JPS6037251B2 - 杭挾持装置 - Google Patents

杭挾持装置

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JPS6037251B2
JPS6037251B2 JP2264780A JP2264780A JPS6037251B2 JP S6037251 B2 JPS6037251 B2 JP S6037251B2 JP 2264780 A JP2264780 A JP 2264780A JP 2264780 A JP2264780 A JP 2264780A JP S6037251 B2 JPS6037251 B2 JP S6037251B2
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JP
Japan
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pile
pipe
connecting pipe
top end
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP2264780A
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English (en)
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JPS56119031A (en
Inventor
栄造 西田
淳一 勝部
紀一 川添
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KENSETSU KIKAI CHOSA KK
Original Assignee
KENSETSU KIKAI CHOSA KK
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、杭を地盤中に水を噴射しながら打込んだり引
抜いたりする所謂ウオータジェツト併用の杭打工法また
は杭打装置において、杭を被持する杭挟持装置に関する
ものである。
ウオータジェット併用杭打工法または杭打装置は、一般
に第1図乃至第3図に示すように、杭(シートパイル、
H形鋼杭、鋼管杭等)Pにパイプ1を止め金具10など
により杭Pの長手方向に固定し、このパィプーの先端に
ノズル11を設けると共に、該パイプ1の上端に逆J字
状のペント管12の一端を溶接し、このペント管12と
杭の頂端との間に補強用のブラケット板13をフック1
4などにより固定し、かっこのブラケット板13とペン
ト管12と略三角形状の引き抜き吊り環用のブラケット
15を固定する。
かくしてなる杭Pのペント管12の他端に水ホース16
の先端をねじ込み又はカップラーなどにより接続し、該
杭Pの頂端およびブラケット板13を杭挟持装置Cに被
持させ、水を水ホース16、ベント管12、パイプ1を
経てノズル11から噴射させながら、一方杭挟持装置C
の上部に装備した起振機Vを作動させて杭Pに上下方向
の強制振動を与えて地盤G中に打込んだり引抜いたりす
るものである。しかしながら、上述の従来の杭挟持装置
は、ウオータジェットを併用しない通常の杭打工法又は
杭打装置、すなわちパイプ1などを装備していない通常
の杭の頂端を単に挟持するものである。従って、この従
来の杭挟持装置でウオータジェットを併用する場合は、
杭Pに固定したパイプ1の上端にペント管12の一端を
接続し、さらにこのペント管12の他端に水ホース16
の先端を接続したので、杭打込深さにロスがでる。すな
わち、ウオータジェットを併用しない場合杭Pを杭挟持
装置Cの下面が地盤G(地表面)に接触する寸前まで地
盤G中に打込むことができるが、ウオータジェットを併
用した場合は第1図に示すように、ベント管12に直後
に接続した水ホース16により杭侠持装置Cの下面と地
表面との間において高さ日の間隙を開ける必要があり、
この高さ日分が杭打込深さのロスとなる。このために、
杭Pを所定深度までで(すなわち杭挟持装置Cが地表面
に接触するまで)打込むときには、水ホース16をペン
ト管12から取外してウオータジェットを併用しないで
杭Pを打込まなければならない。このことは、起振機V
とウオータジェットを組合わせた低振動杭打工法におい
て、最終板入時には起振機Vの単独の打込み、すなわち
高振動による打込みとなり、低振動の杭打工法とはなら
ない。しかも、杭1本毎において手作業により水ホース
i6をペント管12に接続したり取外したりする必要が
あるため、作業能率が悪く、またその薮続取外作業が容
易ではなくかつ危険である。さらに、水ホース16をペ
ント管12に接続したままの状態で杭Pを杭球持装置C
に挟持させることは非常に面倒であり施工時間が長くな
るなどの問題がある。本発明は、上述の諸欠点や諸問題
を改善解決したウオ−タジェット専用の杭挟持装置を提
供せんとするものである。
以下、本発明の杭挟持装置の一実施例を第4図乃至第1
0図を参照して説明する。第4図は、本発明の杭秋持装
置による杭の打込状態を示した説明図である。
図中、第1図乃至第3図と同符号は同一のものを示す。
この実施例における本発明の杭球持装置は、杭挟持装置
本体2と、固定挟持部3と、可動挟持部4と、この可動
挟持部4の作動用のシリング40およびレバー41と、
連結管5と、その連結管5の作動用シリンダ50とを備
える。前記杭挟持装置本体2は起振機Vを搭載する円板
形状の夫板20と、その天板20の下面に適宜間隙をお
いて固定した2枚の側板21と、その2枚の側板21の
間の下半分において固設した下部フロック体22とその
下部ブロック体22と「夫板20との間の一端側に固定
した取付板23とからなり、前記下部ブロック体22の
左右両側に空間部24および25を設けると共に、該下
部ブロック体22の左側下部を切欠き杭Pの頂端および
後述する口金6が挿入し得るように構成し、この下部ブ
ロ、ンク体22の中央部に杭Pの頂端と口金6との間隙
より若干狭い厚さの固定侠持部3を形成し、この固定侠
持部3の一側面に係合突起30を適宜に突設する一方、
該固定秋持部の反対側の側面にU字形状の連結管5のガ
イド31を固設する。
前記可動挟持部作動用シリンンダ40の基端を取付板2
3にピン42により回敷自在に取付けると共に「前記レ
バー41の略中間部を下部ブロック体22の左側空間部
24にピン43により回動自在に取付け「 このレバー
41の上端とシリンダ40のピストンロッドの先端とを
ピン44により枢支し、該レバー41の下端に可動挟持
部44をピン45により開閉可能に、かつ固定挟持部3
と対向するように取付け、この可動挟持部4の固定挟持
部3の係合突起30と対向する側面に同じく係合突起4
6を適宜に突談する。
前記連結管5は上端に鍔部を設け、下端を開□し円筒形
状をなし、前記ガイド31に昇降自在に装着し、この連
結管5の略中間部に水ホース16を逆止弁51を介して
接続する。
一方、前記連結管作動用のシリンダ50の基端を前詐取
付板23に固設した取付腕26にピン52により回動自
在に取付け、このシリンダ50のピストンロッドの先端
を連結管5の上端にピン53により枢支し、頂端を前記
固定侠持部3と可動挟持部4との間に挟持された杭Pの
口金6に着脱可能に挿入連結し得るように構成する。そ
れから、前記シリンダ40および501こ油圧ホース7
0および油圧ホース又は水ホース71を接続し、このホ
ース70および71と前記ホース16を油圧ユニットお
よびポンプ等(図示せず)に接続して遠隔操作し得るよ
うにする。前記口金6は′形形状をなし、下端を杭Pの
中心軸上に固定したパィプーの上端に熔接などに接続し
たもので、その上端部の開〇部の径を連結管5の下端の
径よりやや大きくすると共に段部60を設け、その段部
60上にパッキング61を固設する。
この実施例における本発明の杭挟持装置は、以上の如き
構成よりなり、以下その作動について説明する。
すなわち、シリンダ40のピストンロッドを縮めて可動
挟持部4を開状態にし、この状態でクレーン等により杭
P頂部を岡定侠持部3と可動教持部4との間に挿入する
と共に、口金6を下部ブロック体22の右側の空間部2
5に挿入し、そしてシリンダ40のピストンロッドを伸
長させて可動挟持部4を閉じてこの可動挟持部4と固定
侠持部3との間において杭Pの頂端を連結管5の下方に
口金6が位置するように調節しながら挟持する。
それから、シリンダ50のピストンロッドを伸長させて
連結管5を降下させて口金6中に挿入し、その連結管5
の下端を口金6のパッキング61に当綾ごせる。このと
き、口金6の開□部の内径が連結管5の下端の外径より
やや大きいので、連結管5の口金6への挿入範囲が広く
、従って杭Pの侠持位置が若干ずれていてもそのずれを
吸収することができ、連結管5を口金6中に挿入するこ
とができる。杭Pの秋特および連結管5の口金6への挿
入が完了したならば、超振機Vを駆動させて杭Pに上下
方向の強制振動を与えながら、水を水ホース16、逆止
弁51、連結管5、口金6およびパィプーを経て/ズル
11より噴射させて杭Pを地盤G中に打込む。
このとき、本発明の杭侠持装置は、水ホース16を連結
管5を介して連結管Pの口金6に接続したものであるか
ら、ウオータジェットを併用しながらでも、杭Pを本発
明の杭侠持装置の下面が地表面に接触する寸前までの深
さ所謂所定深定まで打込むことができ、従って起振機V
とウオータジェットとの組合せの低振動杭打工法におい
ては最終根入時まで低振動で杭Pを打込むことができる
。しかも、水ホース16の口金6への後続の着脱は連結
管5を介してシリンダー5川こより行うので作業が安全
かつ簡単である。さらに、杭Pを挟持してから水ホース
16の接続を行うので作業性が良い。なお、上述の実施
例においては、連結管5をガイド31を介して昇降自在
に装着し、かつシリンダ50‘こより口金6中に挿入し
得るように構成したが、連結管5を回動自在に装着し、
かつリンクやレバー等により口金6中に挿入し得るよう
に構成しても良く、従って連結管5の装着手段および連
結管5の挿入手段は特に限定しない。
以上の実施例からも明らかなように、本発明の杭侠持装
置は、杭挟持装置本体に装着した連結管を介して水ホー
スを杭のパイプに着脱可能に接続し得るように構成した
ものであるから、ウオータジェットを併用しながら杭を
所定深さまで、すなわち杭鮫持装置の下面が地表面に接
触する寸前までの深度まで打込むことができる。しかも
、連結管の鞍続取外の作動を作動手段により行うので、
後続取外作業が安全かつ簡単である。さらに、杭を挟持
してから水ホースを接続するので作業性が良いなどの効
果がある。なお、当然のことながら本発明の杭秋持装置
は、上述の実施例にのみ限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の杭挟持装置による杭の打込状態を示した
説明図、第2図および第3図は従来の杭挟持装置により
挟持される杭の側面図および杭の上部拡大図である。 第4図乃至第10図は本発明の杭侠持装置の一実施例を
示し、第4図は打込状態の説明図、第5図は縦断面図、
第6図は左側面図、第7図は右側面図、第8図、第9図
、第10図は第5図における肌一肌線断面図、K−K線
断面図、X−X線断面図である。1…・・・パイプ、1
1……ノズル、16・・・・・・水ホース、2・・・・
・・杭球持装置本体、24,25・・・・・・空間部、
3・・・・・・固定侠持部、4・・・・・・可動挟持部
、40・・・・・・シリンダ、41・・・・・・レバー
、5・・・・・・連結管、50……シリンダー、6……
口金、P……杭。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 杭にパイプを杭の長手方向に固定すると共に、その
    パイプの下端にノズルを設け、かくしてなる杭を地盤中
    にパイプを介してノズルから水を噴射しながら打込む際
    に、該杭の頂端を挾持する杭挾持装置において、杭挾持
    装置本体の下部に杭の頂端およびパイプの上端に接続し
    た口金が挿入し得る空間部を設け、その空間部の略中央
    に杭の頂端と口金との間の間隙より若干狭い厚さの固定
    挾持部を設け、一方前記本体にシリンダおよびレバー等
    を介して可動挾持部を開閉可能に、かつ固定挾持部に対
    向するように装着し、前記空間部に連結管を適宜に装着
    すると共に、その連結管と杭挾持装置本体との間に連結
    管作動手段を介装し、この作動手段により連結管を頂端
    を前記固定挾持部と可動挾持部との間に挾持された杭の
    口金に着脱可能に連結し得るように構成し、前記連結管
    に水ホースを接続したことを特徴とする杭挾持装置。
JP2264780A 1980-02-27 1980-02-27 杭挾持装置 Expired JPS6037251B2 (ja)

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JPS56119031A JPS56119031A (en) 1981-09-18
JPS6037251B2 true JPS6037251B2 (ja) 1985-08-24

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60186347U (ja) * 1984-05-16 1985-12-10 坂野 房夫 振動式杭打抜機の杭等把持装置
FI923880A0 (fi) 1991-09-30 1992-08-28 Raunisto Airi Slaganordning.
JP2531917B2 (ja) * 1993-01-23 1996-09-04 有限会社レンタルセンター 梯 子

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JPS56119031A (en) 1981-09-18

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