JPS6035710B2 - 座標読取装置 - Google Patents

座標読取装置

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JPS6035710B2
JPS6035710B2 JP52010525A JP1052577A JPS6035710B2 JP S6035710 B2 JPS6035710 B2 JP S6035710B2 JP 52010525 A JP52010525 A JP 52010525A JP 1052577 A JP1052577 A JP 1052577A JP S6035710 B2 JPS6035710 B2 JP S6035710B2
Authority
JP
Japan
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coordinate
impedance
circuit
line
tablet
Prior art date
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Expired
Application number
JP52010525A
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English (en)
Other versions
JPS5396635A (en
Inventor
吉春 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タブレットに平行かつ、等間隔に設けられた
導電性の座標線の一端又は両端をスイッチング素子を介
してインピーダンス検出回路に繋ぎ、上記スイッチ素子
を逐次開閉する事によって上記座標線の成す閉ループの
インピーダンスを検出し、上記タブレット上の適宜位置
に上記インピーダンスを変化せしめる様に置かれた座標
指示器の位置を検出する座標読取装置に関するものであ
る。
従来、実用に供されているタブレット形座標読取装置に
は、タブレットのパルス信号を容量結合により座標指示
器で検出するもので、および座標指示器から発生する交
番磁界によってタブレットの座標線に発生する誘導信号
と交番磁界を発生させる励磁信号との位相差によって、
座標位置を読取る方式のものがる。
しかるに、前者の方式における座標の分解能はタブレッ
トに配列した座標線の間隔によって決定されるものであ
り、しかもその座標線の配列間隔も限度があって、高精
度の座標検出ができず、さらにタブレットの構成も複雑
化する。
また、後者の方式は、位相差をもって絶対座標位置を検
出するのである為、誘導信号と励磁信号とは確実に同期
されたものでなければならないという欠点があつた。そ
こで本発明は、座標指示器により変化するタフレット上
の座標線の成すインピーダンスを検出することにより、
座標指示器の位置を知ることができる座標読取装置を提
供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。第
1図は本発明に係る座標謙取装置のタブレットの構造と
装置全体の構成を示す原理図である。
図において、1および2は、絶縁材料から成る平板で互
いに積層される。上記平板1および2には、コイル状に
複数回折り返した導体から成る座標線Sx,〜Sxnが
互いに平行に配列され、又これ等と直交する方向に座標
線Sy,〜Synが配列されている。上記座標線Sx,
〜S柳はX鞠方向、Sy,〜S肌はY藤方向に関して座
標指示器の位置を検出する為のものである。上記Sx,
〜SxnおよびSy,〜S叩の一端はそれぞれ共通に継
がれ、インピーダンス検出回路6×および6yにつなが
れる。他の一端は、各々独立に走査回路3×および3y
に設けられたスイッチング素子4×,4yにつながれ、
上記スイッチング素子4×,4yを介してそれぞれ共通
につながれ、インピーダンス検出回路6×,6yにつな
がれる。図において、5×,5yは走査信号分配器であ
り、走査アドレス信号AXおよびAyにより上記スイッ
チング素子4×,4yの各スイッチに走査信号を逐次分
配して各スイッチを開閉し、上記座標線Sx,〜Sxn
,Sy.〜S肌の両端を逐次上記インピーダンス検出回
路6×,6yにつなぐ様に動作する。第2図は、タブレ
ット上の座標線Sy,〜Syn中の任意の隣り合う3個
の座標線Syi‐,,Syi,Syi+,と、タブレッ
ト上の適宜位置に慣れる座標指示器10との関係を示し
たものある。
上講座標指示器10の先端には、導体又は磁性体の球体
11が設けられており、球体11近傍の座標線両端のイ
ンピーダンス(本実施例においては主にィンダクタンス
)を変化させる。この時、インピーダンスの検出の仕方
により球体11を磁性体にするか、導体にするか決定さ
れ、この結果により球体11の近傍の座標線Syi‐,
,Syi,Sy…の両端のインピーダンスが大きくなる
か、小さくなるかが決まる。この様にして、球体11の
近傍の座標線二つ以上のインピーダンスに比較によりタ
ブレット上の球体11の位置を知ることが可能となる。
又、X軸に関する座標線Sx,〜Sxnと球体1 1と
の関係も同様にできる。従って、以後、X軸、Y軸に関
する位置検出原理は同等かつ独立なので、Y軸の動作に
関してだけ説明してゆく。第4図は、インピーダンス検
出回路の一実施例6yおよび6×の詳細図である。
図において、7yはスイッチング素子4yのスイッチを
閉じる事により座標線Syiを含む、発振回路であり、
球体11を近づける事により発振回路7yの発振レベル
が変化する。次に8yは、整流器であり、発振回路7y
の出力である発振信号を整流する。なお発振信号の周波
数は、走査信号よりも充分高いものである。この発振レ
ベルの変化は、整流器8yの出力である直流電圧レベル
を変化させる。又、9yは、整流器8yの出力を平滑す
る平滑回路である。従って、球体11を近づける事によ
って変わる座標線S〆の両端におけるインピーダンスの
変化は、平滑回路9yの出力では直流電圧レベルの変化
としてでてくる。又、発振回路7yと整流回路8yの間
に発振周波数のみを通す帯域フィル夕を設ければ、より
効果的である。第4a図は、球体11のY軸方向の位置
Pと、インピーダンス検出回路6yの出力Zとの関係を
示した図であり、図において、a,b,cはそれぞれ座
標線Syi‐,,Sい,SyMの中心位置であり、また
、A,B,Cは各座標線Syi−,,Syi,SyMの
両端インピーダンス2と球体11の位置Pの関係を示し
た曲線である。
第4b図は、第4a図において球体11の位置がP,に
ある時の各座標線Syi‐,,Syi,Syi+,の両
端インピーダンス値Za,幼,れ、即ちインピーダンス
検出回路6yの出力と時間tとの関係を示した図である
。図において、Ta,Th,Tcは、各座標線Syi‐
,,Syi,Sy…のつながれているスイッチング素子
4yの各スイッチの閉じる時間、即ち走査信号が各スイ
ッチに加わる時間である。第5図は、座標処理回路の詳
細図である。
図において、12はリングカウンタ、もしくはそれと同
等の機能を有する走査アドレスを順次変えてゆく走査ア
ドレスカウンタである。上記走査アドレスカウンタにお
いて、1個のアドレスは座標線1本と対応づけられてい
る。上記走査アドレスカゥンタの出力である走査アドレ
ス信号は、走査回路3yに入力され、走査信号配分器に
より上記アドレスに対応する座標線の一端と結ばれてい
るスイッチング素子4yの中の1個のスイッチが閉じら
れ、インピーダンス検出回路6yにより上記座標線両端
のインピーダンスが検出される。13はインピーダンス
検出回路6yの出力をディジタル化するA/D変換器で
ある。
14は、3個のレジスタを持つレジスタ回路であり、A
/D変換器の出力であるディジタル化された3個の座標
線のインピーダンスを記憶しておく。
3個のレジスタc,b,aには、必ず走査アドレスカウ
ンタと同期して若い番号の座標線のインピーダンスから
それぞれc,b,aの順に記憶される。
この動作は、レジスタbの内容が他のレジスタc,aの
内容より小さくなるまで続けられる。従って、球体11
の下にある座標線Syiのインピーダンスがレジスタb
に入力されるまで続けられるわけである。この時のレジ
スタaの内容は座標線SyM両端のインピーダンスであ
り、レジスタbの内容は座標線Sy;‐,両端のインピ
ーダンスを示している。15は、演算回路であり、三つ
のレジスタa,b,cの加減乗除いずれかの演算値を座
標換算回路16に知らせる。
この座標換算回路16には、上記演算値に対応する座標
値を示す不揮発性メモリー回路(リード、オンリ、メモ
リ、プログラマフル、ロジック、アレイ等)が含まれて
おり、上記座標換算回路16は、レジスタ回路14のレ
ジスタbに最4・値が入力された時の走査アドレスカウ
ンター2の走査アドレスを知る事により座標指示器10
‘こ設けられた球体11がどの座標線上にあるかを知り
、次に上託しジスタcとaの内容の減算値より、上記座
標線の中心より球体が右にあるか、左にあるかを知り、
さらに不揮発性メモリと上記演算回路15の演算値との
対応でさらに細かい球体の位置の座標を知る事ができる
。以上、Y軸に関する動作だけを説明して釆たが、X軸
に関しても全く同様である。
本実施例では、Y軸、X鞠同時に座標検出動作を行なう
ため、走査回路3x,3y、インピーダンス検出回路6
×,6y、座標処理回路3、いずれも2軸分設けたが、
時分割的にこれを使用すれば1藤分だけで済む。
又、本実施例では主に譲導体インピーダンスの変化によ
る位置検出であったが、座標線のパタ−ンを変えること
により容量性インピーダンスの変化により位置検出する
ことも可能である。さらに第6図に示す様に、励振パル
ス発生器19と、この励振パルスにより発振する座標線
Syiを含む発振回路17と、この発振信号と上記励振
パルスとの位相差を検出する位相差検出回路18と、こ
の位相差により座標指示器の位置を換算する座標処理回
路20とを組合わせれば、球体11を座標線Syiに近
づける事によって生じる発振回路17の発振信号と励振
パルスの位相差の変化を知る事ができ、この位相差によ
り球体11の位置を知る事も可能である。
従来の座標読取方式では、座標指示器がペン形状の場合
、座標指示器がタブレット面に対し傾いた時、タブレッ
ト上の座標線と座標指示器に設けられた検出素子eは、
励磁素子との相対関係がタブレット面と座標指示器の鏡
きによって異なり、これにより座標謙取装直は、実際の
座標指示器の接点位置を検出するのは不可能であった。
本発明は、座標指示器に設ける座標線の両端のインピー
ダンスを変化させる物質を球体にする事により、座標指
示器の傾きによる影響を全く無くし、完全に座標指示器
の接点の座標を検出する事を可能にした。しかも、座標
指示器は磁性体又は導体の球とそれを保持する非導体で
非磁性体のもので良く、従来の座標指示器より安価かつ
簡単なものである。また、座標指示器は、カーソルタイ
プでも可能な事は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による座標謙取装置のタブレットと装
置全体の構成を示す原理図である(但し座標指示器は除
く)。 第2図は、Y軸に関する座標線と座標指示器の関係を示
す見取図である。第3図は、インピーダンス検出回路の
一例を示す詳細ブロック図である。第4a図は、座標指
示器と座標線との相対位置とその時の座標線のインピー
ダンスとの関係を示したグラフである。第4b図は、イ
ンピーダンス検出回路の出力と走査信号との関係を時間
軸に関して示したグラフである。第5図は、Y軸に関す
る座標処理回路の一例を示したブロック図である。第6
図は、位相により座標を検出する場合の位相差検出回路
の一例を示したフロツク図である。1,2・・・・・・
タブレット、S×,〜S×n,Sy,〜Syn・・・・
・・座標線、3×,3y・・・・・・走査回路(スイッ
チング素子を含む)、4y…・・・スイッチング素子、
6×,6y…・・・インピーダンス検出回路、3…・・
・座標処理回路、10・・・・・・座標指示器。 第1図第2図 第3図 第40図 第4b図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タブレツト上に敷設した複数の導電性の座標線と、
    上記座標線のインピーダンスを検出するインピーダンス
    検出回路と、上記座標線の一端又は両端を走査信号によ
    り閉じてインピーダンス検出回路に結ぶスイツチング素
    子と、このスイツチング素子に走査信号を印加する走査
    回路と、上記タブレツト上の適宜位置に置かれ上記の座
    標線のインピーダンスを変化させる物体を有する座標指
    示器と、上記座標線のインピーダンスの大きさにより上
    記座標指示器の位置を判別する座標処理回路とから成る
    座標読取装置。 2 座標処理回路は、タブレツト上に敷設した複数の座
    標線に励振パルス発生器からの励振パルスで励振される
    発振回路の交流信号を印加した時に生ずる前記交流信号
    と励振パルスとの位相差を検出して座標指示器の位置を
    判別して成る特許請求の範囲第1項記載の座標読取装置
JP52010525A 1977-02-02 1977-02-02 座標読取装置 Expired JPS6035710B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01102346U (ja) * 1987-12-28 1989-07-11

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