JPS6035503A - 小さい安定な磁区を作る熱磁気記録材料 - Google Patents

小さい安定な磁区を作る熱磁気記録材料

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JPS6035503A
JPS6035503A JP59083056A JP8305684A JPS6035503A JP S6035503 A JPS6035503 A JP S6035503A JP 59083056 A JP59083056 A JP 59083056A JP 8305684 A JP8305684 A JP 8305684A JP S6035503 A JPS6035503 A JP S6035503A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] この発明は情報貯蔵装置、更に具体的に云えば、情報の
熱磁気記録(thermo−Igagnctic re
cording )の為の小さい安定な磁区を支える新
規な材料に関する。
データの各ビットを磁気11!質に磁気的に記録するこ
とによって、情報を貯蔵することが知られている。情報
の貯′R密度を最高にづる為、各々の磁区の面積は出来
るだCノ小さくリベきぐある。従来、数マイクロメータ
程度の直径を持つ磁区を支える為に、保磁力の大きい材
料を使うことが知られている。こういう材料は)(トス
バッタリングの様なh法によって沈積りるのが典型的ぐ
あり、この時、約60ボルト乃至約200ポル1−の範
囲内のRトバイアスを使う。
熱磁気記録用の比較的小さくて安定なVa区を支える材
料を提供づることか望ましい。
[発明の詳細な説明] この発明では、熱磁気記録用の磁気材料から成る薄膜層
を提供する。磁気14料は、少なくとし1種類の希土類
元素及び少なくとも1種類の遷移金属元素の合金か、又
はマンガン・ビスマス(MnB1〉、マンガン・アルミ
ニウム・ゲルマニウム(MI At Ge ) 、vン
ガン銅ビスマス(MnCuBi)又は白金コバル1−(
PtCo)の内の1つである。この磁気記録材料は異方
性を持つと共に磁壁エネルギが比較的小さく、保磁力が
太きい。
好ましい実施例では、ガドリニウム・コバルト(Gd 
Co ”) 、ガドリニウム・テルビウム・コバルト(
Gd lb Co ) 、ガドリニウム・テルビウム鉄
(Gd Tb Ff! > 、テルビウム鉄(TbFe
)、ジスプロシウム鉄(DyFe)及びガドリニウム鉄
イツトリウム(Gd Fe Y)44料の様な希土類/
遷移金属合金が、無定形(amorpbous )合金
の薄膜として形成される。この簿膜はRトスバッタリン
グによって沈積される。約60ポル:〜より低いか或い
は約200ボルトより高いRFバイアスを使うことによ
り中位のバイアス条件の下C作成された材料にりも一層
小さい磁区を支える様な磁気記録材料の合金を得る。
従って、この発明の目的は、熱磁気記録用の新規無定形
合金を提供りることである。
この発明の上記並びにその他の目的は、以下図面につい
て詳しく説明づる所から明らかになろう。
[発明の詳細な説明] 情報の記録は、磁気記録材料の薄膜層の温度を14部的
に高めC1この加熱された区域の磁化の方向を局部的な
磁界の方向に応答して変えることによって達成し得る。
この発明では、反強磁性結合の磁化を持つ少なくとも2
つの部分格子を成る補償温度で反対向さで等しくなる様
に作って、正味の磁化がゼロになる様にりることの出来
る1群の無定形合金、具体的に云うと、少なくとも1種
類の遷移金属元素及び少なくとも1種類の希土類元素を
持つ無定形合金を見出した。こういう材料の保磁力は、
補値点で無限大に向う傾向を持つと共に、温度がこの補
償温度より高くなるにつれて、単調に減少づる。小さな
磁界の存在の下にこういう種類の無定形合金から成る材
料をその補償温度より十分高い温度まで加熱することに
より、加熱された領域の磁化は印加された磁界の方向を
とる様になる。加熱された領域が冷却した後、この発明
の材料の磁気的なパラメータは、安定であって、拡大し
たり、崩壊したりしない磁区が発生される様になってい
る。
一般的に薄膜磁気材料の保磁力が増加Jると、その材料
の磁区の安定性が改善されることが認識されている。然
し、数マイクロメータ程度の直径を持つ比較的小さな磁
区を安定化させるのに十分な保磁力がないことがよくあ
る。この為、材料の所望の磁区の容積か加熱されでいる
間は、所望の磁区を形成し得るが、材料が冷えた時、所
望の磁区がl]ij壊する傾向がある。記録層の材料が
安定化用バイアス磁界の存在の下に、磁気異方性、磁化
及び交換」−ネルギ定数の正しい値を持っていれば、保
磁力がゼロであるか或いはごく小さい材料でも、数マイ
クロメータ未満の直径を持つ安定な逆磁区を形成Jるこ
とが可能であることが知られている。
こういう月利は、被膜の厚さ、交換エネルギ定数、磁化
及び磁気w方性の値に関係する様な特定の臨界的な直径
すなわち崩壊直径までの刈払を持つバブル磁区を支える
。こういう通磁1メは材料内に動的に形成ることが出来
るが、安定化用バイアス磁界を取去った時に崩壊づる。
この発明の熱磁気記録材料は、非常に小さな寸法を持つ
磁区を形成することが出来、この磁区はバイアス磁界が
なくても安定であり、人聞の情報を貯蔵することが出来
る。この熱磁気記録材料では、保磁力の高いことだ警プ
でなく、記録材料に形成された磁区の161壊直径が非
常に小さくなる様に、他の磁気的なパラメータを選択づ
ることか出来ることも望ましい。他の磁気的なパラメー
タを適当に選択づれば、保磁力に幾分小ざい値を用いて
も、依然として安定な磁区が19られる。
磁区の平衡直径は次の式で決定されることが判っている
(−e/li)→−(+−1//!πM) (d/b 
) −F (d/h )=O(1)こ)t”+1は被膜
の厚さ、1−1は被膜の平面に対して垂直に印加した磁
界、Mは材料の磁化、dはバブル(0区の直径、F (
d/b )は力関数(これをム10した表は当業者に知
られている)及びLは特性長であり、2は次の式で定銭
される。
Z=σw/(4πM2)=<0℃)/(πM2)=Q■
蜜/πM(2)こ)でσWは単位面積あたりの磁壁エネ
ルギ、Aは交換定数、Kuは単軸異方性定数であり、Q
=K u / 2πM2である。即ち、式(1)の第1
項(−e/l+)は、(逆磁区を取囲む)磁壁に対して
、磁壁1ネル−1:によっ−C発生される単位面積あた
りの正規化しにツノである。この正規化した力は表面張
ツノの様に作用づる。一層大きな磁1スは磁壁が一腑大
きり、r/11壁1ネルギも一層大きい。従って、この
項は磁区を収縮さゼる11縮力を表わづ。式%式%)磁 区の磁化と反平行に磁界1(を印加したことによって磁
壁にか)る単位面積あたりの正規化しにツノである。こ
の正規化した力はやはり磁区を収縮させる様に作用づる
圧縮力である。式(1)の第3J貞F (d/11 )
は、材料の静磁減磁エネルギによる単位面積あたりの正
規化しI、:力であって、正の関数である。この単位面
積あたりの正規化した力は、磁区を拡大づる様に作用づ
る。これら3つの力が釣合う時、平衡が達成され、その
結果書られる磁区【よ安定である。
磁気材料の保磁力H6は熱磁気記録合金に所要の安定性
を持たせる様に作用する。これと対照的に、磁気バブル
の用途ぐは、磁区の安定性は印加された磁界l]に応答
づるものCなければならない。
保磁力1−1cは常に磁壁の運動に対抗づる様に作用り
る(そし“C臨界崩壊直径J、り小さい\」法を1・5
つ小さな磁区では、崩壊を防止りる様に作用りる)から
、式(1)は次の様に、保持力の影響を含む様に修正づ
ることか出来る。
< 9/h )→−(1−l Hc ) (d、/h 
) / (4πM>−F (d/旧 =O(3)この発
明では、特性長に式(2〉を用い、前述の式〈3)を利
用して、次の様になることが判つ1こ。
Llc H= (4(’fFKQ (4πM> (h/
d )F (d/ハ ) (4)このざ2明では、記録
材料の被膜のVさ11を熱磁気記録用としては、磁区の
直径dに較べて小さくする様に選んだ。従って F (d/11)よd/b (5’) Hc −H= (4羽/d ) (4πM) (6)室
温近くで適切な保磁力を達成する為、この発明の熱磁気
記録材料は室とシ近くの補償点及び比較的小さい磁化M
を持っている。即ら He −1−1=4 Fり臥フ/d (7)印加磁界H
がゼロであれば d= 4 aiで/Hc (8) 従って、この発明では、材料中の安定な磁区に出来るだ
け小さな直径を達成づる為には、保磁カド1cを大きく
ずべきであり、この材料の交換定数へ及び(iQは出来
るだけ小さな値に減少しなG)ればならないことが判っ
た。実際には、交換定数Aの値を減少りることは望まし
くない場合が多い。
これはこの減少は、キューり渇庶が低下り−ることを意
味してLi2つ、一般的には、この結果前られる記録合
金被膜の温度利用範囲が制限されるからぐある。更に、
交換定数Aの減少は、磁気光学係数の減少を伴うことが
ある。これによって磁気光学式の読出しの際の信号対雑
音比が低くなる。更に、極めて大きい値の保磁力を持つ
材料を使うことは望ましくない。これは保磁力が一層大
さい材料は、磁区の書込みの為に、例えばレーIF・パ
ルス等から一層多くのエネルギを必要とりる為ぐある。
この発明の1面では、無定形合金の記録薄膜は、最小の
Qを持つ月利で形成され、適度の保磁力及び適度の交換
定数Aを持つ材料を使うことが出来る様にする。材料が
垂直の磁化を持つ様にJる為、Qは1より大きいか又は
それに等しくなりればならない。こ)で説明づる材料は
1≦Q≦2′cある。
こういう熱磁気記録合金材料は、拡大した温度範囲にわ
たつC動作出来る様にしながらも、適切な磁気光学式の
信号対雑音比を持つ。
りfましい幾つかの実施例では、薄膜記録層は、少なく
とも1種類の希土類元素と少なくとも1種類のj!!移
金属元索との無定形合金で形成される。
こういう材料は、好ましいと考えられるRFスパッタリ
ング法により、スパッタリング沈積の間、振幅で約60
ボルト未満の非常に小さいRFバイアスか、或いは典型
的には約200ボルトより高い非常に大きなRFバイア
スを用いて、被膜を沈積りることにより、小さい異方性
及び大きい保磁力をもつ様に作成される。ガドリニウム
・コバルト(Gd Co )及びガドリニウム・テルビ
ウム・コバルh (Gd −1−b Co )の様な無
定形合金の被膜が好ましいと考えられ、ガドリニウム・
テルビウム鉄(Gd l’b Fe ) 、テルビウム
鉄(TbFe>等の被膜も用途によっては役立つことが
考えられる。使われる遷移金属は■族金属のどれであっ
てもよく、記録材料のコストを下げる為に、第4周11
Jのものが好ましい。第6周期の希土類元素も利用づる
ことが出来、6方晶描造を持つ元素が好ましい。
非常に小さい](1:バイアス又は非フルに大きなR1
:バイアスを用いて沈積された、希土類/希土類金属元
素の無定形合金は、0.5乃至3マイクロメ一タ程度の
直径及び大きい保磁力(約500乃至1500エルステ
ツド)を持つ熱磁気貯蔵磁区を支える。
典型的な中位のバイアス条件(約60ポル1−乃至約2
00ボルト)を用いて作成された被膜は、こういう小さ
い直径の磁区を支えないと思われる。と云うのは、非常
に小さな振幅又は非常に大ぎな振幅のバイアスによって
得られる小さな異方性が存在しないためであり、実際に
これはこの発明以前には認識され−Cいなかったと思わ
れる。
次に第1図について説明りると、薄いディスク基板12
を沈積手段9の隔離手段9a内、例えば真空室の中に配
置することにより、記録ディスク11が製造される。基
板12は硝子、レラミツク、プラスチック等の様な非磁
性材料であつCよい。基板12は面12aの上に反射被
覆12bどその後で重ねた二酸化シリコン等の保護材料
の薄層12cとを持つ形式にづることが出来る。沈積手
段9は、ディスク基板の而12aの上に記録媒質の解雇
14を沈積するのに適した従来公知の任意の形式のもの
であってよい。図では、例としUGd CO記録媒質の
溜14を沈積りる為に、RFスパッタリング手段9Cを
用いている。必要に応じて別々にするか或いは混合した
ガドリニウムとコバルトの源を真空外被9aの中に持込
み、関連したRFFebを付勢して、前述の大きさを持
つ無線周波数の電圧VRFをスパッタリング手段9Cに
加える。合金の成分の分子14′が面12a上に沈積さ
れる。手段9b、9Cは、層14が所要の厚さ11、典
型的には100乃至5000人の厚さに沈積されるまひ
、作動覆る。約500人の厚さ11が好ましい。この後
、実質的に隔離手段9a内の真空を切らず(ご、手段9
a内にあって全体的な沈積手f受9の一部分を形成りる
別の装置9dを用いて、磁気媒質の層の自由面+4aの
上に、厚ざtの光学的に略透明な材料の層16を設【)
る。例として、層1Gは二酸化シリコンであり、従来周
知のRFスパッタリングビーム16′を用いた沈積り法
に」:す1000人程度0重9ざに作られる。層16の
厚さ【は、后16の材料の屈折率に対して補正し−C1
情報を読取るのに使われる光ビーム〈後′C説明づる)
の波長の約1/4の伯に等しくなる様に選ぶのが右利で
ある。層16が磁気記録層の面14aを保護し、上に述
べた厚さの条件を守れば、データの読出しをよくする様
に作用する(この読出しは後で説明する)。
記録層14の面を層16によっC不働態化した後、記録
ディスク11を装首9から取出し、それに情報を記録す
る時まで保管することが出来る。
第2図はディスク11に2進rJ号の情報を記録りる方
法を示している。くこの方法は1983年57]110
出願の米国特許出願通し番号用493,494号に詳し
く記載されている。)最初に磁界発生手段20が、記録
層IQの面12aに対して第1の磁界方向、例えば基板
12から保F、!??I!It’、1113へ上向きの
方向を持っていC1人ささHsを持つ飽和磁界をディス
クにか()る。飽和磁界Hsを取去ると、各々の磁区区
域l4−Nに1でにN≦Xであり、Xは図示の実施例で
は少なくども10である)(J、飽和磁界1−13の方
向の残留磁気モーメントMを持つ。ベクトルMの方向が
第1の2進状態、例えば磁[M14−1の2進状態を定
める。他方の2進状態は、特定の磁区14−Nに反対り
向(]」Sに対しC反対方向)の磁化M′を設定づるこ
とによっC1;1られる。
成る磁区、例えば+illメ14−2の磁化M′は、こ
の磁区を記録層膜14の材料、例えばGd Coの融点
より低い温度まぐ加熱づると共に、被膜にバイアス磁界
Hbをかけることによって記録される。
バイアス磁界は同じ磁界発生手段20によって発生づる
ことが出来る。バイアス磁界のベクトルは飽和磁界1−
16の方向と反対向きであり、飽和磁界の大きさ1Hs
lより小さい大きさ1Hblを持つCいる。
成る磁区、例えば磁区14−2を局部的に加熱づること
は、書込み源手段25からの光エネルギをそこに集束す
ることによって行なわれる。手段25が、パルス幅]−
を持つ電流パルス28に応答して、パルス状光ビーム2
7aを放出するレーザ・タイオード27を含lυでいる
。放出されたビームが光学手段30によつC集束される
。集束ビーム32が透明な被膜16を透過して、記録被
膜の面12aの内、所望の磁lメ、例えば、磁区14−
2を限定りる区域に入QJ=Jる。入射エネルギが記録
被膜12の内、所望の磁区にある部分を加熱Jる。被膜
12の保磁力が加熱された場所に於りる正味の磁界より
下がる。レーデ・パルスの持続時間Tが終った後、記録
被膜が正味の磁界の存在の下に室温まで冷IIされる。
正味の磁界は被膜の磁化の分布とバイアス磁界の合成ぐ
あるから、バイアス磁界の大きさLl bは所望の値、
例えば被膜の保磁力H6の人ぎさの約2イ8に設定Jる
ことが出来、冷却づる磁区は正味の磁界の方向の磁化M
′を持つ。
IG IXを記録りるのに、直径が約1ミクU1ンの各
々の磁区に約20ナノ秒乃至約1マイク[1秒の持続時
間−]を持つ1個の光学記録パルスを加えて、約1/4
マイタロメータ平方乃至約2マイクロメータ平方の磁(
ス面積を加熱lることによって、約100°C乃至約2
00℃の磁区温度に加熱した場合、(6化M′を持つ記
録された磁区は高い飽和1社界Hsによって、消去する
ことが出来る。この磁界が磁区を消滅さける。磁区区域
を消去可能な磁区を作るのに必要な温度よりずっと高い
温度に加熱することにより、永久的な磁区を持つ消去不
能の記録が作られる。各々の磁区に於(]る永久記録温
度は約200℃より高くなりればならないが、記録被膜
14の融点より低くなければならない。同じレーザ・ビ
ームのエネルギ、例えば約5ミリワット乃至約15ミリ
ワツトのエネルギCは、前掲米国特許出願通し番号第4
93,494号に記載されている様に、約2ミクロン乃
至約3ミクロンの直径dを持つ磁区に対し、約10マイ
クロ秒の持続時間゛「を持つ1個のパルス〈又は1マイ
ク【」秒の一連の逐次的なパルス)を用いることが出来
る。
非永久的に配録され/、: 14区区は個別に消去りる
ことも出来る。ビット磁区14−2は、バイアス磁界1
−1bを逆転りると共に、時間1−の間光源27をパル
ス駆動して、磁区区域を記録の時に使ったのと略同じ温
度に加熱することによって消去される。この時、ビット
11区14−2の正味の磁界はもとの飽和磁界Hsと同
じ方向であるから、冷却した時のビットv1115<内
の磁化はMの方向である。バイアス磁界ト1bは飽和磁
界1−18より十分低いから、この磁界Hbを受【ノる
他のビット磁区は変化しない。
これは、それ等が光源27によって加熱されないからで
ある。
記録の後、記録済みの磁気ディスク11は貯蔵データの
読出しを希望する時まで保管づることが出来る。非永久
的に記録したディスクは、飽和磁界Hsに近いかそれよ
り人きな大きさを持つ磁界のない環境内で物理的に保管
ηべきである。非永久的に記録したディスクは、飽和磁
界にょっC消去した後、非永久記録様式又は永久記録様
式の何れかで再び情報を記録することが出来ること、並
びにこの後の記録の永久性は、記録過程の間に磁区にか
ける温度に関係ツることを承知されたい。
記録済みのディスクは、各々の磁区14−Nの磁化の方
向に応じ−(相り′シなる出力を発生する様な効果を利
用することによって読取られる。入射光を使っC1適当
な光学効果により、例えばディスクを透過する光に9J
ツるファラデー効果を利用づることにより、又はディス
クから透明層16を介して反射された光にス・1するカ
ー効果を利用づることによって、貯蔵された情報を読取
ることが出来る。
前に述べた様に、層16の材料の屈折率に対して補正し
た、1/4波長の厚さに沈積し!、:層16を段重)る
ことによって、(カー効果を利用した)反則光によるデ
ィスクの読取りがよくなる。例として、カー効果読取装
置34が、不規則な偏光ベクトル38を持つ光ビーム3
6を放出する光源35を含む。ビーム36が平面偏光手
段40に通され、その結果寄られるビームは単一偏光ベ
クトル40aを持つ。平面偏光ビーム42がディスク1
1に八則し、実質的に透明なその保護層16を通過する
。入射ビーム42が@膜記録層の面12aで反射され、
層16を通過しC1反則ビーム44として光解析手段4
6に送られる。手段46は、入用ビームの偏光I。に対
りる反射ビーム44の偏光の回転に応じて、2つの2進
状態の内の一ノjの出力電圧Voを介生りる。カー効果
により、(被膜の反射領域が磁化されていなりれば、相
補的な平面偏光r。のベクトルを持つはずの)偏光ベク
トルの反射面は、磁化Mを持つ磁化された磁区の面から
反射された場合には、第1の方向に回転した平面偏光r
cベクトル49を持ち、反対向きの磁化M′を持つ磁化
された磁区の面から反射された場合には、反対向きに回
転した平面偏光rrベクトル50を持つ。磁化M及びM
′が反対向きで略同じ大きさである場合、ベクトル49
.50の回転の度合は略反対向きで略同じである。
図示の様に、ディスクが矢印△の向きに移動づる時、照
会ビーム42が時刻t。に、磁化Mを持つ磁区14−3
の面から反射される。反射ビーム44は回転した偏光1
゛cのベクトル49を持ら、解析手段はそれを受取ると
論理1出力を光生りる。大々磁化M、M’及びM′を持
つ前に照会された磁区14−4乃至14−6は、時刻 
(0の直前の時シリτに、2進1.0及び0のデータ・
ビットとして胱取られCいる。同様に、ディスクが引続
いて回転づると、ビーム42が磁区14−7を照会し、
その磁化M′にJ:す、反射ビームには偏光の回転rl
−が加えられ、この為解析手段46が2進O出力を発生
する。同じく、照会ビームがこの後…区14−8乃至1
4−10の位置に来ると、時刻t。より後の逐次的な時
刻τに、反射ビーム44は人々の偏光の回転l\りhル
rcq r、及びreを持ち、解析手段の出力電圧V。
はそれに応じて夫々2進1.0及び1の状態になる。
現在好ましいと考えられる実施例を詳しく説明したが、
当業者にはいろいろな変更が考えられよう。従って、こ
の発明はこ)に実施例によって例示した細部及び計装に
よって制約されるのではなく、特許請求の範囲の記載に
よって限定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱磁気記録ディスクにこの発明の考えに従つ−
C無定形合金を沈積づる装置の略図、第2図は磁気記録
ディスクの一部分の側面図であって、情報をディスクに
書込み、ディスクから読取る様子を示し、この発明の詳
細な説明Jるための図である。 (主な符号の説明) 12:基板、 14:2録媒質の層、 16:透明な材料の層、 20:14[発生手段、 25:書込み漁手段、 34:)j−効果読取装置。 昭和 年 月 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第083056号 2、発明の名称 小さい安定な磁区を作る熱磁気記録材料3、補正をづる
者 事件との関係 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、12305、ニューヨーク州
、スケネクタデイ、リバーロード、1番 名 称 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ代表者
 4ノムンン・ヘルツボッ1〜 4、代理人 住 所 107東京都温区赤坂1−11」14番14号
第35興和ビル 411I!i 日本ゼネラル・エレクトリック株式合着・極東特許部内
電話(b88)5200−5207

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)面を持つ基板と、該基板の面上に沈積されていて、
    マンガン・ビスマス、マンガン銅ビスマス、マンガン・
    アルミニウム・ゲルマニウム、白金コバルト、並びに少
    なくとも1FN!類の希土類元素と少なくとも1種類の
    遷移金属元素の無定形合金の内の1つから成る薄膜記録
    層とを有フる熱磁気情報記録11を拐。 2、特許請求の範囲1)に記載し1.l:熱磁気情報記
    録部材に於て、前記基板がディスクである熱磁気情報記
    録部l0 3)特も1請求の範11111)に記載した熱磁気情報
    記録部材に於て、前記少なくとも1種類の希土類元素及
    び少なくとも1@類の遷移金属元糸が、それらから得ら
    れる合金の単位面積あたりの磁壁エネルギの値を最小に
    り−る様に選ばれている熱磁気情報記録部材。 4)特許請求の範囲3)に記載した熱磁気情報記録部材
    に於て、得られる合金の補償温度が室温に近い熱磁気情
    報記録部材。 5)特許請求の範囲1)に記載した熱磁気情報記録部材
    に於C,前記少なくとも1種類の遷移金属元素が鉄及び
    コバルl−から成る群から選ばれる熱磁気情報記録部材
    。 6)特許請求の範囲1)に記載した熱磁気情報記録部材
    に於又、前記少なくとも1種類の希土類元素がガドリニ
    ウム、ジスプロシウム及びテルビウムから成る群から選
    ばれる熱樋1気情報記録部材。 7)特許請求の範囲6)に記載しIC熱磁気情報記録部
    材に於C1前記少なくとも1種類の遷移金属元素が鉄及
    び]コバルトから成る群から選ばれる熱磁気情報記録部
    材。 8)特許請求の範囲7)に記載した熱磁気情報記録部材
    に於て、前記記録層がガドリニウム・コバル1〜無定形
    台金で作られる熱磁気情報記録部材。 9)特許請求の範囲7)に記載した熱磁気情報記録部材
    に於て、前記記録層がガドリニウム・テルビラム・コバ
    ルト無定形合金ぐ作られる熱磁気情報記録部材。 10)特許請求の範囲7)に記載した熱磁気情報記録部
    材に於て、前記記録層がテルビウム鉄無定形合金で作ら
    れる熱磁気情報記録?1ill材。 11)特許請求の範囲7)に記載した熱磁気情報記録部
    材に於て、前記記録層がガドリニウム・テルビウム鉄無
    定形合金で作られる熱磁気情報記録部材。 12、特許請求の範囲1)に記載した熱磁気情報記録部
    材に於て、前記薄膜記録層が、該層によって支えられる
    記録層17.の直径より小さい厚さを持つ熱磁気情報記
    録部材。 13)特許請求の範till 12 )に記載した熱磁
    気情報記録部材に於て、前記記録層の厚さが約100人
    乃至約5000人である熱磁気情報記録部材。 14)特許請求の範囲13)に記載した熱磁気情報記録
    部材に於゛C1前記記録順の厚さが約500人である熱
    磁気情報記録部材。 15)特許請求の範囲1)に記載した熱磁気情報記録部
    材に於て、前記記録層の内、前記基板から一番遠い面の
    上に、透明材料の被膜が作られ−Cいる熱磁気情報記録
    部材。 16)特許請求の範1fl+ 15 >に記載した熱磁
    気情報記録部材に於て、前記透明な被膜が1000人程
    度0厚さを持っている熱磁気情報記録部材。 17 ) 11ii’F品求” RIIJI l b 
    > ニ記t L タ情!1 記録部祠に於て1前記基板
    の面の上に作られた反射材料の層と、該反則層の上に作
    られた透明材料の別の被膜とを有し、前記反射層及び前
    記別の透明被膜が前記基板と前記記録層の間に挾まれて
    いる熱磁気情報記録部材。 18)熱磁気記録部材を製造り−る方法に於て、面を持
    つ基板を用意し、少なくとも1種類の遷移金属元素と少
    なくとも1!!類の希土類元素を用意し、前記少なくと
    も1種類の希土類元素と前記少なくとも1種類の遷移金
    属元素の無定形合金の薄III層を前記基板の面の上に
    所望のPJ4ざに沈積づる工程から成る方法。 19)特許請求の範囲18)に記載した方法に於て、前
    記無定形合金がRFスパッタリングによって沈積され、
    更に、スパッタリング中のRF )\イアスが約60ボ
    ルトより小さいか或いは約200ボルトより高い値を持
    つ様に調節す゛る工程を含む方法。 2、特許請求の範囲19)に記載した方法に於て、前記
    無定形合金層の内の前記基板から一番遠い面の上に実質
    −的に透明な月別の保護層を作る]工程を含む方法。 2、特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、前記
    保護層を作る工程が電子ビーム熱着によって実施され−
    る方法。 2、特許請求の範囲21)に記載した方法に於て、前記
    スパッタリング工程及び蒸着工程が、その間に媒質を円
    囲の雰囲気にさらさずに実施される方法。 23)熱磁気記録部材を製造する方法に於て、面を持つ
    基板を用意し、該基板の面の上に、マンガン・ビスマス
    、マンガン銅ビスマス、゛マンガン・アルミニウム・ゲ
    ルマニウム又は白金コバルトの内の1つから成る薄膜層
    をRFスパッタリングにj、って)尤槓し、スパッタリ
    ングの間、[ヨ1ニバスアスの大ぎさを約60ポル1−
    未満又は約200ポル1〜より高い値に調節する工程か
    ら成る方法。 2、特許請求の範囲23)に記載した方法に於て、前記
    無定形合金層の内の前記基板から一番遠い面の上に実質
    的に透明な材料の保股−を作る工程を含む方法。 2、特許請求の範囲24)に記載した方法に於て、前記
    保護層を作る工程が電子ビーム蒸着によって実施される
    方法。 2、特許請求の範囲25)に記載した方法に於て、前記
    スパッタリング工程及び蒸着する工程がイの囚にa質を
    周囲の雰囲気にさらさずに実施される方法。 27)薄膜熱磁気記録層を形成りる材料であって、少な
    くとも1種類の希土類元素と少なくとも1g!類の遷移
    金属元素の無定形合金で椛成8れる材料。 2、特許請求の範囲27)に記載した材料に於て、前記
    少なくとも1種類の遷移金属元素が鉄及びコバルトから
    成る群から選ばれる材料。 2、特許請求の範囲27)に記載した材料に於て、前記
    少なくとも1種類の希土類元素がガドリニウム、ジスプ
    ロシウム及びテルビウムから成る群から選ばれる材料。 30)特許請求の範囲27)に記載した材料に於て、前
    記無定形合金が、ガドリニウム・コバルト、ガドリニウ
    ム・テルビウム・]パル]・、テルビウム鉄、ガドリニ
    ウム・テルビウム鉄、ジスプロシウム鉄及びガドリニウ
    ム鉄イッ1〜リウムの内の1つの合金である材料。
JP59083056A 1983-05-11 1984-04-26 小さい安定な磁区を作る熱磁気記録材料 Pending JPS6035503A (ja)

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