JPS6037129B2 - 樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法 - Google Patents

樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法

Info

Publication number
JPS6037129B2
JPS6037129B2 JP50041120A JP4112075A JPS6037129B2 JP S6037129 B2 JPS6037129 B2 JP S6037129B2 JP 50041120 A JP50041120 A JP 50041120A JP 4112075 A JP4112075 A JP 4112075A JP S6037129 B2 JPS6037129 B2 JP S6037129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
water
polymer
temperature
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50041120A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50136379A (ja
Inventor
ピ−タ− クロツプ アイナ−
ウエスリ− ホウランド ジヨン
グラント インノセンチ ガリ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Standard Oil Co
Original Assignee
Standard Oil Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Standard Oil Co filed Critical Standard Oil Co
Publication of JPS50136379A publication Critical patent/JPS50136379A/ja
Publication of JPS6037129B2 publication Critical patent/JPS6037129B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/14Treatment of polymer emulsions
    • C08F6/16Purification

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はストリッピングしてない樹脂状重合体ラテック
スから未反応単量体の連続的な除去および回収法に関す
る。
特に、本発明は固体重合体の凝固および洗浄操作中樹脂
状重合体ラテックスから残存単量体の除去および回収法
に関する。重合体から未反応単量体を効率よく除去し回
収することは、食品包装に使うのに適した実質上単量体
を含まない樹脂の製造のために、回収工程で大気中に出
る単量体量を環境保護機関が定めた基準以内の水準に保
つために、および未重合単量体の再循環による重合体製
造の全経済性を改良し改善された反応器効率を得るため
に高度に望ましい。本法は、重合反応器中にある重合体
ラテツクスから単量体をバッチストリッピングする従来
の普通の実施法よりも多くの重要な利点を有するもので
ある。
本法では、ストリッピング時間の不必要なことと一層反
応器のつまりの少ない結果として必要な冷却および清浄
時間の減少とによる反応器サイクル時間の減少によって
、反応器容量の全体としての増加が得られるものである
更に反応器ストリッピングで通常使われる高温に重合体
がさらされる時間が少ないため、製品の色に改良が認め
られる。乾燥機から大気中に出る単量体の水準は著しく
減る。反応器系で必要な装置が少なくてすみまた一層簡
単な装置でよいから、反応器系のサービス因子に改良が
認められる。これらおよびその他の利点は本発明を理解
すれば一層明らかとなろう。
本発明によれば、かなりの量の残存単量体を含むストリ
ッピングしてない樹脂状重合体ラテックスを、係属中の
出願第229,508号(1972王2月25日提出)
に記載のように、クラム(cmmb)、ペースト、また
はせん断凝固した樹脂−水スラリを凝固タンクで、所定
の滞留時間かきまぜる。
スラリは脱水装置上にオーバフローする。この脱水装置
は樹脂を過剰の水から分離する遠心分離機または振動脱
水ふるいであることができる。ついで樹脂を洗浄タンク
で所定の滞留時間水洗する。洗った樹脂−水スラ川ま第
2の脱水ふるい上にオーバフロ−する。ついで、洗った
樹脂を乾燥機に送り、樹脂上に保持されている水および
単量体を除く。乾燥機空気流出物中に出される単量体量
は、凝固および洗浄操作の条件を最適化することによっ
て最小にされる。少量の未反応単量体が凝固および洗浄
タンクから蒸気と共に出され、吸収塔で水でガス洗浄す
ることによって除去される。
残存単量体の大部分は凝固および洗浄タンクからの水流
出液中に存在する、凝固タンクからの流出液は吸収塔か
らの単量体に富んだ水と共に、ストリッピング塔に送ら
れ、塔頂蟹出物から比較的純粋な単量体が回収される。
ついで、回収単量体に抑制剤を入れ、貯蔵し、重合反応
器に再供v給できる。ストリッパー塔底からの本質的に
単量体を含まない水を廃物処理装置に送って、凝固剤、
石鹸、および他の不純物を除く。重合体ラテックス中に
はじめに存在する単量体の99%以上を重合体流から除
去でき、この単量体の90%以上を再使用のため回収で
きる事実によって、本法の効率の度合が理解できる。
例として樹脂状重合体ラテックスのペースト凝固法を使
う場合、かなりの量の未反応単量体を含むストリッピン
グしてない重合体ラテックスを連続的に流体移動ポンプ
(fluid−movingpmmp)に送り、ラテッ
クスを凝固させるポンプヘツド‘こ凝固剤を計量する。
ついでペーストを細いオリフィスを通して押出し、凝固
タンク10で凝固または硬化される均一な粒子またはス
トランドを形成する。タンク1川ま重合体を水性媒体に
懸濁するためのかきまぜ機を備えており、またタンク内
容物を高温に維持するため水蒸気入口を備えている。凝
固した樹脂−水スラリを所定の滞留時間かきまぜ、凝固
タンクからの流出液は振動脱水ふるい12上にオーバフ
ローし樹脂ストランドを過剰の水から分離する。湿した
ストランド基準で約25〜約6の重量%の水分を保持し
ている脱水した樹脂を、直列に配置できる1つまたはそ
れ以上の洗浄タンク17に送って、所定時間新鮮な水と
混合する。このタンクも水蒸気によって高温に維持され
る。洗浄タンク流出液は第2の振動脱水ふるい18上に
オーバフローし、樹脂から過剰の水を分離する。洗った
樹脂をついで流動床乾燥機25に送って、樹脂上に保持
されている残存の水と単量体を除去し、そこから精製さ
れた重合体製品が回収される。乾燥機空気流出物におい
て大気中に排出される痕跡量の単量体はきれいな環境制
限以内である。凝固および洗浄操作中出る少量の単量体
蒸気は、凝固タンク10、洗浄タンク17、脱水ふるい
12,18からオーバヘッドで除去され、導管11によ
って充てん排気スクラッパー塔20に送られる。単量体
はこのスクラツパ−塔で水によつて蒸気流からガス洗浄
され、スクラッパー塔からの単量体に富んだ水流出液は
、脱水ふるい12からの水性流出液と共に水蒸気ストリ
ッパ一塔14に送られる。上記12からの水性流出液は
随時炉過器22を通過でき、また樹脂からの残存単量体
の大部分を含んでいる。比較的純粋な単量体がストリッ
パー塔14からオーバヘッドで出、ストリッパー凝縮器
15で凝縮され、デカンター23でデカンテーションに
よって残存水から分離される。ついで精製単量体を再使
用のため回収する。凝縮器からの水はストリッパー驚へ
還流される。ストリッパー塔底からの水流出液は、ポン
プ16によって洗浄水処理区域に送られ、凝固剤および
溶けたまたは懸濁した固体を除去し、または上記流を分
割して廃水の一部を処理区域にポンプで送り、その一部
を排気スクラッパ一驚20に戻す。洗浄タンク17およ
び脱水ふるい18からの水性流出液は、洗浄タンク流出
液ポンプ19によって、再使用のため凝固タンク10に
再循環される。クラム凝固法を使う場合は、単量体除去
操作はペースト凝固の場合と本質的に同一であるが、た
だし残存単量体を含むストリツピングしてない重合体ラ
テックスを連続的に凝固剤の水溶液と共に、凝固を行な
う凝固タンク10に送る。
更に、クラム凝固の場合は、脱水装置12は振動ふるい
よりも遠心分離機が好ましく、そのような場合には炉過
器22をはぶける。本発明によって処理できる重合体ラ
テックスは、一不飽和ニトリルの多量と上記ニトリルと
共重合性の随時の他のモノビニル単量体成分とを、共役
ジェン単量体のホモポリマーまたは共重合体であること
ができる予めつくったジェンゴムの存在で水性媒体中で
乳化重合させることによって製造した、0℃以上の熱変
形温度を有する単量体含有樹脂状重合体ラテックスであ
る。
本発明で有用なオレフィン性不飽和ニトリルは、構造式 を有するQ,8ーオレフィン性不飽和モノニトリルであ
る。
ただしRは水素、1〜4個の炭素原子をもつ底級アルキ
ル基、またはハロゲンである。このような化合物はアク
リロニトリル、Q−クロロアクリロニトリル、Q−フル
オロアクリ。ニトリル、メタクリロニトリル、エタクリ
ロニトリルなどを含む。本発明で最も好ましいオレフィ
ン性不飽和ニトリルはアクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、およびその混合物である。本発明で有用なオレ
フィン性不飽和ニトリルと共重合性の他のモノビニル単
量体成分はオレフイン性不飽和カルボン酸のヱステル、
ピニルェステル、ピニルェーテル、Qーオレフィン、ビ
ニル芳香族単量体などの1種またはそれ以上を含む。
上記オレフィン性不飽和カルボン酸のェステルは構造式
を有するものを含む。
ただしR,は水素、1〜4個の炭素原子をもつアルキル
、またはハロゲンであり、R2は1〜6個の炭素原子を
もつアルキル基である。この型の化合物はアクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸へキシル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸アミル
、メタクリル酸へキシル・Q−クロロアクリル酸メチル
はークロロアクリル酸エチルなどを含む。本発明で最も
好ましいものはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルである。本発
明で有明なQ−オレフィンは、少なくとも4個のまた1
の固だけの炭素原子を有し、構造式 を有するものである。
ただしR′,R″は1〜7個の炭素原子をもつアルキル
基である。特に好ましいものはイソブチレン、2ーメチ
ル−1ーブテン、2ーメチルー1−ペンテン、2−メチ
ル一1ーヘキセン、2−メチル−1ーヘプテン、2−メ
チル一1−オクテン、2−エチル−1−ブテン、2ープ
ロピルー1ーベンテンなどのQーオレフインである。ィ
ソブチレンが最も好ましい。上記ビニルェーテルはメチ
ルビニルェーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビ
ニルエーナル、ブチルビニルエーテル、メチルインプロ
ベニルエーテル、エチルインプロベニルエーテルなどを
含む。
最も好ましいものはメチルビニルェープル、エチルビニ
ルエーテル、フ。ロピルビニルエ−テル、ブチルビニル
ヱーテルである。上誌ビニルェーテルは酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ラク酸ビニルなどを含む。
酢酸ビニルが最も好ましい。上記ビニル芳香族単量体は
スチレン、Qーメチルスチレン、ビニルトルエン、ビニ
ルキシレンを含む。
スチレンが最も好ましい。本発明で有用な共役ジヱン単
量体は、1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレ
ン、プロモプレン、シアノプレン、2,3ージメチル−
1,3−プタジエン、2ーエチルー1,3−プタジエン
、2,3−ジエチルー1,3−ブタジエンなどを含む。
本発明の目的に最も好ましいものは1,3ーブタジェン
、ィソブレンである。これらは容易に入手でき、すぐれ
た共重合性をもつからである。本発明において特に有用
な重合物とその製造法の詳細は、米国特許第3,426
,102号、第3,586,737号、およびラッセル
(R瓜sell)、K.グリフィス(Griffi比)
らの係属中の米国特許出願第222,97叫号(197
2王2月2日提出)に記載されており、そのすべてをこ
こでそのまま引用する。
本発明の方法で有用な特定の重合体は、風 上記で指定
された構造式 を有する少なくとも1種のニトリル少なくとも50重量
%と畑【1}構造式(ただしR,,R2は上記定義を有
する)をもつェステルと、■構造式(ただしR′,R″
は上記定義を有する)をもつQ−オレフインと、‘3}
メチルビニルヱーテル、エチルビニルエーテル、プロピ
ルビニルヱーテル、ブチルビニルヱーテルからなる群か
ら選ばれるビニルェーテルと、{41酢酸ビニルと、{
5}スチレンとからなる群から選ばれる少なくとも一員
の胸と‘B’の合計重量基準で5の重量%までとを計1
0の雲量部で、{C}ブタジェン、ィソプレンからなる
群から選ばれる共役ジェン単量体とスチレンおよび構造
式(ただしRは上記定義を有する)をもつニトリル単量
体からなる群から選ばれる随時のコモノマーとのゴム状
重合体の1〜4の重量部の随時の存在で重合させてつく
ったものを含む。
ただし上記ゴム状重合体は重合した共役ジェンを50〜
10の重量%、コモノマー0〜5の重量%含んでいる。
好ましくは、成分風をWと(B’の合計重量基準で約6
0〜9の重量%存在させるべきであり、ゴム状重合体{
qは共役ジェン・5の重量%以上を、更に好ましくは6
0〜9の重量%を含むべきである。本法においては、単
量体除去と凝固した重合体ラテックスの乾燥速度の効率
は重合体の多孔度に著しく依存する。樹脂状重合体粒子
の多孔度は凝固および洗浄操作を実施する条件に影響さ
れる。最大効率を得るためには、洗浄において単量体を
容易に遊離させるのに十分な水分を保持する多孔性をも
った粒子を生成するように上記操作条件を調節する。そ
こで、重合体粒子の湿時ストランド水分含量を多孔度の
尺度として利用する。低すぎる多孔度したがって小さす
ぎる水分保持の粒子は重合体中に単量体を閉じ込めるの
で、水流による抽出を困難にする。一方、高すぎる多孔
度したがって高すぎる水分含量の粒子は、乾燥費用を増
すがかりでなく重合体徴粉の生成を増し、重合体の損失
を増す。最適結果を得るためには、湿時ストランド基準
で少なくとも25重量%のまた約6の重量%までの水分
を、更に好ましくは約35〜約5の重量%の水分を保持
するような多孔度を有する樹脂状重合体粒子が最も適当
である。本発明で樹脂状重合体粒子の多孔度に影響を与
える条件は、凝固および洗浄操作に利用される温度、ラ
テックス固体濃度、滞留時間である。
凝固タンク内容物を、所定のラテツクス全固体に対して
望む水分含量を有する重合体粒子を生じるような温度と
滞留時間に維持する。有効ラテツクス固体舎量が増すと
きは、温度を下げることおよび(または)滞留時間を短
縮することが要求される。逆に、有効固体含量が減ると
きは、温度を上げることおよび(または)滞留時間をの
ばすことが要求される。最適結果を得るには、処理され
る特定の樹脂の熱変形温度近くの温度で、更に好ましく
は樹脂の熱変形温度の約10o○上から約10oC下ま
での範囲のかつ水を液枕態に保つ範囲内の温度で、凝固
タンクを通常操作する。一般に、利用する滞留時間に依
存し、約60〜9ぴ○の温度が最もしばいま使われる。
凝固タンク中の重合体−水スラリの滞留時間は一般には
約5〜30分の範囲であるが、この範囲に限定される必
要はない。凝固タンク中の樹脂固体濃度は約5〜2の重
量%の範囲が最も適している。重合体粒子の多孔度は凝
固タンクで遭遇する条件によって主として決まるが、重
合体の多孔度が洗浄処理中変化しないように、洗浄タン
クにおける条件を調節する必要がある。
単量体の水中への溶解度と重合体粒子からの単量体の除
去を最大にするためには、洗浄タンク操作温度を、樹脂
の著しいその上の融合ないこ可能な限り樹脂の熱変形温
度に近くすべきである。そこで、重合体の熱変形温度の
約20oo下から熱変形温度までの(ただし熱変形温度
を含めない)範囲で、かっこの範囲で水を液状態に維持
する温度範囲内に入る水温を使うのが最も有利である。
洗浄タンク中の樹脂固体濃度は凝固タンク中の固体濃度
と同一範囲が好ましい。洗浄操作における単量体の除去
度合は滞留時間を増すことによっても増加できる。
これは洗浄装置の大きさを増すことによって、または2
つまたはそれ以上の装置を直列で使うことによって遂行
できる。1個の洗浄装置を使う場合は、滞留時間は一般
に約15〜90分の範囲であり、一方1個以上の装置を
使うときは一層短かし、滞留時間が要求される。
更に、水と水蒸気を有効に使うために、洗浄装置におい
て向流の水流を使用できる。最も簡単な洗浄装置は1個
のかきまぜた装置である。洗浄滞留時間が大きいときは
、1または2段階装置の容積が大きすぎて経済上または
機械的に実際的でないことがあり、そこで多段塔抽出器
のような一層有効な抽出装置を利用するのが一層適当な
場合がある。重合体ラテツクスの凝固に使う凝固剤は通
常の凝固剤、たとえば塩酸、硫酸のような無機酸、キ酸
、シュウ酸、酢酸などのような有機酸、ナトリウム、カ
リウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、アルミニウ
ムなどの塩化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩のような水落
性金属塩の水溶液であることができ、好ましくは多価金
属塩の水溶液である。
スクラツバ−塔20には、この目的にふつう使われる通
常の充てん材料を充填でき、つめ論またはサドルのよう
な材料を適当に使える。
一方、上記スクラッパ一塔およびストリッパー塔14は
、重合体徴粉の蓄積から生じるつまりを最小にする目皿
または他の型の蒸留たな板を含むことができる。本発明
を次の実施例で一層詳しく例示するが、本発明の範囲は
この実施例に限定されるものではない。
実施例 1 本実施例で使ったラテックスは乳化重合によりつくった
もので、アクリロニトリル対アクリル酸メチル3対1重
量比のァクリロニトリルとアクリル酸メチルの共重合体
で、ブタジェン7の重量%とアクリ。
ニトリル3の重量%の組成を有するジェンゴムの存在で
英重合させたものであった。共重合体対ゴムの比は重量
で1庇寸1であった。このラテックス原料は固体〔熱変
形温度70午0、264psl(ASTM試験D−64
8−56)〕2り重量%と未反応単量体2.4重量%を
含んでいた。この水性重合体ラテックスを連続的にギァ
ポソプを通し供聯合し、硫酸アルミニウムの45重量%
水溶液をポンプヘッドに計量した。このミョウバン溶液
はラテックスを凝固させ、ポンプ流出液はペーストのコ
ンシステンシーを有した。このペーストを穴が直径7′
64インチである穴のあいた板を含むダイス型へッド‘
こ供孫舎した。連続した流体ペーストストランドをこの
穴あき板を通して凝固タンクに押出した。凝固タンクは
76〜80午0のかきまぜた水を保持していた。ペース
トストランドは砕け、直径3/32インチ、長さ1′1
6〜3/4インチのストランドに融合した。第1の洗浄
タンク脱水ふるいからの水全部を凝固タンクに連続的に
ポンプで送り、水中87重量%の重合体をもつ凝固タン
クスラリを生じた。凝固タンクの滞留時間は13分であ
った。40psigの水蒸気を水供給ラインに直接散布
することによって、凝固タンク温度を維持し自動的に制
御した。
凝固タンクスラリは脱水ふるい上にオーバフローし、過
剰の凝固タンク水をストランドから分離した。重合体ス
トランドの融合を防ぐため65〜7100の温度にスト
ランドを冷すために、ふるいと接触する前に凝固タンク
オーバフロー流上に26℃の水を鰭露した。水対重合体
の流量比は重量で2〜3対1の範囲であった。脱水した
ストランドを第1の洗浄タンクに送り、第2洗浄タンク
ふるいからの水と混合した。このタンクへの水流量は水
中重合体10%のスラリを生じた。タンク内容物をかき
まぜ、68qoに自動的に維持した。第1の洗浄タンク
流出液は別の脱水ふるい上にオーバフローし、再びスト
ランドから水を除去した。ついで脱水したストランドは
第2の洗浄タンクへ送られ、そこで新鮮な水と混合され
た。このタンクへの水流量は水中10%の重合体スラリ
を維持するよう調節された。直接の水蒸気散布により、
タンク内容物をかきまぜ、68つ0に加熱した。第2の
洗浄タンク流出液は第3の脱水ふるい上にオーバフロー
し、ストランドから水を除いた。洗浄タンク内の滞留時
間はタンク1つにつき41分であった。湿時ストランド
水分含量4の重量%を有する洗浄した重量%を流動床乾
燥機に送り、0.箱重量%以下の水分含量となるまで乾
燥した。この処理により、乾燥樹脂中の単量体濃度はl
ippm以下に減少し、乾燥機流出空気中の単量体の放
出は清浄環境要求の限度内でであった。実施例 2 本実施例で使った重合体ラテックスは乳化重合によりつ
くったもので、アクリロトリル対スチレンの重量比3対
1のアクリロニトリルとスチレンとの共重合体で、ブタ
ジヱン75重量%とスチレン25重量%の組成を有する
ジェンゴムの存在で共重合させたものであった。
共重合体対ゴムの重量比は2の対1であった。このラテ
ックス原料は固体〔熱変形温度920、2鼠psi(A
STM試験D−私8−56)〕2亀重量%と未反応単量
体4.7重量%を含んでいた。この重合体ラテックスを
実施例1のようにペースト凝固し、処理したが、ただし
硫酸アルミニウムを45%濃度の代りに22%溶液を使
い、凝固タンク温度を90qoに維持した。最終乾燥樹
脂はlippm以下の単量体含量を有した。本発明の実
施態様は次のとおりである。
(1’工程{aーで重合体ラテックスをペースト凝固法
によって凝固させ、この凝固を流体移動ポンプで実施す
る特許請求の範囲に記載の方法。
■ 工程‘a’の重合体ラテツクスの凝固を工程【b’
の水性格で実施する特許請求の範囲に記載の方法。
‘3’工程(g)からの本質的に単量体を含まない流出
液の若千を工程‘f’で使うため再循環する上記第{1
}項記載の方法。
‘4’ 一不飽和ニトリルの多量と上記ニトリルと共重
合性の随時の他のモノビニル単量体成分とを、共役ジェ
ン単量体のホモポリマーまたは共重合体であることがで
きる予めつくったジヱンゴムの存在で水性媒体中で重合
させることによって当該重合体ラテックスをつくる上記
第‘3}項記載の方法。
{5} {a} 構造式 (ただしRは水素、1〜4個の炭素原子を有する低級ァ
ルキル基、またはハロゲンである)を有する少なくとも
1種のニトリルを少なくとも5の重量%と{b}‘1}
構造式(ただしR,は水素、1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基、またはハロゲンであり、R2は1〜6個
の炭素原子を有するアルキル基である)を有するェステ
ルと、■構造式(ただしR′およびR″は1〜7個の炭
素原子を有するアルキル基である)を有するQ−オレフ
インと、{31メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、プロピルビニルエーナル、ブチルビニルェーテ
ルからなる群から選ばれるピニルェーテルと、【4〕酢
酸ビニルと、‘51スチレンとからなる群から選ばれる
少なくとも一員を{a}〜‘blの合計重量基準で5の
重量%までとの合計10の重量部を、‘c)ブタジェン
、ィソプレンからなる群から選ばれる共役ジェン単量体
と、スチレンおよび構造式(ただしRは上記定義を有す
る)を有するニトリル拳量体からなる群から選ばれる随
時のコモノマーのゴム状重合体で、ただし重合した共役
ジェンを50〜10の重量%とコモノマーを0〜5の重
量%含んでいる上記ゴム状重合体の1〜4蝿瞳部の随時
の存在下に重合させることによって当該重合体ラテック
スを製造する上記第‘4}項記載の方法。
佃 成分【a}を{a}と【b’の合計重量基準で約6
0〜9堰重量%存在させ、成分‘b’をそれに相当して
(a}と他の合計重量基準で約40〜1の重量%存在さ
せる上記第‘5}項記載の方法。
の 成分(a}がアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ルからなる群から選ばれる一員である上記第■項記載の
方法。
{81 {b}【1’がアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルから
なる群から選ばれる一員である上記第‘7ー項記載の方
法。
(9}(b}■がイソブチレンである上記第‘81項記
載の方法。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の特別な具体化の流れ図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a) 一不飽和ニトリルの多量と上記ニトリルと
    共重合性の随時の他のモノビニル単量体成分とを、共役
    ジエン単量体のホモポリマーまたは共重合体であること
    ができる予めつくつたジエンゴムの存在媒体中で乳化重
    合させることによつて製造し0℃以上の熱変形温度を有
    する単量体含有樹脂状重合体ラテツクスと電解質水溶液
    とを混合することによつて上記ラテツクスを凝固させ、
    (b) 工程(a)で得られた凝固した重合体粒子のス
    ラリを、重合体の熱変形温度の10℃上から上記温度の
    10℃下までの範囲でかつその温度範囲が0〜100℃
    以内である温度に維持した水性浴中で加熱して、湿時ス
    トランド基準で25〜60重量%の水分を保持するのに
    十分な多孔度を有する重合体粒子を得、また上記重合体
    粒子から若干の単量体を除去し、(c) 工程(b)の
    重合体粒子の水性スラリから過剰の水を分離し、(d)
    工程(c)からの湿つた重合体粒子を、重合体の熱変
    形温度の20℃下から上記熱変形温度まで(ただし熱変
    形温度は含めない)の範囲でかつ上記温度範囲が0〜1
    00℃以内である温度に維持した水性浴中で洗浄し、(
    e) 工程(d)の重合体から水と残存単量体を除去し
    、乾燥し、本質的に単量体を含まない樹脂状重合体粒子
    を回収し、(f) 水で操作(a)〜(e)から得られ
    る蒸気から単量体をガス洗浄し、(g) 工程(c)お
    よび(f)からの単量体に富んだ水性流出液から水をス
    トリツピングし、それから精製単量体を回収し、(h)
    工程(e)からの水を工程(b)の水性浴に再循環す
    ることを特徴とする上記樹脂状重合体ラテツクスから単
    量体の除去および回収法。
JP50041120A 1974-04-12 1975-04-04 樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法 Expired JPS6037129B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US460339 1974-04-12
US05/460,339 US3954910A (en) 1974-04-12 1974-04-12 Process for removal and recovery of unreacted monomers from resinous polymers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50136379A JPS50136379A (ja) 1975-10-29
JPS6037129B2 true JPS6037129B2 (ja) 1985-08-24

Family

ID=23828311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50041120A Expired JPS6037129B2 (ja) 1974-04-12 1975-04-04 樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法

Country Status (19)

Country Link
US (1) US3954910A (ja)
JP (1) JPS6037129B2 (ja)
AR (1) AR202364A1 (ja)
AT (1) AT345553B (ja)
BE (1) BE827843A (ja)
BR (1) BR7501990A (ja)
CA (1) CA1057302A (ja)
CH (1) CH606129A5 (ja)
DE (1) DE2514332A1 (ja)
DK (1) DK145782C (ja)
FR (1) FR2267331B1 (ja)
GB (1) GB1494710A (ja)
IT (1) IT1034827B (ja)
LU (1) LU72271A1 (ja)
MX (1) MX147701A (ja)
NL (1) NL7504230A (ja)
NO (1) NO145165C (ja)
SE (1) SE413027B (ja)
ZA (1) ZA751800B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4104459A (en) * 1974-08-19 1978-08-01 Ethyl Corporation Treating polyvinyl chloride resins
US4171427A (en) * 1975-05-16 1979-10-16 Hoechst Aktiengesellschaft Process for continuously removing monomers from an aqueous dispersion of a polymer
DE2526728A1 (de) * 1975-06-14 1976-12-30 Huels Chemische Werke Ag Kontinuierliches verfahren zur entfernung von monomeren verunreinigungen aus waessrigen dispersionen von homo- und copolymerisaten des vinylchlorids
US4168373A (en) * 1975-11-24 1979-09-18 Borden, Inc. Removal of residual vinyl chloride monomer from polyvinyl chloride latex
JPS5813563B2 (ja) * 1976-04-03 1983-03-14 信越化学工業株式会社 塩化ビニルの水性分散液から未反応モノマ−を除去する方法およびその装置
DE2640546C2 (de) * 1976-09-09 1982-07-01 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur kontinuierlichen Entfernung von Vinylchlorid aus einer wässerigen Dispersion von Homo- und Copolymerisaten des Vinylchlorids
DE2909518A1 (de) * 1979-03-10 1980-09-18 Bayer Ag Verfahren zum entfernen von restmonomeren aus abs-polymerisaten
US4292424A (en) * 1980-03-03 1981-09-29 The B.F. Goodrich Company Process for recovering vinyl polymers from emulsion polymerization latices
IT1198338B (it) * 1980-07-02 1988-12-21 Montedison Spa Processo per produrre copolimeri di monomeri vinil-aromatici con nitrili etilenicamente insaturi
JPS5753514A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Mitsubishi Rayon Co Ltd Preparation of high-impact resin
US4461889A (en) * 1980-09-17 1984-07-24 Phillips Petroleum Company Separation of solid polymers and liquid diluent
US4451612A (en) * 1980-09-22 1984-05-29 Mobil Oil Corporation Continuous process for the preparation of rubber modified polymers
US4408039A (en) * 1981-08-28 1983-10-04 Phillips Petroleum Company Separation of polymer of conjugated diene from a solution polymerization solvent using prestripping step
EP0187972B1 (en) * 1984-12-17 1990-10-17 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Process for removing organic compound having high boiling point
JP2001261751A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd グラフト共重合体ラテックスの製造方法
KR102068308B1 (ko) * 2016-09-23 2020-01-20 주식회사 엘지화학 고분자의 잔류 모노머 함량 제어방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3006872A (en) * 1957-10-28 1961-10-31 Union Carbide Corp Coagulation of dispersed polymeric organic material with poly(ethylene oxide), and product thereof
US3345430A (en) * 1962-12-31 1967-10-03 Monsanto Co Process for recovering graft copolymer latex solids
US3248455A (en) * 1963-08-14 1966-04-26 Us Rubber Co Method of recovering resinous polymer from latex
JPS546269B1 (ja) * 1970-12-18 1979-03-27
US3821348A (en) * 1972-02-25 1974-06-28 Standard Oil Co Process for recovering nitrile polymer solids from latex

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50136379A (ja) 1975-10-29
IT1034827B (it) 1979-10-10
FR2267331A1 (ja) 1975-11-07
DE2514332A1 (de) 1975-11-06
SE413027B (sv) 1980-03-31
GB1494710A (en) 1977-12-14
AR202364A1 (es) 1975-05-30
MX147701A (es) 1983-01-06
BE827843A (fr) 1975-10-13
LU72271A1 (ja) 1977-02-03
AT345553B (de) 1978-09-25
BR7501990A (pt) 1976-02-10
AU7961175A (en) 1976-09-30
DK145782C (da) 1983-08-22
CA1057302A (en) 1979-06-26
DK145782B (da) 1983-02-28
NO750813L (ja) 1975-10-14
ZA751800B (en) 1976-02-25
NO145165B (no) 1981-10-19
NO145165C (no) 1982-01-27
FR2267331B1 (ja) 1978-10-06
CH606129A5 (ja) 1978-10-31
SE7502671L (sv) 1975-10-13
ATA268275A (de) 1978-01-15
US3954910A (en) 1976-05-04
DK146675A (ja) 1975-10-13
NL7504230A (nl) 1975-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6037129B2 (ja) 樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法
IE43107B1 (en) Process for continuously removing monomers from an aqueous dispersion of a polymer
CA1089146A (en) Monomer removal from the slurry of vinyl chloride resin with steam by using improved plate tower
JPS5821644B2 (ja) Abs型樹脂の製造法
CA1069647A (en) Solvent cleaning and recovery process
EP0059106B1 (en) Process for the separation treatment of polymer from polymer solution
US4399273A (en) Process for the removal of residual monomers from ABS polymers
US2408128A (en) Coagulation process
EP0333879B1 (en) Process for continuously producing granular polymer and process for controlling particle size of said polymer
US4200734A (en) Process for polymerization of polyvinyl chloride and VCM monomer removal
US4228273A (en) Process for the removal of vinyl chloride from aqueous dispersions of vinyl chloride resins
EP0057408B1 (en) Process for producing graft copolymer
US2458636A (en) Process for precipitating polymer from aqueous emulsion
JPS6160843B2 (ja)
US3048930A (en) Drying of wet powdery materials
JPS5956410A (ja) 未反応塩化ビニルモノマ−の除去方法
US3131160A (en) Agglomeration of fine rubber particles
US3256251A (en) Synthetic resin latex coagulation by contacting with steam
JP4676216B2 (ja) 重合体ラテックスからの重合体回収方法
JP3813011B2 (ja) 重合体固形物の回収方法及びその装置
EP0035661A2 (en) Continuous process for the removal of monomers from polymeric emulsions
US4942223A (en) Process for separating a polymer from a solution containing the same
JP4015453B2 (ja) 粉粒状ジエン系グラフト重合体の製造方法
JPS61266417A (ja) 水媒体中の遊離残留単量体の除去方法
JPH07233214A (ja) 重合体の回収方法