JPS6037885Y2 - ハンドル位置調整機構 - Google Patents
ハンドル位置調整機構Info
- Publication number
- JPS6037885Y2 JPS6037885Y2 JP8929380U JP8929380U JPS6037885Y2 JP S6037885 Y2 JPS6037885 Y2 JP S6037885Y2 JP 8929380 U JP8929380 U JP 8929380U JP 8929380 U JP8929380 U JP 8929380U JP S6037885 Y2 JPS6037885 Y2 JP S6037885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- link
- steering column
- adjustment mechanism
- position adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用ステアリング装置のハンドル位置調整
機構に関するものである。
機構に関するものである。
従来、トラック用等のステアリング装置においては、ハ
ンドル及びステアリングギヤの取付は位置のため、ハン
ドルは２つの自在継手を有するステアリングシャフトを
介してステアリングギヤに連結されている。
ンドル及びステアリングギヤの取付は位置のため、ハン
ドルは２つの自在継手を有するステアリングシャフトを
介してステアリングギヤに連結されている。
ハンドルの上下方向及び前後方向の位置を調整できるよ
うにするため、ステアリングシャフトのアッパシャフト
の下方取付部において、アッパシャフトのためのステア
リングコラムに設けられたピンをキャブフレームに設け
られたアッパシャフトと平行に延びるスロット内にゴム
ブツシュを介して摺動自在に嵌め込み、上方取付部にお
いて、ハンドルの上下及び前後方向の位置を調整した後
固定装置によってステアリングコラムとキャブフレーム
とを連結するリンクを固定するようになっている。
うにするため、ステアリングシャフトのアッパシャフト
の下方取付部において、アッパシャフトのためのステア
リングコラムに設けられたピンをキャブフレームに設け
られたアッパシャフトと平行に延びるスロット内にゴム
ブツシュを介して摺動自在に嵌め込み、上方取付部にお
いて、ハンドルの上下及び前後方向の位置を調整した後
固定装置によってステアリングコラムとキャブフレーム
とを連結するリンクを固定するようになっている。
このため、運転車がハンドルに対し軸方向の力を加える
と、この力が上方取付部のリンクにのみ伝達されるので
、ハンドルの調整された位置がずれ易いという不具合が
ある。
と、この力が上方取付部のリンクにのみ伝達されるので
、ハンドルの調整された位置がずれ易いという不具合が
ある。
本考案は、上記不具合を解消するため、一端がキャブ側
に他端がステアリングコラムにそれぞれ枢支された第１
のリンク、一端がキャブ側又はステアリングコラムのい
ずれか一方に枢支され他端がその他方に摺動及び回動可
能に連結された第２のリンク、及び上記第２のリンクの
両端に設けられて同第２のリンクをキャブ側及びステア
リングコラムそれぞれに固定せしめる固定装置を備えた
ことを特徴とするハンドル位置調整機構を提供するもの
である。
に他端がステアリングコラムにそれぞれ枢支された第１
のリンク、一端がキャブ側又はステアリングコラムのい
ずれか一方に枢支され他端がその他方に摺動及び回動可
能に連結された第２のリンク、及び上記第２のリンクの
両端に設けられて同第２のリンクをキャブ側及びステア
リングコラムそれぞれに固定せしめる固定装置を備えた
ことを特徴とするハンドル位置調整機構を提供するもの
である。
本考案によれば、好ましくは上方に位置する第２のリン
クの固定装置を解放し締めつけることにより、ステアリ
ングコラムの上下方向及び前後方向の位置調整をその全
範囲において無段階に行うことができ、任意の位置で確
実に固定することができると共に、その操作が容易であ
る。
クの固定装置を解放し締めつけることにより、ステアリ
ングコラムの上下方向及び前後方向の位置調整をその全
範囲において無段階に行うことができ、任意の位置で確
実に固定することができると共に、その操作が容易であ
る。
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
図面において、ステアリング装置はハンドル１をステア
リングギヤに連結するステアリングシャフトを有し、図
面には示されていないが、ステアリングシャフトはハン
ドル１と上方の自在継手２を連結するアッパシャフト及
び自在継手２とステアリングギヤに連結された下方の自
在継手を連結するロアシャフトから戊っている。
リングギヤに連結するステアリングシャフトを有し、図
面には示されていないが、ステアリングシャフトはハン
ドル１と上方の自在継手２を連結するアッパシャフト及
び自在継手２とステアリングギヤに連結された下方の自
在継手を連結するロアシャフトから戊っている。
ハンドル１を上下方向及び前後方向に調整できるように
するため、軸受等を介してアッパシャフトを回転自在に
支持しているステアリングコラム３は軸方向に間隔を離
れて配置された２つのリンク４と５を介してキャブフレ
ームに枢着されている。
するため、軸受等を介してアッパシャフトを回転自在に
支持しているステアリングコラム３は軸方向に間隔を離
れて配置された２つのリンク４と５を介してキャブフレ
ームに枢着されている。
下方のリンク４は両端をステアリングコラム３とキャブ
フレームに固定されたブラケット６と７にピン８と９を
介してそれぞれ枢着されている。
フレームに固定されたブラケット６と７にピン８と９を
介してそれぞれ枢着されている。
上方のリンク５は一端をボルト及びナツトなどのような
適当な固定装置１０を介しキャブフレームに固定された
ブラケット１１に枢動可能に連結され、他端には細長い
スロット１２が形成されており、上記と同様な固定装置
１３がステアリングコラム３に固定されたブラケット１
４とスロット１２を貫通してブラケット１４とリンク５
とを相対的に摺動及び回動可能に連結している。
適当な固定装置１０を介しキャブフレームに固定された
ブラケット１１に枢動可能に連結され、他端には細長い
スロット１２が形成されており、上記と同様な固定装置
１３がステアリングコラム３に固定されたブラケット１
４とスロット１２を貫通してブラケット１４とリンク５
とを相対的に摺動及び回動可能に連結している。
ハンドル１を上下方向又は前後方向あるいは両方向に調
整する場合、２つの固定装置１０と１３を緩めてハンド
ル１を所望の方向に動かすことにより、２つのリンク４
と５によってステアリングコラム３がキャブフレームに
対して相対的に移動又は回転される。
整する場合、２つの固定装置１０と１３を緩めてハンド
ル１を所望の方向に動かすことにより、２つのリンク４
と５によってステアリングコラム３がキャブフレームに
対して相対的に移動又は回転される。
このステアリングコラム３及び内部のアッパシャフトの
移動を許容するため、上方の自在継手２に連結されたロ
アシャフトは下方の自在継手にスプラインを介して軸方
向に摺動自在に連結されている。
移動を許容するため、上方の自在継手２に連結されたロ
アシャフトは下方の自在継手にスプラインを介して軸方
向に摺動自在に連結されている。
その後固定装置１０と１３を締めつけることにより、ハ
ンドル１が所望の調整された位置に固定される。
ンドル１が所望の調整された位置に固定される。
上述した本考案によるステアリング装置のハンドル位置
調整機構によれば、ハンドル１は２つの固定装置１０と
１３によって調整された位置に固定され、且つアッパシ
ャフトのステアリングコラム３が上方と下方の２つのリ
ンク４と５を介してキャブフレームに連結されているた
め、運転者によってハンドル１に軸方向の力が加えられ
てもこの力は２つのリンク４と５に分散されてキャブフ
レームに伝達されるので、ハンドルの調整された位置が
ずれる可能性がほとんどなく、確実に固定できるもので
ある。
調整機構によれば、ハンドル１は２つの固定装置１０と
１３によって調整された位置に固定され、且つアッパシ
ャフトのステアリングコラム３が上方と下方の２つのリ
ンク４と５を介してキャブフレームに連結されているた
め、運転者によってハンドル１に軸方向の力が加えられ
てもこの力は２つのリンク４と５に分散されてキャブフ
レームに伝達されるので、ハンドルの調整された位置が
ずれる可能性がほとんどなく、確実に固定できるもので
ある。
図面は本考案によるハンドル位置調整機構を備えたステ
アリング装置の概略的側面図である。 １・・・・・・ハンドル、２・・・・・・自在継手、３
・・・・・・ステアリングコラム、４，５・・・・・・
リンク、６，７，１１．１４・・・・・・ブラケット、
１０．１３・・・・・・固定装置。
アリング装置の概略的側面図である。 １・・・・・・ハンドル、２・・・・・・自在継手、３
・・・・・・ステアリングコラム、４，５・・・・・・
リンク、６，７，１１．１４・・・・・・ブラケット、
１０．１３・・・・・・固定装置。
Claims (1)
- 一端がギャップ側に他端がステアリングコラムにそれぞ
れ枢支された第１のリンク、一端がキャブ側又はステア
リングコラムのいずれか一方に枢支され他端がその他方
に摺動及び回動可能に連結された第２のリンク、及び上
記第２のリンクの両端に設けられて同第２のリンクをキ
ャブ側及びステアリングコラムそれぞれに固定せしめる
固定装置を備えたことを特徴とするハンドル位置調整機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8929380U JPS6037885Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | ハンドル位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8929380U JPS6037885Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | ハンドル位置調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712361U JPS5712361U (ja) | 1982-01-22 |
| JPS6037885Y2 true JPS6037885Y2 (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=29451330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8929380U Expired JPS6037885Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | ハンドル位置調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037885Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-27 JP JP8929380U patent/JPS6037885Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712361U (ja) | 1982-01-22 |
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