JPS6130657Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130657Y2 JPS6130657Y2 JP8142684U JP8142684U JPS6130657Y2 JP S6130657 Y2 JPS6130657 Y2 JP S6130657Y2 JP 8142684 U JP8142684 U JP 8142684U JP 8142684 U JP8142684 U JP 8142684U JP S6130657 Y2 JPS6130657 Y2 JP S6130657Y2
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- JP
- Japan
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- absorbent
- absorption
- head
- liquid
- recessed part
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は排尿用おむつ或いは生理用ナプキンと
して利用される婦女子用の吸収体に関する。
して利用される婦女子用の吸収体に関する。
(従来の技術)
第4図は出願人が開発した吸収体を示してお
り、吸収体正面に凹窪部を凹設して、その内周壁
に沿い吸収面域を形成した構造のものである。
り、吸収体正面に凹窪部を凹設して、その内周壁
に沿い吸収面域を形成した構造のものである。
この吸収体は、拡張された吸収面域である内周
壁からも尿等を効率良く吸収して、尿が凹窪部内
から溢流しないように改善しているものである。
壁からも尿等を効率良く吸収して、尿が凹窪部内
から溢流しないように改善しているものである。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は局部との間の隙間を積極的になくし、
流出部分で吸収しきれない排泄液を内周壁の吸収
面域に誘導し且つ局部における残液をなくすこと
を課題とする。
流出部分で吸収しきれない排泄液を内周壁の吸収
面域に誘導し且つ局部における残液をなくすこと
を課題とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記課題を達成するために、吸収体の
正面に凹窪部を凹設して、その内周壁に沿い吸収
面域を形成すると共に凹窪部底面に吸収頭部を凹
窪部内から大略山形状に頭出し形成した構成を特
徴とする。
正面に凹窪部を凹設して、その内周壁に沿い吸収
面域を形成すると共に凹窪部底面に吸収頭部を凹
窪部内から大略山形状に頭出し形成した構成を特
徴とする。
(作用)
吸収頭部が局部に密着して、排泄液は吸収頭部
に吸収されると共にその瞬間的に吸収されない排
泄液は吸収頭部面に沿い吸収面域に誘導されて吸
収され、局部における残液は吸収頭部に吸収され
て残らない。
に吸収されると共にその瞬間的に吸収されない排
泄液は吸収頭部面に沿い吸収面域に誘導されて吸
収され、局部における残液は吸収頭部に吸収され
て残らない。
(実施例)
吸収体1は袋体2と吸液体3とからなり、袋体
2は防水性合成樹脂フイルム又は内面が防水膜で
覆われて外面が肌触りの良い繊維で覆われている
素材により側面扁平の縦長袋状に成形しており、
その正面上半部中央には適宜形態(図面上では縦
長楕円形状)の開口2aを設け、袋体内には吸液
体3を収納する。
2は防水性合成樹脂フイルム又は内面が防水膜で
覆われて外面が肌触りの良い繊維で覆われている
素材により側面扁平の縦長袋状に成形しており、
その正面上半部中央には適宜形態(図面上では縦
長楕円形状)の開口2aを設け、袋体内には吸液
体3を収納する。
この袋体2の正面形態は図面に示す縦長矩形状
又は逆台形状又は小判状又はこれらに類する適宜
の形状とする。
又は逆台形状又は小判状又はこれらに類する適宜
の形状とする。
吸液体3は柔軟性および吸収性に富む素材たと
えばパルプ材、合成繊維とパルプ繊維との混合
材、SMC等の高吸収材を採用して、その吸液紙
3aを平状に多数積層して形成し、開口2a位置
には正面同形態状の凹窪部4を適宜深さに設け、
凹窪部4底面には吸収頭部5を凹窪部4内から山
形状に頭出し形成している。この凹窪部4の深さ
は浅いよりも深いほうが望ましく、その内周壁4
aの吸収面域aを拡大し得る。
えばパルプ材、合成繊維とパルプ繊維との混合
材、SMC等の高吸収材を採用して、その吸液紙
3aを平状に多数積層して形成し、開口2a位置
には正面同形態状の凹窪部4を適宜深さに設け、
凹窪部4底面には吸収頭部5を凹窪部4内から山
形状に頭出し形成している。この凹窪部4の深さ
は浅いよりも深いほうが望ましく、その内周壁4
aの吸収面域aを拡大し得る。
凹窪部4はその内周壁4aを吸収面域aとする
と共に環状堤6としていて、この環状堤6で装着
時において局部を包囲し且つ内周壁4aと吸収頭
部5と局部周りとの間に環状空間Sを確保して、
同空間Sの外周りを吸収面域aが形成しているよ
うにしてある。
と共に環状堤6としていて、この環状堤6で装着
時において局部を包囲し且つ内周壁4aと吸収頭
部5と局部周りとの間に環状空間Sを確保して、
同空間Sの外周りを吸収面域aが形成しているよ
うにしてある。
吸液体3の各吸液紙3aの積層密度は、各吸水
紙が互いに重合して、吸液体3全体としての柔軟
性を損わぬ程度とし、且つ各吸液紙3a間にはそ
の紙面間に無数の毛細管路bが形成されて、これ
らの毛細管路bが凹窪部4の吸収面域aに覗き出
て連通し、吸収頭部5のみならず吸収面域aから
小便或いはメンスを効率良く毛細管吸収し得るよ
うにしてある。
紙が互いに重合して、吸液体3全体としての柔軟
性を損わぬ程度とし、且つ各吸液紙3a間にはそ
の紙面間に無数の毛細管路bが形成されて、これ
らの毛細管路bが凹窪部4の吸収面域aに覗き出
て連通し、吸収頭部5のみならず吸収面域aから
小便或いはメンスを効率良く毛細管吸収し得るよ
うにしてある。
吸液紙3aにはたとえば一方向に皺の有る吸液
紙を採用して、その皺方向を縦長方向に沿うよう
に構成することにより、無数の皺に沿い形成され
る毛細管路bが凹窪部4と上下に連通して、小便
或いはメンスがその自重によつても下方にスムー
ズに流動し易くなり、さらに吸収体1の横方向の
縮小率が大きくなり、形態変形度合が大きくて、
股間になじみ易い。
紙を採用して、その皺方向を縦長方向に沿うよう
に構成することにより、無数の皺に沿い形成され
る毛細管路bが凹窪部4と上下に連通して、小便
或いはメンスがその自重によつても下方にスムー
ズに流動し易くなり、さらに吸収体1の横方向の
縮小率が大きくなり、形態変形度合が大きくて、
股間になじみ易い。
吸収頭部5は頂部が上下に延びている大略山形
状に形成しており、その山形状はたとえば半円形
状にして局部に隙間なく密接し得るようにしてい
る。この吸収頭部5の横断面構造は吸液紙5aの
左右両端を夫々内側に折返し、裏側に保形用の吸
液紙5bを入れていて、横方向に縮小し易く形成
している。また吸収頭部5の表面は非水溶性の化
繊維等の透液紙5cで形成していて、同表面がサ
ラツとしていてベタつかずに肌触りが良く、快適
な密接状態が得られるようにしている。
状に形成しており、その山形状はたとえば半円形
状にして局部に隙間なく密接し得るようにしてい
る。この吸収頭部5の横断面構造は吸液紙5aの
左右両端を夫々内側に折返し、裏側に保形用の吸
液紙5bを入れていて、横方向に縮小し易く形成
している。また吸収頭部5の表面は非水溶性の化
繊維等の透液紙5cで形成していて、同表面がサ
ラツとしていてベタつかずに肌触りが良く、快適
な密接状態が得られるようにしている。
これにより次の実施例効果がある。
凹窪部は、その積層している各吸液紙の間の
微小空間が毛細管路として働き、しかもその毛
細管路が凹窪部の環状空間Sにおける吸収面域
aに覗き出て通じているために、紙自体の吸液
能力と、各毛細管路による吸液能力との相乗吸
液能力を得ることができて、吸液率が極めて高
い。
微小空間が毛細管路として働き、しかもその毛
細管路が凹窪部の環状空間Sにおける吸収面域
aに覗き出て通じているために、紙自体の吸液
能力と、各毛細管路による吸液能力との相乗吸
液能力を得ることができて、吸液率が極めて高
い。
吸液体は多数の吸液紙を平状に積層形成した
ものであるために、吸収頭部とともに柔軟性お
よび形態変形性に富み、装着時の異物感が僅か
であると共に吸収後にも柔軟性を失わずに柔か
くて総じて異物すなわち吸収体の装着感が軽い
有用性がある。
ものであるために、吸収頭部とともに柔軟性お
よび形態変形性に富み、装着時の異物感が僅か
であると共に吸収後にも柔軟性を失わずに柔か
くて総じて異物すなわち吸収体の装着感が軽い
有用性がある。
肌に密接する吸収頭部の表面が非水溶性の透
水紙製で、サラツとしていて肌触りが良く、局
部にベタつかず付着せずして良好である。
水紙製で、サラツとしていて肌触りが良く、局
部にベタつかず付着せずして良好である。
吸収頭部が横断面半円形状であるから、肌に
なじみ易く、異物抵抗が少ない。
なじみ易く、異物抵抗が少ない。
(考案の効果)
吸収頭部が局部に密接して、その流出部分で
瞬間的に吸収しきれない液を肌との間の頭部面
に沿つて環状空間そして吸収面域に誘導して、
同空間における吸収面域でその液を吸収でき、
吸収面である頭部面を誘導面としても活用し
て、液洩れなく確実に吸収処理できる。
瞬間的に吸収しきれない液を肌との間の頭部面
に沿つて環状空間そして吸収面域に誘導して、
同空間における吸収面域でその液を吸収でき、
吸収面である頭部面を誘導面としても活用し
て、液洩れなく確実に吸収処理できる。
吸収頭部が局部に密接していて、液を確実に
吸収処理でき、局部および局部回りの残液が実
質的に拭き取られた様に残らない。
吸収処理でき、局部および局部回りの残液が実
質的に拭き取られた様に残らない。
第1図は本考案吸収体の一実施例を示す縦断側
面図。第2図は正面図。第3図は−線に沿え
る横断面図。第4図は従来例を示す縦断面図であ
る。 図中、1は吸収体、4は凹窪部、4aは内周
壁、5は吸収頭部、aは吸収面域。
面図。第2図は正面図。第3図は−線に沿え
る横断面図。第4図は従来例を示す縦断面図であ
る。 図中、1は吸収体、4は凹窪部、4aは内周
壁、5は吸収頭部、aは吸収面域。
Claims (1)
- 吸収体の正面に凹窪部を凹設して、その内周壁
に沿い吸収面域を形成すると共に凹窪部底面に吸
収頭部を凹窪部内から大略山形状に頭出し形成し
てなる婦女子用体外排泄液吸収体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142684U JPS60192823U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 婦女子用体外排泄液吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142684U JPS60192823U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 婦女子用体外排泄液吸収体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60192823U JPS60192823U (ja) | 1985-12-21 |
JPS6130657Y2 true JPS6130657Y2 (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=30628197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8142684U Granted JPS60192823U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 婦女子用体外排泄液吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60192823U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02282590A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Jiro Kitamura | 開閉位置可変建具・間仕切り |
WO2003051243A1 (fr) * | 2001-12-14 | 2003-06-26 | Japan Absorbent Technology Institute | Produit absorbant, procede de production et de manipulation de ce dernier, pochette interieure utilisee pour ce dernier et procede de production de cette pochette interieure et articles chaussants comprenant ces derniers |
WO2003057096A1 (fr) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Japan Absorbent Technology Institute | Article en materiau absorbant, avec sac interieur, et caleçon appareille correspondant |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638811B2 (ja) * | 1986-03-24 | 1994-05-25 | 株式会社光洋 | 女性用尿器 |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP8142684U patent/JPS60192823U/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02282590A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Jiro Kitamura | 開閉位置可変建具・間仕切り |
WO2003051243A1 (fr) * | 2001-12-14 | 2003-06-26 | Japan Absorbent Technology Institute | Produit absorbant, procede de production et de manipulation de ce dernier, pochette interieure utilisee pour ce dernier et procede de production de cette pochette interieure et articles chaussants comprenant ces derniers |
WO2003057096A1 (fr) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Japan Absorbent Technology Institute | Article en materiau absorbant, avec sac interieur, et caleçon appareille correspondant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60192823U (ja) | 1985-12-21 |
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