JPS63182731A - 電子機器の入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はフラットタッチセンサで構成した電子機器の入
力装置に関する。

〔従来技術〕

パーソナルコンピュータなどの電子機器にオイては、図
形入力装置としてデジタイザーが使用されている。この
デジタイザーの入力面上の図形は、入力部分でその位置
が検出され、デジタル信号に変換されてコンピュータ等
の電子機器に入力され、コンピュータ等は与えられた位
置情報に基いてＣＲＴディスプレイに入力面上の図形と
同じ図形またはプログラムによって処理された対応図形
を表示するよう構成されている。

また、コンピュータ等の電子機器の入力装置としては種
々の文字キーあるいは機能キーを配列したキーボード（
通常フルキーボード）が広く使用されている。

しかし、従来の電子機器にあっては、デジタイザーの入
力部とキーボードとは全く独立した機能を異にする入力
装置として構成され、相互に補完する機能を有しておら
ず、それぞれの機能を必要とする場合には２つの入力装
置を準備する必要があった・ 〔目的〕 本発明の目的は、従来のデジタイザーの入力部としての
機能の他にキーボードの機能の少なくとも一部を兼ね備
え、簡単な構成でかつ容易に操作しうるコンピュータ等
の電子機器の入力装置を提供することである。

〔概要〕

本発明は、入力操作部をフラットタッチセンサで形成し
、該フラットタッチセンサを区分して２つの領域を設け
、一方の領域をデジタイザーの入力部として使用し、他
方の領域にキー表示部を付しこれをテンキーまたはファ
ンクションキーなどのタッチキーボードとして使用する
構成により、上記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例に係るコンピュータ等の電子
機器の入力装置１を示す、該入力装置の入力操作部（前
面または上面）は指でタッチ操作するフラットタッチセ
ンサ２で形成されている。

□このフラットタッチセンサ２は指で触れたり抑えたり
した位置を検出し、その座標＜ｘ　−ｙ座標）値を表す
電気信号を得てこれを電子機器の制御□部（ＣＰ　Ｕ）
へ送るよう構成されている。

また、このフラットタッチセンサ２は、縦横所定間隔（
例えばｌ１１〜５１１程度）の分解能を有する薄型のタ
ッチセンサであり、次に列挙するような方式のセンサで
構成することができる。

ｉ）導電シートを使ってマトリックス状の接点回路を構
成する導電シート方式。

ｉｉ　）光の走査により指の位置を検出する光線スキャ
ン方式。

１ｉｉ）Ｘ軸およびＹ軸方向に配置された光電スイッチ
により指の位置を検出する光電スイッチ方式。

ｉｖ）ガラスなどの絶縁物に電極を形成して電極に人が
触れたときの容量変化を検出する静電容量方式。

■）指で押す力をストレインゲージで検出する分圧検知
方式。

然して、このようなフラットタッチセンサ２で形成され
た入力操作部は、図示のように上下（前後または左右で
も可）に２分され、一方の領域３はデジタイザーの入力
部として使用され、他方の領域４はキー表示５を付して
テンキーおよびファンクションキーの少なくとも一方を
構成するタッチキーボードとして使用されるよう電気接
続されている。

さらに、前記デジタイザーの入力部として使用される領
域３には３数の接点がマトリックス状に配列され、一点
を指示移動させてカーソル移動とし、カーソル位置を再
度上で触って２重打することにより座標位置（図形など
の特定位置）およびその情報をＣＰＵに送り込む指定入
力キーとして動作するよう構成されている。

第２図は第１図の入力装置を備えた電子機器の制御系の
ブロック図である。

第２図ニオイテ、ＶＲＡＭ　（ビデオＲＡＭ）１１には
入力装置ｌのデジタイザー人力部３からの画像（図形）
データがビットマツプ形態で格納され、この画像データ
は入力装置１の補助表示器１２に表示される。

入力装置１のフラットタッチセンサ２上の接触位置はア
ドレスデータとしてポインタ１３で記憶され、該入力装
置ｌのカーソル位置のデータはカーソルポインタ１４で
記憶される。

デコーダ１５は前記ポインタ１３の内容から文字コード
等を作成し、作成された文字コード等はＲＡＭ６に記憶
される。

ＲＯＭ１７はプログラムエリアＰＡおよびキーボードパ
ターンエリアＫＢを備えており、これらのエリアに制御
プログラムおよびキーボードパターンが格納されている
。

以上の各コンポーネントの動作は電子機器のＣＰＵｌ０
によって制御される。

第３図は第２図の制御系の動作手順を例示するフローチ
ャートである。

第３図において、電子機器がスイッチオンされると、ま
ずステップ１０１でフラットタッチセンサ２が接触され
ているか否かを判別し、接触されておればステップ１０
２へ進んで接触位置のデータをポインタ１３へ伝送して
記憶し、次のステップ１０３でキーボードエリア（タッ
チキーボード）４が操作されたか否かを判別する。

一方、ステップ１０１でフラットタッチセンサ２に接触
されていないと判別されると再びステップ１０１へ戻り
、一定のインターバルでこの判別動作が繰り返される。

ステップ１０３でキーボードエリア４が操作されたこと
を検知すると、ステップ１０４へ進んでカーソル位置を
再度触ねる操作すなわち２重打したか否かを判別する。

２重打操作があったと判別されると、次のステップ１０
５へ進んでデコーダ１５でポインタ１３の内容から文字
コードなどを作成、し、次のステップ１０６で該文字コ
ードのデータをＲＡＭ１６に記憶させる。

然る後、再びステップ１０１へ戻って前述と同じ動作を
繰り返す。

前記ステップ３でキーボードエリア４の操作無しを検知
した場合は、ステップ１０７へ進み、ポインタ１３に格
納されている走査位置データをカーソルポインタ１４へ
移し、ステップ１０８でＶＲＡＭＩＩのカーソルを新し
い入力図形に基いて更新する。

次いでステップ１０９でカーソルの移動軌跡を保存した
後、再びステップ１０１へ戻り以上の動作を繰返す。

前記ステップ１０４でカーソル位置を再度触れる操作（
２重打ち）がなかったと判別されると、ここからステッ
プ１０１へ戻り、以上の各動作を繰り返し実行する。

なお、第３図のフローチャートを実施するための制御プ
ログラムは、ＲＯＭ１７のプログラムエリアＰＡに格納
されている。

以上の構成によれば、１つの入力装置１のしかも１つの
入力操作面上でデジタイザーの入力部としての機能の他
にキーボードの機能を発揮することができ、回路構成お
よび機械的構成が簡単でしかもキーボード操作とともに
対話型式で指などで直接位置指定入力を容易に行いうる
入力装置が得られた。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、１つ
の入力操作面上でデジタイザーの入力部およびキーボー
ドの双方の機能を発揮しうる電子機器の入力装置が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る電子機器の入力装置の
模式的正面図、第２図は第１図の入力装置を備えた電子
機器の制御系のブロック図、第３図は第２図の制御系の
動作手順を示すフローチャートである。 ｌ−・・−・−・・・−人力装置、２・−・・−・・・
−・フラットタッチセンサ、３・・−・・・−・−デジ
タイザーの入力部の領域、４・−・・・・−・・タッチ
キーボードの領域、５・−・・・−・・・テンキーまた
はファンクションキー表示部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力操作部をフラットタッチセンサで形成し、該
   フラットタッチセンサを区分して２つの領域を設け、一
   方の領域をデジタイザーの入力部として使用し、他方の
   領域にキー表示を付しこれをテンキーまたはファンクシ
   ョンキーなどのタッチキーボードとして使用することを
   特徴とする電子機器の入力装置。
2. （２）前記デジタイザーの入力部として使用する領域に
   多数の接点を配列し、一点を指示移動させてカーソル移
   動とし、２重打で指定入力キーとして動作するよう構成
   した特許請求の範囲第１項記載の電子機器の入力装置。