JPS603801Y2 - 電気ナイフ

Info

【考案の詳細な説明】本考案は多数の歯をもった一対のカッターを前後に摺動
させてパン、野菜、ハム等を切削する電気ナイフに関す
るもので、保護カバーを施すことにより取扱いの安全と
、保管の容易化をはかったものである。

以下、添付図面をもとに本考案の一実施例について説明
する。

図において１は内部にモータ、動力伝達部材からなる駆
動装置を設けた本体、２は駆動装置を操作するスイッチ
ボタン、３は後記するカッターを本体１から外すリリー
ズボタン、４．５は多数ののこ歯状の歯４’、５’を有
し前記駆動装置により前後に往復摺動する一対のカッタ
ーである。

このカッター４，５は、その基部４″、５″が本体１の
前端開口部から挿入され内蔵された機構に着脱自在に接
続されるものである。

そして、カッター４，５の先端は、−刃側に設けたピン
６が他方側に設けた軸方向に長い長孔７に嵌り込み摺動
が案内されるようになっている。

８は電源コードである。

そして、９はカッター４，５をおおう軸式の保護カバー
で、本体１に対して着脱自在であり、本体側の端部に引
掛部材１０を設けている。

この保護カバー９は、カッター分解時にそれの収納ケー
スとなるもので、第３図のように流し台等の扉１１の掛
具１２に引掛部１０を引掛けて使用するものである。

１３は本体１の後面に設けた引掛具で、扇１１の掛具１
２に引掛は保管する。

１４は台所用品の一例で保管状態を示す。

上記した電気ナイフは、通常は第２図の状態にあり、使
用するには、保護カバー９を取外し通電すれば、カッタ
ー４，５は互いに密着した状態で往復する。

したがって歯４’、５’で被切削物例えばパン、野菜、
ハム、冷凍食品等を切削することができる。

使用後はカッター４，５を本体から外し、洗浄する。

電気ナイフを保管する時は、第３図に一例を示すように
、本体１、カッター４，５を分離し流し台や壁等の掛具
１２に保護カバー９の引掛部１０を引掛けてその中にカ
ッター４，５を収納する。

また本体は引掛具１３で掛具１２に引掛け、保護カバー
９と並べて保管する。

このように本考案は、本体とカッターの着脱が可能でカ
ッターの保護カバーに引掛部を設けているため、保管ス
ペースが小さくてすみ、他の台所用品と並べて保管でき
台所作業が効率的にできる。

また軸式保護カバーのため、カッターの取扱い上の安全
性もよくその実用的価値は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案電気ナイフの外観斜視図、第２図Ａ、
Ｂは保護カバーを施した状態の電気ナイフの上面図およ
び側面図、第３図は保管状態の説明図である。１・・・・・・本体、４，５・・・・・・カッター９
・・・・・・保護カバー。

【実用新案登録請求の範囲】

多数の歯をもった一対のカッターと、このカッターを前
後に摺動させる駆動装置をもったカッターとは着脱自在
の本体と、前記カッターを軸式におおいカッター分解時
の収納ケースとなる保護カバーとを有し、前記保護カバ
ーには引掛部を設けた電気ナイフ。