JPS603897Y2 - 上げ落し - Google Patents

上げ落し

Info

Publication number
JPS603897Y2
JPS603897Y2 JP8573580U JP8573580U JPS603897Y2 JP S603897 Y2 JPS603897 Y2 JP S603897Y2 JP 8573580 U JP8573580 U JP 8573580U JP 8573580 U JP8573580 U JP 8573580U JP S603897 Y2 JPS603897 Y2 JP S603897Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
bar
spring
receiver
round bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8573580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5716464U (ja
Inventor
良男 高橋
Original Assignee
高橋金物株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高橋金物株式会社 filed Critical 高橋金物株式会社
Priority to JP8573580U priority Critical patent/JPS603897Y2/ja
Publication of JPS5716464U publication Critical patent/JPS5716464U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS603897Y2 publication Critical patent/JPS603897Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建具や家具の戸扉類の上げ落し、即ち、両開き
扉等に於て錠前のない方を開かないようにする為のフラ
ンス落しや丸落しに関する。
従来第1図に示すように丸落し1′は長手方向に亘る取
付基板21に穿けたビス穴にビス止22して戸扉類30
の召合せ側の下端又は上端に取付けされると共に、上記
取付基板21上に棒材、例えば丸棒2′を収納する案内
筒23を長手方向に亘って立設し、該案内筒23の表面
には長手方向に亘る上げ落し溝24と該上げ落し溝24
の両端部に位置して短手方向に亘る係止溝25,26と
を穿設し、上記丸棒2′に立設した操作つまみ27を介
して上記上げ落し溝24内を上下にスライドさせて、丸
棒2′を上下にスライドさせ、上げ位置、落し位置を確
保する。
他方、受は部材3′は有底の筒部28とその上縁から外
方へ張出した取付用鍔部29とから構成し、上記受は部
材3′を敷居、鴨居又は床面31に埋め込み、該受は部
材3′の受は穴4内に上記丸棒2′を係入して一方の戸
扉30の固定を図る構成としていた。
上記丸棒2′は受は穴4内に容易に係入させる必要上、
該受は穴4の径よりも稍小さくするのが通常である。
その為に丸棒2′が受は穴4内で揺れ、扉のガタッキの
原因となり、他方の扉の開閉に伴なって両扉に揺れを発
生させ、不快な感じを与えていた。
しかも一方の扉の揺れの為に両扉の召合せ側が並行とな
らず、施錠が完全に行われない欠点も生じていた。
上記欠点を解消するために、・実公昭51−28151
号の考案は受は部材の受は大向に丸棒と略同形状の受は
穴を有する軟質弾性材を嵌入したが、受は穴に塵埃が堆
積するとその都度軟質弾性材を取り外して塵埃を除去す
る必要があるばかりか、扉の開閉位置の狂いの為に受は
穴に丸棒を容易に整合でない欠点があった。
係入後に於ても、丸棒が軟質弾性材で密着しているので
、丸棒の引き上げに際して大きな力を必要とし、しかも
前屈姿勢で大きな力を出さなければならないので非常に
煩しい作業となり、実用性に欠けるものであった。
又、実公昭50−31346号の考案は、丸棒を振動し
てその先端を受は穴の一側に圧接するものであるが、受
は六−側への圧接によって一方の扉の固定位置に微妙な
狂いが生じる欠点があった。
引き上げに際しては、振動と引き上げの二操作をする必
要があるが、一般には苦しい前屈姿勢の為に振動操作を
せずに直ちに引き上げ操作することが多く、引き上げに
力を要するばかりか、受は穴や丸棒を破壊する危険性が
あり、加えて構造が複雑であって実用性に乏しいもので
あった。
而して本考案は上記欠点を一掃する為に棒材が操作棒と
係入棒とに分割され、これら操作棒と係入棒とが操作棒
の落し位置で圧縮するばねで一体に連結されるものであ
って、落し位置に於て係入棒をばねの反撥力で受は部材
に弾圧して扉の揺れやガタッキを防止し、引き上げ作業
に際しては操作棒をばねの反撥力で撥ね上げようとする
ものである。
以下本考案を図示する第2図以降の一実施例に基づいて
詳述する。
受は部材3は前記筒部28内にばね5と、該ばね5の圧
巻上面6に設けた蓋体7とを収納し、上記筒部28の上
縁から筒内方へ突出する抜止片8を張り出して戒る。
該抜止片8は内方空間で開口部9を構威し、該開口部9
は棒材、例えば丸棒2の径より稍大きく形成する。
上記蓋体7はその中央部分に頂面部10を突威し、該頂
面部10の周縁を該頂面部10よりも低面の係止面部1
1となし、該係止面部11が上記抜止片8に係止して上
記ばね5と蓋体7の飛出しを規制する。
上記頂面部10は抜止片8の肉厚分突出すると共に、上
記開口部9の径より稍狭少に成型するので、上記ばね5
の弾圧によって開口部9より露出し、常時は抜止片8と
の連続する同一平面を構成して、塵埃の侵害を完全に防
止する。
受は部材3は、上記丸棒2の落しに伴なって圧縮された
ばね5の反撥力で丸棒2と圧接され、引き上げに際して
は丸棒2を押し上げるものとする。
第5図に示す通り蓋体7は係止面部11の周縁から筒状
のスカート部12を垂設し、該スカート部12内にばね
5の圧巻上面6を嵌入する構成としても良い。
この場合には、スカート部12を案内として筒部28の
内周面を上下に確実にスライドさせると共に、塵埃の侵
入を完全に遮断する。
他方、上記丸棒2は操作棒13と係入棒14とに分割さ
れ、操作棒13の下端と係入棒14の上端とに夫々原券
16.17を巻設したばね15を介して両者13.14
を一体連結し、以って三者13.14.15が前記案内
筒23内を案内されて上下にスライドするものとする。
上記連結に際して、操作棒13の下端と係入棒14の上
端とに細径の段部1B、19を夫々形威し、両段部18
.19にばね15の圧巻16,17巻設し、操作棒13
とばね15と係入棒14とを同一周面に形成してスムー
ズなスライドを得る構成としても良い。
上記係入棒14は落し位置でその上端部が案内筒23内
に残る程度長尺となし、落し位置迄案内筒23に規制さ
れて垂直にスライドする。
又該係入棒14はその下端を平面又は凹面とする圧接面
20となし、丸棒2の落しに際して圧接面20と前記蓋
体7の頂面部10との密接接合を図るものとする。
次に本考案の作用については、(イ)本考案の丸棒2と
本考案の受は部材3、(ロ)本考案の丸棒2と従来の受
は部材3′の組合せ夫々について説明する。
(イ) 落しをする場合には、操作棒13の操作つまみ
27を係合溝25から開放して上げ落し溝24内を降下
させると、操作棒13に押圧されたばね15を介してて
係入棒14が案内筒23内を降下する。
該降下によって係入棒14の圧接面20が蓋体7の頂面
部10に当接腰ばね5及び15を圧縮しつつ受は穴4に
係入する。
次いで操作棒13の操作つまみ27を係合溝26に係合
すると、落し位置が確保され、ばね15と5は夫々圧縮
されているので、夫々の反撥力によって丸棒2が受は穴
4内で強固に係止される。
丸棒2を上げる場合には、操作棒13の操作つまみ27
を係合溝26から開放すれば、ばね5及び15の反撥力
によって丸棒2を上方へ押し上げるので、操作つまみ2
7を僅かに引き上げて係合溝25に係合でき、以って上
げ位置を確保する。
勿論、受は部材3は、ばね5の反撥復帰によって蓋体7
を押し上げて、頂面部10を開口部9に嵌合させて同一
平面を形成する。
(ロ) 落しをする場合には、前記(イ)と同様に丸棒
2の操作棒13を降下させると共に操作棒13を落し位
置にすると、受は部材3′の底面に係入棒14の圧接面
20が当接し、ばね15が圧縮されるに至り、ばね15
の反撥力で丸棒2が強固に係止する。
丸棒2を上げる場合には、ばね15の反撥力で操作棒1
3が押し上げられるので、前記(イ)と同様に操作つま
み27を操作すれば足りる。
尚、丸落しの構成及び作用について説明したが、本考案
はフランス落しにも同様の構成及び作用で実施可能であ
る。
而して本考案によれば、操作棒の落し位置において、こ
れに連結する係入棒を介して受は部材と操作棒側とが圧
縮されたばねの反撥力を受けることによって、1扉と床
面等との強力な係止を行なうことができる。
敷居と鴨居の両方に実施した場合には、両方から1扉を
弾圧挟持できることとなる。
引き上げに際しては、落し位置を係止解除することによ
って、圧縮されているばねの反撥力で操作棒を押し上げ
ることができ、作業が際めで簡単である。
又、落し位置で圧縮されるばねを介在しているので、1
扉の開閉時のガタッキや振動を吸収でき、1扉の召合せ
側の傾きを防止して平行に支持できる。
さらに、分割された操作棒と係入棒とが圧縮ばねで一体
に連結されているので、構造が極めて簡単であって、上
げ落しとしての実用的効果が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正面図、第2図以降は本考案の一
実施例を示し、第2図は受は部材を示す斜面図、第3図
は同断面図、第4図は丸棒を係入した落し位置を示す一
部切欠断面図、第5図は受は部材の他の実施例を示す断
面図、第6図は丸落しを示す断面図、第7図、第8図は
上げ落しが受は部材に係入した状態を示す断面図、第9
図は丸棒の他の連結状態を示す一部拡大断面図である。 1.1′・・・・・・丸落し、2,2′・・・・・・丸
棒、3゜3′・・・・・・受は部材、4・・・・・・受
は穴、5・・・・・・ばね、7・・・・・・蓋体、訃・
・・・・抜止片、10・・・・・・頂面部、13・・・
・・・操作棒、14・・・・・・係人棒、15・・・・
・・ばね、30・・・・・・1扉、31・・・・・・床
面(敷居)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戸扉類に固設された取付基板の案内筒内をスライドして
    案内筒の係止溝への係止によって落し位置と上げ位置と
    になる棒材と、床面等に埋設され上記落し位置で棒材の
    先端を係入する受は部材とから成る上げ落しにおいて、
    上記棒材が各位置へ操作する操作棒と受は部材へ先端を
    係入する係入棒とに分割され、これら操作棒と係入棒と
    が棒材の落し位置で圧縮されるばねで一体に連結される
    構成としたことを特徴とする上げ落し。
JP8573580U 1980-06-20 1980-06-20 上げ落し Expired JPS603897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8573580U JPS603897Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20 上げ落し

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8573580U JPS603897Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20 上げ落し

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5716464U JPS5716464U (ja) 1982-01-27
JPS603897Y2 true JPS603897Y2 (ja) 1985-02-02

Family

ID=29447981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8573580U Expired JPS603897Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20 上げ落し

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603897Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747597Y2 (ja) * 1988-07-28 1995-11-01 金剛産業株式会社 オーバーヘッドドアの可動支柱固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5716464U (ja) 1982-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234739B2 (en) Magnetic latch assembly
KR101234527B1 (ko) 롤방충망의 록킹구조
KR102203361B1 (ko) 가구용 옷걸이봉
JPS603897Y2 (ja) 上げ落し
KR920006608B1 (ko) 래치 장치
EP1693538A1 (en) Magnetic latch assembly
JPH08280460A (ja) ラッチ機構付き家具
KR102640780B1 (ko) 걸림간의 하향회전 제어수단을 갖는 도어용 스토퍼
JPS5817887Y2 (ja) 換気用小窓のロツク装置
JP2736007B2 (ja) 門 扉
CN208659125U (zh) 马桶盖板的快拆结构
KR880004256Y1 (ko) 창문용 개폐장치
KR950007634Y1 (ko) 콤팩트뚜껑의 개폐구조
JPH024984Y2 (ja)
JPH0427977Y2 (ja)
KR200183395Y1 (ko) 집게의 시건 장치
JPH0369523U (ja)
JP3094369U (ja)
JPS5921967Y2 (ja) 自動車用ポケツト
JP2591781Y2 (ja) かばん錠
KR101628031B1 (ko) 공동주택용 내부도어 열림고정장치
JPS5930143Y2 (ja) 扉のロツク装置
JPS5814202Y2 (ja) 引張り錠
JPS5821882Y2 (ja) 両開き扉における扉固定装置
JPH04138342U (ja) 引出しのストツパーの構造