JPS6038961B2 - 連続式コ−ルドトラツプ装置 - Google Patents
連続式コ−ルドトラツプ装置Info
- Publication number
- JPS6038961B2 JPS6038961B2 JP12254278A JP12254278A JPS6038961B2 JP S6038961 B2 JPS6038961 B2 JP S6038961B2 JP 12254278 A JP12254278 A JP 12254278A JP 12254278 A JP12254278 A JP 12254278A JP S6038961 B2 JPS6038961 B2 JP S6038961B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- collection
- gas
- recovery
- cold trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は昇華性物質のコールドトラップ装置に係り、特
に連続運転する場合に好適なコールドトラップ装置に関
するものである。
に連続運転する場合に好適なコールドトラップ装置に関
するものである。
周知の通りコールドトラップ装置は、昇華性ガスを冷却
し固体にすることによって楠集するものである。
し固体にすることによって楠集するものである。
従釆のコールドトラップ装置は熱交換器タイプのもので
ある。
ある。
つまり冷媒によって冷やされた冷却面に昇華性ガスを接
触させ、該冷却面に凝結させて補集する構造である。こ
の熱交換式コールドトラツプ装置は、ある程度の昇華性
ガスを橘集すると構築効率が低下してしまうため、他の
コールドトラップに切換えて運転する、いわゆるバッチ
式のものである。しかしながら、昇華性ガスの取扱うプ
ロセスは連続プロセスであり、連続式のコールドトラッ
プ装置であることが望ましい。
触させ、該冷却面に凝結させて補集する構造である。こ
の熱交換式コールドトラツプ装置は、ある程度の昇華性
ガスを橘集すると構築効率が低下してしまうため、他の
コールドトラップに切換えて運転する、いわゆるバッチ
式のものである。しかしながら、昇華性ガスの取扱うプ
ロセスは連続プロセスであり、連続式のコールドトラッ
プ装置であることが望ましい。
この要求により熱交換式コールドトラップ装置を連続式
にすることが試みられている。
にすることが試みられている。
これらは冷却面に凝結した昇華怪物質をなんらかの方法
でかさ落すものであるが、かき落すためには必らず可動
部分が必要であり、その動力を伝える軸を容器外に引き
出す部分のシールが問題となる。特に昇華性物質が、例
えば六フッ化ウランの如き放射性を有し、かつ腐食性の
強い物質である場合には高い気密性が要求される。また
捕集効率を向上させるために、できるだけ冷却面積を大
きくする必要があるが、その大なる冷却面に凝結した昇
華怪物質をかき落すための駆動部を具えることは、装置
自体が複雑で、かつ高価なものとなる欠点があつた。本
発明は前記の点の鑑みて、昇華性ガスを粒子状に凝結さ
せて捕集し、かつ該粒子を真空保持される回収装置にて
回収することによって信頼性の高い連結式コールドトラ
ップ装置を提供せんとするものである。
でかさ落すものであるが、かき落すためには必らず可動
部分が必要であり、その動力を伝える軸を容器外に引き
出す部分のシールが問題となる。特に昇華性物質が、例
えば六フッ化ウランの如き放射性を有し、かつ腐食性の
強い物質である場合には高い気密性が要求される。また
捕集効率を向上させるために、できるだけ冷却面積を大
きくする必要があるが、その大なる冷却面に凝結した昇
華怪物質をかき落すための駆動部を具えることは、装置
自体が複雑で、かつ高価なものとなる欠点があつた。本
発明は前記の点の鑑みて、昇華性ガスを粒子状に凝結さ
せて捕集し、かつ該粒子を真空保持される回収装置にて
回収することによって信頼性の高い連結式コールドトラ
ップ装置を提供せんとするものである。
本発明は低温ガスを駆動流体としてノズルから噴射させ
昇華性ガスを粒子状に凝結させながら圧送する噴射ポン
プと、該噴射ポンプから供給される粒子およびガスの混
合流体を受けて粒子とガスとに分離し粒子を橘集できる
塔状容器であって、前記混合流体を導入する導入口、ガ
スを排気する排気口、浦集した粒子の回収口を有する瓶
集容器と、内部回収室を真空保持している粒子回収装置
とを備え、該回収装置を前記補集容器の回収口に回収弁
を介して接続し、前記回収弁を開いたとき、負圧によっ
て瓶集容器内の粒子を前記回収装置の回収室に誘引回収
するようにしたことを特徴とする。
昇華性ガスを粒子状に凝結させながら圧送する噴射ポン
プと、該噴射ポンプから供給される粒子およびガスの混
合流体を受けて粒子とガスとに分離し粒子を橘集できる
塔状容器であって、前記混合流体を導入する導入口、ガ
スを排気する排気口、浦集した粒子の回収口を有する瓶
集容器と、内部回収室を真空保持している粒子回収装置
とを備え、該回収装置を前記補集容器の回収口に回収弁
を介して接続し、前記回収弁を開いたとき、負圧によっ
て瓶集容器内の粒子を前記回収装置の回収室に誘引回収
するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明連続式コールドトラップ装置の一実施例を
第1図により説明する。
第1図により説明する。
噴射ポンプ1は、駆動流体として低温ガスを使用してお
り、その低温ガスを導入弁2を介してノズル3より噴射
させる。また噴射ポンプーは昇華性ガスを含むガスをガ
ス導入弁4を介して吸引し、低温ガスと共に圧送させる
ものである。前記昇華性ガスは低温ガスと共に圧送され
る過程で粒子状の固体となる。捕集容器5は、前記噴射
ポンプ1から供給される粒子およびガスの混合流体を受
けて粒子とガスとを分離し粒子を補集できる塔状容器で
構成されている。また楠集容器5は、前記混合流体を導
入する導入口6とガスの排気口7と粒子回収口8とを有
していると共に、内部にバッフル板9を具えている。前
記補集容器の回収口8には、回収弁10を介して粒子回
収装置11が接続されている。該回収装置11は、その
内部の回収室11aを図示していない真空ポンプに排気
弁12を介して接続して、必要に応じて該回収室11a
内を真空保持できるようにしてある。また粒子回収装置
11は、回収室11a内に熱煤を流通させる熱交換器1
3を配設している。本発明の連続式コールドトラップ装
置は前記の如き構成としたから、噴射ポンプ1から圧送
される粒子およびガスの混合流体は俺集容器5内に、そ
の導入口6を介して導入される。
り、その低温ガスを導入弁2を介してノズル3より噴射
させる。また噴射ポンプーは昇華性ガスを含むガスをガ
ス導入弁4を介して吸引し、低温ガスと共に圧送させる
ものである。前記昇華性ガスは低温ガスと共に圧送され
る過程で粒子状の固体となる。捕集容器5は、前記噴射
ポンプ1から供給される粒子およびガスの混合流体を受
けて粒子とガスとを分離し粒子を補集できる塔状容器で
構成されている。また楠集容器5は、前記混合流体を導
入する導入口6とガスの排気口7と粒子回収口8とを有
していると共に、内部にバッフル板9を具えている。前
記補集容器の回収口8には、回収弁10を介して粒子回
収装置11が接続されている。該回収装置11は、その
内部の回収室11aを図示していない真空ポンプに排気
弁12を介して接続して、必要に応じて該回収室11a
内を真空保持できるようにしてある。また粒子回収装置
11は、回収室11a内に熱煤を流通させる熱交換器1
3を配設している。本発明の連続式コールドトラップ装
置は前記の如き構成としたから、噴射ポンプ1から圧送
される粒子およびガスの混合流体は俺集容器5内に、そ
の導入口6を介して導入される。
補集容器5内に導入した混合流体はバッフル板9に衝突
して「粒子とガスとの分離し、該粒子は容器下部に落下
し補集され、昇華性でないガスは排気口7から排気弁1
4を介して図示しない排気装置により排気される。前記
補集容器5に捕集された昇華性粒子を回収する場合には
、回収装置11の回収室11aを真空状態に保持した後
、回収弁10を開く。これによって捕集容器5内の昇華
性粒子は重力および圧力差(容器5と回収室11aとの
圧力差)によって回収室11a内に誘引される。昇華性
粒子が回収室11a内に回収されたら回収弁10を閉じ
る。該回収室11a内の昇華性粒子は熱媒が流通する熱
交換器13により加熱されて液化または気化して弁15
を介して図示しない回収容器(ボンベ等)に回収される
。尚、前述の回収作業が行なわれている間も捕集容器5
内では昇華性粒子の橋集が継続される。
して「粒子とガスとの分離し、該粒子は容器下部に落下
し補集され、昇華性でないガスは排気口7から排気弁1
4を介して図示しない排気装置により排気される。前記
補集容器5に捕集された昇華性粒子を回収する場合には
、回収装置11の回収室11aを真空状態に保持した後
、回収弁10を開く。これによって捕集容器5内の昇華
性粒子は重力および圧力差(容器5と回収室11aとの
圧力差)によって回収室11a内に誘引される。昇華性
粒子が回収室11a内に回収されたら回収弁10を閉じ
る。該回収室11a内の昇華性粒子は熱媒が流通する熱
交換器13により加熱されて液化または気化して弁15
を介して図示しない回収容器(ボンベ等)に回収される
。尚、前述の回収作業が行なわれている間も捕集容器5
内では昇華性粒子の橋集が継続される。
前記の実施例によれば次のような効果がある。【a}
コールドトラップ装置の捕集操作を連続的に行なうこと
ができる。【b’ かき落し装置等が不要であり、コー
ルドトラップ装置の構造が簡単となる。
コールドトラップ装置の捕集操作を連続的に行なうこと
ができる。【b’ かき落し装置等が不要であり、コー
ルドトラップ装置の構造が簡単となる。
{c} 一定の補集率を確保できる。
尚、前記実施例ではバッフル板を設けた補集容器を用い
たが、接線流入式サイクロン方式の楠集容器を用いても
前述と同等の効果を達成できることは勿論である。
たが、接線流入式サイクロン方式の楠集容器を用いても
前述と同等の効果を達成できることは勿論である。
第2図および第3図は本発明の他の実施例を示したもの
である。
である。
第2図のものは、橘集容器5と粒子回収装置11の間に
中間室16を設けたものであり、この中間室16では加
熱せず、連絡弁17を通して回収装置11に移動した後
に加熱し液化またな気化させるものである。
中間室16を設けたものであり、この中間室16では加
熱せず、連絡弁17を通して回収装置11に移動した後
に加熱し液化またな気化させるものである。
これは、液化または気化させる場合の圧力上昇および温
度上昇が直接補集容器5に与える影響をなくす効果があ
る。また、一旦中間室16に貯えられた昇華性物質の量
だけ、回収装置11に移動するため、該回収装置11内
での液化または気化時の体積増加が設計値以上にならな
いようコントロールする効果がある。第3図のものは、
回収弁10をシリンダータイプのものとし、このバルブ
を作動させることによって、俺集容器5から昇華性物質
を回収することも連続的に行なえるものとすることがで
きる。
度上昇が直接補集容器5に与える影響をなくす効果があ
る。また、一旦中間室16に貯えられた昇華性物質の量
だけ、回収装置11に移動するため、該回収装置11内
での液化または気化時の体積増加が設計値以上にならな
いようコントロールする効果がある。第3図のものは、
回収弁10をシリンダータイプのものとし、このバルブ
を作動させることによって、俺集容器5から昇華性物質
を回収することも連続的に行なえるものとすることがで
きる。
以上の如く、本発明の連続式コールドトラツプ装置によ
れば、昇華性物質の捕集を連続的に行なえることは勿論
の他、従来技術の如きかき落し装置が不要であるので装
置自体の構造が簡単、かつ安価となる。従って信頼性の
高いコールドトラップ装置を堤供できる。
れば、昇華性物質の捕集を連続的に行なえることは勿論
の他、従来技術の如きかき落し装置が不要であるので装
置自体の構造が簡単、かつ安価となる。従って信頼性の
高いコールドトラップ装置を堤供できる。
第1図は本発明連続式コールドトラップ装置の一実施例
を示す概略図、第2図および第3図は本発明の他の実施
例を示す概略図である。 1…・・・噴射ポンプ、3・・・・・・ノズル、5・・
・・・・補集容器、6・・・・・・導入口、7・・・・
・・排気口、8・・・・・・回収口、10・・・・・・
回収弁、11・・・…昇華性粒子回収装置、11a・・
・・・・回収室、16・・・・・・中間室。 弟′図第2図 第3図
を示す概略図、第2図および第3図は本発明の他の実施
例を示す概略図である。 1…・・・噴射ポンプ、3・・・・・・ノズル、5・・
・・・・補集容器、6・・・・・・導入口、7・・・・
・・排気口、8・・・・・・回収口、10・・・・・・
回収弁、11・・・…昇華性粒子回収装置、11a・・
・・・・回収室、16・・・・・・中間室。 弟′図第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低温ガスを駆動流動体としてノズルから噴射させ昇
華性ガスを粒子状に凝結させながら圧送する噴射ポンプ
と、該噴射ポンプから供給される粒子およびガスの混合
流体を受けて粒子とガスとに分離し粒子を捕集できる塔
状容器であつて、前記混合流体を導入する導入口、ガス
を排気する排気口、捕集した粒子の回収口を有する捕集
容器と、内部の回収室を真空保持している粒子回収装置
とを備え、該回収装置を前記捕集容器の回収口に回収弁
を介して接続し、前記回収弁を開いたとき、負圧によつ
て捕集容器内の粒子を前記回収装置の回収室に誘引回収
するようにしたことを特徴とする連続式コールドトラツ
プ装置。 2 特許請求の範囲第1項において、粒子回収装置と回
収弁との間には、回収を一時的に貯える中間室が配設さ
れていることを特徴とする連続式コールドトラツプ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12254278A JPS6038961B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 連続式コ−ルドトラツプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12254278A JPS6038961B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 連続式コ−ルドトラツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549103A JPS5549103A (en) | 1980-04-09 |
JPS6038961B2 true JPS6038961B2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=14838443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12254278A Expired JPS6038961B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 連続式コ−ルドトラツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038961B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6389761A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-20 | 株式会社 アルテイマ | 建築部材の懸吊工法 |
JPH044617Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1992-02-10 |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP12254278A patent/JPS6038961B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044617Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1992-02-10 | ||
JPS6389761A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-20 | 株式会社 アルテイマ | 建築部材の懸吊工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549103A (en) | 1980-04-09 |
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