JPS6035939Y2 - 衝突検知装置 - Google Patents
衝突検知装置Info
- Publication number
- JPS6035939Y2 JPS6035939Y2 JP1980078249U JP7824980U JPS6035939Y2 JP S6035939 Y2 JPS6035939 Y2 JP S6035939Y2 JP 1980078249 U JP1980078249 U JP 1980078249U JP 7824980 U JP7824980 U JP 7824980U JP S6035939 Y2 JPS6035939 Y2 JP S6035939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- wheel
- spiral spring
- contact
- collision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H35/00—Switches operated by change of a physical condition
- H01H35/14—Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両等に設置され、該車両等の衝突を検知して
、乗員保護装置であるエアバッグ等を作動させるための
衝突検知装置に関するものである。
、乗員保護装置であるエアバッグ等を作動させるための
衝突検知装置に関するものである。
この種の装置の１つとして、偏心した位置に重心を有す
る回転体と、該回転体と同調して回動する２つのカムと
、それらのカムに接触した電気接点機構とを備え、カム
の回動によって信号源となる電気接点機構を作動させる
ものが知られている。
る回転体と、該回転体と同調して回動する２つのカムと
、それらのカムに接触した電気接点機構とを備え、カム
の回動によって信号源となる電気接点機構を作動させる
ものが知られている。
この装置は、車両等に装備された乗員保護装置を作動さ
せるために、電源と乗員保護装置との間に接続され、車
両衝突時等の緊急時に信号を出し、これにより電流を乗
員保護装置に供給するもので、主として内部のおもり（
回転体）を衝撃力により移動させて信号を発するもので
ある。
せるために、電源と乗員保護装置との間に接続され、車
両衝突時等の緊急時に信号を出し、これにより電流を乗
員保護装置に供給するもので、主として内部のおもり（
回転体）を衝撃力により移動させて信号を発するもので
ある。
かかるタイプの衝突検知装置は、従来では、エンドプレ
ートで一端が閉じられたケース内に円筒状のハウジング
を収納し、該ハウジング内に衝突時の衝撃速度を検出し
て回動する上記回転体を収納し、前記ハウジング両端の
開口部をリッドとベースで閉塞し、前記ケースとリッド
との間に弾性部材を介設した構造を有していた。
ートで一端が閉じられたケース内に円筒状のハウジング
を収納し、該ハウジング内に衝突時の衝撃速度を検出し
て回動する上記回転体を収納し、前記ハウジング両端の
開口部をリッドとベースで閉塞し、前記ケースとリッド
との間に弾性部材を介設した構造を有していた。
しかしながら、この従来装置では、衝突時に確実な信号
が得られるものの、構造が複雑であり、部品の組立に手
数がかかる等の問題を有していた。
が得られるものの、構造が複雑であり、部品の組立に手
数がかかる等の問題を有していた。
本考案は、この種従来装置の欠点がなく、部品数が少な
く、一方向からの自動機械による組立てが容易にでき、
しかも緊急時の接点の開閉を電気信号として確実に外部
にとり出すことのできるものである。
く、一方向からの自動機械による組立てが容易にでき、
しかも緊急時の接点の開閉を電気信号として確実に外部
にとり出すことのできるものである。
本考案を図により説明する。
第１図は本考案の検知装置の全部品の斜視図で、各部品
の組立の順序が容易に理解できる様に配置された図であ
り、第２図は同装置の組立図であり、第３図は第２図の
Ｃ−Ｃ断面矢視図である。
の組立の順序が容易に理解できる様に配置された図であ
り、第２図は同装置の組立図であり、第３図は第２図の
Ｃ−Ｃ断面矢視図である。
略コツプ形の鉄製ケース１は開口端にフランチ１ａを持
ち、表面はニッケルメッキされている。
ち、表面はニッケルメッキされている。
エンドプレート２はフランチ１ａに挿嵌でき、かつフラ
ンチ１ａとはＳ゛同一外径を有腰組立が終了したときは
これらはリングプロジェクション溶接により結合されて
容器をなす。
ンチ１ａとはＳ゛同一外径を有腰組立が終了したときは
これらはリングプロジェクション溶接により結合されて
容器をなす。
このケース１とエンドプレート２よりなる容器の内部は
完全に密閉構造となる。
完全に密閉構造となる。
この内部に固定されたブロック３は合成樹脂体で作られ
、エンドプレート２と接する面では、エンドプレート２
の凹部２ａとブロック３の凸部３ｇが嵌合し密着する。
、エンドプレート２と接する面では、エンドプレート２
の凹部２ａとブロック３の凸部３ｇが嵌合し密着する。
電気接点４及び５は電気の良導体で作られ、それぞれ板
バネ部４ａ及び５ａを有し、ブロック３に設けられた固
定部３Ｃに接点５が、固定部３ｄに接点４が熱カシメ等
により固着されている。
バネ部４ａ及び５ａを有し、ブロック３に設けられた固
定部３Ｃに接点５が、固定部３ｄに接点４が熱カシメ等
により固着されている。
回転部材であるホイール６は合成樹脂等により作られ、
中心軸の一端６ａはブロック３の軸受部３ａに、他端６
ｂは後述されるリッド９の軸受部９ａによって軸支され
、さらにホイール６の円板６ｇ及び重り部６ｅはブロッ
ク３の筒状の切片３ｆの内部に、又ホイール６の円筒部
６ｄはブロック３内の円筒の切片状の突起部３ｆの内側
に挿入されると共に、接点のバネ部４ａはホイール６の
カム部６ｃに又バネ部５ｄは６ｄの表面上に当接してい
る。
中心軸の一端６ａはブロック３の軸受部３ａに、他端６
ｂは後述されるリッド９の軸受部９ａによって軸支され
、さらにホイール６の円板６ｇ及び重り部６ｅはブロッ
ク３の筒状の切片３ｆの内部に、又ホイール６の円筒部
６ｄはブロック３内の円筒の切片状の突起部３ｆの内側
に挿入されると共に、接点のバネ部４ａはホイール６の
カム部６ｃに又バネ部５ｄは６ｄの表面上に当接してい
る。
なお円筒部６ｄをカム形状とし、カム部６ｃを円筒とす
ることもできる。
ることもできる。
以上の構造によりホイール６は軸６ａ、６ｂにより回転
できるが、ホイール６の重り６ｅの端面がブロック３内
の突起部３ｆの端面に当るためにその回転角度は制限さ
れている。
できるが、ホイール６の重り６ｅの端面がブロック３内
の突起部３ｆの端面に当るためにその回転角度は制限さ
れている。
ゼンマイバネ７は一定巾のスパイラル状のゼンマイバネ
であり、バネの内端部７ａはギャップ８のスリット８ａ
に挿入され、ホイール６の軸６ｂの近傍に設けられた突
起部６ｆに挿嵌されて内端が固定され、ゼンマイバネ７
の外端部７ｂはブロック３の円筒状の切片３ｂの先端部
の切欠き部３ｅにより固定され、ホイール６はこのバネ
の力により通常はホイール６の重り６ｅの端部がブロッ
ク３内の突起部３ｆの端面に押つけられている。
であり、バネの内端部７ａはギャップ８のスリット８ａ
に挿入され、ホイール６の軸６ｂの近傍に設けられた突
起部６ｆに挿嵌されて内端が固定され、ゼンマイバネ７
の外端部７ｂはブロック３の円筒状の切片３ｂの先端部
の切欠き部３ｅにより固定され、ホイール６はこのバネ
の力により通常はホイール６の重り６ｅの端部がブロッ
ク３内の突起部３ｆの端面に押つけられている。
リッド９は一端を閉じられた円筒状であるが、ブロック
３の円筒状の切片３ｂと嵌合する天部９ｂを有し、端部
内面の中心部にはホイール６を軸支するための軸受９ａ
を有する。
３の円筒状の切片３ｂと嵌合する天部９ｂを有し、端部
内面の中心部にはホイール６を軸支するための軸受９ａ
を有する。
又、軸受９の代りにリッド９の端面を開口し、ケース１
の端内面中心に軸受を設けることもできる。
の端内面中心に軸受を設けることもできる。
スプリングワッシャ１０はリッド９の端板の外面とケー
ス１の内部に挿入され、本考案の検知装置が組立られ、
ケース１のフランチ１ａとエンドプレートが嵌着された
後はリッド９をエンドプレート２へ押しつけるものであ
り、２個の端子１１はエンドプレート２に固着され、そ
れぞれ接点４及び５に接触すると共に外部に電気信号を
取り出す役目をしている。
ス１の内部に挿入され、本考案の検知装置が組立られ、
ケース１のフランチ１ａとエンドプレートが嵌着された
後はリッド９をエンドプレート２へ押しつけるものであ
り、２個の端子１１はエンドプレート２に固着され、そ
れぞれ接点４及び５に接触すると共に外部に電気信号を
取り出す役目をしている。
本考案の衝突検知装置は以上の如き構造を有するため、
衝突の衝撃力が第３図においてＡ方向に働いた場合、ホ
イール６の重り６ｅに働く衝撃力がゼンマイバネ７の設
定荷重を越えるとＢ方向に回転力が与えられ、ホイール
６のカム部６ｃｔ６ｄ部も回転し、これに伴い、接点４
の板バネ部４ａを下方に、又接点５の板バネ部５ａを上
方に変位させる。
衝突の衝撃力が第３図においてＡ方向に働いた場合、ホ
イール６の重り６ｅに働く衝撃力がゼンマイバネ７の設
定荷重を越えるとＢ方向に回転力が与えられ、ホイール
６のカム部６ｃｔ６ｄ部も回転し、これに伴い、接点４
の板バネ部４ａを下方に、又接点５の板バネ部５ａを上
方に変位させる。
これによりホイール６が設定角度以上回転すると板バネ
部４ａと５ａが接触して、導通状態となり、信号を電流
として取り出される。
部４ａと５ａが接触して、導通状態となり、信号を電流
として取り出される。
しかし、車両の悪路走行時又は急ブレーキ等により生ず
る所装置以下の減速度については、ゼンマイバネ７によ
り、ホイール６の回転は抑制されていて、ホイール６は
設定回転角以上回転しないため、信号を発することはな
い。
る所装置以下の減速度については、ゼンマイバネ７によ
り、ホイール６の回転は抑制されていて、ホイール６は
設定回転角以上回転しないため、信号を発することはな
い。
本考案の衝突検知装置は公知のこの種装置に比較して、
部品数が少く、しかもこれら部品は組立容易な構造を有
し、第１図の如く軸方向に一定方向から部品を投入する
ことにより容易に組付できるために、自動機械により迅
速な組立が可能であるばかりでなく、人手による場合も
単純な組付作業のため熟練を要しないという優れた作業
性を有するものである。
部品数が少く、しかもこれら部品は組立容易な構造を有
し、第１図の如く軸方向に一定方向から部品を投入する
ことにより容易に組付できるために、自動機械により迅
速な組立が可能であるばかりでなく、人手による場合も
単純な組付作業のため熟練を要しないという優れた作業
性を有するものである。
また部品数は少く単純化されているため、衝突検知能力
は極めて優れたものであり、しかも低コストで提供でき
るという利点を有するものである。
は極めて優れたものであり、しかも低コストで提供でき
るという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の検知装置の全部品の斜視図であり、第
２図は同装置の組立図であり、第３図は第２図のＣ−Ｃ
断面矢視図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・エンドプレート
、３・・・・・・ブロック、４，５・・・・・・電気接
点、６・・・・・・ホイール、７・・・・・・ゼンマイ
バネ、８・・・・・・キャップ、９・・・・・・リッド
、 １０・・・・・・スプリングワッシャ、 １１・・・ ・・・端子。
２図は同装置の組立図であり、第３図は第２図のＣ−Ｃ
断面矢視図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・エンドプレート
、３・・・・・・ブロック、４，５・・・・・・電気接
点、６・・・・・・ホイール、７・・・・・・ゼンマイ
バネ、８・・・・・・キャップ、９・・・・・・リッド
、 １０・・・・・・スプリングワッシャ、 １１・・・ ・・・端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 略コツプ状のケース１および該ケース１の開口端に取付
けられたエンドプレート２を含む容器を有し、 該容器内に収納され接点固定部３ｃ、３ｄとゼンマイバ
ネ７を固定するための保持部３ｅおよび突起部３ｆを有
するブロック３を有し、 該ブロック３内の前記接点固定部３ｃ、３ｄに固着され
たバネ特性を有する電気接点４，５と、前記ブロック３
内の前記保持部３ｅおよび突起部３ｆに固定されたゼン
マイバネ７と、 前記ブロック３内に回転可能に軸支され前記電気接点４
，５をＯＮ又はＯＦＦさせる突起状のカム部を一体にも
ち、かつ前記ゼンマイバネ７の弾発力に抗して衝突を検
知して回動するところの重心が中心軸にないホイール６
とを備え、 常時は、前記ゼンマイバネ７の弾発力により前記ホイー
ル６が静止しており、衝突時に前記ホイール６が前記ゼ
ンマイバネ７の弾発力に抗して回動し、前記ホイール６
の前記カム部が前記電気接点４，５を駆動してＯＮさせ
電気信号を出すことを特徴とする衝突検知装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980078249U JPS6035939Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 衝突検知装置 |
| US06/269,254 US4362913A (en) | 1980-06-05 | 1981-06-01 | Collision detecting device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980078249U JPS6035939Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 衝突検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572535U JPS572535U (ja) | 1982-01-07 |
| JPS6035939Y2 true JPS6035939Y2 (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=13656722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980078249U Expired JPS6035939Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 衝突検知装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4362913A (ja) |
| JP (1) | JPS6035939Y2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4668846A (en) * | 1985-12-31 | 1987-05-26 | Klumpp Henry B | Gravity sensing switch for detecting inclination |
| JP2782361B2 (ja) * | 1988-09-15 | 1998-07-30 | 株式会社デンソー | 衝突検知装置 |
| WO1990010302A1 (en) * | 1989-02-23 | 1990-09-07 | Automotive Technologies International, Inc. | Improved automobile crash sensors for use with passive restraints |
| US5155307A (en) * | 1989-02-23 | 1992-10-13 | David S. Breed | Passenger compartment crash sensors |
| US5842716A (en) * | 1989-02-23 | 1998-12-01 | Automotive Technologies International, Inc. | Self contained side impact airbag system |
| JPH0355567U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-05-29 | ||
| US5192838A (en) * | 1990-02-15 | 1993-03-09 | David S. Breed | Frontal impact crush zone crash sensors |
| US6419265B1 (en) | 1993-09-16 | 2002-07-16 | Automotive Technologies International Inc. | Self-contained airbag system |
| US6685218B1 (en) * | 1993-09-16 | 2004-02-03 | Automotive Technologies International, Inc. | Side impact sensors and airbag system |
| US5914470A (en) * | 1994-06-29 | 1999-06-22 | Denso Corporation | Acceleration detecting device |
| US5920045A (en) * | 1994-06-29 | 1999-07-06 | Nippondenso Co., Ltd. | Acceleration detecting device |
| US6093897A (en) * | 1996-07-30 | 2000-07-25 | Denso Corporation | Collision detection device having eccentric mass and inertial mass |
| JP3728876B2 (ja) * | 1996-07-31 | 2005-12-21 | 株式会社デンソー | 衝突検知装置及びその設定方法 |
| JPH1186699A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-30 | Denso Corp | 傾斜検出装置 |
| JP3810249B2 (ja) * | 2000-04-06 | 2006-08-16 | アイシン精機株式会社 | 加速度検知装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542348Y2 (ja) * | 1977-09-23 | 1980-10-03 |
-
1980
- 1980-06-05 JP JP1980078249U patent/JPS6035939Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-06-01 US US06/269,254 patent/US4362913A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4362913A (en) | 1982-12-07 |
| JPS572535U (ja) | 1982-01-07 |
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