JP3472335B2 - ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置 - Google Patents
ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置Info
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Description
用継ぎ鋼矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ウォータージェットの噴射圧を利
用して、圧入機により鋼矢板を上方に継ぎながら土中に
圧入する、いわゆるウォータージェット併用継ぎ鋼矢板
圧入工法に用いるウォータージェット装置は、図7〜図
8に示すものが使用され、且つ前記装置を用いた鋼矢板
の圧入工法は、図9〜図12に示すような順序でなされ
ていた。 【0003】すなわち、先ず図7に示すように、最初に
土中に圧入する1枚目の鋼矢板71に、その長手方向中
央部に沿って、下端に噴射ノズル72を取付けると共
に、上端に連結受金具73を突設して形成された第1の
ジェットパイプ74が、その上,下端部を、1枚目の鋼
矢板71に両端を固定した押えバンド75により押圧固
定されている。また、前記押えバンド75の上,下部の
第1のジェットパイプ74の外周面には、該押えバンド
75の上,下端縁に当接して第1のジェットパイプ74
の上,下動を阻止するストッパー用ピース76が夫々突
設されている。 【0004】前記1枚目の鋼矢板71の上端縁に溶接し
て継ぐ2枚目の鋼矢板77には、図8に示すようにその
長手方向中央部に沿って、下端に前記第1のジェットパ
イプ74の上端の連結受金具73に嵌着固定する連結金
具78を備えると共に、上端に連結受金具79を突設し
て形成された第2のジェットパイプ80が、その上,下
端部を、前記2枚目の鋼矢板77に両端を固定した押え
バンド75により押圧固定されている。 【0005】また、前記押えバンド75の上,下部の第
2のジェットパイプ80の外周面には、押えバンド75
の上,下端縁に当接して第2のジェットパイプ80の
上,下動を阻止するストッパー用ピース76が夫々突設
されている。 【0006】そして、図10に示すように、前記第1の
ジェットパイプ74を取付けた前記1枚目の鋼矢板71
を圧入機81のチャッキング部82に立て込み、該第1
のジェットパイプ74の上端部に、ジェット水発生装置
(図示せず)に基部を接続されたジェット水ホース83
の下端部を連結して、ジェット水を第1のジェットパイ
プ74に送水して、噴射ノズル72よりジェット水を噴
射しながら前記圧入機81の押圧力により土中に圧入す
る。 【0007】前記のようにして1枚目の鋼矢板71が最
初に圧入された後、前記第1のジェットパイプ74への
送水を停止すると共に、該第1のジェットパイプ74の
上端からジェット水ホース83を取外し、図8に示すよ
うに次に圧入する2枚目の鋼矢板77を前記1枚目の鋼
矢板71上に、2枚の補強プレート84を両矢板71,
77に亘って溶接して継ぐと共に、第2のジェットパイ
プ80の下端の連結金具78を第1のジェットパイプ7
4の連結受金具73に嵌合して両者をロックピン85に
より連結固定する。 【0008】前記1枚目の鋼矢板71上に2枚目の鋼矢
板77を、2枚の補強プレート84を溶接して継ぐと共
に、第1のジェットパイプ74に第2のジェットパイプ
80を連結した後、図11に示すように第2のジェット
パイプ80の上端部に、前記ジェット水ホース83の下
端部を連結して、ジェット水を第2のジェットパイプ8
0に送水し、第1のジェットパイプ74の噴射ノズル7
2よりジェット水を噴射しながら、圧入機81の押圧力
により1枚目と2枚目の鋼矢板71,77とを更に土中
に圧入して行く。 【0009】そして、前記2枚目の鋼矢板77上に更に
3枚目の鋼矢板(図示せず)を、2枚の補強プレート8
4を溶接して継ぐと共に、第2のジェットパイプ80に
第3のジェットパイプ(図示せず)を連結し、更にジェ
ット水ホース83を連結するのであるが、3枚目の鋼矢
板と第3のジェットパイプの構成および作用は、2枚目
の鋼矢板77と第2のジェットパイプ80と同一なので
説明を省略する。以下上方に連結固定される鋼矢板およ
びジェットパイプの構成および作用も2枚目の鋼矢板7
7と第2のジェットパイプ80と同一である。 【0010】前記のように所定数の鋼矢板を設定深さま
で土中に圧入した後、図12に示すようにクレーンによ
り最上段にある第2のジェットパイプ80に掛止して引
き上げると、その引き上げる力により各ジェットパイプ
74,80のストッパー用ピース76によって、各押え
バンド75が切断されて、第1,第2のジェットパイプ
74,80とも継がれたまま引き抜かれる。この際、噴
射ノズル72よりジェット水を噴射しながら、各ジェッ
トパイプ74,80を引き抜き易くして引き抜くのであ
る。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の工法では、1枚目の鋼矢板上への2枚目の鋼矢板の
溶接による継ぎ作業と、第1のジェットパイプへの第2
のジェットパイプの連結作業とが同時となると共に、こ
れら各作業は圧入機のチャッキング部材の下方における
わずかな隙間における作業であり、然も補強プレートも
ジェットパイプの両側面の2ヶ所に1枚ずつ溶接しなけ
ればならず、また各ジェットパイプの上端部へジェット
水発生装置からのジェット水ホースをいちいち連結しな
ければならないので、作業が非常に困難で、且つ時間が
かかり、作業性が極めて悪いという問題点があった。 【0012】本発明は、前記従来の問題点を解決するこ
とを目的とするウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置を提供しようとす
るものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、土中に圧入す
る1枚目の鋼矢板の下方部長手方向両側に、ケーシング
本体を固定するストッパー用孔を穿設した固定板が間隔
を有して平行に立設固定されると共に、該固定板の下方
部に半円状の空隙部を有する押えバンドが固定され、
前記ケーシング本体は、方形箱形状をなしていて、内部
に区画壁で仕切られて上部室と下部室とが設けられると
共に、底板の下面に保持管が開口連通されて形成され、
且つ前記ケーシング本体の天板の上面近くにおいて、基
部をジェット水発生装置に接続されたジェット水高圧ホ
ースの先端部と連通する連通管を上方に備え、且つ該連
通管の下方に扁平管を連設し、更に該扁平管の下方に小
径管を連設してジェット水用鋼管を形成して、該ジェッ
ト水用鋼管を前記ケーシング本体の上部室に配設すると
共に、連通管を前記天板を貫通して上方へ突出せしめ
て、連結部材を介してジェット水高圧ホースの先端部と
連結する一方、小径管を保持管内へ延長し、且つ該小径
管の下端に油圧式開閉ノズルを取付けて、前記保持管よ
り下方側に突出すると共に、前記押えバンドの半円状の
空隙部内に該保持管を摺接貫挿し、更に、前記ケーシン
グ本体の上部室に油圧管を配設し、且つ該油圧管の上方
部に、ケーシング本体の天板を貫通して、連結部材を介
して前記ケーシング本体の天板の上面近くにおいて、基
部を油圧装置に接続した油圧ホースの先端部と連通する
と共に、前記油圧管の下方部を前記油圧式開閉ノズルに
連通し、前記ケーシング本体の下部室に、前記油圧管と
連通した油圧シリンダが配設され、該油圧シリンダのピ
ストンロッドに、区画壁の下面および背面板に設けられ
たガイド溝に沿って上下動する軸を軸支すると共に、該
軸には従動杆の基部が軸支され、更に、前記従動杆の両
先端部に、ケーシング本体の両側板に穿設された小孔よ
りストッパーピンが突出・収納自在となるよう、区画壁
の下面および背面板に設けられたガイド溝に沿って左右
動する軸が、各ストッパーピンの内側端部と共に軸支さ
れ、該各ストッパーピンがケーシング本体から突出する
と、その先端が前記各固定板に穿設されたストッパー用
孔に貫通して掛止されて、ケーシング本体が1枚目の鋼
矢板に固定され、且つ前記各ストッパーピンがケーシン
グ本体内に収納されると、該ケーシング本体と前記鋼矢
板の固定状態を解除するよう形成され、前記油圧管に連
通する油圧式開閉ノズルとストッパーピンの作動は連動
し、該ストッパーピンがケーシング本体から突出して固
定板に貫通掛止されているときは、前記油圧式開閉ノズ
ルの噴射口は小さく開放され、前記ストッパーピンがケ
ーシング本体内に収納されると、前記油圧式開閉ノズル
の噴射口は大きく開放されるよう形成され、更に、前記
ケーシング本体の天板と前面板の長手方向中央部に亘っ
て吊り金具が立設固定されると共に、該吊り金具にケー
シング本体の引き抜き用ワイヤの下端部を連結するとい
う手段を採用することにより、上記問題点を解決した。 【0014】 【作用】上記構成より成る本発明によれば、1枚目の鋼
矢板の圧入後、該1枚目の鋼矢板上に2枚目の鋼矢板を
溶接して継ぐのみの作業で、ジェット水高圧ホース、油
圧ホースおよび引き抜き用ワイヤの連結作業が不要であ
る。ジェット水高圧ホース、油圧ホースおよび引き抜き
用ワイヤの引き抜き時に油圧式開閉ノズルの噴射口が大
きく開放され、ジェット水の圧力が弱まる。 【0015】 【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて詳細に
説明すると、土中に圧入する1枚目の鋼矢板1の下方部
長手方向両側にケーシング本体2を固定するストッパー
用孔3を穿設した固定板4が間隔を有して平行に立設固
定されると共に、該固定板4の下方部に半円状の空隙部
5を有する押えバンド6の両側端部が1枚目の鋼矢板1
に固定されている。 【0016】前記ケーシング本体2は、ほぼ方形箱形状
をなしていて、内部は区画壁7で仕切られて上部室8と
下部室9とが設けられると共に、底板10の下面に保持
管11が開口連通されて形成されている。そして、ケー
シング本体2の天板12の上面近くにおいて、基部をジ
ェット水発生装置(図示せず)に接続されたジェット水
高圧ホース13の先端部と連通する同径の連通管14を
上方に備え、且つ該連通管14の下方に偏平楕円形状に
した偏平管15を連設し、更に該偏平管15の下方に径
を絞った小径管16を夫々連設してジェット水用鋼管1
7を形成し、該ジェット水用鋼管17を前記ケーシング
本体2の上部室8内に配設すると共に、連通管14を前
記天板12を貫通して上方へ突出せしめて連結部材18
を介してジェット水高圧ホース13の先端部と連結する
一方、小径管16は保持管11内へ延長され、且つ該小
径管16の下端には油圧式開閉ノズル19が取付けられ
て、前記保持管11より下方側に突出している。 【0017】前記上部室8内に配設されるジェット水用
鋼管17の偏平管15は、前記ジェット水高圧ホース1
3と断面積を同一にするため偏平状に形成してある。 【0018】また、前記ケーシング本体2の上部室8に
は油圧管20が配設され、且つ該油圧管20の上方部に
はケーシング本体2の天板12を貫通して、連結部材2
1を介して前記ケーシング本体2の天板12の上面近く
において、基部を油圧装置(図示せず)に接続された油
圧ホース22の先端部と連通すると共に、前記油圧管2
0の下方部は前記油圧式開閉ノズル19に連通されてい
る。 【0019】更に、前記ケーシング本体2の下部室9に
は前記油圧管20と連通した油圧シリンダ23が配設さ
れており、該油圧シリンダ23のピストンロッド24に
は、区画壁7の下面およびケーシング本体2の背面板2
5に設けられたガイド溝26に沿って上下動する軸27
が軸支されると共に、該軸27にはV字形をした従動杆
28の基部が軸支されている。 【0020】更に、前記従動杆28の外方へ拡開した両
先端部には、ケーシング本体2の両側板29に穿設され
た小孔30よりストッパーピン31が突出・収納自在と
なるよう、区画壁7の下面およびケーシング本体2の背
面板25に設けられたガイド溝32に沿って左右動する
軸33が、各ストッパーピン31の内側端部と共に軸支
されており、各ストッパーピン31がケーシング本体2
から突出すると、その先端が前記各固定板4に穿設され
たストッパー用孔3に貫通して掛止され、ケーシング本
体2は1枚目の鋼矢板1に固定されるよう形成されてい
る。 【0021】前記油圧管20に連通する油圧式開閉ノズ
ル19とストッパーピン31の作動は連動しており、該
ストッパーピン31がケーシング本体2から突出して固
定板4に貫通掛止されているときは、前記油圧式開閉ノ
ズル19の噴射口は小さく開放されて噴射するジェット
水の圧力を強め、逆にストッパーピン31がケーシング
本体2内に収納されると、前記油圧式開閉ノズル19の
噴射口は大きく開放されて噴射するジェット水の圧力を
弱めるよう形成されている。 【0022】また、前記ケーシング本体2の前記天板1
2と前面板34の長手方向中央部に亘って吊り金具35
が立設固定されると共に、該吊り金具35にはシャック
ル36が連結され、且つ該シャックル36にケーシング
本体2の引き抜き用ワイヤ37の下端部が連結されてい
る。 【0023】次に、前記構成より成るウォータージェッ
ト装置を用いた工法について説明すると、図1に示すよ
うに、最初に土中に圧入する1枚目の鋼矢板1には、前
記のように固定板4および押えバンド6が予め固定して
ある。そして、前記鋼矢板1を圧入機39のチャッキン
グ部40に立て込み、次に前記鋼矢板1の押えバンド6
の半円状の空隙部5内にケーシング本体2の下方部の保
持管11を摺接貫挿すると共に、ケーシング本体2の油
圧シリンダ23に油圧ホース22を介して油圧をかける
ことにより、油圧シリンダ23のピストンロッド24を
作動させて従動杆28を下方移動させると、該従動杆2
8の下方移動に伴い各ストッパーピン31を前進させ
て、ケーシング本体2の小孔30より突出させ、各固定
板4のストッパー用孔3に貫通して掛止させることによ
り、ケーシング本体2を固定板4に固定すると共に、油
圧式開閉ノズル19の噴射口を小さく開放し、更にジェ
ット水高圧ホース11、油圧ホース22および引き抜き
用ワイヤ37を適位置において分離しないようにワイ
ヤ、紐等の束ね部材38により束ねて準備工程が完了す
る。 【0024】前記準備工程の完了後、図4に示すように
油圧式開閉ノズル19の小さく開放された噴射口より、
ジェット水発生装置から送水された高圧のジェット水を
土中に噴射しながら、圧入機39の押圧力により土中に
圧入して行く。この際、1枚目の鋼矢板1がジェット水
を噴射しながら圧入されて行くので、その周囲土壌は柔
らかくなっているため、ジェット水高圧ホース11、油
圧ホース22および引き抜き用ワイヤ37は束ね部材3
8によって束ねられたまま、鋼矢板1に沿って埋没して
行く。以上圧入機39により1枚目の鋼矢板1の上端部
が地表上に残る位置まで土中に圧入すると共に、前記ジ
ェット水の噴射を停止して1枚目の鋼矢板1の圧入作業
を完了する。 【0025】前記1枚目の鋼矢板1の圧入作業完了後、
図5に示すように圧入機39のチャッキング部40に2
枚目の鋼矢板1aを立て込み、1枚目と2枚目の鋼矢板
1,1aに亘って1枚の補強プレート41を溶接して、
前記鋼矢板1,1aを継ぎ、然る後前記1枚目の鋼矢板
1の圧入工程と同様にジェット水を土中に噴射しなが
ら、圧入機39の押圧力によりジェット水高圧ホース1
1、油圧ホース22および引き抜き用ワイヤ37と共
に、土中に圧入して行き、2枚目の鋼矢板1aの上端部
が地表上に残る位置まで圧入して、前記ジェット水の噴
射を停止して2枚目の鋼矢板1aの圧入作業を完了す
る。 【0026】以下3枚目以降の鋼矢板は前記2枚目の鋼
矢板1aと全く同一に行う。そして、所定の位置まで複
数枚の鋼矢板を溶接して継いで圧入作業をなすのであ
る。 【0027】そして、前記所定数の鋼矢板の土中への圧
入が終わると、図6に示すように圧入機39のチャッキ
ング部40を横方向へ回動させ、その後前記油圧ホース
22を介して油圧シリンダ23を作動させて、各ストッ
パーピン31をケーシング本体2内に収納して固定板4
への掛止固定状態を解除すると共に、油圧式開閉ノズル
19の噴射口を大きく開放して、前記予めケーシング本
体2に連結された引き抜き用ワイヤ37にクレーンのフ
ック42を掛止して引き上げるのである。この引き上げ
時において、前記油圧式開閉ノズル19より多少なりと
も水を出さないと引き抜きが困難であり、ジェット水が
噴射されたまま、地表近くまで引き抜いた場合、前記油
圧式開閉ノズル19がはね上がる危険性があるが、前記
したようにストッパーピン31が後退してケーシング本
体2内に収納されると、油圧式開閉ノズル19の噴射口
が大きく開放する構造としているため、ジェット水の圧
力が弱まり、前記油圧式開閉ノズル19がはね上がるお
それはない。 【0028】 【発明の効果】本発明は上述のようであるから、1枚目
の鋼矢板の圧入後、その上に2枚目の鋼矢板を継ぐ場
合、ジェット水高圧ホース、油圧ホースおよび引き抜き
用ワイヤは鋼矢板に固定されていないため、溶接作業の
邪魔とならず、従来のように2枚の補強プレートを用い
ることなく、巾広の1枚の補強プレートを両鋼矢板に亘
って溶接すればよいので、1回の溶接作業で1枚目と2
枚目の鋼矢板の継ぎ作業が完了する。また、ジェット水
高圧ホース、油圧ホースおよび引き抜き用ワイヤを連結
して行く作業がないので、作業性が良いという利点を有
する。然も、圧入作業完了後、前記ジェット水高圧ホー
ス、油圧ホースおよび引き抜き用ワイヤをクレーン等で
引き抜く場合、油圧式開閉ノズルの噴射口が広く開放さ
れるので、ジェット水の圧力が弱まり、地表近くまで引
き抜いた場合でも油圧式開閉ノズルがはね上がる危険性
がない。
工法に用いるウォータージェット装置の斜視図である。 【図2】本発明ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置におけるケーシン
グ本体の縦断底面図である。 【図3】本発明ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置におけるケーシン
グ本体の横断平面図である。 【図4】本発明装置を用いた鋼矢板の圧入作業状態を示
す概略説明図である。 【図5】本発明装置を用いた鋼矢板の圧入作業状態を示
す概略説明図である。 【図6】本発明装置を用いた鋼矢板の圧入作業状態を示
す概略説明図である。 【図7】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置における噴射ノズ
ル部分を1枚目の鋼矢板に取付ける状態を示す斜視図で
ある。 【図8】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置における1枚目と
2枚目の接合部分を示す斜視図である。 【図9】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入
工法に用いるウォータージェット装置を用いた鋼矢板の
圧入作業状態を示す概略説明図である。 【図10】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧
入工法に用いるウォータージェット装置を用いた鋼矢板
の圧入作業状態を示す概略説明図である。 【図11】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧
入工法に用いるウォータージェット装置を用いた鋼矢板
の圧入作業状態を示す概略説明図である。 【図12】従来のウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧
入工法に用いるウォータージェット装置を用いた鋼矢板
の圧入作業状態を示す概略説明図である。 【符号の説明】 1 1枚目の鋼矢板、 1a 2枚目の鋼矢板、 2
ケーシング本体、 3 ストッパー用孔、 4 固定
板、 5 半円状の空隙部、 6 押えバンド、 7
区画壁、 8上部室、 9 下部室、 10 底板、1
1 保持管、 12 天板、13 ジェット水高圧ホー
ス、 14 連通管、 15 扁平管、 16 小径
管、17 ジェット水用鋼管、 18 連結部材、19
油圧式開閉ノズル、 20 油圧管、 21 連結部
材、22 油圧ホース、 23 油圧シリンダ、 24
ピストンロッド、25 背面板、26 ガイド溝、
27 軸、 28 従動杆、 29 側板、30 小
孔、 31 ストッパーピン、 32 ガイド溝、 3
3 軸、 34 前面板、35 吊り金具、 37 引
き抜き用ワイヤ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】土中に圧入する1枚目の鋼矢板の下方部長
手方向両側に、ケーシング本体を固定するストッパー用
孔を穿設した固定板が間隔を有して平行に立設固定され
ると共に、該固定板の下方部に半円状の空隙部を有する
押えバンドが固定され、 前記ケーシング本体は、方形箱形状をなしていて、内部
に区画壁で仕切られて上部室と下部室とが設けられると
共に、底板の下面に保持管が開口連通されて形成され、
且つ前記ケーシング本体の天板の上面近くにおいて、基
部をジェット水発生装置に接続されたジェット水高圧ホ
ースの先端部と連通する連通管を上方に備え、且つ該連
通管の下方に扁平管を連設し、更に該扁平管の下方に小
径管を連設してジェット水用鋼管を形成して、該ジェッ
ト水用鋼管を前記ケーシング本体の上部室に配設すると
共に、連通管を前記天板を貫通して上方へ突出せしめ
て、連結部材を介してジェット水高圧ホースの先端部と
連結する一方、小径管を保持管内へ延長し、且つ該小径
管の下端に油圧式開閉ノズルを取付けて、前記保持管よ
り下方側に突出すると共に、前記押えバンドの半円状の
空隙部内に該保持管を摺接貫挿し、 更に、前記ケーシング本体の上部室に油圧管を配設し、
且つ該油圧管の上方部に、ケーシング本体の天板を貫通
して、連結部材を介して前記ケーシング本体の天板の上
面近くにおいて、基部を油圧装置に接続した油圧ホース
の先端部と連通すると共に、前記油圧管の下方部を前記
油圧式開閉ノズルに連通し、 前記ケーシング本体の下部室に、前記油圧管と連通した
油圧シリンダが配設され、該油圧シリンダのピストンロ
ッドに、区画壁の下面および背面板に設けられたガイド
溝に沿って上下動する軸を軸支すると共に、該軸には従
動杆の基部が軸支され、 更に、前記従動杆の両先端部に、ケーシング本体の両側
板に穿設された小孔よりストッパーピンが突出・収納自
在となるよう、区画壁の下面および背面板に設けられた
ガイド溝に沿って左右動する軸が、各ストッパーピンの
内側端部と共に軸支され、該各ストッパーピンがケーシ
ング本体から突出すると、その先端が前記各固定板に穿
設されたストッパー用孔に貫通して掛止されて、ケーシ
ング本体が1枚目の鋼矢板に固定され、且つ前記各スト
ッパーピンがケーシング本体内に収納されると、該ケー
シング本体と前記鋼矢板の固定状態を解除するよう形成
され、 前記油圧管に連通する油圧式開閉ノズルとストッパーピ
ンの作動は連動し、該ストッパーピンがケーシング本体
から突出して固定板に貫通掛止されているときは、前記
油圧式開閉ノズルの噴射口は小さく開放され、前記スト
ッパーピンがケーシング本体内に収納されると、前記油
圧式開閉ノズルの噴射口は大きく開放されるよう形成さ
れ、 更に、前記ケーシング本体の天板と前面板の長手方向中
央部に亘って吊り金具が立設固定されると共に、該吊り
金具にケーシング本体の引き抜き用ワイヤの下端部を連
結した ことを特徴とするウォータージェット併用継ぎ鋼
矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08259594A JP3472335B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08259594A JP3472335B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ウォータージェット併用継ぎ鋼矢板圧入工法に用いるウォータージェット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07268871A JPH07268871A (ja) | 1995-10-17 |
JP3472335B2 true JP3472335B2 (ja) | 2003-12-02 |
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