JPS6036120B2 - チツプ状部品位置ずれ検査装置 - Google Patents

チツプ状部品位置ずれ検査装置

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JPS6036120B2
JPS6036120B2 JP52110708A JP11070877A JPS6036120B2 JP S6036120 B2 JPS6036120 B2 JP S6036120B2 JP 52110708 A JP52110708 A JP 52110708A JP 11070877 A JP11070877 A JP 11070877A JP S6036120 B2 JPS6036120 B2 JP S6036120B2
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mask pattern
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JP52110708A
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勝敏 岩原
靖男 山高
義一 山元
俊一 薮崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 近年、リードレス部品、たとえば抵抗やコンデンサーな
どのりードのないいわゆるチヅプ状部品を回路基板上に
多数かつ同時に装着しうる新しい組立技術が開発され、
これによって高速装着を行ない、高い生産性を生み出し
ている。
しかしながら、これらの回路基板の検査において、チッ
プ状部品の外れおよびずれ不良は従来、作業員が目視に
よって発見していた。しかしながら、作業員による目視
検査では、検査による時間が多く必要となり、高い生産
性をほころ組立技術も検査工程で多人数の検査員を必要
とするに至っては、きわめて大きな問題を残すものであ
った。また、回路基板と同系色のチップ状部品などもあ
り、複雑なプリントパターン上に多数のチップ部品が装
着される関係上、検査ミスも多く、一日中、様をつめて
作業をするため眼球疲労など多くの問題をかかえていた
。本発明は、上記検査を機械の眼に置きかえ、かつきわ
めて高速に検査を行なわしめる新規な装置を提供せんと
するものである。
以下本発明を図面に従って説明する。
第1図は、チップ状部品2および3が装着されている被
検査基板1の一例である。
第2図は、上記チップ状部品2および3に対応した位置
に窓5および6をそれぞれ設けたマスクパターン4の一
例である。第3図は、本発明の一実施例であるチップ状
部品位置ずれ検査装置の構成を示すもので、被検査基板
1のチップ状部品が装着されていない側の後方に位置す
る光源7と、上記被検査基板1のチップ状部品に近接し
て対向する正規チップ状部品装着位置に窓5および6を
設けた、第2図に例示するマスクパターン4を設置して
いる。第3図において8は光源7の光であり、9は被検
査基板1を透過した透過光である。第3図はマスクパタ
ーン4により、透過光9が遮えぎられた状態を示す。も
しチップ状部品2および3が正規の位置より外れると、
透過光9はマスクパターン窓5および6を通過し、走査
型光検出手段10‘こ達する。走査型光検出手段10と
しては例えば、テレビカメラとか固体イメージセンサ(
CCD)あるいは機械走査型光検出器などを使用するこ
とができるが、ここでは説明を容易にすることができる
が、ここでは説明を容易にする為にテレビカメラを用い
る。今、テレビカメラ10によって撮嫁した透過光9は
緑像視野の座標に対応した時間位置に映像信号を出力す
る。このように座標位置が時間位置に変換された映像信
号がX−Y座標変換手段11に供給され、再び撮像視野
と対応するX−Y座標位置に変換される。このX−Y座
標位置が記憶装置12に供給され、その×−Y座標位置
を記憶し、記憶した×−Y座標位置を表示装置13に供
給することにより、位置ずれおよび外れたチップ状部品
位置を表示することが出来る。第4図はX−Y座標変換
手段11および記憶装置12の具体的構成を示すもので
あり、表示装置13にモニターテレビを用いる場合の構
成を示す。以下第4図に従って説明する。第4図におい
て14および15は水平カウンター6に入力およびリセ
ット信号を供給するためのそれぞれクロックパルス発生
器および水平同期信号発生器、18は上記水平同期信号
発生器15の出力をカウントし垂直同期信号発生器17
の出力でリセットされる垂直カウンタ、19および20
はそれぞれ水平カウンター6および垂直カゥンタ18の
カウント出力を記憶するメモリ、21および22は上記
〆モリ19および20の書き込みおよび読み出しの番地
を指定するそれぞれ水平番地カウンタおよび垂直番地カ
ウンタ、2,3は最初の一垂直走査期間のみ映像信号を
書き込み信号としてメモリー9および20に供給するた
めのゲート回路、24は水平番地カウンタ21および垂
直番地カウンタ22に映像信号またはアンド回路25の
出力パルスを選択し供給する選択回路、26はメモリ1
9の出力と水平カウンタ16の出力とを比較する比較器
、27はメモリ20の出力と垂直カウンタ18の出力と
を比較する比較器、28はアンド回路26の出力端子で
ある。かかる構成において、検査を開始すると水平同期
信号発生器15の水平同期信号によって水平カウンタ1
6が01こリセットされ、垂直同期信号発生器17の垂
直同期信号によって垂直カウンター8および水平番地カ
ウンタ21および垂直番地カゥンタ22が0にリセット
される。従ってこのリセットされた状態においてのメモ
リー9および20は0番地が指定される。上託りセット
が終ると、水平カウンター6および垂直カウンタ18は
それぞれクロックパルス発生器14のクロックパルスお
よび水平同期信号発生器15の水平同期信号をカウント
アップしていく。一方、ゲート回路23は一垂直走査期
間のみゲートを開き、選択回路24は一垂直走査期間の
み映像信号を選択し、他の垂直走査期間ではゲート回路
23はゲートを閉じ、選択回路24はアンド回路25の
出力を選択するようになされた回路である。今、ゲート
回路23はゲートを開き映像信号をメモリ19および2
0の書き込み信号として供給するように準備され、選択
回路24は映像信号を選択しその映像信号を水平番地カ
ウンタ21および垂直番地カウンタ22に供給するよう
に準備されている。かかる状態において、テレビカメラ
から出力される映像信号はゲ−ト回路23を介してメモ
リー9および20の書き込み信号として供給され、この
メモリ19および2川ま上記映像信号の時間位置と対応
したX−Y座標すなわちそれぞれ水平カウンタ16の内
容(X座標)および垂直カウンター8の内容(Y座標)
が上記映像信号の前緑により0番地に言己臆される。一
方、水平番地カウンタ21および垂直番地カウンタ22
は上記映像信号の後緑によりカウンタアップし、メモリ
19および20は次の記憶番地1番地を待機している。
このようにして次に現われる映像信号のX−Y座標は1
番地に記憶されて行く、このように一垂直走査期間に現
われる映像信号のX座標およびY座標はそれぞれメモリ
ー9および20の0番地から順次記憶されていく。一垂
直走査期間の記憶が終るとゲート回路23のゲートは閉
じ、選択回路24はアンド回路25の出力を選択する。
一方水平番地カゥン夕21および垂直番地カウンタ22
と水平カウンタ16および垂直カウンタ18は、一垂直
走査期間終了時の垂直同期信号発生器17の垂直同期信
号によって0にリセットされる。従ってかかる状態にお
けるメモリ19および2川ま0番地が指定され、かつ読
み出し期間となり0番地の記憶内容X座標(メモリー9
の内容)およびY座標(メモリ20の内容)が出力され
それぞれ比較器26および27に供給される。比較器2
6および27のもう一方の入力は、それぞれ水平カウン
ター6および垂直カウンター5の出力につながれている
。水平カウンター6および垂直カウンター8はそれぞれ
水平同期信号と垂直同期信号により零にリセットされ、
かつそれぞれクロックパルス発生器14のクロックパル
スおよび水平同期信号発生器15の水平同期信号をカウ
ントアップし、水平カウンター6および垂直カウンター
8のカウントアップ出力はそれぞれ比較器26および2
7に供給される。この結果、比較器26はメモリ19の
0番地に記憶されている映像信号の×座標の内容とカゥ
ンタ16の内容とが一致した時間位置に出力し、比較器
27はメモリ20の0番地に記憶されている映像信号の
Y座標の内容とカウンター8の内容とが一致した時間位
置に出力する。この比較器26と27との出力をAND
回路25でANDをとることにより、映像信号の×−Y
座標が時間位置に再び変換された信号となる。一方、A
ND回路25の出力は選択回路24を介して水平番地カ
ゥンタ21および垂直番地カウンタ22に供給され、水
平番地カウンタ21および垂直番地カウンタ22をカウ
ントアップし、メモリー19および2川こ1番地の記憶
内容を出力せしめ、その後同様にして、比較器26およ
び27は、それぞれ1番地のメモリー9の記憶内容と水
平カウンタ16の出力およびメモリ20の記憶内容と垂
直カウンタ18の出力を比較し、1番地のX座標および
Y座標を時間位置に変換する。このように比較器26は
水平番地カウンタ21により0番地から順次指定される
番地のメモリー9の記憶内容と水平カウンター6の出力
を順次比較し、比較器27は垂直番地カゥンタ22によ
り0番地から順次指定される番地のメモリ20の記憶内
容と垂直カゥンタ18の出力を順次比較し、AND回路
25で該比較器26と27との出力をANDすることに
より、一垂直走査期間に記憶されたすべての映像信号の
X−Y座標を順次時間位置に変換することが出来る。こ
のように、検出開始からの一垂直期間は、映像信号の座
標を記憶する。いわゆる書き込み期間であり、以降の垂
直期間は、メモリ内容を読み出すための読み出し期間で
ある。従って一垂直走査期間に記憶された映像信号のX
−Y座標を時間位置に変換する上記動作を繰り返して行
ないAND回路25の出力端子28に時間位置に対応し
た出力パルスが出力される。上記AND回路出力端子2
8に現われた出力信号と水平垂直同期信号を含めた複合
同期信号をモニターテレビに供給することにより位置ず
れおよび外れたチップ状部品位置をモニターブラウン管
面上表示出来る。以下第5図および第6図を用いて、上
記チップ状部品2および3が位置ずれあるいは外れた場
合にマスクパターン窓を通過する透過光9の状態を説明
する。今、第5図に示すようにチップ状部品2および3
が被検査基板1の正規装着位置に装着されている場合に
おいて、マスクパターン4のマスクパターン窓5および
6は上記それぞれチップ状部品2および3に完全に塞が
れているため透過光9は、マスク窓5および6を通過す
ることが出来ない。従って透過光9は第3図の走査型光
検出手段1川こ到達することはない。次に第6図に示す
ようにマスクパターン窓5に対応したチップ状部品が外
れていたり、あるいはマスクパターン窓6に対応したチ
ップ状部品3が正規装着位置からずれた位置に装着され
ている場合は、マスクパターン窓5および6をそれぞれ
透過光9aおよび9bが通過する。従ってこの透過光9
aおよび9bは第3図の走査型光検出手段1川こ到達し
、走査型光検出手段10とX−Y座標変換手段11と記
憶装置12と表示装置13により前記説明した動作が行
なわれ、上記位置ずれおよび外れたチップ状部品2と3
の位置が記憶されるとともに表示される。従って表示装
置13に映し出されている上記位置と検査後の上記被検
査基板1とを対比することにより容易に被検査基板上の
上記位置ずれおよび外れたそれぞれチップ状部品2およ
び3を発見することが出来ると共に不良チップ部品の修
理などに有効である。また第10図において透過光は、
マスクパターン窓5ではチップ状部品2がa,,a2,
b,b2、マスク窓6ではチップ状部品3がa3,a4
,広,b4、以上位置ずれを起こした場合に上記マスク
パターン窓5および6をそれぞれ通過する。従って上記
寸法の位置ずれを起こさない限り透過光は、走査型光検
出手段101こ到達しない。上言茂,,a2,b,,b
2,a3,a4,b3およびb4は、ずれの良品限界値
に設定される。以上の説明で明らかなように高精度に設
計された上記マスク窓設定寸法でチップ状部品位置ずれ
検出が出来る。また第3図におけるマスクパターン4と
被検査基板1との位置関係を第11図に示す。第11図
において光8が入射して来た場合は、透過光9がマスク
パターン4とチップ状部品2ととの反射を繰り返しなが
ら漏洩光10aおよび10bとなりこの漏洩光10aお
よび10bがそれぞれマスクパターン窓5および6を通
過する可能性がある。従って上記漏洩光10aおよび1
0bが第3図の走査型光検出手段1川こ到達すると、チ
ップ状部品が正規装着位置にあっても本装置はチップ状
部品2および3を位置ずれおよび外れと判定する場合が
ある。本発明では以下のように上記問題点が除去できる
ように構成されている。以下第12図にて説明する。第
12図の実施例は被検査基板1の被検査基板チップ装着
側にマスクパターン4を設置するとともにチップが装着
されていない側にもマスクパターン15を設置したもの
である。このマスクパターン15は正規チップ状部品装
着位置に窓を設け、この窓以外は光を遮断するマスクパ
ターンである。第12図において光源からの光8がいか
なる角度から、被検査基板1に入射してきても、上記マ
スクパターン15により、正規チップ状部品装着位置に
設けたマスクパターン窓16と17以外は、光8を遮断
する。従って基板を透過する光はチップ状部品2および
3に対応するそれぞれ正規装着位置に設けたマスクパタ
ーン窓16および17の部分だけであり、漏洩光となり
得る要素の光は上記マスクパターン15で遮断される。
従って漏洩光対透過光の比の大中な向上を得ることが出
来る。以上の説明では、第3図に示すように、光源7は
被検査基板1のチップ状部品が装着されていない側に位
置し、マスクパターン4はチップ部品が装着された側に
近接対向する位置に粗配列されたものとして説明を行な
っているが、これら組配列は、種々の組合せが考えられ
る。
たとえば第9図のa,bおよびcに示すように、tl}
(光源7)−(マスク4)一(チップ部品2、回路基板
1)−(マスク4′)−(第9図a)■(光源)−(マ
スク4)−(チップ部品2、回路基板)(第9図b)(
3’(光源)−(チップ部品2、回路基板1)−(マス
ク4)(第9図c)などの組配列があり、どの組合せで
もチップ部品の外れおよびずれの検査が可能である。
しかし、回路基板1は、一般的にェポキシおよびフェノ
ール樹脂等で作られ回路基板内で光の乱反射および光の
廻り込みが存在する。光の乱反射および光の廻り込みの
様子を第8図および第9図a,b,cに示している。第
8図は第3図に示す粗配列と同じで、マスクパターン4
の位置よりチップ部品2がわずかに下にずれた状態を示
しており光源7から出た光8が回路基板1により乱反射
が起るが、回路基板1からの透過光9はチップ部品2と
マスクパターン4のわずかのすき間から比較的細い光東
として検出することができる。しかし、第9図a,bに
おける組配列では、第8図とチップ部品2が同じずれの
状態にあるにも拘らず、光の乱反射によってその透過光
9は大きく広がり、チップ部品2がずれたのか外れたの
かが分離いこくくなる欠点を持ち、さらに第9図cにお
いては、マスクパターン4とチップ部品2が正規の位置
にあるにも拘らず、光の乱反射による光の廻り込みによ
って透過光9が存在し、上記第9図のa,b,c共に検
出は可能であるがS/Nが高くとれない欠点があった。
以上のことから、第8図に示す組配列では明らかに透過
光におけるS/N比が向上し、わずかなチップ部品のず
れに対しても良好に検査できる大きな特徴を持っている
。このように、第3図に示した実施例によれば、走査型
光検出手段視野内のどの位置に、チップ状部品の位置ず
れや脱落にもとづく透過光が得られたかを明確に知るこ
とができる。
しかしながら、このことはあくまでも走査型光検出手段
視野での位置を知るということであり、被検査基板上の
どの位置のチップ状部品に位置ずれや脱落があるかを知
ることではないという欠点がある。すなわち、例えば第
13図Aのごとき、基板左上端を原点とし、(X,、Y
,)、(X2、Y2)および(X3、Y3)なる正規装
着位置P,,P2およびP3にチップ状部品が取り付け
られた被検査基板1に、上記点P,,P2,P3に窓を
設けたマスクパターン4を近接対向せしめ、上記被検査
基板とマスクパターンの一方の後方に光源を置き、他方
より走査型光検出手段を設置せしめると、走査型光検出
手段の視野には、例えば第13図Bに示したごとくP,
′,P2′,P3′に映像が得られ、第3図に示した実
施例によれば、走査型光検出手段10の視野に対応した
X−Y座標、すなわち第13図Bの(x,、y,)、(
杉、y2)、(x8、y3)なる座標として記憶される
ここで第13図Bの4′は第13図Aのマスクパターン
の輪隔を示し、(祢、yo)は、このマスクパターンの
左上端、即ち原点の上記走査型光検出手段の走査開始時
点、すなわち走査型光検出手段視野に対応した×−Y座
標の原点からの座標、即ち原点座標を示し、QはこのX
−Y座標のX軸と被検査基板のX軸との傾きを示す。こ
の時、本来検出すべき被検査基板上の点Pi(i=1、
2、3)の座標(Xi、Yj)と走査型光検出手段の視
野内の映像Pi′の座標(xi、〆)との関係は、×i
ニ幻cosQ+yISinQ+淋 Yi=xisinQ+yi cosQ+y。
……・・・‘1’となる。上記{1}式より
明らかなごとく、基準座標(xo、yo)と傾きQが判
明しなければ走査型光検出手段視野内の映像Pi′の座
標(xi、yi)より被検査基板上の点Piの座標(X
i、Yi)を知ることができないので、第13図Bのご
とく点P,′,P2′,P3′の座標を知るだけでは点
P,,P2,P3の座標を知ることができない。
このため、第3図の実施例のごとく表示装置を具備し、
撮像した点P,′,P2′,P3′の映像を表示し、こ
の表示を人間がみることにより、点P,′,P2′,P
3′の相対的位置を知ることはできるが、撮像した点P
iの座標(幻、ヅ)と被検査基板上の点Piの座標(X
i、Yi)とを比較対照して撮嫁した点Prの座標から
、被検査基板上のどの点のチップ状部品に不備があるか
指摘することはできない。さらに、走査型光検出手段の
倍率によって同一の被検査基板を撮像しても、第13図
Cのごとく、被検査基板の輪隔が4a′や4b′のよう
に違う大きさになる。これは式【1に走査型光検出手段
の倍率Kも関連し、XiコK(xicosQ十yjsi
nQ+為)Yi=K(一幻sinQ+ylcosQ+y
)・・…・・・・(2)となることを示している。した
がって、走査型光検出手段視野内の映像Pi′の座標(
xi、yi)を知り、被検査基板上の座標(Xi、Yi
)を知るには原点座標(xo、yo)と傾きQと倍率K
を知る必要があることになる。
この原点座標(均、yo)と傾きQと倍率Kは、マスク
パターン上の2つ以上の定点の基準窓を設け、この基準
窓からの通過光にもとづく映像の走査型光検出手段視野
内における座標を検出することにより求めることができ
る。
すなわち、例えば第14図Aのごとく、マスクパターン
上の(×、Y)=(0、0)なる基準点q,と(X、Y
):(×s、 0)なる定点を選び、他のマスク窓より
十分大きい基準窓を設けたとすると、走査製光検出手段
の視野に得られる映像は、例えば第14図Bのごとく点
q,′とq2′に比較的大きな映像を得、点P3′に比
較的小さな映像を得ることになる。そこで、映像信号の
大きさにより基準窓にもとづく映像q,′,q2′と一
般のマスク窓にもとづく映像P3′を識別し、基準窓に
もとづく映像q,′,q2′の座標(為,、yo,)、
(x雌、yo2)を求めると、基準窓の被検査基板上の
座標(0、0)と(xS、0)より上記の原点座標(均
、yo)、傾きQおよび倍率Kは、(為、yo)ニ(×
〇,、y〇,) Q=t肌→(篤実毒さ;) …{31Kニ又S
/ノ(yの・y。
・)2十(X。・−X。・)2より求まることは明らか
である。第15図は基準窓も設けたマスクパターンを用
い、基準座標(xo、yo)、傾きQおよび倍率Kを求
め、この基準座標、傾き、倍率にもとづき走査型光検出
手段視野に現われた映像の座標に補正演算を施こし、被
検査基板上の座標を求める。
チップ状部品位置ずれ検査装置の一実施例を示す。第1
5図の実施例は第3図の実施例に基準窓からの透過光に
もとづく映像と一般のマスク窓からの透過光にもとづく
映像とを識別する識別手段100と、この識別手段10
0の出力により基準座標(xoi、yoi)(i=0、
1・・・・・・)を記憶する基準座標記憶手段101と
、この基準座標にもとづき{3}式のごとき演算により
原点座標(為、仇)と傾きQで倍率Kを算出するととも
に、記憶手段12に記憶された座標に{2}式のような
補正演算を施こす演算手段102を付加したものであり
、第15図のような構成により走査型光検出手段1川こ
より撮像された映像から被検査基板上のどのチップ部品
に位置ずれや脱落があるか正確に指摘できることとなる
。また、被検査基板上に取り付けられるチップ状部品の
数が比較的少数であったり、煩きQや倍率Kが精度良く
規制できる場合には基準座標(xo、yo)のみを知る
だけで必ずしも傾きQや倍率Kを知る必要がないことも
ある。このような場合には、マスクパターンに設ける基
準窓も1ケ所で十分であり、■式‘3’式の演算も非常
に簡単になるから、被検査基板上の座標の検出精度の必
要度合により、決定すれば良いことになる。以上の説明
で明らかな様に本発明によるチップ状部品位置ずれ検査
装置は、人間の目視検査いわゆる官能検査を定量的に測
定しうる装置を提供するものであり、従来チップ状部品
の位置ずれに対するあいまいな目視検査を解決すると共
に不良となった基板のどのチップ状部品が位置ずれ、あ
るいは外れたかを容易に、かつ確実に発見することが出
釆、自動検査化を容易に達成出来るという多くの優れた
特徴をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はチップ状部品が装着されている被検査基板の斜
視図、第2図はマスクパターンの一例を示す斜視図、第
3図は本発明の一実施例におけるチップ状部品位置ずれ
検出装置のブロック図、第4図は同装置の一部の具体的
構成を示すブロック図、第5図、第6図、第7図、第8
図、第9図a,b,c、第10図、第11図、第12図
、第13図A,B,C、第14図A,Bは同装置の動作
を説明する斜視図、第15図は他の実施例のブロック図
である。 1・・・・・・被検査基板、4・・・・・・マスクパタ
ーン、7・・・・・・光源、10・・・・・・走査型光
検出手段、11・・・・・・X−Y座標変換手段、12
・・・・・・記憶装置、13・・・…表示装置、100
・・・・・・識別手段、101・・・・・・基準座標記
憶手段、102・・・・・・演算手段。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第T図 第11図 第12図 第8図 第9図 第10図 第13図 第14図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光透過率の低いチツプ状部品を光透過率の高い基板
    に装着した被検査基板におけるチツプ状部品位置ずれ検
    査装置であつて、被検査基板のチツプ状部品の正規装着
    位置と対応した位置に光を通過する窓を設けるとともに
    該窓以外は光を遮断する如くなして上記被検査基板に近
    接対向させたマスクパターンと、上記被検査基板と上記
    マスクパターンのいずれか一方の後方に配設した光源と
    、上記被検査基板および該マスクパターン窓を通過した
    透過光をそのまま撮像する走査型光検出手段と、上記走
    査型光検出手段の出力中に現われる映像信号を上記走査
    型光検出手段の視野に対応したX−Y座標に変換するX
    −Y座標変換手段と、そのX−Y座標内に位置する上記
    走査型光検出手段の映像信号のXおよびYの座標を記憶
    する記憶装置と、上記記憶装置に記憶された座標を表示
    する表示装置とを具備し、前記マスクパターン窓に対向
    するチツプ状部品の装着ずれ状態に応じて前記マスクパ
    ターン窓を通過する透過光を上記走査型光検出手段によ
    り映像信号として検出し、X−Y座標における映像信号
    の座標を記憶装置に記憶する一方、上記表示装置に映像
    信号の座標に相当する位置を表示することにより上記チ
    ツプ状部品の位置ずれおよび着脱検出と表示を行なわし
    めることを特徴とするチツプ状部品位置ずれ検査装置。 2 マスクパターンを被検査基板のチツプ状部品装着側
    に近接対向させ、該被検査基板のチツプ状部品が装着さ
    れていない側の後方に光源を配置したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のチツプ状部品位置ずれ検査
    装置。3 正規チツプ状部品装着位置に窓を有し、この
    窓以外光を遮断するマスクパターンを上記被検査基板の
    チツプ状部品が装着されていない側にも近接対向して位
    置せしめたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    のチツプ状部品位置ずれ検査装置。 4 マスクパターンに被検査基板のチツプ状部品の正規
    装着位置と対応した位置に設けた窓と明確に識別できる
    形状の基準窓を付加し、かつ、走査型検出手段の出力中
    に現われる映像信号が基準窓を通過した透過光によるも
    のか否かを識別する識別手段と、上記識別手段出力によ
    り上記基準窓に対応した基準座標を記憶する基準座標記
    憶手段と、上記基準座標記憶手段出力にもとづき、記憶
    手段に記憶された座標に補正演算を施こす演算手段を付
    加したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のチ
    ツプ状部品位置ずれ検査装置。
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