JPS6038931A - 位相比較回路 - Google Patents

位相比較回路

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JPS6038931A
JPS6038931A JP58147731A JP14773183A JPS6038931A JP S6038931 A JPS6038931 A JP S6038931A JP 58147731 A JP58147731 A JP 58147731A JP 14773183 A JP14773183 A JP 14773183A JP S6038931 A JPS6038931 A JP S6038931A
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Shiro Kato
加藤 士郎
Norio Meki
目木 紀夫
Mitsuo Chiba
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/089Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses
    • H03L7/0891Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses the up-down pulses controlling source and sink current generators, e.g. a charge pump

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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 Locked Loop)回路(以下PLL回路と称す
。)等に適した位相比較回路に関する。
従来例の構成とその問題点 PLLN路は周波数逓倍器など多くの用途に広く用いら
れているが、PLL回路の構成要素の1つである位相比
較回路の特性はPLL1路そのものの特性化大きく左右
するため種々の位相比較回路が考案され実用化されてい
る。
半導体回路(以下ICと称すO)化に適した位相比較回
路とし、1位相比較回路の主要部ケデイジタル回路で構
成されたものが種々考案されているが、入力のエッヂで
位相差を検出する工、ツヂ比較型位相比較回路の多くは
雑音によって誤動作すると大きく誤1つだ位相差を出力
し、すぐには正常に動作していた元の状態には戻らない
場合を生じる問題点を有していた。これらの問題点を改
善した位相比較回路として第1図に示すものが本出願人
により提案されている。
第1図は、前記従来の位相比較回路の基本構成1.2は
それぞれディジタル信号A、ディジタル信号B(以下、
入カA、入カBと称する。)の入力端子、3は入力Bに
対して一定の位相差を有するゲート信号の入力端子、1
0は位相差信’ji70 U T 1の出力端子、4,
6は入力A、Bの状態を検出する検出回路、8は電位v
DDの電源9は電位vss(<V p o ) ty)
電源、6はデコーダ4の出方によって制御され、電源8
と出力端子10とを接続するスイッチ回路、7は検出回
路6の出力によって制御され、電源9と出力端子10と
を接続するスイッチ回路である。第1図の回路例におい
ては検出回路4はインバータ11、ANDゲート12゜
13で構成され、入力A、Bの組み合わせ(A、B)−
(1,0) を検出し、前記ゲート信号が1の期間のみ
検出信号1を出力する。スイッチ回路6はインバータ1
7、PチャンネルMO3)ランジスタ18で構成され、
前記検出信号1が「1」の時前記PチャンネルMO3)
ランジスタ18が導通状態となって出力0UT1はほぼ
電位vDDとなる。検出回路6はインバータ14、AN
Dゲーグー16.16で構成され、入力A、Bの組み合
わせ(A、B)”(Otl)k検出し、前記ゲート信号
が「1」の期間のみ検出信号2を出力する。スイッチ回
路7はNチャンネルMO3)ランジスタ19で構成され
前記検出信号2が「1」の時前記NチャンネルMOSト
ランジスタ19が導通状態となって出力0UT1はほぼ
電位vss となる。第2図は第1図に示した従来の位
相比較回路の各部の動作波形を示している。入力A、B
の立上りエッヂで位相差を検出し、入力Bに対し入力へ
の位相が進んでいる期間出力OUT 1はほぼvDD 
の電位となり、これを第2図中に実線で示している。逆
に入力Bに対し入力Aの位相が遅れている期間、出力0
UT1はほぼvss の電位となり、これを第2図中に
破線で示している。第2図(イ)、(==)、(3はそ
れぞれ人力A。
入力B5ゲート信号の波形、同図(→、((ホ)はゲー
ト12.15の出力波形、同図(→はゲート13の出力
すなわち検出信号1の波形、同図(υはゲート16の出
力すなわち検出信号20波形、同図(5!Iは位相差出
力0UT1の波形である。第2図(力より位相進み期間
、出力電位がほぼvDD となり、位相遅れ期間、出力
電位がほぼvss となり、それ以外の期間は出力端子
1oに接続された外部の回路の電位によって出力0UT
1の電位が定する高インピーダンス出力状態となること
がわかる。この位相比較回路は位相差出力期間がゲート
信月によって所定の時間以内に制御されているため、(
1)ゲート信号が「○」の期間中に入力Aまたは入力B
に雑音が入力されても誤った位相差を出力しない、(1
1)また位相比較回路の主要部にゲイジタル回路で構成
されるエッヂ比較型の従来の他の位相比較回路のように
内部にフリップフロップを有しないので雑音によった位
相差を出力する状態を生じてもすぐに元の正しい位相差
を出力する状態に復帰する、(11a位相差のある期間
のみ出力段の回路が動作するので消費電力が少ないとい
った利点を有り、ている。
この従来の位相比較回路1PLL回路に用いたときの問
題点全説明するため、まずPLT、回路のプルインレン
ジについて述べる。
PLL回路は、位相比較回路、前記位相比較回路出力を
入力とするルーフリイルタ、前記ループフィルタ出力r
入力とする電圧制御発振回路(以下VCOと称す。)、
前記VCOの出カ全n(nはn≧1なる整数)分周する
分周器とがら成り、前記位相比較回路の2人力はPLL
回路の入力及び前記分周H(の出力である。P L L
回路の性能ケ評価する特性としてプルインレンジ特性が
ある。
PLL回路の入力の周波数f、詩P L L回路がロッ
クしない低い周波数としておき、徐々に入力周波数fi
nk上げてゆき、アンロック状態がらロック状態に変わ
った時の’1nkf11 とする。次にPLL回路の入
力の周波数flnをPLL回路がロックしない高い周波
数としておき、徐々に入カ周波数、?’ink下げてゆ
き、アンロック状態がらロック状態に変わっ76時のf
lnヲfL2とする。これら2つの周波数fL1からf
L2 までの入力信号の周波数範囲をプルインレンジと
いう。すなわちPLL回路がアンロック状態からロック
状態に入ることの可能な入力周波数範囲がプルインレン
ジである。
ロック状態とは、vCOの発振周波数をfVcoとスル
時・fin−fVCO/nが成立する状態である。
PLL回路の入力周波数f1nは多かれ少なかれ変化す
るものであり、PLL回路はプルインレンジが入力周波
数finの変化範囲より広いことが必要である。
さらに入力周波数flnの変化範囲の中心値をflnφ
どする時、vCOの発振周波数fvcoの調整誤差や温
度変化によるfVcoの変動に対する余裕、及び電源投
入時など■CO入力が異常な初期値となっている場合に
おけるロックし易さなどを考慮ずれは、PLL回路のロ
ックレンジの中心・周波数(fL1+fL2)/2は入
力の中心 周波数finφに一致することが望1れる。
ロックレンジの中心周波数を周波数finφに一致させ
るために必要な条件を説明するために、寸ずPLL回路
がアンロック状態からロック状態に移行する過程につい
て述べる。
今、前記PLL回路においてループフィルタ出力がVC
O入力に接続されていなければ、PLL回路中の位相比
較回路の2人力の位相関係は常に不定であり、アンロッ
ク状態とほぼ等価な状態にある。
この状態においてはループフィルタの出力はある平均電
位■A(これは位相比較回路出力の平均値に等しい。)
を中心に位相比較回路のゲート信号パルス幅及びループ
フィルタ特性によって定まる変化範囲(±ΔvA)で変
化する。そこでループフィルタ出力がVCO入力に接続
されておればVCOはvc○ノ入力電位■iがv工=(
■A+ΔVA)である時の発振周波数fVCo1及びV
、=(VA−ΔvA)である時の発振周波数fvco2
の範囲内の周波数で変化している。従ってP L L回
路の入力周波数’inがfVcO1/nからfVco2
/nの範囲内にあれば、f 1n−fVco/nとなる
状態が存在しえるのでアンロック状態からロック状態に
入ることができる。周波数fVC()+/”からfVc
O2/n1での範囲がプルインレンジに相当する。従っ
てfLl はfVco1/nに等しく、ft2はfvc
o2/n に等しいQまた、プルインレンジの中心周波
数(fL1+fL2)/2となるvCOの入力電位” 
iId VA K 等しいう 第3図(−)にロック状態におけるP L T−回路の
入力周波数finとvCOの発振周波数fVcoとの関
係を図示し、同図中に矢印でプルインレンジを示す。第
3図(b)にVCOの入力電位■、とVCOの発振周波
数fVCOの関係を図示し、同図中に矢印でアンロック
状態におけるループフィルタ出力すなわちVCOの入力
電位■、の変化範囲を示している。第3図(a) l 
(b)において共に縦軸はfvcoで、同一のスケール
としているので(a) j (b)を組合わせてみるこ
とによりV、とfin どの関係をも知ることができる
ところでPLL回路のVCOの発振周波数fvcOは一
般には次のようにして調整される。すなわち、位相比較
回路の2人力の位相差かゼロの状態における位相比較回
路の位相差出力の平均値■Pφ(これはループフィルタ
出力に相歩する。)をVCOの入力電位V、とするとき
のVCOの発振周波数fvcOが、PLL回路の入力の
周波数finが変化中心値finφで、ロック状態であ
るときの周波数すなわぢ、”−ftnφに等しくなるよ
うに調整される。PLL回路においてはプルインレンジ
の中心周波数(fL1+fL2)/2が入力周波数の変
化範囲の中心値finφに一致することが望捷しいこと
を前述したが、(fL1+fL2)/2がfinφに等
しくなるためには位相差ゼロ時の位相比較回路出力の平
均値vpφ と、アンロック状態におけるループフィル
タ出力の平均値vAとが等しければよい。第3図Q」−
これらvpφt ” A + fi nφの関係をも示
している。
以下、前述した従来の位相比較回路を前記PLL回路に
用いた場合にロックレンジの中心周波数とPLL回路入
力の中心周波数finφとが一致しない場合が生じるこ
とを説明する。第2図に示したように入力Aの位相比較
エッヂ(ここでは立とりエッヂ)が、ゲート信号が「1
」である期間内にあれば、位相差に比例した位相差出力
が得られる。
PLL回路がロック状態にあれば、位相比較回路の入力
及び各部の波形は第2図に示した状態と同一であるが、
アンロック状態にある場合、第2図に示した状態以外に
第4図に示す状態が存在する○第4図においては、ゲー
ト信号が11」 の期間内に入力Aの位相比較基準エッ
ヂ(ここでは立上υエッヂ)がなく、位相比較回路の出
力0UT1はゲート信号によってゲート信号のパルス幅
τ/2に制限され、もはや入力Aと入力Bとの位相差に
比例しない出力となっている2つの例が示されている。
第4図(イ)、(→、(L(→はそれぞれ入力へ、入力
B。
ゲート信号2位相差出力0UT1の波形である。この例
の場合、入力Bに対する入力Aの位相進み期間は時刻t
0から時刻t2の期間であるにもかかわらず、ゲート信
号によって位相差出1月り1間が時刻t1から時刻t2
までの期間、すなわしτ/2に時間制限されている1、
これより入力Aか「1」D期間内にゲート信号の11」
の期間があれば、入力Aと入力Bとの位相差にかかわら
ず位相差出力0UT1は第4図に)に示す状態の捷ま変
化しないことがわかる。第4図((ホ)、(ハ)、(ト
)、(力はそれぞれ人力A1人力B1ゲート信号、位相
差出力0UT1の波形である。この例の場合、入力Bに
対する入力Aの位相遅れ期間は時刻t2から時刻t4で
あるにもかかわら」′、ゲート信号によって位相差出力
期間が時刻t2から時刻t3 までの期間、すなわちτ
/2に時間制限されている。これより入力Aが「○」の
期間内にゲート信号の11」の期間があれば、入力Aと
入力Bとの位相差にかかわらず位相差出力○UT1は第
4図(男に示す状態の寸ま変化しないことがわかる1、
従ってPLL回路がアンロック状態にある場合の位相差
出力0UT1には第2図に示す状態、第4図の(イ)〜
に)に示す状態、第4図(月う〜(男に示す状態の3つ
状態が存在する。ところで一般にゲート信号のパルス幅
は入力Bの同期の1Q%程度とすることが多いので、0
UT1の平均値の概略計算を行なう場合には第2図に示
す状態となる場合を無視することができる。入力Aのデ
ユーティ−サイクルをαチとすれば、第4図(イ)〜に
)に示す状態となる確率はα係、第4図(、Iつ〜((
7)に示す状態となる確率は(100−α)%とみなせ
る。
これよりPLL回路がアンロック状態にある場合の位相
差出力OUT 1の平均値すなわぢVAの値は概略次式
によりまる。
vA−−・(■DD・α+V33・(100−a)l 
++・+++ (A ’ )10〇 一方、2人力の位相差をゼロとした時の位相比較回路出
力の平均値■2φ は次式で表わせる。、■2φ−7(
■DD+■ss)・・・・・・・・・・(A−2)入力
への周波数の変化範囲の中心値f1nφがプルインレン
ジの中心にあるためには■A−■、φが成立しなければ
ならない。式(A−IL式(A−2)を代入してVA−
V、φを満足するaをめればα−5o%となる。従って
従来の位相比較回路をPLL回路に用いた場合、位相比
較回路の人力へのデューティーザイクルが概略60%で
なければ、入力Aの周波数の変化範囲の中心値finφ
がプルインレンジの中心とならないといった問題点を生
じることがわかる。
発明の目的 本発明は上記問題点を解消するもので、位相比較回路の
入力Aのデユーティ−サイクルが概略50%でν場合に
おいても、前記位相比較回路を用いたPLL回路におい
てPLL回路入力の周波数の変化範囲の中心周波数fi
nφがプルインレンジの中心にあるプルインレンジ特性
を有するように構成可能な位相比較回路を提係すること
を目的とする。
発明の構成 本発明は互いにイSシ相比較される2ディジタル信号A
、Bを入jJとし、入力Bに対して一定位相を有するゲ
ート信号で位相差を出力する期間を所定の時間以内に制
限する構成を有し、2人力A、Hの位相関係かランダム
な関係にあるときに得られる位相差出力の平均値■Aと
2人力A、Bの位相差がゼロであるとき得られる位相差
出力の平均値■2φとかはVJ、等しくなるように入力
Bに対するゲート信号の位相を設定することにより、前
記位相比較回路をP L Ll路に用いた場合において
PLL回路の入力の周波数の変化範囲の中心値finφ
がプルインレンジの中心にあるようにプルインレンジ特
性を設定できるものである。
実施例の説明 次に本発明の実施例を第6図及び第6図を用いて説明す
る。第6図は簡易形ビデオテープレコーダにおいて使用
する水平同期信号の160倍の周波数を安定かつ正確に
得ることのできるPLL回路、第6図は前記PLL回路
中の位相比較回路のアンロック状態における各部の波形
を示している。
第5図において、21は水平同期信号(位相比較回路の
入力Aとなる。)の入力端子、22は位相差信号0UT
2の出力端子、23はル・−プフィルタ、24はVCo
、25idVCOの出ノJ、−j−なhち水平同期信号
の160倍の周波数・の出力端子、26はVCo24の
出力を160分周する分周器、27は位相比較回路の入
力端子で分周器26の出力(位相比較回路の入力Bとな
る)が入力される。
4〜9および11〜19は位相比較回路を構成し、これ
らは第1図に示した従来の位相比較回路の基本構成と同
一であり、説明を省略する。また第5図において、31
は入力B(端子270入力)に対し一定位相を有するゲ
ート信号を発生するゲート信号発生回路であシ、タイミ
ングデコーダ33及びRSフリップフロップ32がら成
る。入力BはVCO24の出力を分周器26で分周して
得られた信号であるので、分周器26の出力をタイミン
グデコーダ33でデコードした信号でRSフリップフロ
ップ32をセットするようにすれば、デコードタイミン
グを変えることにより入力Bに対して任意の位相差を有
するゲート信号をゲート信号発生回路31は発生できる
第6図(イ)、仲)、(3はそれぞれ入カA、入カB。
ゲート信号の波形を示し、同図に)? (71+ +(
ハ)はそれぞれ検出回路4、検出回路5、位相差信号0
UT2の波形を示している。従来の位相比較回路の入力
Bとゲート信号の位相関係(は第2図(ロ)、(/うに
示すようにゲート信号のパルスの中心の位相が入力Bの
位相比較基準エッヂ(立、トリエッヂ)に一致するよう
設定されていたのに対し、本発明の位相比較回路の入力
Bとゲート信号との位相関係は、第6図(ロ)IG”3
に示すようにゲート信号のパルスの中心の位相が入力B
の位相比較基準エッヂ(立上りエッヂ)に必ずしも一致
していない。ゲート信号のパルス幅期間を入力Bの位相
比較基準エッヂ(立]ニリエノヂ)のタイミングで前後
に分割し、前期タイミングより前の期間をWl、前記タ
イミングより後の期間をW2とする。今、P L ’L
回路がアンロック状態である場合の動作を考える。第6
図に示す実施例のPLL回路においても、位相差出力0
UT2には従来の位相差出力0UT1と同様に3つのア
ンロック状態が存在する。1@目の状態は入力への位相
比較エッヂがグーi・信刊の「1」の期間内にあって、
位相差信号OUT 2が入力Aと入力Bとの位相差に比
例した出力とな一〕ている状態である。従来例でいえば
第2図(イ)、0つに示す状態に相当する。2番目の状
態は入力Aが「1」υII)4間内に、ゲート信号の「
1」の期間すべてがある場合、すなわち位相差信号QU
T2が真の進み位相差に比例せずゲート信号によって期
間W1に制限さ、11.た出力となっている状態である
。これを第6図中に実線で示す。3番目の状態は入力A
がrOJの期間内に、ゲート信号の「1」の期間すべて
かある場合、すなわち位相差信号0UT2が真の遅れ位
相差に比例せずゲート信号によって期間W2に制限され
た出力となっている状態である。これを第6図中に破線
で示す。従来例で述べたようにゲート信号のパルス幅は
入力Bの周期の10%程度と小さくすることか多い(第
6図の実施例では約11%)ので、PLL回路がアンロ
ック状態における位相差信号0UT2の平均値の概略割
算を行なう場合には、前記1番目の仄態を無視すること
ができる。従って入力へのデユーティ−サイクルをα係
とすれば、前記2番目の状態となる確率はα係、前記3
番目の状態となる確率は(100−α)%とみなせる。
これより本実施例におけるPLL1路がアンロック状態
にある場合の位相差出力0UT2の平均値■Aの値は概
略次式によりする。
・・・・・・・(A−3) 一方、位相差がセロの場合の位相差信号0UT2の平均
電位■。は従来の位相比較回路の場合と同じで式(A−
2)で表わされる。入力Aのデューテイーサイクルαが
60%でない場合においても■A−■。が成立すればP
LL回路のロックレンジ特性を改善できる。式(A−2
) j (A−3)より次式を得る。
α71oo=W2/(’W1+w2) ・・・・・・・
・・(A−4)従って入力Aのデユーティ−サイクルα
が既知であれば式(A−4)が成立するようにWl、W
2を設定することにより■A=■。を成立さぜることか
でき、PLL回路入力の周波数の変化範囲の中心周波数
finφがプルインレンジの中心にある特性を有するP
LL回路とすることができる。
第6図において、PLL回路入力すなわち位相比較回路
人力Aは複合同期信号より等化パルス。
垂直同期パルスを除去した水平同期信号で、チューティ
ーサイクルが66%であるとする(等化パルス等の除去
は水平同期信号の周期Hのほぼ60係以上90%以下程
度のパルス幅を有するパルスを発生するモノマルチバイ
ブレータに複合同期信号を人力して行なわれるのでα=
66%という値は特殊なものではない。)。第5図に示
す分周器26はVCO24の出力を160分周するので
、0から169までの160のタイミングがある。
本発明による位相比較回路の入力Bすなわち分周器26
の出力が、タイミング0からタイミング127捷での期
間「0」で、タイミング128からタイミング169ま
での期間「1」であるとするとき、(従ってチューティ
ーサイクルaは(169−127)X100/16咋6
6係)、タイミングデコーダ33はタイミング122,
140を検出するように設定されている。これよりフリ
ップフロップ32はタイミング122からタイミング1
40捷での期間のみ1であるゲート信号を出力する。
これら人力B1ゲート信号のタイミングを第6図(ロ)
、())に示す。wl、w2は W1=128−122=6 W2−140−128=12 となって式(A−4)を満足するようにWl、W2が設
定されていることがわかる。式(A−4)を満足するの
で■A二■。となってPLL回路入力の周波数の変化範
囲の中心周波数finφがプルインレンジの中心にある
特性を有するPLL回路とすることができた。
なお、第6図においてゲート信号発生回路31はデコー
ダ33とフリップフロップ32とで構成シタ力、モノマ
ルチバイブレータで構成してよいことは言うまでもない
発明の効果 本発明の位相比較回路は、互いに位相比較される2人力
A、Hの位相関係がランダム状態の時得られる位相差出
力の平均値が位相差上口の時得られる位相差出力の平均
値にほぼ等しくなるように、位相差出力をゲートするゲ
ート信号の前記2人力の一方Bに対する位相を設定する
ことにより、本発明による位相比較回路をPLL回路に
用いた場合、PLL1路入力の周波数の変化範囲の中心
周波数finφが、位相比較回路のゲート信号に対して
一定位相関係を有しない入力へのチューティーサイクル
が概略50%でない場合においても、プルインレンジの
中心にあるプルインレンジ特性を有するPLL回路とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の位相比較回路の回路図、第2図(/1)
〜<−yIは第1図に示しだ従来の位相比較回路の基本
動r「波形図、第3図(a)はPLL回路の入力周波数
finとVCOの発振周波数fVco の関係図、同図
(b)はVCOの入力電位■、とfVco の関係図、
第4図(イ)〜(5)は位相差出力がゲート信号により
所定の値に制限された状態における従来の位相比較回路
の動作波形図、第6図は本発明の一実施例におけるPL
LN路の回路図、第6図(イ)〜(ハ)は同実施例にお
ける動作波形図である。 4.5・・・・・検出回路、6,7・・・・・スイッチ
回路、8.9・・・・・・電源、21・・・・・・水平
同期信号入力端子、22・・・・・・位相X・信号出力
端子、31・・・・・ゲート信号発生回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第6
図 手続補正書(方へ) l事件の表示 昭和58年特許願第147731、 発明の名称 位相比較回路 3補正をする者 事(’lとの関係 特 許 出 願 人任 所 大阪府
門真市大字閂↓”!: 10 (16番地名 称 (5
82)松下電器産業株式会社代表者 山 下 俊 彦 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1.00 G番地松下電
器産業体式会?1内 5補正命令の日付 7、補正の内容 1 明細1書第22頁2行目〜11行月の「第1図は従
来の位、相比較回路・・・・・動作波形図である。」を
下記のように訂正し1す。 「第1図t」、従来の位相比較回路の回路図、第2図(
d第1図に示した従来の位相比較回路の基本動作波形図
、第3図はPLI、回路の入力周波数f1nとvCOの
発振周波数fvcoの関係およびvCOの入)J II
fイy′Ivi とfVcoの関係を示す図、第4図に
1、イ\)(1しく)出力がゲート信号により所定の値
に制限さ、1−L /こ状態における従来の位相比較回
路の動作波形図、第6図は本発明の一実施例におけるP
LL回路の回路図、第6図は同実旋例における動作波形
図である。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディジタル信号AおよびBの位相比較をする位相比較器
    と、前記ディジタル信号Bに対して一定位相差を有する
    ゲート信号により前記信相比較器で得られた位相差信号
    全出力する期間全所定の時間以内に制限するゲート回路
    ケ備え、前記ディジタル信号A、Bの位相関係がランダ
    ムな関係にあるとき前記ゲート回路出力として得られる
    位相差信号の平均値が、前記ディジタル信号AおよびB
    の位相が等しいときに前記ゲート回路出力として得られ
    る位相差信号の平均値にほぼ等しくなるように前記ゲー
    ト信号の前記ディジタル信号Bに対する位相を設定した
    ことを特徴どする位相比較回路。
JP58147731A 1983-08-11 1983-08-11 位相比較回路 Granted JPS6038931A (ja)

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