JPS603767Y2 - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

コ−ヒ−沸し器

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Publication number
JPS603767Y2
JPS603767Y2 JP1300779U JP1300779U JPS603767Y2 JP S603767 Y2 JPS603767 Y2 JP S603767Y2 JP 1300779 U JP1300779 U JP 1300779U JP 1300779 U JP1300779 U JP 1300779U JP S603767 Y2 JPS603767 Y2 JP S603767Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
protrusion
water
coffee
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP1300779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55113135U (ja
Inventor
直美 木村
勝郎 岡田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1300779U priority Critical patent/JPS603767Y2/ja
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Publication of JPS603767Y2 publication Critical patent/JPS603767Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は着脱自在な水タンクを備えたドリップ式のコー
ヒー沸し器に関し、特に簡単な構成で水タンクの転倒を
防止すると共に、水タンクの差し込み不足による器体の
損傷や水もれを防ぐことを目的とするものである。
一般に着脱自在な水タンクを備えたドリップ式のコーヒ
ー沸し器において、水タンクは最下端に貫通穴を有する
突部を容器本体の凹部に装着して取り付けられている。
水タンクの突部と容器本体の凹部の嵌合を水密にするた
め水タンクの突部外周にOリングを取りつけ、更に氷タ
ンク単体で水を入れて持ち運べるように水タンクの貫通
穴に止水弁を設け、容器に装着したとき、容器側に設け
た押し上げ突起で止水弁を押し上げて通水口を形成する
ようになっている。
このような構成においては、水タンクの差し込みが不足
した場合、第4図に示すように、Oリング24′が容器
の接続部材3′に水密にならない状態で押し上げ突起3
5′が止水弁34′を押し上げてしまい、水モレを起こ
したり、逆に第5図に示すように、押し上げ突起35′
が止水弁34′に達せず水タンク22′の水が加熱パイ
プ4′に給水されずにヒーターに通電され空焚状態とな
って器体の損傷や火災の原因となった。
一般に、止水弁34′が閉じている状態でも、外側から
は判別しがた<、更にドリップ式コーヒー沸し器は正常
なものでも通電開始後約3巾くらいは湯が出ないので、
空焚通電は発見が困難であり、ヒーターの断線や温度ヒ
ユーズの溶断などの故障が数多くあった。
また水タンクの係止方法においては、水タンクは上下方
向に長い直方体形状であり、内部に水がためられている
と重心が高く不安定であるため、容器本体内で水が沸騰
されることにより発生する振動や、外部衝撃により水タ
ンクが容器から外れ転倒する危険もあった。
本考案はこれらの欠点を解消するものであり、以下に、
本考案の実施例について第1〜3図を参照して説明する
第1〜3図においては1は下溶器、2は下容器1に固定
された逆り字状の上容器である。
下容器1には上面に臨む筒状凹部を形成する接続部材3
が設けられ、加熱パイプ4の一端が逆止弁5を介して、
この接続部材3に連通している。
6はアルミダイキャスト製の加熱体であり、加熱パイプ
4とシーズヒータ7が一体に設けられている。
加熱パイプ4の他端は昇水パイプ8を介して吐出管9に
連通している。
10は上容器2のひさし部に形成された略半球面状で下
向きに凹面を有する散水蓋であり、略円筒状の散水蓋台
11に固定支持されている。
この散水蓋台11は上容器2に固定されている。
散水蓋台11の壁面には穴が設けられ、シリコンゴム等
の弾性体よりなる吐出管9が水密に貫通して取付けられ
ている。
12は吐出管9に上向きに設けられた吐出穴であり、補
強筒13が設けられている。
14は上容器2を覆う蓋であり、下部に形成された係止
片15を、上容器2に形成された係合部16に係止して
取付けられている。
17はガラス製のコーヒー受は容器であり、アルミ板等
の熱伝導性のよい材料からなる保温プレート18を介し
て加熱体6の上に載置される。
19はコーヒー受は容器17に載置されるコーヒーバス
ケットであり、中央部にV字状の窪み20を有し底部に
は穴21が設けられている。
このV字状の窪み20にはろ紙を装着し、コーヒー粉が
入れられる。
22は水タンクであり、最下端に貫通穴を有する突部2
3が設けである。
この突部23の外周には溝が形成されOリング24が装
着しである。
この突部23を接続部材3に挿入して水タンク22が下
容器1に装着される。
上容器2に載置固定された蓋14の水タンク22側上面
には段部23が形成され、この段部23には上方に突出
する突起24が一体に形成されている。
一方、水タンク22の上容器2側上部には段部23に載
置するフランジ部25が一体に形成され、このフランジ
部25には突起24に対応して透孔26が設けられてい
る。
なお、水タンク22の上面開口は上容器2側が高く、反
対側が低い傾斜を有しており、水タンク22から水がこ
ぼれても上容器2内へ水が浸透しないようになっている
28は水タンク22の底部に下方に突出して形成された
突片であり、下容器1の上面に形成された凹部29に挿
入した時のみ水タンク22の装着が行われるようになっ
ている。
30は水タンクの蓋である。
31は押し棒であり、板バネ32によって蓋14の外方
向に付勢されて取り付けられており、蓋14を上容器2
に組立てたとき、押し棒31の先端は容器2より突出し
ている。
水タンク22には、水タンク22が正しく容器1に係止
されたとき、押し棒31に対応する位置に段部33を設
けである。
34は水タンク22の貫通穴をふさぐ止水弁であり、水
タンク22の突部23を接続部材3に挿入したとき接続
部材3に設けた押し上げ突起35で止水弁34を押し上
げて通水路ができる。
上記構成において、水タンク22の装着は、水タンク2
2の下部に設けた突部23を接続部材3に挿入するとと
もに、透孔26に突起24を挿入して行われる。
水タンク22が装着されると、水タンク22の下部に設
けられた弁体が、接続部材3の中央に上方に凸なる押し
上げ突起35により上方に押し上げられ、弁体が開き、
水タンク22内の水は逆止弁5を通って加熱パイプ4内
に供給される。
加熱パイプ4内に供給された水はシーズヒータ7により
加熱され、気泡を発生し、この気泡により加熱パイプ4
内の圧力が上昇し、昇水パイプ8、吐出管9を通って吐
水穴12から噴出される。
圧力が低いときは噴出された湯はそのまま滴下しコーヒ
ーバスケット19内のコーヒー粉の中央部にふりそそが
れ、圧力が高いときは散水蓋10に衝突し、散水蓋台1
1を伝ってコーヒー粉の外周部にふりそそがれる。
このためコーヒー粉の全体に湯がふりそそがれることと
なって短時間で効率的なコーヒー成分の抽出が行われ、
穴21を通ってコーヒー受は容器17内に溜められる。
加熱パイプ4内に水が無くなると温度上昇を感知して温
度制御装置(図示せず)が作動し、コーヒー受は容器1
7内のコーヒーを一定温度に保つ。
なお加熱パイプ4内の湯が沸騰状態の時の振動やコーヒ
ー受は容器17のセット時等の振動が水タンク22に伝
わるが、水タンク22は下部では接続部材3により突部
23が保持され、上部は、透孔26に突起25が挿入さ
れている状態で押し棒31により横方向に押圧されてい
るので本体にしっかりと係止される。
水タンク22の装着、取外しは水タンクを上下方向に移
動するだけで簡単に行われる。
また、水タンク2を水平方向に引っ張っても倒れること
がなく安全である。
更に、水タンク22を差し込むとき押し棒31が水タン
ク22の段部33のところにきたとき戻りの反ばつ音を
発するので水タンク22が正しい位置まで差し込まれた
ことがわかる。
このため水タンク22の差し込み不足による、水もれや
ヒーターの全焼のような不具合は防止できる。
以上の説明から明らかなように本考案のコーヒー沸し器
は上容器に設けた上方に突出する突起を、水タンクのフ
ランジ部に形成した透孔に挿入して水タンクを装着し、
蓋に取りつけた押し棒で水タンクを横方向に付勢する簡
単な構成で水タンクの転倒を防止でき、さらに水タンク
の挿入不足による水もれや器体の損傷も防止できるとと
もに、水タンクの装着、取外しが単なる上下方向の移動
で簡単に行えるなど実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコーヒー沸し器の断面
図、第2図は同コーヒー沸し器の分解斜視図、第3図は
コーヒー沸し器の蓋の一部を裏面から見た斜視図、第4
,5図は従来の水タンク下部の断面図である。 1・・・・・・下容器、2・・・・・・上容器、3・・
・・・・・接続部材、4・・・・・・加熱パイプ、19
・・・・・・コーヒーバスケット、22・・・・・・水
タンク、24・・・・・・突起、25・・・・・・フラ
ンジ部、26・・・・・・透孔、31・・・・・・押し
棒、34・・・・・・止水弁、35・・・・・・押し上
げ突起。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)着脱自在な水タンクから供給された水を、下容器
    に設けた発熱体により加熱し、上容器内を上昇させてコ
    ーヒーバスケット内に湯を滴下するコーヒー沸し器にお
    いて、上容器の水タンク側上部に上方に突出した突起と
    水タンク側壁面に外方向に付勢された出没可能な突起を
    形成し、水タンクの上容器側上部にフランジ部を設け、
    このフランジ部に前記突起に対応した透孔と前記出没可
    能な突起に対応する段部を形成し、この透孔に前記突起
    を挿入し前記出没可能な突起に前記段部を係合させると
    ともに、前記水タンクの最下端に設けた貫通穴を有する
    突部を、下容器に設けた加熱パイプに連通ずる接続部材
    に装着してなるコーヒー沸し器。
  2. (2) 水タンクの底部に突片を形成し、この突片を
    下容器に設けた凹部に挿入してなる実用新案登録請求の
    範囲第(1)項に記載のコーヒー沸し器。
JP1300779U 1979-02-02 1979-02-02 コ−ヒ−沸し器 Expired JPS603767Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300779U JPS603767Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 コ−ヒ−沸し器

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JP1300779U JPS603767Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 コ−ヒ−沸し器

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Publication Number Publication Date
JPS55113135U JPS55113135U (ja) 1980-08-09
JPS603767Y2 true JPS603767Y2 (ja) 1985-02-02

Family

ID=28830304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1300779U Expired JPS603767Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 コ−ヒ−沸し器

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JPH03191933A (ja) * 1989-12-20 1991-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒー抽出器

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JPS55113135U (ja) 1980-08-09

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