載置面21に載置してから、位
置決めピン23をウェルドナツトAのねじ穴に挿通させ
て正常位置にセットされている。
シリンダ12を作動して上部チップ3を下降させると上
部チップ3の先端36がウェルドナツトAを上から押え
第3図に示す状態になる。
ウェルドナツトAが正常位置にセットされているので、
カラー4の先端部44はウェルドナツトAを内包して干
渉しないのでカラー4が持上がることが無く、検知スイ
ッチ5が作動せず通電可能状態が維持され、通電するこ
とによりウェルドナツトAがワークWに溶接される。
第4図はセット不良状態を示しており、ウェルドナツト
Aは下部チップ2上にはあるが、位置決めピン23に嵌
り込んでいない。
このため、上部チップ3が下降するとカラー4の最先端
45がウェルドナツトAに乗り上げるので、上部チップ
3の先端36がウェルドナツトAを一応押えるがこのと
きカラー4の最先端45が上部チップ3の先端36近傍
まで相対的に持ち上がり、検知スイッチ5が作動して通
電不能になりウェルドナラAが誤った位置に溶接される
ことが無い。
第5図は他のセット不良状態を示しており、ウェルドナ
ツトAは下部チップ2上にも無く大きく外れている。
上部チップ3が下降すると、先ずカラー4の最先端45
がワークWに当接し、最終的に上部チップ3の先端36
もワークWに当接して第5図に示す状態になる。
この状態でも、カラー4の最先端45が上部チップ3の
先端36に一致する位置まで相対的に持ち上がるので、
検知スイッチ5が動作し、通電されることが無く、ワー
クWに溶接跡が付くことが無い。
上部チップ3が上昇しているとき、カラー4は自重によ
り下方に下がり第2図に示す状態を常に保っている。
なお、カラー4は絶縁体であることが望ましく、また、
自重によらずバネで下方に付勢するようにしても良い。
本考案に係る溶接装置によれは、ウェルトナツトのセッ
ト不良を検知して通電しないようにしたから、ウェルド
ナツトを誤った位置に溶接したり、ワークを損壊させる
ことが無く、自動化しても不良品を出すことが無く、ロ
スを少なくしてコストダウンさせるとともに製品の品質
が向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は溶接装置の側面
図、第2図は上部チップと下部チップとの近傍を中心線
の片側は断面で示した拡大図であってウェルドナツトが
正常位置にあり上部チップが上昇した状態を示し、第3
図は同じくウェルドナツトが正常位置にあり上部チップ
が下降した状態を示し、第4図は同じくウェルドナツト
の不良セット状態を示し、第5図は同じくウェルドナツ
トの他の不良状態を示している。 2・・・・・・下部チップ、3・・・・・・上部チップ
、4・・・・・・カラー、5・・・・・・検知スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部チップ上に載置されたワーク上にウェルドナツトを
    セットし、上部チップでウェルドナツトを押え、通電し
    て溶接する溶接装置において、上部チップ側に、上下方
    向に摺動可能なセット状態検知用カラーを設け、該カラ
    ーの先端部を、前記上部チップの先端からウェルドナツ
    トの高さと略同−寸法だけ突出させるとともに該先端部
    が正常位置のウェルドナツトを内包可能な位置関係にて
    該カラーを保持し、該カラーの最先端が前記上部チップ
    の先端近傍まで持ち上がるのを検知して通電不能にする
    検知スイッチを備えたことを特徴とする溶接装置。
JP16133982U 1982-10-25 1982-10-25 溶接装置 Expired JPS6039171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16133982U JPS6039171Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16133982U JPS6039171Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 溶接装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968681U JPS5968681U (ja) 1984-05-09
JPS6039171Y2 true JPS6039171Y2 (ja) 1985-11-22

Family

ID=30354603

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JP16133982U Expired JPS6039171Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 溶接装置

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JPS5968681U (ja) 1984-05-09

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