JPS6037029A - カ−ソル移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １−発明の技術分野］ 水元明は、コンピュータやワードプロセッサ等の画像表
示装置（双手、ＣＲＴディスプレイと称する）の画面に
おける記号入力位置等を指定するカーソルを画面の希望
位置に移動表示せしめるカーソル移動装置に関する。

［発明の技術的背景１ 従来からＣＲＴディスプレイの画面には、数字や文字等
の記号入力位置を指定するために、画面上の任意の位置
に移動可能なカーソルを表示さけ−（いる。

このカーソルは、キーボード入力装置上に入カキ−と共
に配置されたカーソル移動キーを操作づることにより、
画面上の任意の位置に移動させることができる。

［背景技術の問題点］ しかしながら従来のカーソル移動装置におけるカーソル
移動キーは、たとえば第１図に示したようにスイッチボ
ード１等と共にキーボード人力装置のパネル２上に配置
される上下左右４方向のそれぞれに対応する４つの操作
キー（アローキー）３．４．５．６から構成されＣいる
ので、カーソルの移動は上下左右のいずれか１方向毎に
適宜選択し“Ｃ順次行なわなければならなかった。例え
ばカーソルを右４５°上方の位置に移動さゼたい場合に
は、まず上方向移動キー３を押してカーソルの画面上の
Ｙ軸方向の所定位置まで移動させ、その後右方向移動キ
ー６を押してＸ軸方向成分の移動量を決定して希望位置
に移動表示させるという２段階の操作を行なわなければ
ならない。

そこで、この操作性の悪さを解消するために、例えばゲ
ーム用コンピュータ等では、操作部を変位させることに
よりＣＲＴディスプレイの画面上の指標を任意方向に最
短距離で直接移動させることができるジョイステックや
トラックボールなどの装置がカーソル移動キーとして採
用されＣいるが、これらの装置においてカーソルを画面
上のＹ帖Ｉｊ向またはＸ軸方向に変位させる場合には、
操作部が全方向に変位可能である口とが逆に障害となつ
Ｃ１操作部をＸ軸方向またはＹ軸方向方向に正確に操作
することが困難であり、カーソルの移動の軌跡に蛇行が
生じやすくなり、Δペレーターを彼方させたり操作が煩
雑になつ−Ｃしまうという難点があった。

［発明の目的」 本発明はこのような点に対処してなされたもので一１Ｃ
ＲＴディスプレイ等の表示面におりるカーソルを任意の
位置にＲ短距離で直接変位さゼることがｉり能で、しか
も画面上のＹ軸方向またはＸ軸方向への移動の際には、
カーソルの移動の軌跡に不所望な蛇行を生じさせないこ
とが可能なカーソル移動装置を提供しようとするもので
ある。

［発明の概要］ すなわら本考案のカーソル移！ＩＩＪＩ装置は、カーソ
ルを移動させるための指定操作をすることによりＸ軸方
向傾斜成分とＹ軸方向傾斜成分を第１および第２の傾斜
成分検出回路で検出し、この出力を合成してカーソルを
移動させる装置において、カーソルをＸ軸またはＹ軸に
平行な方向に移動さけるだめの指定操作時に前記第１ま
たは第２の傾斜成分検出回路を短絡する手段を設け゛Ｃ
カーソル移動装置を構成することにより、カーソルを縦
・横・斜め任意の方向に平易に移動させることを可能に
したものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明装置の実施例を第２図ないし第６図を参照
して詳細に説明する。

この実施例のカーソル移動装置では、従来上下左右４方
向それぞれ対応して４個配置されていたカーソル移動キ
ーに代わり、任意方向に傾斜可能な１つの操作面を有す
る操作キーを採用している。

第２図はカーソル移動装置の外観を示す上面図である。

図において符号７はキーボード入力装置のパネルを示し
Ｃおり、このパネル７上には文字や数字等を入力するス
イツブーボード８と共に、円形の操１′１面を露出させ
て操作キー９が配設され”Ｃいる。

第３図は第２図の操作キー９の操作面を拡大しく小（Ｊ
　、１−面図であり、この操作キー９Ｉより−ソルの移
動方向におけるＸ軸方向成分ｊ５よびＹ軸方向成分を検
出するものである。

円形の操作面上には、中心点１０を原点とするＸ軸１１
およびＹ軸１２上の中心点１０をはさむ対称位置にスイ
ッチａ〜ｄが２つずつ対をなしで配５２されている。Ｌ
はリード線を示している。

このスイッチａ〜ｄは、たとえば感圧導電ゴムを用いた
公知の低押圧力型スイッチまたは静電型のタッチスイッ
チ等のマイクロスイッチからなり、（れＣれ操作キー９
の操作面上に操作部が設けられており、これらのスイッ
チａ−ｄを囲んで操作キー９の操作面には、それぞれＸ
軸、Ｙ軸の方向を示づ矢印が表示されＣいる。

第４図は第３図の操作キー９に接続されるカーソル移動
装置の回路構成およびその動作を示すブロック図である
。

第３図と同一部分は同一符号で説明する。

図において符号１３は、任意方向に傾斜可能な操作キー
９のＹ軸１２に沿う傾斜角度を検出し、その角度変位を
電気信号に変換して出ツノする角度センサを示しており
、符号１４は、操作キー９のＸ軸１１に沿う傾斜角度を
検出し、その角度変位を電気信号に変換して出ツノする
角度センサを示している。

角度センサ１３の出力信号は、Ｙ軸方向Ａ／Ｄ変換器１
５を経Ｃデジタル信号に変換され、方向合成回路１６に
入力される。同様に角度センサ１４の出力信号は、Ｘ軸
方向Ａ／Ｄ変換器１７を経て方向合成回路１６に入力さ
れる。

スイッチａ、Ｃおよびす、ｄは、これらを操作したとき
切換回路１８．１９を動作させて、それぞれ方向合成回
路１６からＸ軸方向およびＹ軸方向の方向に平行な方向
の信号のみを出力さぜる機能を有している。

スイッチボード８からの出力信号は、キースイッチ群の
位置を検出するスイッチ位置検出回路２０に入力され、
スイッチ位置検出回路２０の出力（ｉｉ　ｋ”ｒは、エ
ンコード回路２１に人力され、検出した位置にしたがっ
て符号化づる。さらにエンコード回路２１の出力信号は
、方向合成回路１６の出力信号と共にコード送出回路２
２に入力され、このコード送出回路２２から出力される
カーソルの表示位置を指定する表示位置の座標指定信号
は、記号入力信号とともにＣＲ下ディスプレイ制御部２
３に入力される。そしＵＣＲＴディスプレイ制御部２３
の出力信号は、ＣＲＴディスプレイの表示ａｌｌ　２４
に入力される。

このように構成された本発明のカーソル移動装置は次の
ように動作する。

づなわちカーソルを移動させるための指定操作は、操作
キー９が押圧されていずれかの方向に傾斜すると角度セ
ンサ１３または１４がその傾斜方向Ｊ＞よび傾斜角度を
検出し、それぞれＹ軸方向おｊ、びｘ＠ｌＩｈ向の傾斜
角に相当する電気信号を出力し、これらの出力信号を受
けて方向合成回路１６がこれらの傾斜角から合成された
ＣＲＴ画面上のＸＹ座標における原カーソル位置を原点
として方向を示す電気信号を出力する。

また、スイッチａまたはＣを押しながら操作キー９を傾
斜させると、切換回路１８が動作して方向合成回路１６
からはＸ軸方向成分のみを示す電気信号が出力される。

同様にスイッチｂまたはスイッチｄを押しながら同様の
操作を行なうど切換回路１９が動作して方向合成回路１
６からはＹ軸方向成分のみを示す電気信号が出力される
。

したがって操作キー９が押されるとＣＲＴ画面上のカー
ソルは最短距離を所定のカーソル移動位置まで移動し、
スイッチａ−ｄのいずれかを押すとカーソルは原カーソ
ル位置を原点とするＸ軸、Ｙ軸上を直線的に移動するこ
とになる。

一方、スイッチボート８のキー操作により入力された各
種記号は移動後のカーソル位置に表示される。

以下、角度センサ１３および１４として回転可変抵抗器
を用いた場合の具体例について説明する。

第５図および第６図は本発明のカーソル移動装面の操作
キ一部分の構造の一例を概略的に示す投視図および側断
面図である。

図においてスイッチａ、ｂ、ｃ、ｄを備えた操作面を上
方に向けた操作キー９下方のキ１７じネッ１−　Ｃ（１
）　凹ｆｌｌ＋には、中火にスリンｌ−２５ａ、２６ａ
を形成させた半リング状のフレーム２５．２６が、２枚
ｎいに直交さ「で、それぞれ揺動自在に枢着され−Ｃい
る。

これらのフレーム２５．２６のスリット２５ａ１２（５
ａの交叉点には、操作キー９の下部中心に突設されたビ
ン２７が挿入されでいる。

ノリ・−ム２５．２６の一端は、それぞれキャビ？、：
Ｊｌ−Ｃに固定された回転可変抵抗器２８．２９の操作
軸２８ａ　、２９ａと連結されＣいる。

しかして、このように構成された本発明のカーノル移動
装置の操作部分では、操作キー９の操作面を例えば矢印
へ方向に向【プＣ傾斜するように押珪４ると、ビン２７
はキャビネットＣに対して矢Ｉ’ｌＪ［（方向に移動し
、このビン２７にガイドされ−Ｃフレーム２５．２６は
矢印ＢＸ、ＢＹ方向に揺動し、これに伴なって回転可変
抵抗器２８および２９の操作軸２８ａ　、２９ａがこの
傾斜角のＸ軸方向成分ｄ３よびＹ軸方向成分に相当する
角度だけ回動してフレーム２５．２６の回転角度に相当
する電気信号を出力する。

符号３０は操作キー９を保持する、キャビネッ１−　Ｃ
と操作キー９間に跨って配設された弾性ゴムシートから
なるカバーである。

一方、第３図におけるスイッチａ〜ｄのいずれかを押し
たときは、第４図における切換回路１８．１９が作動し
て、回転式可変抵抗器２８．２９のいずれか一方のみの
出力に対応する電気信号が方向合成回路１６から出力さ
れることになる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のカーソル移動装置では、任
意方向に傾斜自在に支持された操作部材を用いて、この
傾斜方向にカーソルを最短距離で移動させるとともに、
Ｘ軸方向およびＹ軸方向に対しては原カーソル位置を原
点とするＸ軸および・を軸に沿って直線的に移動可能に
構成したので、Ｃ，、ＲＴディスプレイの画面における
カーソル操作が簡略化され、しかも画面上のＸ軸方向な
いしＹ軸方向への移動の際には、カーソルの移動の軌跡
に蛇行を生じることがなく、したがってオペレーターの
疲労や操作の困難性を解消させることかでさる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカーソル移動装置の外観を示す−Ｆ面図
、第２図は本発明のカーソル移動装置の外観を２４ζず
上面図、第３図は本発明の操作キ一部分の状態を示す概
略的な拡大上面図、第４図は本発明の回路構成およびそ
の動作を説明するブロック図、第５図および第６図は本
発明の操作キ一部分の４Ｍ造を示Ｊ透視図および側断面
図である。 ８・・・・・・・・・・・・スイッチボード９・・・・
・・・・・・・・操作キー １０・・・・・・・・・・・・中心点 ′１１・・・・・・・・・・・・Ｘ軸 １２・・・・・・・・・・・・Ｙ軸 １３．１４・・・角度センサ １５・・・・・・・・・・・・Ｙ軸方向Ａ／Ｄ変換器１
６・・・・・・・・・・・・方向合成回路１７・・・・
・・・・・・・・Ｘ軸方向Ａ／Ｄ変換回路１８・・・・
・・・・・・・・Ｙ軸方向切換回路１９・・・・・・・
・・・・・Ｘ軸方向切換回路２０・・・・・・・・・・
・・スイッチ位置検出回路２１・・・・・・・・・・・
・エンコード回路２２・・・・・・・・・・・・コード
送出回路２３・・・・・・・・・・・・ＣＲＴディスプ
レイ制御部２４・・・・・・・・・・・・表示部 ２５．２６・・・フレーム ２５ａ　、２６ａ・・・スリット ２７・・・・・・・・・・・・ピン ２８．２９・・・回転可変抵抗器 ａ〜ｄ・・・・・・・・・スイッチ Ｌ・・・・・・・・・・・・・・・リード線代理人弁理
士　須　山　佐　−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｘ軸方向およびＹ軸方向を有する表示面内でカー
   ソルを移動させるための指定操作をすることによりＸ軸
   方向傾斜成分とＹ軸方向傾斜成分を第１および第２の傾
   斜成分検出回路で検出し、これらの出力を合成した出力
   信号により表示面内でカーソルを移動させる装置におい
   て、カーソルをＸ軸またはＹ軸に平行な方向に移動させ
   るための指定操作時に前記第１または第２の傾斜成分検
   出回路を短絡する手段を具備してなることを特徴とする
   カーソル移動装置。
2. （２）前記第１および第２の傾斜成分検出回路は、回転
   式可変抵抗器からなる角度センサである特許請求の範囲
   第１項記載のカーソル移動装置。
3. （３）前記第１および第２の傾斜成分検出回路を短絡す
   る手段は、任意の方向に傾斜可能に支持された操作部材
   と、この操作部材の操作面の傾斜中心を原点とするＸ軸
   上およびＹ軸上にそれぞれ原ム°Ｊを挾んで２つずつ対
   称位置に２組のスイッチを設置Ｊ、Ｘ軸またはＹ軸に平
   行な方向にカーソルを移動させる時は上記いずれかのス
   イッチを短絡さぜる構成である特許請求の範囲第１項記
   載のカーソル移動装置。