JPS6038314B2 - 吊上げ磁石 - Google Patents

吊上げ磁石

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JPS6038314B2
JPS6038314B2 JP12936384A JP12936384A JPS6038314B2 JP S6038314 B2 JPS6038314 B2 JP S6038314B2 JP 12936384 A JP12936384 A JP 12936384A JP 12936384 A JP12936384 A JP 12936384A JP S6038314 B2 JPS6038314 B2 JP S6038314B2
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JP
Japan
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bar
magnetic
magnetic poles
magnetic flux
lifting magnet
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JP12936384A
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将 伊藤
優 青島
章義 外舘
正 和知
孝志 門脇
国雄 原田
昭支 阿部
賢 小橋
泰 篠原
勇 上石
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Hitachi Ltd
Hitachi Electric Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Electric Systems Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は例えば、1形鋼あるいはビレット等の条鋼のた
めの吊上げ磁石に関する。
〔発明の背景〕
条鋼を倉庫に収納したり、倉庫からとり出したりするた
めに、吊上げ磁石が使用される。
この場合、取扱いの便宜さ等から、条鋼は、一般には結
束されていないのが普通である。したがって、吊上げ磁
石により条鋼を移動させる場合には、条鋼の吊上げが確
実であるとともに、既に収納されている他の条鋼の荷く
ずれを起させないようにすることが必要である。従来の
、この種の吊上げ磁石について見ると、例えば実公昭5
4−11661号公報に記載されているように同時に吊
上げられる複数の条鋼について、各条鋼の長手方向に、
吊上げ磁石の磁極が配置されている。
この理由について考えて見ると、各条鋼を磁石の両磁極
に接触させて吸引力を各条鋼に独立に作用させ確実に吊
上げができるようにすること、さらには並置された条鋼
間には、当然ギャップがあるから、条鋼の幅方向に磁極
を配置したときは、強い超磁力が必要となり、磁石が大
形化すると考えられたことに困るものと考えられる。し
かしながら、条鋼に対する吊上げ磁石は、従釆のものは
、吊上げられるべく並置された条鋼の幅方向端部に対す
る吸引力が弱〈吊上げに確実性を欠いたり、これを強く
すると磁石が大形化するのは勿論漏洩磁束が多くなり、
他の吊上げ対象でない条鋼にも吸引力を及ぼし、これが
荷くずれを起す原因になったりする不都合があった。〔
発明の目的〕 本発明は上記点に対処して成されたもので、その目的と
するところは条鋼間の結合力を高めると共に他の条鋼の
荷くずれを防止できる吊上げ磁石を提供することにある
〔発明の概要〕
本発明の特徴とするところはE型コアの両側面にそれぞ
れコ字状の磁極を配置して両磁極が上下動自在に構成す
ると共に両磁極のヨーク部外側に両磁極の胴部をギャッ
プを持ってそれぞれ囲うように非磁性体のガイドを設け
たことにある。
このような特徴を有する本発明の吊上げ磁石は磁束が被
吊上げ条鋼の幅方向を直列に通過するように使用される
。〔発明の実施例〕 本願の発明者らは、並置された条鋼の幅方向を直列に磁
束を通すことにより、各条鋼間に吸引力が作用し、結果
として、結束された条鋼と同等に扱えることに着目し、
本発明をなしたものである。
第1図,第2図に本発明の−実施例を示す。
第1図は断面構造で、第2図は平面図である。第1図,
第2図において、20‘まE形コアであり、磁極21,
22及び23、励磁コイル24を有する。磁極21,2
3はコア20の両側薗部25,26とは別体とされた磁
性材でコ字状に構成され、励磁コイル24の無励磁の際
に、図に実線及び破線で示すように腹部を側面部25,
26に接触して上下に日だけ動くことができる。磁極2
1,23が破線の位置にあるとき、磁極21,22及び
23は同一平面となる。このように、両外側磁極21,
23が中心磁極22に対して、相対的に移動可能になっ
ている。27,28は磁極21,23のヨーク部外側に
設けた非磁性材で構成されたガイドであり、磁極21,
23が動くことができるように、ギャップgx,gyを
残して、磁極21,23の胸部を包み込む形でコア20
にとりつけるれている。
29,301まコイル24の保護板である。
第3図は、第1図に示す実施例の吊上げ磁石で1形鋼3
1,32及び33を吊上げる状況を示すものである。
図のように、条鋼がビレットのように、同一平面状にな
い場合は、可動の磁極21,23が、形鋼の厚さhに対
応した位置に落着く。この場合もコイルによって作られ
た磁束?は、各条鋼の幅方向を縫う形で流れるから、各
条鋼間の結合は強められ結束されているのと同等に安定
に吊上げられる。このようにして吊上げるのであるが、
吸引力において条鋼の長手方向に磁極を配置するより劣
ることがないばかりでなく、漏洩磁束の点でも有利とな
る。
即ち、本発明では、磁気の短絡回路に条鋼が並列に入る
から、\仮りに、磁極の発生する磁束が強くても、条鋼
内での磁束の拡がりがあるだけであり、本質的に外部に
漏洩しにくく、吊上げに関係しない、隣接した条鋼に吸
引力を及ぼすことが少なくなる効果もある。第4図は、
第1図に示す吊上げ磁石でフランジ部の厚さがtfの1
形鋼を吊上げる場合の磁束の流れを説明する図である。
図のように、条鍵41〜45が磁極21〜23によって
吊上げられるとき、磁極22から出た磁束は磁極21,
23の方に条鋼を通して流れるわけであるが、コイルの
起磁力が条鋼に形成される滋路を飽和させる程のもので
なければ、図に?Mで示すように磁束が流れる。厚さt
fが相対的に小さく、磁気飽和が起るようであれば、図
にぐsで示すようにも磁束が流れることになる。いずれ
の場合にしても、磁束は各条鋼間に相互に吸引力が作用
する形で流れるから、条鋼間の結合力は強く安定に吊上
げができる。本発明は、さらに、漏洩磁束の面からも有
利である。
即ち、第3図及び第4図を参照して明らかなように、被
吊上げ条鋼の最外側部分は、本質的に磁路とならないか
ら、漏洩磁束が少ないのである。その上、非磁性材のガ
イド27,28を設けているのでコア20により漏洩磁
束を低減する効果もある。吊上げ磁石あるいは、被吊上
げ材の側面への漏洩磁束が少ないことは、せまし、場所
に効率よく、条鋼を収納できる効果をもつ。
第5図はこのことを説明する図であり、A,B,C及び
Dは無結束の条鋼の列がギャップdをもって収納されて
いる例を示す。各例は、例えば第4図で示す条鋼が何段
か積上げられているものである。今、吊上げ磁石10川
こよって条鋼の吊上げ単位となっているフロック200
を吊上げるとすると、漏洩磁束が多いときは、ギャップ
dを大きくしないと、吊上げ磁石の移動によって荷くず
れを起す可能性があるが、本発明では、この面からも有
利である。〔発明の効果〕以上説明したように、本発明
の吊上げ磁石コ字状磁極の一脚面が被吊上げ条鋼に接触
するので接触面積が大となり、かつ磁極を囲うように非
磁性材のガイドを設けている。
このため、吊上げ磁石を磁束が各条鋼の幅方向を縫うよ
うに流れるように使用した際に漏洩磁束を少なくできる
ので条離間の結合力を高め且荷くずれを起こすことなく
安定に吊上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明の一実施例を断面構造、平面構
造で示す図、第3図は本発明の吊上げ磁石で1形鋼を吊
上げる場合を断面構造で示す図、第4図は本発明の吊上
げ磁石で1形鋼をつり上げる他の場合の磁束の流れを説
明する図、第5図は漏洩磁束の問題を説明する概念図で
ある。 20・・・・・・コア、21,22,23・・・・・・
磁極、24・・・・・・コイル、31,32,33・・
・・・・1型鋼。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 励磁コイルを巻装されたE型コアの両側面にそれぞ
    れコ字状の磁極を配置し、両磁極は前記励磁コイルの無
    励磁の際に腹部平坦部を前記E型コアの側面に接触して
    上下動自在に構成され、両磁極のヨーク部外側に両磁極
    の胴部をギヤツプを持つてそれぞれ囲うように非磁性材
    のガイドが設けられていることを特徴とする吊上げ磁石
JP12936384A 1984-06-25 1984-06-25 吊上げ磁石 Expired JPS6038314B2 (ja)

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JP12936384A JPS6038314B2 (ja) 1984-06-25 1984-06-25 吊上げ磁石

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JP12936384A JPS6038314B2 (ja) 1984-06-25 1984-06-25 吊上げ磁石

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JPS6019682A JPS6019682A (ja) 1985-01-31
JPS6038314B2 true JPS6038314B2 (ja) 1985-08-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02213604A (ja) * 1989-02-14 1990-08-24 Hitachi Heating Appliance Co Ltd 気化式ポットバーナのディフレクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2682354B2 (ja) * 1992-11-17 1997-11-26 三菱電機株式会社 エレベータ据付用足場
US5964740A (en) 1996-07-09 1999-10-12 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Treatment accessory for an endoscope

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