JP2552369Y2 - 重心位置可変式筆記具 - Google Patents
重心位置可変式筆記具Info
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- JP2552369Y2 JP2552369Y2 JP11319491U JP11319491U JP2552369Y2 JP 2552369 Y2 JP2552369 Y2 JP 2552369Y2 JP 11319491 U JP11319491 U JP 11319491U JP 11319491 U JP11319491 U JP 11319491U JP 2552369 Y2 JP2552369 Y2 JP 2552369Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- writing
- shaft cylinder
- gravity
- writing instrument
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、シャ−プペンシル、ボ
−ルペンなどの筆記体を軸筒内に有する筆記具の重心位
置を、筆記者の好みに応じて任意の位置に変更し得るよ
うなした筆記具に関するものである。
−ルペンなどの筆記体を軸筒内に有する筆記具の重心位
置を、筆記者の好みに応じて任意の位置に変更し得るよ
うなした筆記具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】軸筒と、その軸筒内に筆記体と移動可能
な重量体を配置した重心位置可変式筆記具として、本願
出願人は、先に実開昭５６−１７６８８１号を考案し
た。詳述すると、本体の内部には、一端がその本体の後
端より突出している筆記体が内設されており、又、本体
と筆記体との間には、突起体を有する重量体が移動自在
に配置されている。その突起体は、筆記最中に重量体が
移動しないようにするための一時係止手段である。又、
前記実開昭５６−１７６８８１号には、第２実施例とし
て本体内面と重量体とを螺合せしめ、筆記体を回転させ
ることにより重量体を移動させる筆記具を開示した。
な重量体を配置した重心位置可変式筆記具として、本願
出願人は、先に実開昭５６−１７６８８１号を考案し
た。詳述すると、本体の内部には、一端がその本体の後
端より突出している筆記体が内設されており、又、本体
と筆記体との間には、突起体を有する重量体が移動自在
に配置されている。その突起体は、筆記最中に重量体が
移動しないようにするための一時係止手段である。又、
前記実開昭５６−１７６８８１号には、第２実施例とし
て本体内面と重量体とを螺合せしめ、筆記体を回転させ
ることにより重量体を移動させる筆記具を開示した。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の第１実施例においては、突起体を押圧して重量
体を移動しなければならず面倒であり、又、第２実施例
においては、細い筆記体を回転させ重量体を移動させな
ければならず操作性が悪かった。
来技術の第１実施例においては、突起体を押圧して重量
体を移動しなければならず面倒であり、又、第２実施例
においては、細い筆記体を回転させ重量体を移動させな
ければならず操作性が悪かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、軸筒と、その軸筒内に筆記
体を有する筆記具において、前記軸筒内に錘体を摺動自
在に配置すると共に、その錘体を任意の位置に移動固定
可能な錘体移動手段を軸筒に回転自在に配置し、その回
転駆動手段の全部あるいは一部の外径を前記軸との外径
と略同等かあるいは大径としたことを要旨とするもので
ある。
鑑みてなされたものであり、軸筒と、その軸筒内に筆記
体を有する筆記具において、前記軸筒内に錘体を摺動自
在に配置すると共に、その錘体を任意の位置に移動固定
可能な錘体移動手段を軸筒に回転自在に配置し、その回
転駆動手段の全部あるいは一部の外径を前記軸との外径
と略同等かあるいは大径としたことを要旨とするもので
ある。
【０００５】
【実施例】一例としてシャ−プペンシルの実施例を挙
げ、以下に詳述する。第１実施例を図１に示し、それに
基づいて説明する。軸筒１の先端には、芯保護管２が圧
入され、芯戻り止め部材３が内設された先部材４が螺着
されている。また、前記軸筒１内には、前端に鉛芯把持
用のチャック体５が圧入され、スリット６が形成された
芯タンク７が弾撥部材８により後方に付勢され摺動自在
に配置されている。参照符号９は、チャック体５の開閉
を行うチャックリングである。
げ、以下に詳述する。第１実施例を図１に示し、それに
基づいて説明する。軸筒１の先端には、芯保護管２が圧
入され、芯戻り止め部材３が内設された先部材４が螺着
されている。また、前記軸筒１内には、前端に鉛芯把持
用のチャック体５が圧入され、スリット６が形成された
芯タンク７が弾撥部材８により後方に付勢され摺動自在
に配置されている。参照符号９は、チャック体５の開閉
を行うチャックリングである。
【０００６】また、軸筒１の後方には、内面に螺旋溝１
０が形成されたノックキャップ１１を配置させている。
そのノックキャップ１１内には、スリット１２が形成さ
れ、前記ノックキャップ１１を回転保持すると共に、前
記芯タンク７に圧入され、かつ軸筒１に対して摺動可能
なコネクタ−１３が配置されている。尚、軸筒１とコネ
クタ−１３とがお互いに回転しないように、図２に示す
よう互いにその断面形状は多角形（本実施例において
は、６角形）に形成されている。
０が形成されたノックキャップ１１を配置させている。
そのノックキャップ１１内には、スリット１２が形成さ
れ、前記ノックキャップ１１を回転保持すると共に、前
記芯タンク７に圧入され、かつ軸筒１に対して摺動可能
なコネクタ−１３が配置されている。尚、軸筒１とコネ
クタ−１３とがお互いに回転しないように、図２に示す
よう互いにその断面形状は多角形（本実施例において
は、６角形）に形成されている。
【０００７】さらに、前記芯タンク７内には、突部１４
が形成され、その突部１４が前記スリット６に摺動自在
に挿入されたリング状の錘体１５が配置されている。そ
の錘体１５には連接管１６が後方に向けて延設されてお
り、その連接管１６端部には突部１７が形成された案内
部材１８が固定されている。その案内部材１８の突部１
７は前記コネクタ−１３のスリット１２に挿入され、さ
らにノックキャップ１１の螺旋溝１０と係合している。
参照符号１９は鉛芯脱落防止用の蓋体であり、コネクタ
−１３の後端に圧入されている。
が形成され、その突部１４が前記スリット６に摺動自在
に挿入されたリング状の錘体１５が配置されている。そ
の錘体１５には連接管１６が後方に向けて延設されてお
り、その連接管１６端部には突部１７が形成された案内
部材１８が固定されている。その案内部材１８の突部１
７は前記コネクタ−１３のスリット１２に挿入され、さ
らにノックキャップ１１の螺旋溝１０と係合している。
参照符号１９は鉛芯脱落防止用の蓋体であり、コネクタ
−１３の後端に圧入されている。
【０００８】次に作用について説明する。軸筒１を固定
し、ノックキャップ１１を回転させると、案内部材１８
の突部１７と螺旋溝１０との係合により、案内部材１８
は螺旋溝１０に従って移動する。この案内部材１８の移
動にともない錘体１４が移動する。このようにして錘体
１４を移動させ、筆記体の重心位置を変化させる。尚、
ノックキャップ１１を押圧することにより鉛芯を繰り出
す作用は、公知の後端ノック式のシャ−プペンシルの鉛
芯繰り出し作用と略同様であるので、その説明を省略す
る。
し、ノックキャップ１１を回転させると、案内部材１８
の突部１７と螺旋溝１０との係合により、案内部材１８
は螺旋溝１０に従って移動する。この案内部材１８の移
動にともない錘体１４が移動する。このようにして錘体
１４を移動させ、筆記体の重心位置を変化させる。尚、
ノックキャップ１１を押圧することにより鉛芯を繰り出
す作用は、公知の後端ノック式のシャ−プペンシルの鉛
芯繰り出し作用と略同様であるので、その説明を省略す
る。
【０００９】図２は本願考案における第２実施例を示す
ものである。軸筒１の内面には溝部２０が形成されてい
る。また芯タンク７の外周には、螺旋溝２１が形成され
た案内管２２が外装されている。その案内管２２の後端
には、その案内管２２を回転させるためのリング部材２
３が圧入されている。そして前記案内管２２には錘体２
４が螺着されていて、かつ錘体２４に形成されている突
部２５と溝部２０とが係合している。参照符号２６は、
前記芯タンク２７の後端に圧入されている押圧部材であ
る。その他の構成は、前記第１実施例と略同様なのでそ
の説明を省略する。
ものである。軸筒１の内面には溝部２０が形成されてい
る。また芯タンク７の外周には、螺旋溝２１が形成され
た案内管２２が外装されている。その案内管２２の後端
には、その案内管２２を回転させるためのリング部材２
３が圧入されている。そして前記案内管２２には錘体２
４が螺着されていて、かつ錘体２４に形成されている突
部２５と溝部２０とが係合している。参照符号２６は、
前記芯タンク２７の後端に圧入されている押圧部材であ
る。その他の構成は、前記第１実施例と略同様なのでそ
の説明を省略する。
【００１０】次に作用について説明する。リング部材２
３を回転させると、案内管２２と錘体２４とが螺着し、
突部２５と溝部２０とが係合し錘体２４は回転しないた
め、その錘体２４は上・下方向に移動する。
３を回転させると、案内管２２と錘体２４とが螺着し、
突部２５と溝部２０とが係合し錘体２４は回転しないた
め、その錘体２４は上・下方向に移動する。
【００１１】図５は本願考案における第３実施例を示す
ものである。軸筒１の内面には、中間部に螺旋溝２７が
形成され、後端に鍔部２８が形成された回転筒体２９
（図６参照）が回転自在に取り付けられている。その回
転筒体２９の内面には、弾性突出部３０が形成された錘
体３１が配置されており、前記弾性突出部３０は螺旋溝
２７と軸筒１に形成されている係止孔３２〜３４（図５
の状態においては係止孔３２に嵌入）に嵌入している。
ものである。軸筒１の内面には、中間部に螺旋溝２７が
形成され、後端に鍔部２８が形成された回転筒体２９
（図６参照）が回転自在に取り付けられている。その回
転筒体２９の内面には、弾性突出部３０が形成された錘
体３１が配置されており、前記弾性突出部３０は螺旋溝
２７と軸筒１に形成されている係止孔３２〜３４（図５
の状態においては係止孔３２に嵌入）に嵌入している。
【００１２】次に作用について説明する。鍔部２８を回
転させると螺旋溝２７に従い錘体３１の弾性突出部３０
は係止孔３２の嵌入が解除され、軸筒１の内壁面を滑り
ながら錘体３１が係止孔３３へと導かれる。錘体３１の
弾性突出部３０を係止孔に嵌入することにより、確実に
錘体３１を固定することができ、多少の外力が加わって
も錘体は移動しない。
転させると螺旋溝２７に従い錘体３１の弾性突出部３０
は係止孔３２の嵌入が解除され、軸筒１の内壁面を滑り
ながら錘体３１が係止孔３３へと導かれる。錘体３１の
弾性突出部３０を係止孔に嵌入することにより、確実に
錘体３１を固定することができ、多少の外力が加わって
も錘体は移動しない。
【００１３】
【考案の効果】本考案は、軸筒と、その軸筒内に筆記体
を有する筆記具において、前記軸筒内に錘体を摺動自在
に配置すると共に、その錘体を任意の位置に移動固定可
能な錘体移動手段を軸筒に回転自在に配置し、その回転
駆動手段の全部あるいは一部の外径を前記軸との外径と
略同等かあるいは大径としたので、重心位置を移動させ
る際、錘体移動の操作性に優れた筆記具を提供すること
ができる。
を有する筆記具において、前記軸筒内に錘体を摺動自在
に配置すると共に、その錘体を任意の位置に移動固定可
能な錘体移動手段を軸筒に回転自在に配置し、その回転
駆動手段の全部あるいは一部の外径を前記軸との外径と
略同等かあるいは大径としたので、重心位置を移動させ
る際、錘体移動の操作性に優れた筆記具を提供すること
ができる。
【図１】本願考案の第１実施例を示す半縦断面図であ
る。
る。
【図２】図１に相当するＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１に相当するＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】本願考案の第２実施例を示す半縦断面図であ
る。
る。
【図５】本願考案の第３実施例を示す半縦断面図であ
る。
る。
【図６】図５に相当する回転筒体を示す斜視図である。
【図７】図５に相当する錘体を示す斜視図である。
１ 軸筒 ２ 芯保護管 ３ 芯戻り止め部材 ４ 先部材 ５ チャック体 ６ スリット ７ 芯タンク ８ 弾撥部材 ９ チャックリング １０ 螺旋溝 １１ ノックキャップ １２ スリット １３ コネクタ− １４ 突部 １５ 錘体 １６ 連接管 １７ 突部 １８ 案内部材 １９ 蓋体 ２０ 溝部 ２１ 螺旋溝 ２２ 案内管 ２３ リング部材 ２４ 錘体 ２５ 突部 ２６ 押圧部材 ２７ 螺旋溝 ２８ 鍔部 ２９ 回転筒体 ３０ 弾性突起体 ３１ 錘体 ３２ 係止孔 ３３ 係止孔 ３４ 係止孔
Claims (1)
- 【請求項１】 軸筒と、その軸筒内に筆記体を有する筆
記具において、前記軸筒内に錘体を摺動自在に配置する
と共に、その錘体を任意の位置に移動固定可能な錘体移
動手段を軸筒に回転自在に配置し、その回転駆動手段の
全部あるいは一部の外径を前記軸との外径と略同等かあ
るいは大径としたことを特徴とする重心位置可変式筆記
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11319491U JP2552369Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 重心位置可変式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11319491U JP2552369Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 重心位置可変式筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553991U JPH0553991U (ja) | 1993-07-20 |
| JP2552369Y2 true JP2552369Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14605939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11319491U Expired - Fee Related JP2552369Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 重心位置可変式筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552369Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004101292A1 (ja) * | 2003-05-15 | 2004-11-25 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | 筆記具 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP11319491U patent/JP2552369Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004101292A1 (ja) * | 2003-05-15 | 2004-11-25 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | 筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553991U (ja) | 1993-07-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |