JPS6038189Y2 - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置

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JPS6038189Y2
JPS6038189Y2 JP6546077U JP6546077U JPS6038189Y2 JP S6038189 Y2 JPS6038189 Y2 JP S6038189Y2 JP 6546077 U JP6546077 U JP 6546077U JP 6546077 U JP6546077 U JP 6546077U JP S6038189 Y2 JPS6038189 Y2 JP S6038189Y2
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JP
Japan
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coil
level detection
liquid
liquid level
oscillation circuit
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Application number
JP6546077U
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English (en)
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JPS53159362U (ja
Inventor
外雄 北村
成行 秋田
修三 吉田
Original Assignee
株式会社日本自動車部品総合研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車におけるブレーキ液等の容器内の液体の
液面を検出する液面検出装置に関するものである。
従来周知のブレーキ液の液面検出装置には、液面の変化
に応じて移動するフロートと、該フロートを移動可能に
支えるハウジング、前記フロートが液面検出すべき所定
位置にきた時に、前記ハウジングに内蔵されたマグネッ
トとリードスイッチの組合せにより作動するスイッチン
グ回路を備えたものがある。
ところがフロートを用いた構造では、フロート及びフロ
ートを支えるハウジングにより占める容積でもってリザ
ーバタンクが大きくなってしまうという欠点があり、ま
た磁気的にフロートの位置を検出するため、その吸引力
との関係により検出装置を余り小型にできないという欠
点がある。
本考案は上記欠点を解消するものであり、高入力インピ
ーダンスの能動素子と1次コイル及び2次コイルを有す
る発振回路と、前記1次及び2次コイルと磁気結合関係
にある3次コイルとを液体収納器のキャップ内に配置し
、さらに前記3次コイルの一端に接続された探索電極を
前記キャップに取付けて、この電極と液体との接触状態
に応じて前記発振回路の発振状態を制御することにより
、従来のフロート式センサに比べて一層小型にでき、と
りわけ前記探索電極の状態に関連作動する発振回路中の
能動素子を高入力インピーダンス素子にすることにより
、高インピーダンスの導電性液体に対しても確実に検出
できる液面検出装置を提供することを目的とするもので
ある。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図は本考案を自動車におけるブレーキ液の液面検出
装置に適用した時の全体の構成を示すもので、101は
ブレーキ・マスクシリンダ装置のシリンダ部分で、10
2はリザーバタンク、200は本考案装置であるブレー
キ液の液面検出装置である。
300は表示部で、ブレーキ液の液面が一定レベル以下
に減少したことを警告するもので、自動車の計器盤等に
配置される。
400は自動車のバッテリーである。
第2図は本考案による液面検出装置の内部構造図であり
、201はブレーキキャップで、電子部品250を組み
込んだプリント板210及びハウジング202を図中A
部に示すごとく取付可能にしている。
211は1次コイル、2次コイル、3次コイルを巻いて
いるコイル部、212はフェライト磁石である。
201aはリザーバタンク102内部の蒸気を外へ逃が
すための通気口である。
203は銅線よりなる電極で、ブレーキ液が不足状態と
なった時、その先端部が空気中に露出するものである。
電極203はプリント板210及びパイプ205で固定
される。
パイプ205の上端のカシメによって固定されたゴムリ
ング204及びパイプ205とワッシャ207により押
えつけられたゴムリング206でもって、リザーバタン
ク102内の蒸気がハウジング202内へ侵入するのを
防いでいる。
209はリード線で、表示部300に接続される。
第3図は本考案装置の電気結線図を示すものである。
250Aは第2図中電子部品250に係る液面検出回路
で、プリント板210に取付けられる。
ブレーキ液は導電性を有するがそのインピーダンスは数
1OKΩ〜撰にΩと高インピーダンスであるため、本考
案装置においてはこのブレーキ液を検出するため入力イ
ンピーダンスの高い電界効果トランジスタ(以下FET
と称す)254を用い、1次コイル252.2次コイル
253.抵抗255とてブロッキング発振回路251を
構成している。
256は3次コイルで、1次コイル252及び2次コイ
ル253と磁気的結合関係にある。
この3次コイル256の一端256bは接地を介して一
方の電極となる金属性のブレーキ・マスクシリンダ10
1(第1図図示)に接続され、他端256aは銅線から
なる電極203に接続される。
これらシリンダ101と電極203との間が遮断状態に
ある時、3次コイルはその両端がブレーキ液を介して導
電状態となり、前記発振回路251は発振を行なうよう
になっている。
この発振回路251部分の作動について前もって説明し
ておくと、いま液面検出回路250Aに電源が印加され
たとするとNチャンネル接合形FET (以後FETと
呼ぶ)254のゲートは2次コイル253を介してO電
位になるためFET254にはドレイン電流が流れ1次
コイル252に電流が流れ始める。
この1次コイル25に電流が流れることにより2次コイ
ル253にはFETのゲートに接続される側が高い電位
となる起電力が生じる。
よってFET254はよりドレイン電流が流れるという
正帰還作用によりFET254は完全な導通状態になる
一方、一次コイル252に流れる電流は一次コイル25
2の自己インダクタンスLに制限されて時間と共に増大
し、飽和域に達すると、2次コイル253には起電力が
発生しなくなるため、ゲート電位は低下するようになる
よってドレイン電流が減少し、正帰還作用により2次コ
イルにはゲート電位をより低下させる方向に起電力が発
生してますますドレイン電流を減少させゲート電位を負
の電位追いやりFET254は遮断される。
そして1次コイル253に電流が流れなくなるとゲート
電位は2次コイル254を介して0電位となりFET2
54のドレイン電流が流れ始めるという動作を繰り返し
発振する。
この発振周期はコイルのインピーダンスとFETの順伝
達アドミッタンス及び入力容量等で定まる。
上記の発振回路251の出力信号は結合コンデンサ25
8を介してダイオード259,260及びコンデンサ2
61からなる整流回路部257でもって直流信号に波形
整形され、さらにこの信号は抵抗262を介してスイッ
チングトランジスタ263のベースに加えられるように
なっている。
264はコレクタ抵抗、265はブレーキ液の液面状態
に応じた信号を出力する出力端子、400はバッテリで
ある。
次に上記構成においてその作動を説明する。
まず第2図に示すブレーキキャップのの構造によるその
作用を述べると、ブレーキ液の液温上昇により、ブレー
キ液中に混入した水分は蒸発し水蒸気がリザーバタンク
102内に発生する。
その際、この水蒸気は第2図に示す通気口201aより
リザーバタンク102の外へ逃げる。
また電極203をつたわりハウジング202内へ侵入す
る蒸気及びブレーキ液に対してはゴムリング204でも
って防ぎ、他方へハウジング202をつたわり侵入する
水蒸気に対してはゴムリング206及びブレーキキャッ
プ201のA部で防いでいる。
次に第3図に示す電気回路についてその作動を述べる。
まずブレーキ液が充分にある状態においては、電極20
3はブレーキ液中に浸っている。
ブレーキ液は通常数1OKΩ〜数100にΩのインピー
ダンスを有し多少導電性があるので、3次コイル256
の両端256 a、 256 bはブレーキ液のインピ
ーダンスを負荷として接続された状態となる。
この状態の時、発振回路251の1次コイル252.2
次コイル253の相互誘導係数Mは3次コイル256に
よるインピーダンス変換作用により変化し、回路の定数
設定により発振回路251は所定の発振条件を満足しな
くなり発振動作しない。
従って発振出力が表われないので、次段の整流回路25
7出力は0 (V)でトランジスタ263は遮断腰出力
端子265は゛H゛レベルを出力する。
次にブレーキ液が不足した状態になると、電極203は
ブレーキ液中から露出するため3次コイル256の両端
256 a、 256 bは開放状態になり、発振回
路251の1次コイル252.2次コイル253への影
響はなくなり、発振回路251は所定の発振条件を満足
して発振する。
この発振信号は次段の整流回路257で整流されトラン
ジスタ263を導通させ、出力端子265はilL“レ
ベルを出力する。
ここで本実施例においては、電極203ともう一方の電
極であるシリンダ101間には交流信号が印加されるの
みであるから、電極203がイオンの溶出により消耗す
ることはない。
なお、上述の実施例はブレーキ液の液面を検出するもの
であるが、被測定液体が導電性のものであれば何でもよ
い。
以上述べたように本考案においては、高入力インピーダ
ンスの能動素子の出力端子に1次コイルを接続し、制御
端子に2次コイルを接続した発振回路と、前記1次及び
2次コイルと磁気結合関係にある3次コイルとを液体収
納容器のキャップ内に配置し、さらに前記3次コイルの
一端に接続された液面探索電極を前記キャップに取付け
て、この電極と液体との接触状態に応じて前記発振回路
の発振状態を制御しているから、従来のフロート式セン
サに比べてより一層小型にして既存のキャップ内に取付
けることができるため、配設場所の選択や設置の手数を
大巾に省略できるという優れた効果があり、とりわけ前
記探索電極の状態に関連作動する発振回路中の前記能動
素子を高入力インピーダンス素子にしているから、高イ
ンピーダンスの導電性液体に対しても確実に液面検出で
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案になる液面検出装置の一実施例を示す
ものであり、第1図は本考案装置を実車装着した時の概
要を示す構成図、第2図は本考案装置の内部構造を示す
断面図、第3図は本考案装置の電気結線図である。 102・・・・・・リザーバタンク、201・・・・・
・ブレーキキャップ、202・・・・・・ハウジング、
203・・・・・・電極、251・・・・・・発振回路
、254・・・・・・高入力インピーダンスの能動素子
をなすFET、 252゜253.256・・・・・・
1次コイル、2次コイル、3次コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導電性の液体を収納する液体収納容器、 高入力インピーダンスの能動素子と、こお能動素子の負
    荷側と制御入力側とを正帰還結合するように磁気結合関
    係にある1次コイルおよび2次コイルと、を含む発振回
    路、 前記1次コイルおよび2次コイルと磁気結合関係にあっ
    て両端が導電状態にあるか開放されたかにより前記1次
    コイルおよび2次コイルの相互誘導係数を変化させる3
    次コイルであって、一端が前記液体収納容器と電気的に
    接続されている3次コイル、 前記発振回路および前記3次コイルを収納配置した前記
    液体収納容器のキャップ、および前記キャップに支持さ
    れ、その先端が液体収納容器内の所定液面検出位置に伸
    長された探索電極であって、前記3次コイルの他端と電
    気的に接続された探索電極、 を備えてなる液面検出装置。
JP6546077U 1977-05-20 1977-05-20 液面検出装置 Expired JPS6038189Y2 (ja)

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JP6546077U JPS6038189Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 液面検出装置

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JPS53159362U JPS53159362U (ja) 1978-12-13
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