JPS6038148B2 - 座席用ボタン - Google Patents
座席用ボタンInfo
- Publication number
- JPS6038148B2 JPS6038148B2 JP7365779A JP7365779A JPS6038148B2 JP S6038148 B2 JPS6038148 B2 JP S6038148B2 JP 7365779 A JP7365779 A JP 7365779A JP 7365779 A JP7365779 A JP 7365779A JP S6038148 B2 JPS6038148 B2 JP S6038148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- central body
- hole
- seat
- head
- seat button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車などの乗物又は家具用の座席の係り止
め用ボタンに関する。
め用ボタンに関する。
従来、第１図乃至第３図に示すように、座席用ボタン９
はプレス成形による金属製で、側面１１をもつキャップ
１０の内側に均一の間隔があくように周側１２のある止
め板１３を筋合していた。
はプレス成形による金属製で、側面１１をもつキャップ
１０の内側に均一の間隔があくように周側１２のある止
め板１３を筋合していた。
止め板１３の中央には釣かぎ１５を装着するための穴１
４が穿設され、組立後釣かぎ１５へ取付用糸１６を通し
て座席１の背捷２のカバー３およびパッド４、スプリン
グ５を孫ませるようにしてフレームワイヤ６に取り付け
ていた。側面１１の内周と、周側１２の外周には、通常
座席１と同一色彩の布地１７が挟持されていた。この従
来のボタン９では部品点数が多く又、キャップ１０、止
め板１３および釣かぎ１５には表面処理の必要性があり
、又、組立工数に時間がかかり、たとえ工具を使用した
としても大量生産にむく構造ではなかった。
４が穿設され、組立後釣かぎ１５へ取付用糸１６を通し
て座席１の背捷２のカバー３およびパッド４、スプリン
グ５を孫ませるようにしてフレームワイヤ６に取り付け
ていた。側面１１の内周と、周側１２の外周には、通常
座席１と同一色彩の布地１７が挟持されていた。この従
来のボタン９では部品点数が多く又、キャップ１０、止
め板１３および釣かぎ１５には表面処理の必要性があり
、又、組立工数に時間がかかり、たとえ工具を使用した
としても大量生産にむく構造ではなかった。
本発明による座席用ボタンはこれらの欠点を除き、組立
工数の低減による量産が可能になるばかりか、表面処理
の必要性がなくなり、さらに部品に軽量化も期待できる
有用な座席用ボタンを提供することを目的とする。
工数の低減による量産が可能になるばかりか、表面処理
の必要性がなくなり、さらに部品に軽量化も期待できる
有用な座席用ボタンを提供することを目的とする。
かかる目的を達するために、本発明は合成樹脂材よりな
り、第１部材の頭部の外周面を布地で覆い、第２部材を
第１部材に係止すると共に、布地の全端部は第１，２部
材によって挟持された座席用ボタンにおいて、第１部材
は頭部の内面略中央部より中央体を延出し、該中央体の
中間部に係止用段部を、又中央体の下端部に取付用糸の
挿通可能な孔を夫々設け、第２部材の基体の側壁外周面
には、前記第１部材の周側面の内方に圧嬢可能な複数の
突条線を周方向に平行に複数形成し、中央部には前記第
１部材の中央体を挿適するための孔が形成され、該孔の
周辺に前記第１部材の掛止用段部に係合可能な爪を有す
る係止片を形成してなることを特徴とする座席用ボタン
を提供する。
り、第１部材の頭部の外周面を布地で覆い、第２部材を
第１部材に係止すると共に、布地の全端部は第１，２部
材によって挟持された座席用ボタンにおいて、第１部材
は頭部の内面略中央部より中央体を延出し、該中央体の
中間部に係止用段部を、又中央体の下端部に取付用糸の
挿通可能な孔を夫々設け、第２部材の基体の側壁外周面
には、前記第１部材の周側面の内方に圧嬢可能な複数の
突条線を周方向に平行に複数形成し、中央部には前記第
１部材の中央体を挿適するための孔が形成され、該孔の
周辺に前記第１部材の掛止用段部に係合可能な爪を有す
る係止片を形成してなることを特徴とする座席用ボタン
を提供する。
以下、図面を用いて実施例を説明する。第４図Ａ，Ｂお
よび第５図に用いて、本発明の一実施例を説明する。
よび第５図に用いて、本発明の一実施例を説明する。
第４図Ａは第１部材たるキャップ６０で頭部６１は周側
面６２をもち、頭部６１の内面ほゞ中央部より中央体６
３の中間部には鶏止用段部たる平面上の係止体６４を形
成し、さらに中央体６３の下端には取付用糸１６を敬付
ける孔６５が設けられている。
面６２をもち、頭部６１の内面ほゞ中央部より中央体６
３の中間部には鶏止用段部たる平面上の係止体６４を形
成し、さらに中央体６３の下端には取付用糸１６を敬付
ける孔６５が設けられている。
第４図Ｂは第２部材たる本体６６を示し、基体６７の側
面は相互に平行状となった壁面６８が全周に立上つてお
り、その外周には、基体６７の面に平行に複数の突条線
６９が形成されている。本体６６の中央部には、第１部
材６０の中央体６３を挿適するための孔が形成され、該
孔に周辺に第１部材６０の掛止用段部たる係止体６４に
係合可能な爪７０を先端が内方下部に向った係止片７１
をもって形成している。かかる構造による座席用ボタン
５９によれば、布地３２は頭部６１の外周面を覆い、そ
の全端部は周側面６２の内方へ挿入されたあと、本体６
６が爪７０の方向より中央体６３を間にはさみ込むよう
にして押込まれる。この時、爪７０は弾性的に関脚した
中央体６３のもつ係止体６４に係止片７１が係合して一
体的に強固に組合わされる。同時に、布地３２の全端部
は突条線６９および周側面６２によって挟持される。以
上に説明したような構成になる本発明の座席用ボタンに
よれば、布地の舷合が強固に行なえるばかりでなく、座
席用ボタンの組立ても容易に行なえ、工数に無駄がなく
、しかも部品点数も少なく且つ表面処理が不用のため原
価低減の効果がある。
面は相互に平行状となった壁面６８が全周に立上つてお
り、その外周には、基体６７の面に平行に複数の突条線
６９が形成されている。本体６６の中央部には、第１部
材６０の中央体６３を挿適するための孔が形成され、該
孔に周辺に第１部材６０の掛止用段部たる係止体６４に
係合可能な爪７０を先端が内方下部に向った係止片７１
をもって形成している。かかる構造による座席用ボタン
５９によれば、布地３２は頭部６１の外周面を覆い、そ
の全端部は周側面６２の内方へ挿入されたあと、本体６
６が爪７０の方向より中央体６３を間にはさみ込むよう
にして押込まれる。この時、爪７０は弾性的に関脚した
中央体６３のもつ係止体６４に係止片７１が係合して一
体的に強固に組合わされる。同時に、布地３２の全端部
は突条線６９および周側面６２によって挟持される。以
上に説明したような構成になる本発明の座席用ボタンに
よれば、布地の舷合が強固に行なえるばかりでなく、座
席用ボタンの組立ても容易に行なえ、工数に無駄がなく
、しかも部品点数も少なく且つ表面処理が不用のため原
価低減の効果がある。
また、合成樹脂成形によるため量産が可能で、材料軽量
化の効果も生ずる等の実益的効果を有する。
化の効果も生ずる等の実益的効果を有する。
第１図は座席の斜視説明図、第２図は従来の座席用ボタ
ン９の分解斜視説明図、第３図は第１図の山一ｍ線に係
る断面説明図、第４図Ａ，Ｂは夫々本発明の一実施例に
係る座席用ボタンの分解斜視説明図、第５図は第４図Ａ
，Ｂに示す座席用ボタンの組立断面説明図である。 １６…・・・取付用糸、３２・・・・・・布地、５９・
・・・・・座席用ボタン、６０・・・・・・第１部材、
６１・・・・・・第１部材６０の頭部、６２・・・・・
・第１部材６０の周側面、６３・…・・第１部材６０の
中央体、６４・・・・・・掛止用段部、６５・…・・孔
、６６・・・・・・第２部材、６７・・・・・・基体、
６８・・・・・・壁面、６９・・・・・・突条線、７０
・・・・・・爪、７１・・・・・・係止片。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
ン９の分解斜視説明図、第３図は第１図の山一ｍ線に係
る断面説明図、第４図Ａ，Ｂは夫々本発明の一実施例に
係る座席用ボタンの分解斜視説明図、第５図は第４図Ａ
，Ｂに示す座席用ボタンの組立断面説明図である。 １６…・・・取付用糸、３２・・・・・・布地、５９・
・・・・・座席用ボタン、６０・・・・・・第１部材、
６１・・・・・・第１部材６０の頭部、６２・・・・・
・第１部材６０の周側面、６３・…・・第１部材６０の
中央体、６４・・・・・・掛止用段部、６５・…・・孔
、６６・・・・・・第２部材、６７・・・・・・基体、
６８・・・・・・壁面、６９・・・・・・突条線、７０
・・・・・・爪、７１・・・・・・係止片。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ 合成樹脂材よりなり、第１部材の頭部の外周面を布
地で覆い、第２部材を第１部材に係止すると共に、布地
の全端部は第１，２部材によつて挾持された座席用ボタ
ンにおいて、第１部材は頭部の内面略中央部より中央体
を延出し、該中央体の中間部に掛止用段部を、又中央体
の下端部に取付用糸の挿通可能な孔を夫々設け、第２部
材の基体の側壁外周面には、前記第１部材の周側面の内
方に圧接可能な複数の突条線を周方向に平行に複数形成
し、中央部には前記第１部材の中央体を挿通するための
孔が形成され、該孔の周辺に第１部材の掛止用段部に係
合可能な爪を有する係止片を形成してなることを特徴と
する座席用ボタン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7365779A JPS6038148B2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 座席用ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7365779A JPS6038148B2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 座席用ボタン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55166104A JPS55166104A (en) | 1980-12-25 |
| JPS6038148B2 true JPS6038148B2 (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=13524562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7365779A Expired JPS6038148B2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 座席用ボタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038148B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0313280Y2 (ja) * | 1985-07-25 | 1991-03-27 | ||
| JPS6264311U (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-21 | ||
| JPH0223808U (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-16 | ||
| JP4629197B2 (ja) * | 2000-07-28 | 2011-02-09 | 株式会社岡村製作所 | クッション体の引き込み具、及びクッション体支持構造 |
-
1979
- 1979-06-11 JP JP7365779A patent/JPS6038148B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55166104A (en) | 1980-12-25 |
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