JPS6037833B2 - ジエツト印刷用インキ - Google Patents

ジエツト印刷用インキ

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Publication number
JPS6037833B2
JPS6037833B2 JP52076638A JP7663877A JPS6037833B2 JP S6037833 B2 JPS6037833 B2 JP S6037833B2 JP 52076638 A JP52076638 A JP 52076638A JP 7663877 A JP7663877 A JP 7663877A JP S6037833 B2 JPS6037833 B2 JP S6037833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet printing
ink
printing ink
parts
alcohol
Prior art date
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Expired
Application number
JP52076638A
Other languages
English (en)
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JPS5412909A (en
Inventor
晶 有川
学 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジェット印刷用に通したインキに係わるもので
ある。
更に詳細に言えば、非吸収性被印刷体、例えば金属、合
成.樹脂、ガラス、陶磁器等にも印刷でき、短時間で定
着し、耐摩擦性、耐水性等に優れたジェット印刷用イン
キに関するものである。ジェット印刷用とはインキを金
属製もしくはガラス製の内径20〜100ミクロン(A
)のノズルに導き、インキ粒子をノズルの先端から噴射
させてノズルの前方に配置させた偏向電極により、イン
キ粒子を静電偏向し、所定のドットマトリックスに従っ
て文字、図形を描かせるものである。
この原理からインキの表面張力、電気伝導度、粘度など
の諸物性が、ジェット印刷装置が安定して作動する否か
に大きく影響を及ぼす。又、インキの重要な特性として
、微細なノズルを詰まらせないことおよびノズル内の一
部に固形物が付着しインキの噴射方向を変化させないこ
とが必要である。ジェット印刷用インキは水系と非水系
とに大別され、従来の非水系インキでは表面張力が低く
、電気抵抗値が高い為、インキの粒子化の安定性が悪く
、又帯電量が低い為、充分偏向できない等の問題点があ
った。本発明は上記の問題点を改良したジェット印刷用
インキに関するものである。
つまり、脂肪族一価アルコールおよびグリコールェーテ
ルを希釈剤とするジェット印刷用インキである。従来か
ら知られている非水系インキにおいて、脂肪族一価アル
コールを用いたインキも知られているが、実用上問題な
いジェット印刷用インキの表面張力とすることができる
希釈剤組成はなく、非水系インキの良好なものはなかっ
た。本発明はグリコールェーテルを脂肪族一価アルコー
ルと組合わせた希釈剤を用いることにより、表面張力は
勿緑、その他の物性も満足し得るインキが得られ、しか
も短時間に被印刷体に定着できるインキとしたものであ
る。本発明に用いる脂肪族一価アルコールとしてはメチ
ルアルコール、エチルアルコール、イソフ。
ロピルアルコール、その他の低級アルコールを単独もし
くは併用して用いることができる。脂肪族一価アルコー
ルのうち低沸点のアルコ−ルが遠乾性等で優れている。
本発明に用いるグリコールェーテルは一般に表面張力が
2500で3の肌e/伽以上であり、又蒸気圧も概して
低い値を示している。
本発明に係わるグリコールエーテルとしてはエチレング
リコ一ルモノメチルエーテル(メチルセロソルブ)、エ
チレングリコ一ルモノヱチルエーテル(セロソルブ)、
エチレングリコ一ルモノブチルエーテル(プチルセロソ
ルブ)、エチレングリコールモノヘキシルエーテル(ヘ
キシルセロソルブ)、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル(カルビトール)、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル(メチルカルビトール)、ジエチレング
リコールモノプチルェーテル(ブチルカルビトール)が
表面張力および蒸気圧の点で好ましい。従って、グリコ
ールェーテルと脂肪族一価アルコールとを混合して用い
たジェット印刷用インキは非水系インキの一般的長所で
ある遠乾性を保持し、かつ吸収性印刷体、例えば紙、木
材、繊維は勿緑、非吸収性被印刷体にも鮮明な画像をジ
ェット印刷用装置により安定して印刷することが可能と
なつた。
ジェット印刷用インキとして上記希釈剤に可溶性の着色
剤を0.1〜8重量%、好ましくは0.5〜5重量%添
加する。
この着色剤としては直接染料、酸性染料、塩基性染料、
硫化染料、蓮梁染料、油溶性染料等が使用でき、希釈剤
成分の種類、比率を考慮し、適宜選択できる。本発明に
係るジェット印刷用インキに希釈剤に可溶な樹脂等を添
加することに非吸収性被印刷体上への印刷がより良好な
ものとなる。本発明に係わる脂肪族一価アルコールおよ
びグリコールェーテルの希釈剤の他に、水、多価アルコ
ール、その他の有機溶剤を添加することも可能である。
これらの溶剤の添加および添加量については、例えば非
吸収性被印刷体への印刷の場合、水の添加量が多くなる
に従いはじき、にじみ等好ましくない現象が表われる、
又その他の有機溶剤の添加量が多くなるに従い、ジェッ
ト印刷用インキとしての望ましい物性値の範囲からズレ
が生ずる等の問題がある為、注意が必要である。なお、
ジェット印刷用インキ粒子が偏向電極により安定して偏
向できるためには一定以上の電気伝導度が必要であるが
、その為にある種の電解質を溶解させることが一般には
困難であった。この問題に対してジメチルスルホキサィ
ドを添加することにより解決できる。ジェット印刷用イ
ンキに用いられる通常の添加剤、例えば防菌剤,防腐剤
等を添加することができる。
本発明のジェット印刷用インキを加速振動型のジェット
印刷に使用する場合には、使用態様に応じ表面張力、粘
度、電気抵抗を調節することにより目的とするインキが
得られ、静電加速型のジェット印刷に使用する場合には
粘度を調節する為に多価アルコールを添加し、所望のイ
ンキを得ることができる。
本発明のジェット印刷用インキはノズル詰りを起こさず
、安定な印刷が可能であり、得られた印刷物は極めて耐
性を有するものが得られる。
以下、本発明を実施例により説明する。例中「部」とあ
るのは重量部を示す。実施例 1 水溶性直接染料(Water Black No.16
8.オリエント化学製) 2.5部メチ
ルアルコール 2傍部ブチルカル
ビトール 55〃ナトリウムオマ
ジン(日本オーリン製防パィ剤)
0.5〃水
22〃上記組成物を洗浄した雌梓槽に仕込み、充分櫨浮
浪合した後、炉過機(ミリポァフィルター)に導入し炉
過操作を2度繰返して第1表に示す物性値のジェット印
刷用インキを得た。
このインキを用いて上質紙に加速振動型ジェット印刷し
たところ、鮮明な画像を得た。比較例 実施例1においてプチルカルビトールの代わりにトリエ
チレングリコールを用いたインキでは粘度が高すぎ、加
速振動型ジェット印刷は不可能であった。
又、実施例1においてプチルカルビトールの代わりにト
リエチレングリコールを用い、メチルアルコールの部数
を55とし、トリェチレングリコ−ルを20としたイン
キでは表面張力が低すぎ、ジェット印刷用インキ粒子と
ならなかった。
実施例 2 油簿性染料(OilBlackHBB.オリエント化学
製) 2.95部イソプロピル
アルコ−ル 10〃メチルセロソルブ
40〃ジメチルスルホキサイド
47〃塩化カルシウム
0.05〃実施例1と同様にしてジェット印
刷用インキとし、このインキを用いてェポキシ樹脂が塗
布されているアルミニウム缶およびブリキ缶上に印刷し
たところ、はじき、にじみのない鮮明な画像が得られた
この印刷物をJIS L−0849(摩擦に対する染色
堅ろう度試験方法)に従い摩擦試験を行なったところ、
良好な耐摩擬性を有していることが判明した。実施例
3 酸性染料(ィルガランBlack GBL.チバガィギ
ー製) 4部エチルアルコール
23〃力ルビトール
55〃トリエチレングリコール
16〃フェノール樹脂(スベーベッカサィド1
001,日本ラィヒホールド製) 2〃実施例
1と同様にしてジェット印刷用インキとし、ガラス板に
静電加速型ジェット印刷したところ、鮮明な画像を得た
・:‐

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色剤および希釈剤を必須成分とするジエツト印刷
    用インキにおいて、該インキ100重量部に対し,希釈
    剤としてのエチレングリコールもしくはジエチレングリ
    コールのモノアルキルエーテルから選ばれるグリコール
    エーテル(a)30重量部以上(ただし、30重量部を
    除く。 )、並びに、メチルアルコール,エチルアルコールおよ
    びプロピルアルコールから選ばれる一価アルコール(b
    )5重量部以上を含有し、水含有量が30重量部以下で
    あることを特徴とする非水系インキ。
JP52076638A 1977-06-29 1977-06-29 ジエツト印刷用インキ Expired JPS6037833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52076638A JPS6037833B2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 ジエツト印刷用インキ

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JP52076638A JPS6037833B2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 ジエツト印刷用インキ

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Publication Number Publication Date
JPS5412909A JPS5412909A (en) 1979-01-31
JPS6037833B2 true JPS6037833B2 (ja) 1985-08-28

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ID=13610909

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JP52076638A Expired JPS6037833B2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 ジエツト印刷用インキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550073A (en) * 1978-10-05 1980-04-11 Dainippon Toryo Co Ltd Jet printing ink
JPS55115478A (en) * 1979-02-28 1980-09-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd Ink composition for ink jet printing
EP0259001A1 (en) * 1986-08-22 1988-03-09 Hewlett-Packard Company Low temperature ink compositions for thermal ink-jet applications

Also Published As

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JPS5412909A (en) 1979-01-31

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