JPH0313280Y2 - - Google Patents

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JPH0313280Y2
JPH0313280Y2 JP1985114949U JP11494985U JPH0313280Y2 JP H0313280 Y2 JPH0313280 Y2 JP H0313280Y2 JP 1985114949 U JP1985114949 U JP 1985114949U JP 11494985 U JP11494985 U JP 11494985U JP H0313280 Y2 JPH0313280 Y2 JP H0313280Y2
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JP
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skin
recess
button
protrusion
fitting body
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JP1985114949U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として自動車のシート表面に取付け
る飾りボタンに関する。
(従来技術) 従来、この種の飾りボタンは、例えば第7図に
示すごとく、皿状のボタン本体Aの下面に、シー
トに係止する脚部Bを一体形成すると共に、前記
ボタン本体Aの外面に、前記シートの表皮と同じ
生地からなる表皮Cを接着剤で貼り付けていたの
である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで第7図に示す飾りボタンは、前記表皮
Cを、比較的小型である前記ボタン本体Aの外面
に接着剤で貼り付けていることから、該表皮Cの
貼り付け作業に手間を要するのは勿論のこと、永
年の使用により前記表皮Cが前記ボタン本体Aか
らはがれる虞もあるし、又前記表皮Cを前記ボタ
ン本体Aに立体的に貼る必要があることから、該
表皮Cに皺が生じて、外観をそこねたり、あるい
は、シート表面から突出するボタンの高さHが高
くなつて、シートに座つた乗員に異物感を与える
と云う不具合がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであ
つて、目的とするところは、前記表皮を前記ボタ
ン本体に簡単に張り付けることが出来、しも該表
皮に皺が生じにくい飾りボタンを提供せんとする
にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の目的を達成するために、シート
の表面に取付ける飾りボタンを、下面に凹所を形
成し且つ該凹所の内壁中央部に環状の係合突状を
周設したボタン本体と、該ボタン本体の外面を覆
う表皮と、前記ボタン本体の係合突状に係合する
環状突起を周設した嵌合体とから成り、前記表皮
の周縁部を前記凹所内に挿入して、前記嵌合体の
前記凹所内への圧入に伴う前記環状突起の前記係
合突状への係合により、該嵌合体を介して前記表
皮を前記ボタン本体の外面に張設する一方、前記
凹所の内面と前記嵌合体における前記凹所の内面
と対面する面との少なくとも一方に、前記表皮を
押圧する突起を突設したのである。
(作用) 本考案によれば、前記表皮の周縁部を前記凹所
内に挿入して、前記嵌合体を前記凹所内に圧入す
るだけの簡単な作業で、前記表皮を前記ボタン本
体の外面に確実且つ強固にしかも皺が生じること
なく均等な力で張設することが出来るのである。
(実施例) 以下本考案にかかる飾りボタンの一実施例を図
面に基づいて説明する。
図に示す飾りボタンは、ポリアセタール樹脂か
ら形成したボタン本体1と、該ボタン本体1の外
面を覆う表皮2と、前記ボタン本体1に嵌合する
ポリアセタール樹脂製の嵌合体3とから成る。
前記ボタン本体は、底面からみてほぼ正方形の
トレイ状を呈するものであつて、該ボタン本体1
の下面に平面形状ほぼ角形の凹所11を形成する
と共に、該凹所11の内壁中央に円形の貫通孔1
2を穿設して、該貫通孔12の下端内周面に、該
貫通孔12の軸芯に向かつて斜め上方に突出する
係合突状13を周設し、且つ前記凹所11の内面
には、先端が尖つた多数の突起14を突設してい
る。
又、前記表皮2は、飾りボタンを装着するシー
ト4のシート表皮5と同じ生地から形成してい
る。
又前記嵌合体3は、平面形状ほぼ正方形で、そ
の上面中央には、前記貫通孔12に挿入する筒状
部31を一体形成して、該筒状部31の上端外周
に、前記係合突状13の先端に係合する環状突起
32を周設する一方、該嵌合体3の下面中央に
は、ホグリング6の係止孔33を備えた脚部34
を垂設している。
尚図中7は、前記シート4内に配設した線材で
ある。
以上の構成部材からなる飾りボタンを組立てる
には、まず前記表皮2で前記ボタン本体1の外面
を包んだ上で、その端末部位を前記凹所11内に
押し込む。
続いて前記嵌合体3を前記凹所11内に圧入す
ると同時に、該嵌合体3の筒状部31を前記ボタ
ン本体1の貫通孔12に挿入して、前記環状突起
32を前記係合突状13の先端に係合させること
で、前記嵌合体3を前記ボタン本体1に組付ける
のである。
しかして前記嵌合体3の前記凹所11内への圧
入に伴い、前記凹所11内に押し込んでいる前記
表皮2の端末が、前記嵌合体3により強力に引つ
張られ、しかも環状突起32が前記係合突状13
に対し周状に係合するので、前記ボタン本体1と
前記嵌合体3との嵌合が周状に均一な力で嵌合す
ることとなり、従つて、該表皮2は、前記ボタン
本体1の外面に皺を生じることなく張設さるので
あつて、又該表皮1の端末部位は、第1図に示す
ごとく前記突起14と前記嵌合体3の上面とで確
実に挟持されるので、ボタン本体1の外面に張設
した該表皮2が、たるむようなことはないのであ
る。
又以上のごとく組立てた飾りボタンをシート4
上に取付けるには、前記嵌合体3の脚部34をシ
ート4内に挿入して、該脚部34の係止孔33と
前記シート4内に配設した前記線材7とにわたつ
てホグリング6を掛け渡せばよいのである。
尚、以上の実施例では、前記突起14を前記ボ
タン本体1における凹所11の内面に突設した
が、前記嵌合体3の上面に突設してもよいし、あ
るいは、前記凹所11の内面と前記嵌合体3の上
面の両方に突設してもよい。
(考案の効果) 以上のごとく本考案によれば、ボタン本体の外
面を包んだ表皮の端末部位を前記凹所内に押し込
んだ上で、前記嵌合体を前記凹所内に圧入して、
前記環状突起を前記係合突状に係合させるだけの
簡単な作業により、前記ボタン本体と嵌合体との
嵌合が周状に均一な力で嵌合することとなるの
で、前記表皮を前記ボタン本体の外面に皺なく均
等な力で張設することが出来、しかも前記嵌合体
の前記凹所内への嵌合により、表皮の端末部位を
前記突起と該突起の先端が対接する面とで確実に
挾持されるので、全体として前記表皮が永年にわ
たつて前記ボタン本体の外面に対し皺なく張られ
た状態に保たれ、たるむようなことはないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる飾りボタンの一実施例
を示す断面図、第2図はボタン本体の底面図、第
3図は第2図−線断面図、第4図は嵌合体の
平面図、第5図は同正面図、第6図は、前記飾り
ボタンを取付けたシートの概略斜視図、第7図は
従来の飾りボタンの断面図である。 1……ボタン本体、11……凹所、14……突
起、2……表皮、3……嵌合体、4……シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの表面に取付ける飾りボタンであつて、
    下面に凹所を形成し且つ該凹所の内壁中央部に環
    状の係合突状を周設したボタン本体と、該ボタン
    本体の外面を覆う表皮と、前記ボタン本体の係合
    突状に係合する環状突起を周設した嵌合体とから
    なり、前記表皮の周縁部を前記凹所内に挿入し
    て、前記嵌合体の前記凹所内への圧入に伴う前記
    環状突起の前記係合突状への係合により、該嵌合
    体を介して前記表皮を前記ボタン本体の外面に張
    設する一方、前記凹所の内面と前記嵌合体におけ
    る前記凹所の内面と対面する面との少なくとも一
    方に、前記表皮を押圧する突起を突設したことを
    特徴とするシート用飾りボタン。
JP1985114949U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0313280Y2 (ja)

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JPS6222000U (ja) 1987-02-09

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