JPS6036273Y2 - 体外排出体用処理体 - Google Patents

体外排出体用処理体

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Publication number
JPS6036273Y2
JPS6036273Y2 JP10136583U JP10136583U JPS6036273Y2 JP S6036273 Y2 JPS6036273 Y2 JP S6036273Y2 JP 10136583 U JP10136583 U JP 10136583U JP 10136583 U JP10136583 U JP 10136583U JP S6036273 Y2 JPS6036273 Y2 JP S6036273Y2
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JP
Japan
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water
paper
absorbent
treatment body
capillary
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JP10136583U
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English (en)
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JPS6010617U (ja
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穣 山田
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Individual
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Priority to DE19833333245 priority patent/DE3333245A1/de
Priority to FR838318730A priority patent/FR2539617B1/fr
Priority to SE8306965A priority patent/SE458741B/sv
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体外排出体すなわち月経および大小便用の処理
体に関し、体外排出体の排泄空間を窪み部によって確保
すると共にその排泄空間を入口側が狭くて奥側が拡大し
ている窪み部内面で囲み形成して、月経および少便の吸
収効率アップを、また大便の収容空間の増大を遠戚した
ものである。
以下図面に基づいて本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
第1図乃至3図は小便用の処理体1を示しており、その
処理本体10を、膜状袋体11と吸収体12で構威し、
袋体11は表裏の防水性合成樹脂フィルム等により側面
扁平の縦長袋状に成形して、その正面上半部中央には適
宜形態(図面上では円形状)の開口13を設け、袋体内
には吸収体12を収納する。
この袋体11の正面形態は図面に示す縦長矩形状又は逆
台形状又は小判状又はこれらに類する適宜の形状とする
吸収体12は柔軟性および吸収性に富む素材たとえばパ
ルプ材、合成繊維とパルプ繊維との混合材、SMC等の
高吸収材を採用して、その吸水紙12aを串状に多数積
層して形成し、開口13位置には正面同形態状の窪み部
14を適宜深さに設ける。
この窪み部14の深さは浅いよりも深いほうが望ましく
、小便の吸水面積を拡大し得る。
窪み部14は入口側が狭く、奥側が拡大している種々の
形態(第2図、第3図等の形態およびこれらに類する適
宜の形態)に形成腰吸収面積を拡大形成する。
この窪み部14はその内周面14aを環状堤15として
、この環状堤15で装着時における局部を包囲し且つ内
周面14aと局部周りとの間に環状空間Sを確保し得る
ように形成する。
又、窪み部14はその底面14bを非水溶性の化繊紙等
の透水紙16で形成して、同底面14bに局部が触れた
場合でも同面がサランとしていてベタつかず、快適に利
用し得るようにしている。
又、窪み部14の正面形は実用の場合は円形、食用のも
のは縦長楕円形とするのが望ましい。
各吸水紙12aの積層密度は、各吸水紙が外圧(若干の
圧力を除く)を受けずに互いに重合して、処理体1全体
としての柔軟性を損わぬ程度とし、且つ各吸水紙12a
間にはその紙面間に無数の毛細管路aが形成されて、こ
れらの毛細管路aが窪み部14の内周面14aに覗き出
て連通し、底面14bのみならず内周面14aからも小
便を毛細管吸収し得るようにする。
また、吸収体12の各吸水紙12aを一方向に皺の有る
吸水紙で形成して、その皺方向を縦長方向に沿うように
構成することにより、無数の皺に沿い形成される毛細管
路aが窪み部14と上下に連通して、小便がその自重に
よっても下方にスム−ズに流動し易くなり、さらに処理
体1の広巾面方向の縮少率が大きくなり、股間になじみ
易く、形態変形性に優れる。
これにより次の実施例効果がある。
a 窪み部はその積層している各吸水紙の間の微小空間
が毛細管路として働き、しかもその毛細管路が窪み部の
内周面に覗き出て通じているために、紙自体の吸水能力
と、各毛細管路による吸水能力との相乗吸水能力を得る
ことができて、吸水率が極めて高い。
b 吸収体は多数の吸水紙を平伏に積層形成したもので
あるために、柔軟性および形態変形性に富み、装着時の
異物感が僅かであると共に吸収後にも柔軟性を失わずに
柔かくて、総じて異物すなわち処理体の装着感が軽い有
用性がある。
C窪み部の底面が非水溶性の透水紙製で、サランとして
いて肌触りが良く、局部にベトつかず付着せずして良好
である。
第4図乃至第6図は月経用の処理体1を示しており、そ
の処理本体(10を、膜状袋体11と吸収体12で構威
し、袋体11は非水溶性で透水性の化繊紙等の紙材で側
面扁平の縦長袋状に成形して、その正面側の局部対応個
所すなわち広巾面には開口13を縦長状に設け、袋体内
には吸収体12を収納する。
この袋体11の正面形態は図面に示す縦長矩形状又は逆
台形状又は小判状又はこれらに類する適宜の形状となる
吸収体12は柔軟性および吸収性に富む素材たとえばパ
ルプ材、合成繊維とパルプ繊維の混合材、SMC等の高
吸収材を採用して、その吸水紙12aを平伏に多数積層
して形成し、開口13位置には正面同形態状の窪み部1
4適宜深さに設ける。
窪み部14は入口側が狭く、奥側が拡大している種々の
形態(第5図、第6図等の形態およびこれらに類する適
宜の形態)に形成し、吸収面積を拡大形成する。
この窪み部14はその内周面14aを環状堤15として
、この環状堤15で装着時における局部を包囲し且つ内
周面14aと局部との間に環状空間Sを確保し得るよう
に形成する。
又、窪み部14はその底面14bを非水溶性の化繊紙等
の透水紙16で形成して、同底面14bに局部が触れた
場合でも同面がサランとしていてベタつかず、快適に利
用し得るようにしている。
各吸水紙12aの積層密度は、各吸水紙が外圧(若干の
圧力を除く)を受けずに互いに重合して、処理体1全体
としての柔軟性を損わぬ程度とし、且つ各吸水紙12a
間にはその紙面間に無数の毛細管路aが形成されて、こ
れらの毛細管路aが窪み部14の内周面14aに覗き出
て連通し、底面14bのみならず内周面14aからも月
経を毛細管吸収し得るようにする。
また吸収体12の各吸水紙12aを一方向に皺の有る吸
水紙で形成して、その皺方向を縦長方向に沿うよう構成
することにより、無数の皺に沿い形成される毛細管路a
が窪み部14と上下に連通して、月経がその自重によっ
ても下方にスムーズに流動し易くなり、さらに処理体1
の広巾面方向の縮少率が大きくなり、股間になじみ易く
、形態変形性に優れる。
これにより次の実施例効果がある。
a 吸収体の表面を形成する袋体が非水溶性の透水紙製
で、サランとしていて肌触りが良いために装着感が良好
である。
b 窪み部はその積層している各吸水紙の間の微小空間
が毛細管路として働き、しかもその毛細管路が窪み部の
内周面に覗き出て通じているために、紙自体の吸水能力
と、各毛細管路による吸水能力との相乗吸水能力を得る
ことができて、吸水率が極めて高い。
C吸収体は多数の吸水紙を平伏に積層形成したものであ
るために、柔軟性および形態変形性に富み、装着時の異
物感が僅かであると共に吸収後にも柔軟性を失わずに柔
かくて、総じて異物すなわち処理体の装着感が軽い有用
性がある。
大便用の処理体は叙情上の月経用処理体1を大形化して
構成する。
又、袋体の裏面のみを防水性フィルム製とするのが望ま
しい。
これにより次の実施例効果がある。
a 吸収体の表面を形成する袋体が非水溶性の透水紙製
で、サランとしていて肌触りが良いため装着感が良好で
ある。
b 便が下痢便であっても、窪み部の拡大された内周面
積が下痢便の吸収面として働き、且つ積層している各吸
水紙の間の微小空間が毛細管路として働き、しかもその
毛細管路が窪み部の内周面に覗き出て通じているために
、紙自体の吸水能力と、各毛細管路による吸水能力との
相乗吸水能力をることができて、吸水率が極めて高く、
下痢便でも安心して使用に供せる。
C吸収体は多数の吸水紙を平伏に積層形成したものであ
るために、柔軟性および形態変形性に富み、装着時の異
物感が僅かであると共に下痢便の吸収後にも柔軟性を失
わずに柔かくて、総じて異物すなわち処理体の装着感が
軽い有用性がある。
上記各実施例において、処理体1背面に接着面を設けて
、下着と一体化するようにしたり、又その接着面を正面
側に設けて肌と直接に接着させるようにすれは、ズレを
完全に解消でき、特に大便用に有用である。
さらに大便用処理体1を、その袋体11を防水フィルム
製とすることにより、便が下痢便であっても処理本体1
0表面と接触している肌面が汚れずにすみ、さらに又、
その防水フィルム製袋体11の正面を肌触りのよい通気
性紙材又は非水溶性の不織膜等で被覆すれば装着時に蒸
れも生ぜず使用良好であり、このことは月経用および小
便用の処理体1にも当てはまる。
したがって本考案は次の利点がある。
■ 窪み部が、その入口側が狭くて奥側が拡大していて
、体外排出時の排泄空間を拡大しているため、月経およ
び小便に対してはその拡張された吸収面積でアップされ
た吸収効率により遅滞なく吸収でき、また大便に対して
はその拡大された収容空間内に収容できると共に下痢便
でも効率よく吸収することができる。
■ 構造的に吸収効率が高いため、尿が窪み部から溢れ
出ることがなく、安心して利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案処理体の各実施例を示しており、第1図乃
至第3図は小便用の処理体を示し、第1図は正面図、第
2図は■−■線に沿える縦断側面図、第3図は同縦断側
面図で他の実施例を示している。 第4図乃至第6図は月経用の処理体を示腰第4図は正面
図、第5図は■−■線に沿える縦断側面図、第6図は同
縦断側面図で他の実施例を示している。 図中、10は処理本体、14は窪み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扁平縦長状の吸水性処理本体の局部対応個所が窪み部で
    形成され、その窪み部は入口側が狭くて奥側が拡大して
    いることを特徴とする体外排出体用処理体。
JP10136583U 1983-01-24 1983-06-30 体外排出体用処理体 Expired JPS6036273Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10136583U JPS6036273Y2 (ja) 1983-06-30 1983-06-30 体外排出体用処理体
GB08324481A GB2133987B (en) 1983-01-24 1983-09-13 Sanitary napkin
DE19833333245 DE3333245A1 (de) 1983-01-24 1983-09-14 Binde
FR838318730A FR2539617B1 (fr) 1983-01-24 1983-11-24 Serviette hygienique ou garniture corporelle destinee a recueillir des excretions
SE8306965A SE458741B (sv) 1983-01-24 1983-12-15 Sanitetsbinda
US06/788,515 US4731065A (en) 1983-01-24 1985-10-18 Sanitary napkin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10136583U JPS6036273Y2 (ja) 1983-06-30 1983-06-30 体外排出体用処理体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6010617U JPS6010617U (ja) 1985-01-24
JPS6036273Y2 true JPS6036273Y2 (ja) 1985-10-28

Family

ID=30239392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10136583U Expired JPS6036273Y2 (ja) 1983-01-24 1983-06-30 体外排出体用処理体

Country Status (1)

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JP (1) JPS6036273Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE450684B (sv) * 1985-02-04 1987-07-20 Moelnlycke Ab Inkontinensskydd for men samt sett for dess tillverkning

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6010617U (ja) 1985-01-24

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