JPS6035708Y2 - 床装置 - Google Patents

床装置

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JPS6035708Y2
JPS6035708Y2 JP11473980U JP11473980U JPS6035708Y2 JP S6035708 Y2 JPS6035708 Y2 JP S6035708Y2 JP 11473980 U JP11473980 U JP 11473980U JP 11473980 U JP11473980 U JP 11473980U JP S6035708 Y2 JPS6035708 Y2 JP S6035708Y2
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JP
Japan
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floor panel
cement
floor
pedestal
carbon fiber
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Expired
Application number
JP11473980U
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JPS5738433U (ja
Inventor
肇 小泉
繁幸 秋浜
昭久 安孫子
龍夫 末永
正 坂野
Original Assignee
鹿島建設株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は床装置、特に電子計算機あるいは制御施設等
の精密な大型機器を支えるアクセス床装置に関するもの
である。
従来のこの種の床装置における床パネルは一般にアルミ
ニウム合金ダイカスト製であり、軽量で必要な強度を持
たせるための裏面に複雑なリブが形成され、支持構造も
複雑であってこの結果コストが高くなる欠点があった。
この考案はこのような欠点を解消すべく創案されたもの
で、その目的は組立施工が容易であるとともに必要な強
度を有し安価でかつ軽量の床装置を提供することにある
以下この考案を図示する一実施例に基づいて説明する。
第1図、第2図に示すようにこの考案に使用する床パネ
ルは所定厚みを有し平面形状正方形の基板1とこの基板
1の上面に貼設された表面仕上材2とからなる。
基板1は、セメント系あるいはケイ酸質材料と石灰また
はセメントを含有するケイ酸カルシウム系の被補強材に
補強材として引張弾性係数が(0,3〜1.0) x
10”ko/aI!(7)炭素繊維を容積比テ0.5〜
20.0%混入して板状に押出し成形したものである。
すなわち、セメント系あるいはケイ酸カルシウム系の被
補強材は一般に(0,06X O,23) X 1σk
g/cJ程度の引張弾性係数を有しているため、補強材
としては(0,3〜1.0) xlO!3に9/Clf
t程度の引張弾性係数を有すれば実用上充分の補強効果
が得られ、その混用率は容積比0.5〜20%の範囲で
実用可能強度の床パネルが得られることが確認された。
炭素繊維は一般にポリ、アクリロニトリル繊維を高温焼
成して製造され、その引張弾性係数は(2〜4 ) X
1(Fkg/c1N程度で極めて高い。
しかし上記のように、セメント系、ケイ酸カルシウム系
等の補強材としてこのような高引張弾性係数のものを用
いる必要はない。
この考案で使用する引張弾性係数が(0,3〜1.0)
x 105kg/c7I!の低引張弾性炭素繊維(以
下単に炭素繊維と云う)は石油系あるいは石炭系ピッチ
を原料とし、比較的低温で焼威し製造できる。
このようにして製造した炭素繊維は引張強度が8,00
0〜11,000kg/c71!であり、スチール繊維
の約3倍であり、2000℃以上の温度計に耐え、燃焼
や溶融分解を起したり、アルカリ劣化あるいは経年劣化
をきたすことはない。
そして、高引張弾性の炭素繊維に比べはるかり低コスト
で、経済的にも実用性を備えている。
炭素繊維としては繊維径0.005〜0.02orra
n程度の連続繊維あるいは5orIr1F1以下のチョ
ツプドフィラメントおよびチョツプドストランドが使用
できる。
チョツプドフィラメントはマット状として、あるいはそ
のまま攪拌分散して混合する。
また連続繊維は撚糸となして所定方向に配列したり、織
布。
不織布として配したりすることができる。
炭素繊維の混入率は0.5%以下では補強効果が乏しく
、20%以上では混合量に比べ補強効果が低く、コスト
高となり好ましくない。
実用上の必要強度およびコストの面から混入率は2〜l
O%の範囲がより好ましい。
次に補強材として引張弾性係数0.37〜l(!kg/
crft、繊維長10mmの炭素繊維を4%混入して成
形した45077177! X 450mmの床パネル
の曲げ試験の結果を第7図に示す。
このグラフにおいて一点鎖線で示すのはアルミニウム合
金ダイカスト製床パネル、二、1点鎖線で示すのは石綿
セメント板であり、本考案の床パネルは板厚を変えて測
定した。
なお、曲げ強度−たわみの測定条件は第8図に示すとお
りであり、曲げ強度はpまたわみdで測定される。
第7図から明らかなとおり本考案の床パネルは曲げ耐力
がアルミニウム合金ダイカスト製床パネルとほぼ同等で
あり、さらに石綿セメント板に比較してねばり強さがあ
る。
更に電子計算や制御施設等の電子機器を支えるアクセス
床の床パネル材料は、静電防止のため、電気抵抗が低い
方がよく、一般には同材料の固有抵抗値が1σΩ、0以
下であることが要求される。
しかし、普通コンクリートや、石綿セメント材等ではこ
の固有抵抗値が1×1012〜13であり、この条件を
満足することがむずかしい。
しかし、セメント系あるいはケイ酸カルシウム系被補強
材に電気抵抗の低い、炭素繊維(18×10−30.c
rn程度)を混入した、当該床パネルでは、この電気抵
抗が画期的に改善される。
例えば、表−1は長さ6rrrm、直径15μmの炭素
短繊維をモルタル中に1〜2%混入した場合の固有抵抗
値を示すが、この程度の炭素繊維混入でモルタルの固有
抵抗値は9.67X 10”〜2.65〜1(y!程度
になる。
このためアクセス板には特別の静電防止対策が不要にな
り、経済的にも有利となる。
次に、このような床パネルは第4図、第5図に示すよう
な支持調整台3によって支持される。
この支持調整台3は上部に円形の台座4を有し、この台
座4の中央部に十字状の位置決めリブ5が設けられると
ともに四つの係止ピン6が突設されている。
このような支持調整台3に対応して床バネ/L/(7)
四隅には第3図に示すように係止ピン6が挿入される係
止孔7およびリブ5に対応した切欠き8が設けられてい
る。
さらに床パネルの側面には隣接する床パネルとの接触面
を少なくするために下方に向かって内方へ傾斜するテー
パ面9が形成されている。
この考案は以上の構成からなり、素材がセメント系ある
いはケイ酸カルシウム系の製品でもアルミニウム合金ダ
イカスト製と略同等の耐力を有するので支持調整台上に
突設した係止ピンを床パネルの係止孔に挿入することに
よって容易に取付けが可能となる。
またその際支持調整台の台座中央部には十字状の位置決
めリブが設けであるので床パネルの切欠きを位置決めリ
ブに係止することによって容易に設置できる。
その池床パネルは断熱性、耐火性、加工性に優れ、さら
に歩行者の発生も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る床パネルを示す平面図、第2図
は同様の正面図、第3図は床パネルの角部を示す正面図
、第4図は支持調整台の平面図、第5図は同様の正面図
、第6図は床パネルの載置状態を示す断面図、第7図は
床パネルの曲げ強度とたわみの関係を示すグラフ、第8
図は同様の測定条件を示す概略図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・表面仕上材、3・
・・・・・支持調整台、4・・・・・・台座、5・・・
・・・リブ、6・・・・・・係止ピン、7・・・・・・
係止孔、8・・・・・・切欠き、9・・・・・・テーパ
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床パネルはセメント系あるいはケイ酸質材料と石灰また
    はセメントを含有するケイ酸カルシウム系被補強材に、
    補強材として引張弾性係数が(0,:3〜1.O) x
    1013ko/c1ftの炭素繊維を容積比で0.5
    〜20.0%混入して板状に成形固化された基板の上面
    に表面仕上材を貼設してあり、支持調整台の上部には台
    座を有し、台座の中央部に十字状の位置決めリブが設け
    られるとともに係止ピンが突設され、かつ前記床パネル
    の係止孔に係止ピンが挿入され、切欠きが位置決めリブ
    に係止されてなることを特徴とする床装置。
JP11473980U 1980-08-13 1980-08-13 床装置 Expired JPS6035708Y2 (ja)

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JP11473980U JPS6035708Y2 (ja) 1980-08-13 1980-08-13 床装置

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JP11473980U JPS6035708Y2 (ja) 1980-08-13 1980-08-13 床装置

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Publication Number Publication Date
JPS5738433U JPS5738433U (ja) 1982-03-01
JPS6035708Y2 true JPS6035708Y2 (ja) 1985-10-23

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WO2003066996A1 (fr) * 2002-02-05 2003-08-14 Obayashi Corporation Structure de double plancher
WO2015030255A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 ニチアス株式会社 フリーアクセスフロア

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JPS5738433U (ja) 1982-03-01

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