JPS6035752Y2 - スチ−ル製扉枠の接合構造 - Google Patents

スチ−ル製扉枠の接合構造

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JPS6035752Y2
JPS6035752Y2 JP1980062520U JP6252080U JPS6035752Y2 JP S6035752 Y2 JPS6035752 Y2 JP S6035752Y2 JP 1980062520 U JP1980062520 U JP 1980062520U JP 6252080 U JP6252080 U JP 6252080U JP S6035752 Y2 JPS6035752 Y2 JP S6035752Y2
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JP
Japan
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door frame
welding
frame
joint
joint structure
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Expired
Application number
JP1980062520U
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English (en)
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JPS56165878U (ja
Inventor
好弘 上杉
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三和シヤツタ−工業株式会社 filed Critical 三和シヤツタ−工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 現在ビル、マンション等に使用されている扉の枠はスチ
ール製のものが最も多い。
本考案はこの扉枠の接合構造に関するものである。
第1図を参照するに、扉Aは扉枠Bに蝶番4で取付けら
れている。
扉枠Bは撃砕1と上枠2、下枠3とで構成され、それぞ
れ隅部(第1図C)を溶接して接合し、枠組みされてい
る。
本考案はこの隅部Cの合理的かつ能率的な接合構造に関
するものである。
さて、従来の接合方法はきわめて非合理的であり、扉枠
の組立工程に於けるネックとなっていた。
本考案はこの組立工程の合理化を図るべく考案されたも
ので、以下従来の接合構造について説明したのち本考案
の実施例について詳細に説明する。
さて、枠材は第2図及び第3図に示すように上梓材も撃
砕材も同一断面形状をなしており、これらを接合するの
に第4図及び第5図に点線で表示した如く接合していた
即ち上枠2(下枠の場合も同様であるから省く)を第2
図の符号6と7で示す如く切欠き、この部分に撃砕1の
頂部を当てがい嵌め込んだのち、第4図、第5図の点線
8及び9の部分を溶接していた。
溶接部8の部分は外に表れるので溶接後サングー仕上げ
し、溶接部9は内部全面溶接している。
この接合構造では特に溶接部8の部分の溶接及び角部の
仕上げが容易でなく、相当の熟練を要し、その改善が望
まれていた。
さらに接合構造においては溶接歪を生じ、枠組後ハンマ
等で調整し対角寸法公差を出していた。
一般に45°の合せ部即ち直角接合部の頂部からの溶接
は平面合せ部より溶接條件は悪〈従来この接合は避けて
いたのが現状である。
又この枠材は亜鉛メッキ鋼材を使用しており、サンダー
仕上部は亜鉛メッキ層が削りとられる結果となり、サン
ダー仕上部及びその周辺に及ぼす耐塗膜性能即ち密着性
、耐食性が劣ってしまいどんなに亜鉛メッキ層を厚くし
たとしてもこの影響は避けることができなかった。
本考案は成上の問題に応えるもので、第6図、第7図に
示すごとく、予め上枠2と撃砕1の端を45°に切断す
る。
しかしてこの45°切断面10.11を当接させたのち
、第8図又は第9図のA−Gで示す部分を裏面から点溶
接する。
この場合特にA又はEの部分は見え掛り面12のうち、
仕上壁面13でおおわれる部分のみを溶接しく第11図
)溶接後のサンダー仕上げを要しないようにする。
スチール枠の接合に於て、コーナーピース等の当て材を
使用する場合はそのコーナーピースと枠材との取付公差
を設ける為、どうしても2個所でガタつき等の問題が生
じ、良好な接合はできない。
これは単純なコ字型の接合とは異り、扉枠材のような複
雑な曲げ加工を有するものを45゜接合した場合にねじ
れ等の力が働き、金属自体の弾力によって隙間を生じて
しまう為である。
これらの点に基きA−Gの各溶接個所、特にコーナ一部
を押えることで強度は十分に得ることができる。
また、この接合構造によれば枠の組立自動化が可能であ
り、溶接工程としては例えばA、B。
C,Eを1工程、D、 F、 Gを2工程の計2工程で
行なうことができる。
かくして第10図の如き接合になるので、溶接後のサン
ダー仕上等を全く必要としない。
本考案によれば1)、角部を45°にカットして接合頂
部から点溶接する丈の方法であり、コーナーピース等を
要しないで、作業が容易化され、コスト的に有利である
2)、45°力ツト部の点溶接のみであるから、溶接に
熟練を要しない。
3)、45°カツト加工は枠材の端部に口金を用いてク
ランプしたのち切断機にかけて切断するので、精度よく
加工できるので、単に切断面を突当て、A〜Gの各個所
を溶接する丈でよく、溶接歪の影響も受けることがなく
枠の仕上りが高精度にできる。
・・・・・・等の諸利点を有し、従来の接合方法に比し
、コスト的、精度的、意匠的に優れた扉枠を得ることが
できる。
サンダー仕上げを必要としないので、接合部の耐食性、
塗膜の密着性が向上するばかりか、サングーによる金属
粉が周縁部に付着することもなく、安定した塗膜性能が
得られ、良品質を保持することができる。
以上の説明において、点溶接は溶接時間の設定直角接合
部の頂部の溶接のし易さ、強度性、コスト性等を考慮し
Mim接機によって行うのが好ましく、又隅部の溶接時
、溶接部の反対側に鋼板製のコーナーバットを使用すれ
ば、溶接だれの防止ができ好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は扉枠の正面図。 第2図は公知扉枠を構成する上枠、第3図は同じく壁枠
の斜視図。 第4図は公知扉枠の隅部構成を示す。 第5図は公知扉枠の隅部溶接個所を示す。 第6図は本考案に係る扉枠の上枠、第7図は同じく壁枠
の斜視図。 第8図は本考案に係る扉枠の隅部構成を示す。 第9図は本考案に係る扉枠の溶接個所を示す。 第10図は同じく扉枠の隅部斜視図。 第11図は第1図のM−■断面図。 A・・・・・・扉、B・・・・・・扉枠、C・・・・・
・(扉枠の)隅部、1・・・・・・堅粋、2・・・・・
・上枠、3・・・・・・下枠、4・・・・・・蝶番、5
・・・・・・錠、6,7・・・・・・切欠、8,9・・
・・・・溶接個所、10,11・・・・・・(45°の
)切断面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉枠を構成する各枠材の端部を45°に切断し、該切断
    面を突合せたのち、直角接合頂部を溶接にて接合するこ
    とを特徴とするスチール製扉枠の接合構造。
JP1980062520U 1980-05-09 1980-05-09 スチ−ル製扉枠の接合構造 Expired JPS6035752Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980062520U JPS6035752Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 スチ−ル製扉枠の接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS56165878U JPS56165878U (ja) 1981-12-08
JPS6035752Y2 true JPS6035752Y2 (ja) 1985-10-23

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ID=29656825

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021112186A1 (ja) * 2019-12-06 2021-06-10 文化シヤッター株式会社 建具枠

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WO2021112186A1 (ja) * 2019-12-06 2021-06-10 文化シヤッター株式会社 建具枠

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JPS56165878U (ja) 1981-12-08

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