JPS6038645Y2 - 治療用品 - Google Patents
治療用品Info
- Publication number
- JPS6038645Y2 JPS6038645Y2 JP8556380U JP8556380U JPS6038645Y2 JP S6038645 Y2 JPS6038645 Y2 JP S6038645Y2 JP 8556380 U JP8556380 U JP 8556380U JP 8556380 U JP8556380 U JP 8556380U JP S6038645 Y2 JPS6038645 Y2 JP S6038645Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- drug layer
- foam
- drug
- hormone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は癲痕等に生ずるケロイド等の防止に使用する治療
用品に関する。
用品に関する。
火傷、切傷等の鍛痕に生ずるケロイド治療における形成
外科療法としては、植皮術、縫縮術などが行なわれてい
る。
外科療法としては、植皮術、縫縮術などが行なわれてい
る。
又ケロイド化防止には、その皮膚表面の圧迫が有効なこ
とが判り、発泡体による圧迫療法が行なわれている。
とが判り、発泡体による圧迫療法が行なわれている。
一方薬剤による上記形成外科療法として副腎皮質ステロ
イドホルモンの局所注射、直接外用などが行なわれてい
る。
イドホルモンの局所注射、直接外用などが行なわれてい
る。
然しこれら療法は、手軽にでき難い欠点がある。
本案は、これらのものと異り作用効果がよくしかも簡易
に施用できるケロイド化防止用品を提供しようとするも
のである。
に施用できるケロイド化防止用品を提供しようとするも
のである。
以下実施例について説明すると、適度の弾力性があり適
度に強い腰の可撓性を有する厚さ1〜10偶の気泡体製
のシート状、テープ状等の基材1の一方の面にヒドロコ
ーチシン、酪酸ヒドロコルチゾン、吉草酸ベタメタシン
、フルドロキシコルチド、フルオシノロンアセトニド、
トリアムシノロンアセトニド等の副腎皮質ステロイドホ
ルモンの所定量例えば、約1〜100ILf/CFI!
好ましくは約2〜10μ9/dlを含有する薬剤層2が
設けられている。
度に強い腰の可撓性を有する厚さ1〜10偶の気泡体製
のシート状、テープ状等の基材1の一方の面にヒドロコ
ーチシン、酪酸ヒドロコルチゾン、吉草酸ベタメタシン
、フルドロキシコルチド、フルオシノロンアセトニド、
トリアムシノロンアセトニド等の副腎皮質ステロイドホ
ルモンの所定量例えば、約1〜100ILf/CFI!
好ましくは約2〜10μ9/dlを含有する薬剤層2が
設けられている。
上記基材を構成する気泡体は、軟質乃至半硬質フオーム
のような適度の弾力性のある可撓性を有し、所定の圧迫
力で底突きしないものが好ましい。
のような適度の弾力性のある可撓性を有し、所定の圧迫
力で底突きしないものが好ましい。
例えばポリウレタン、ポリエチレン、ビニル系樹脂、シ
リコーン、ゴムその他の合成樹脂で発泡形成されたもの
があり、その気泡構造も連続、独立のものが適当に選択
して使用できる。
リコーン、ゴムその他の合成樹脂で発泡形成されたもの
があり、その気泡構造も連続、独立のものが適当に選択
して使用できる。
又連続気泡と独立気泡を適当な割合例えば約25〜97
部ニア5〜3部に混在する気泡体を形成して通気性と適
度に強い腰を有する好ましい基材が形成できる。
部ニア5〜3部に混在する気泡体を形成して通気性と適
度に強い腰を有する好ましい基材が形成できる。
基材の厚みは約l〜10cmで、好ましくは1〜5cm
である。
である。
基材の厚みが1cm未満では薄すぎて治療効果は得られ
ない。
ない。
又10cmを超えると厚くなりすぎて患部への保定か困
難となるばかりでなく、邪魔になり、治療用具として好
ましくない。
難となるばかりでなく、邪魔になり、治療用具として好
ましくない。
基材として好ましい特性の一例をポリウレタンフォーム
、ポリエチレンフオームについて示すとっぎの如きもの
である。
、ポリエチレンフオームについて示すとっぎの如きもの
である。
基材を構成する気泡体は、上記のほかに、性質の異なる
適当な厚さの前記フオームの二種以上を積層したものが
ある。
適当な厚さの前記フオームの二種以上を積層したものが
ある。
例えば、軟質と硬質若しくは半硬質、半硬質と硬質、半
硬質と軟質と硬質等を積層し、軟かいフオーム側に薬剤
層を形成すれは外部からの強衝撃をうけた場合でも、安
定に所要部に保定でき、当りも軟かい。
硬質と軟質と硬質等を積層し、軟かいフオーム側に薬剤
層を形成すれは外部からの強衝撃をうけた場合でも、安
定に所要部に保定でき、当りも軟かい。
上記薬剤層2は、ゴム系、アクリル系、シリコーン系等
公知の粘着剤中に前記副腎皮質ステロイドホルモンの所
定量を均一に配合し、これを前記基材の一方の面の全面
に、若しくは適当な縁部に余白部を存して全白部以外に
、あるいは薬剤層間に余白部を存して縦縞、横縞、格子
縞等にして該基材面に直接若しくは積層された薄膜層を
存して塗布形成できる。
公知の粘着剤中に前記副腎皮質ステロイドホルモンの所
定量を均一に配合し、これを前記基材の一方の面の全面
に、若しくは適当な縁部に余白部を存して全白部以外に
、あるいは薬剤層間に余白部を存して縦縞、横縞、格子
縞等にして該基材面に直接若しくは積層された薄膜層を
存して塗布形成できる。
第1〜2図には、ポリウレタンフォーム基材1の一方の
面に前記薬剤層2を形成し、薬剤層上にはくり性保護紙
3を貼着したものが、第3図にはポリウレタンフォーム
にポリエチレンフィルム4をラミネートした基材1の前
記フィルム上に前記同様の薬剤層2が縁部に適当な余白
部5を残して形成されたものが、第5図には、ポリエチ
レンフオーム基材1に薬剤層2が適当な間隔5aを存し
て横縞状に形成されたものが、又第4図には、ポリウレ
タンフォーム1aとポリエチレンフオーム1bを積層し
た基材1に薬剤層2を形成したものが、それぞれ示され
ており、前記第3図のものでは、フオーム内への薬剤層
の浸入が防止でき、余白部は貼着のさいの把持部となり
、指先等を汚染から防止できる。
面に前記薬剤層2を形成し、薬剤層上にはくり性保護紙
3を貼着したものが、第3図にはポリウレタンフォーム
にポリエチレンフィルム4をラミネートした基材1の前
記フィルム上に前記同様の薬剤層2が縁部に適当な余白
部5を残して形成されたものが、第5図には、ポリエチ
レンフオーム基材1に薬剤層2が適当な間隔5aを存し
て横縞状に形成されたものが、又第4図には、ポリウレ
タンフォーム1aとポリエチレンフオーム1bを積層し
た基材1に薬剤層2を形成したものが、それぞれ示され
ており、前記第3図のものでは、フオーム内への薬剤層
の浸入が防止でき、余白部は貼着のさいの把持部となり
、指先等を汚染から防止できる。
又第4図及び第5図のものでは、通気性があり、皮膚の
かぶれ等が防止できる。
かぶれ等が防止できる。
薬剤層は上記の如き薬剤含有粘着剤のほか、ステロイド
ホルモン軟こうを前記同様に形成したものであってもよ
く、このように軟こうによる場合には、基材の薬剤層形
成面の所要部に軟こうを塗布しない余白部を設け、これ
に第6図の如く粘着剤層6、若しくは前記ステロイドホ
ルモン含有粘着剤層を形成して、得られた治療用品を、
前記の基材の全面若しくは所要面部に薬剤、含有粘着剤
層を形成したものと同様に、患部等の皮膚上の処置部へ
保定し易くできる。
ホルモン軟こうを前記同様に形成したものであってもよ
く、このように軟こうによる場合には、基材の薬剤層形
成面の所要部に軟こうを塗布しない余白部を設け、これ
に第6図の如く粘着剤層6、若しくは前記ステロイドホ
ルモン含有粘着剤層を形成して、得られた治療用品を、
前記の基材の全面若しくは所要面部に薬剤、含有粘着剤
層を形成したものと同様に、患部等の皮膚上の処置部へ
保定し易くできる。
上記軟こう面及び粘着剤層には、必要に応じて前記同様
の保護紙が貼着できる。
の保護紙が貼着できる。
この治療用品を使用するには、施療される患部に応じて
所定量のステロイドホルモンを含有スるものを選び必要
に応じて所要部に裁断し、保護紙を剥ぎ、薬剤層側を患
部に対接するようにして貼り、その上から気泡体製の基
材が適当な圧縮状態になるよう包帯等を用いて締付けて
該患部上に保定すればよい。
所定量のステロイドホルモンを含有スるものを選び必要
に応じて所要部に裁断し、保護紙を剥ぎ、薬剤層側を患
部に対接するようにして貼り、その上から気泡体製の基
材が適当な圧縮状態になるよう包帯等を用いて締付けて
該患部上に保定すればよい。
このようにすれば、該治療用品は身体の施用部(即ち痩
痕部)の表面形状に合致して該痩痕部を均一に圧迫する
と共に該癲痕部に密着する面に存在する副腎皮質ステロ
イドホルモンの該痩痕部への容易な吸収による薬効と相
俟ってこの舟痕部皮膚表面の盛上りを、従来の圧迫療法
や薬剤療法に比し短期間の治療によって防止することが
できるばかりでなく、そのさい前記副腎皮質ステロイド
ホルモンの抗炎症作用によって粘着剤等による治療部位
のかぶれや痒み等も防止できて快適且つ効果的な治療が
できる。
痕部)の表面形状に合致して該痩痕部を均一に圧迫する
と共に該癲痕部に密着する面に存在する副腎皮質ステロ
イドホルモンの該痩痕部への容易な吸収による薬効と相
俟ってこの舟痕部皮膚表面の盛上りを、従来の圧迫療法
や薬剤療法に比し短期間の治療によって防止することが
できるばかりでなく、そのさい前記副腎皮質ステロイド
ホルモンの抗炎症作用によって粘着剤等による治療部位
のかぶれや痒み等も防止できて快適且つ効果的な治療が
できる。
又単位面積当りステロイドホルモン含有量の異る数種の
用品を備えておけば患部に応じて必要なものが選択使用
できるから、面倒がなく、その施用も容易で手数を要せ
ず、しかも構造簡単で安価に供給できるものである。
用品を備えておけば患部に応じて必要なものが選択使用
できるから、面倒がなく、その施用も容易で手数を要せ
ず、しかも構造簡単で安価に供給できるものである。
図面は本案の実施例を示し、第1図は一部の斜面図、第
2図は第1図の■−■線断面図、第3図及び第4図はそ
れぞれ変形例を示す第2図同様の断面図、第5図及び第
6図はそれぞれ他の変形例を示し、Aは第2図同様の断
面図、Bは保護紙を一部切除いた底面図である。 1は基材、2は薬剤層、3は保護紙である。
2図は第1図の■−■線断面図、第3図及び第4図はそ
れぞれ変形例を示す第2図同様の断面図、第5図及び第
6図はそれぞれ他の変形例を示し、Aは第2図同様の断
面図、Bは保護紙を一部切除いた底面図である。 1は基材、2は薬剤層、3は保護紙である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 適度の弾力性があり強い腰の可撓性を有する厚さ1
〜l Ocmの気泡体製基材の面の所要部に副腎皮質ス
テロイドホルモン含有薬剤層を設けたケロイド防止に使
用される治療用品。 2 薬剤層が副腎皮質ステロイドホルモンを含有する粘
着剤で形成された実用新案登録請求の範囲第1項に記載
の治療用品。 3 薬剤層が副腎皮質ステロイドホルモン軟こうで形成
された実用新案登録請求の範囲第1項に記載の治療用品
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556380U JPS6038645Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 治療用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556380U JPS6038645Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 治療用品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710855U JPS5710855U (ja) | 1982-01-20 |
JPS6038645Y2 true JPS6038645Y2 (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=29447801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8556380U Expired JPS6038645Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 治療用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038645Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP8556380U patent/JPS6038645Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710855U (ja) | 1982-01-20 |
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