JPS6036256Y2 - ハンドピ−スのチャック開閉装置 - Google Patents
ハンドピ−スのチャック開閉装置Info
- Publication number
- JPS6036256Y2 JPS6036256Y2 JP3895281U JP3895281U JPS6036256Y2 JP S6036256 Y2 JPS6036256 Y2 JP S6036256Y2 JP 3895281 U JP3895281 U JP 3895281U JP 3895281 U JP3895281 U JP 3895281U JP S6036256 Y2 JPS6036256 Y2 JP S6036256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- band piece
- pusher
- sleeve
- piece case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、改良されたバンドピースのチャック開閉装置
に関するものである。
に関するものである。
従来、この種のチャック開閉装置は、第1図に示したよ
うに構成されている。
うに構成されている。
第1図において、1は電動により回転するスピンドル、
2はスピンドル1の先端部の中空部1aに挿入されたチ
ャックで、工具のシャフト3をくわえる。
2はスピンドル1の先端部の中空部1aに挿入されたチ
ャックで、工具のシャフト3をくわえる。
4はチャック押し金具で、中空部の壁のスリット孔1b
を介してピン5によりチャック2と結合されている。
を介してピン5によりチャック2と結合されている。
6はスプリングで、チャック2が中空部1aに引き込ま
れる方向にチャック押し金具4を常に押しており、チャ
ック2はシャフト3のくわえ部の外側がテーパ状になっ
ているから、チャック2が締る方向に押すことになる。
れる方向にチャック押し金具4を常に押しており、チャ
ック2はシャフト3のくわえ部の外側がテーパ状になっ
ているから、チャック2が締る方向に押すことになる。
7はカムで、バンドピースケース8に取付けられたレバ
ー9に連結されている。
ー9に連結されている。
いま、レバー9が第1図Aの位置にあるとき、スプリン
グ6のバネ圧によってチャック押し金具4が押されてい
るからチャック2は中空部1aに引き込まれ、従ってシ
ャフト3を締付けるように作用する。
グ6のバネ圧によってチャック押し金具4が押されてい
るからチャック2は中空部1aに引き込まれ、従ってシ
ャフト3を締付けるように作用する。
次に、レバー9を90°回転すると、第1図Bに示した
ように、カム7がスプリング6のバネ圧に抗してチャッ
ク押し金具4を押すので、チャック2が中空部1aから
若干押し出され、従ってチャック2が開くようになる。
ように、カム7がスプリング6のバネ圧に抗してチャッ
ク押し金具4を押すので、チャック2が中空部1aから
若干押し出され、従ってチャック2が開くようになる。
しかしながら、以上のようにレバー9の位置を変えて開
閉動作を行なう従来例は、バンドピースケース8の外側
に、レバー9が突出することになるから、それが操作上
邪魔になり、またバンドピース自体が方向性を持つこと
になる。
閉動作を行なう従来例は、バンドピースケース8の外側
に、レバー9が突出することになるから、それが操作上
邪魔になり、またバンドピース自体が方向性を持つこと
になる。
即ち、ペンを握るようにバンドピースを持つため、レバ
ー側が常に上方にくるように持たねばならず、バンドピ
ース本体を回動させようとするとき邪魔になるなどの欠
点があった。
ー側が常に上方にくるように持たねばならず、バンドピ
ース本体を回動させようとするとき邪魔になるなどの欠
点があった。
なお、方向性を無くするためにレバーの代りに/Jソン
グ用いるものもあるが部品点数が非常に多くなるという
欠点があった。
グ用いるものもあるが部品点数が非常に多くなるという
欠点があった。
本考案は、上記従来例の欠点を解消するために、バンド
ピースケースに外接するチャックリングを設け、これを
周方向に回動させることによりボールを介して内部に設
けたチャックスリーブを軸方向にスライドさせ、チャッ
ク押し金具を押すようにした、方向性のない、シンプル
な構造のバンドピースのチャック開閉装置を提供するも
のである。
ピースケースに外接するチャックリングを設け、これを
周方向に回動させることによりボールを介して内部に設
けたチャックスリーブを軸方向にスライドさせ、チャッ
ク押し金具を押すようにした、方向性のない、シンプル
な構造のバンドピースのチャック開閉装置を提供するも
のである。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示したもので、11はス
ピンドル、12はチャック、13は工具のシャフト、1
4はチャック押し金具、15はチャック12とチャック
押し金具14を結合するピン、16はチャック12が締
るようにチャック押し金具14を常に押しているバネ、
17は、第3図Cに示したように、外側に周方向の溝1
′1aを有するチャックスリーブ、18はバンドピース
ケースで、第3図Aに示したように、その胴壁にらせん
孔18aを設けている。
ピンドル、12はチャック、13は工具のシャフト、1
4はチャック押し金具、15はチャック12とチャック
押し金具14を結合するピン、16はチャック12が締
るようにチャック押し金具14を常に押しているバネ、
17は、第3図Cに示したように、外側に周方向の溝1
′1aを有するチャックスリーブ、18はバンドピース
ケースで、第3図Aに示したように、その胴壁にらせん
孔18aを設けている。
19は、バンドピースケース18に外接し、第3図Bに
示したように、その内側に軸方向の溝19aを有するチ
ャックリング、20はホールで、バンドピースケース1
8のらせん孔18aとチャックスリーブ17のR17a
、チャックリング19の119aを合致させ、その中に
嵌入したものである。
示したように、その内側に軸方向の溝19aを有するチ
ャックリング、20はホールで、バンドピースケース1
8のらせん孔18aとチャックスリーブ17のR17a
、チャックリング19の119aを合致させ、その中に
嵌入したものである。
21はチャックスリーブ17を常に押すスプリングであ
る。
る。
次に、本実施例の開閉動作を説明する。
まず、第2図Aの状態で、チャック押し金具14がスプ
リング16によりチャック12が締まるように押されて
いるからシャフト13はチャック12に固定され、スピ
ンドル11は回転可能の状態にある。
リング16によりチャック12が締まるように押されて
いるからシャフト13はチャック12に固定され、スピ
ンドル11は回転可能の状態にある。
なおこのとき、チャックスリーブ17はスプリング21
によってチャック押し金具14から離されている。
によってチャック押し金具14から離されている。
次に、チャックリング19を周方向に回動させると、ボ
ール20の移動とともにチャックスリーブ17がスライ
ドし、第2図Bに示したように、スプリング16のバネ
圧に抗してチャック押し金具14を押し、スライドさせ
る。
ール20の移動とともにチャックスリーブ17がスライ
ドし、第2図Bに示したように、スプリング16のバネ
圧に抗してチャック押し金具14を押し、スライドさせ
る。
従って、チャック12も中空部から若干押し出され、チ
ャック12は開くことになる。
ャック12は開くことになる。
工具を取り替えた後、チャックリング19を元の位置に
回動させれば、スピンドル11は回転可能な状態となる
。
回動させれば、スピンドル11は回転可能な状態となる
。
以上説明したように、本考案によれば、チャックリング
の回動動作をチャックスリーブの軸方向のスライド動作
に変換し、チャックを開閉することができるとともに、
従来例のようにバンドピースケースの表面から大きく突
出するものはなく、しかも方向性がいので、操作性が極
めてよくなる利点がある。
の回動動作をチャックスリーブの軸方向のスライド動作
に変換し、チャックを開閉することができるとともに、
従来例のようにバンドピースケースの表面から大きく突
出するものはなく、しかも方向性がいので、操作性が極
めてよくなる利点がある。
また従来のリング方式に比べて部品点数が少なくなる。
第1図は、従来例の構成を示す断面図で、第1図Aはチ
ャックが閉じた図、第1図Bはチャックが開いた図、第
2図は、本考案の一実施例の構成を示す断面図で、第2
図Aはチャックが閉じた図、第2図Bはチャックが開い
た図、第3図は、構成部品の斜視図である。 11・・・・・・スピンドル、11a・・・・・・中空
部、12・・・・・・チャック、14・・・・・・チャ
ック押し金具、16・・・・・・スプリング、17・・
・・・・チャックスリーブ、18・・・・・・バンドピ
ースケース、19・・・・・・チャックリング、20・
・・・・・ボール。
ャックが閉じた図、第1図Bはチャックが開いた図、第
2図は、本考案の一実施例の構成を示す断面図で、第2
図Aはチャックが閉じた図、第2図Bはチャックが開い
た図、第3図は、構成部品の斜視図である。 11・・・・・・スピンドル、11a・・・・・・中空
部、12・・・・・・チャック、14・・・・・・チャ
ック押し金具、16・・・・・・スプリング、17・・
・・・・チャックスリーブ、18・・・・・・バンドピ
ースケース、19・・・・・・チャックリング、20・
・・・・・ボール。
Claims (1)
- スピンドル先端部の中空部に挿入したチャックと、前記
中空部の壁に設けたスリット孔を介して前記チャックと
ピンで接合したチャック押し金具と、前記チャックが締
る方向に前記チャック押し金具を常に押すスプリングと
、外面に周方向の溝を有し前記スプリングに抗して前記
チャック押し金具を押すチャックスリーブと、胴壁にら
せん孔を有し上記各部材を収容するバンドピースケース
と、内面に軸方向の溝を有し前記バンドピースケースの
胴部に外接するチャックリングと、前記バントピースケ
ースのらせん孔と前記チャックスリーブおよび前記チャ
ックリングの各溝を合致させてその中に嵌入したボール
とからなり、前記チャックリングを前記バンドピースケ
ースの周方向に回動させ、前記ボールを介して前記チャ
ックスリーブを軸方向にスライドさせることにより前記
チャック押し金具をスライドさせて前記チャックを開閉
することを特徴とするバンドピースのチャック開閉装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3895281U JPS6036256Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | ハンドピ−スのチャック開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3895281U JPS6036256Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | ハンドピ−スのチャック開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57154410U JPS57154410U (ja) | 1982-09-28 |
JPS6036256Y2 true JPS6036256Y2 (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=29836095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3895281U Expired JPS6036256Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | ハンドピ−スのチャック開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2361541C2 (ru) * | 2004-02-17 | 2009-07-20 | Бьен-Эр Холдинг С.А. | Держатель для стоматологических или хирургических целей с механизмом стопорения |
-
1981
- 1981-03-23 JP JP3895281U patent/JPS6036256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57154410U (ja) | 1982-09-28 |
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