JPS6035406A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
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- JPS6035406A JPS6035406A JP14350883A JP14350883A JPS6035406A JP S6035406 A JPS6035406 A JP S6035406A JP 14350883 A JP14350883 A JP 14350883A JP 14350883 A JP14350883 A JP 14350883A JP S6035406 A JPS6035406 A JP S6035406A
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- dielectric constant
- dielectric
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は誘電体磁器組成物に係シ、特に高周波用または
温度補償用として最適な誘電体磁器組成物に関する。
温度補償用として最適な誘電体磁器組成物に関する。
例えば温度補償用磁器コンデンサ等に用いられる誘電体
磁器組成物としては、温度係数が比較的小さく、かつ誘
電率およびQが高く、シかもこれらの温度依存性が少な
いこと、つまり容量変化率をも7’(ないことが望まれ
る。そして従来の此種の誘電体磁器組成物としては、
8rTi03. CaTl03゜MgTiO3,La2
O3@2T10+11 CaZrO3等を主成分とする
ものが知られている。そしてこれらの組成物によれば誘
電率が10〜300.温度係数が +100〜−300
0 X 1o/’cの範囲のものが得られることがこれ
また知られている。
磁器組成物としては、温度係数が比較的小さく、かつ誘
電率およびQが高く、シかもこれらの温度依存性が少な
いこと、つまり容量変化率をも7’(ないことが望まれ
る。そして従来の此種の誘電体磁器組成物としては、
8rTi03. CaTl03゜MgTiO3,La2
O3@2T10+11 CaZrO3等を主成分とする
ものが知られている。そしてこれらの組成物によれば誘
電率が10〜300.温度係数が +100〜−300
0 X 1o/’cの範囲のものが得られることがこれ
また知られている。
しかし、これらの従来の誘電体磁器組成物は。
常温での誘電率と温度係数の関係が誘電率が大きくなる
程温度係数の値も大きくなり、また温度係数の値を小さ
くすると誘電率も小さくなるという関係におった。この
ため従来の誘電体磁器組成物では、温度係数が小さくて
誘電率の大きいものを得ることができなかった。
程温度係数の値も大きくなり、また温度係数の値を小さ
くすると誘電率も小さくなるという関係におった。この
ため従来の誘電体磁器組成物では、温度係数が小さくて
誘電率の大きいものを得ることができなかった。
また一般の温度補償用磁器コンデンサや高周波回路用の
誘電体共振器等では、その誘電体磁器組成物として、温
度係数が小さくvj′iIL率およびQが高く、誘電率
が温度依存性を持たないことが望まれる。従来はこのよ
うな誘電体磁器組成物としてTlO2系のもの2例えば
TlO2−ZrO2−8n02系、CaTiO3−Mg
’rto3− La20B * 2 TlO2系等の磁
器組成物を使用していた。しかしながらこれらの組成物
で誘電体共振器やコンデンサを作った場合、温度係数が
零(PPM/’C)の温度特性の良いところでは誘電率
が約40と非常に小さくなるという欠点がらり。
誘電体共振器等では、その誘電体磁器組成物として、温
度係数が小さくvj′iIL率およびQが高く、誘電率
が温度依存性を持たないことが望まれる。従来はこのよ
うな誘電体磁器組成物としてTlO2系のもの2例えば
TlO2−ZrO2−8n02系、CaTiO3−Mg
’rto3− La20B * 2 TlO2系等の磁
器組成物を使用していた。しかしながらこれらの組成物
で誘電体共振器やコンデンサを作った場合、温度係数が
零(PPM/’C)の温度特性の良いところでは誘電率
が約40と非常に小さくなるという欠点がらり。
温度係数が小さく誘電率の温度依存性が直線性をもち、
誘電率の高いものを得ることが内錐であった。
誘電率の高いものを得ることが内錐であった。
またBa0−xTiO2系組成物としてXが2〜9の組
成物は温度補償用としては公知でちるが、依然として前
述の問題点は解決されていない。
成物は温度補償用としては公知でちるが、依然として前
述の問題点は解決されていない。
〔発明が解決しようとする問題点、目的〕本発明は@電
率およびQが大きく、シかも温度係数が小さく、誘電率
の温度特性の直線性が良好でかつ容量変化率の小さい誘
電体磁器組成物を得ることができなかったという従来の
問題点を解決するものである。
率およびQが大きく、シかも温度係数が小さく、誘電率
の温度特性の直線性が良好でかつ容量変化率の小さい誘
電体磁器組成物を得ることができなかったという従来の
問題点を解決するものである。
そして本発明の目的は、誘電率およびQが太きく、温度
係数が小さく、誘電率の温度特性の直線性が良好でかつ
容量変化率の小さい新規な誘電体磁器組成物を提供する
ことでおる。
係数が小さく、誘電率の温度特性の直線性が良好でかつ
容量変化率の小さい新規な誘電体磁器組成物を提供する
ことでおる。
上記の如き問題点を解決するため1本発明ではBaO*
x Tie、−Nd20sa 2 TiO2系誘電体
磁器組成物(但しx=3〜6)でおって、′M化物に換
算してTie266.9 モル%〜76.2 % ル%
、 BaOO,35モA%〜9.1モルチ、 Nd2
0316.7モル%〜32.8モル係の組成範囲である
ことを特徴とする。
x Tie、−Nd20sa 2 TiO2系誘電体
磁器組成物(但しx=3〜6)でおって、′M化物に換
算してTie266.9 モル%〜76.2 % ル%
、 BaOO,35モA%〜9.1モルチ、 Nd2
0316.7モル%〜32.8モル係の組成範囲である
ことを特徴とする。
そしてこのような組成範囲にすることにより。
本発明の目的とする誘電率およびQの大きな、温度係数
が小さく、誘電率の温度特性の直線性が良い誘電体磁器
組成物が得られることが判明した。
が小さく、誘電率の温度特性の直線性が良い誘電体磁器
組成物が得られることが判明した。
本発明を実施例にもとづき詳細に説明する。
まず、 TiO2およびBaCO3を酸化物に換算して
Tie2は66.9モA−%〜76.2 % ル% 、
BaOは0.55モtb%〜9.1モル饅、 Nd2
O,は16.7モル%〜32.8モルチの範囲内の組成
比になるように配合し、これを1100°C〜1200
℃、2時間の条件で仮焼成した後、100μm以下の粒
径となるように粗粉砕してその後のボールミルによって
湿式粉砕をおこない。
Tie2は66.9モA−%〜76.2 % ル% 、
BaOは0.55モtb%〜9.1モル饅、 Nd2
O,は16.7モル%〜32.8モルチの範囲内の組成
比になるように配合し、これを1100°C〜1200
℃、2時間の条件で仮焼成した後、100μm以下の粒
径となるように粗粉砕してその後のボールミルによって
湿式粉砕をおこない。
これを濾過、乾燥し、それから粘結剤を加えてこれを1
6.5mφxo、smtの円板状に成形し1280℃〜
1400℃の温度で2時間焼成した。なお上記円板状に
成形する際に、2〜3トン/dの圧力を加えた。このよ
うにして得られた誘電体磁器の両面に銀電極を800℃
で焼付けてコンデンサとした後。
6.5mφxo、smtの円板状に成形し1280℃〜
1400℃の温度で2時間焼成した。なお上記円板状に
成形する際に、2〜3トン/dの圧力を加えた。このよ
うにして得られた誘電体磁器の両面に銀電極を800℃
で焼付けてコンデンサとした後。
その誘電率とQ値および温度係数T 、 C(PPM/
’C)を測定した。ここで誘電率とQはIKHzの周波
数でキャパシタンス・ブリッジを用いて測定Ll。
’C)を測定した。ここで誘電率とQはIKHzの周波
数でキャパシタンス・ブリッジを用いて測定Ll。
また温度係数T−Cは温度20℃における誘電率ε2゜
の値を基準にし2次式により算出した。
の値を基準にし2次式により算出した。
T−C=(εアーε20)/ε20(’I’−20)
(PPM/’C)但しε7はT℃における誘電率 ε2゜は20℃における誘電率 Tは測定温度(室温)である。
(PPM/’C)但しε7はT℃における誘電率 ε2゜は20℃における誘電率 Tは測定温度(室温)である。
そしてこのようにして表−1に示す如き各試料を作成し
、それらの誘電率IQI温度温度係数等電気的性特性定
した。
、それらの誘電率IQI温度温度係数等電気的性特性定
した。
この表−1において試料番号に○印を付与したものが本
発明の実施例である。これから明らかなように、 Nd
2O,・2TiOt 99.0モルチ以上の場合には試
料N[Ll 、 Nu 2に示す如く2本焼成温度が1
380℃とか々り昼くすることが必要となり、焼結性が
悪くなるとともに誘電率がそれぞれ40以下と低く、不
充分である。
発明の実施例である。これから明らかなように、 Nd
2O,・2TiOt 99.0モルチ以上の場合には試
料N[Ll 、 Nu 2に示す如く2本焼成温度が1
380℃とか々り昼くすることが必要となり、焼結性が
悪くなるとともに誘電率がそれぞれ40以下と低く、不
充分である。
そしてBa0−x TiO232モルチ以上の場合には
。
。
試料+4α17 、 NO,1B 、 IJα19に示
す如く、温度係数が急激に負側に大きくなり、その割に
は誘電率が大きくならず実用的でない。
す如く、温度係数が急激に負側に大きくなり、その割に
は誘電率が大きくならず実用的でない。
これに対してBaO* x TiO2が12.0モル%
〜60モル裂、 Nd2O3・2T+02 が70モル
襲〜99モルチの組成範囲のj場合には、焼成温度も1
300℃〜1640℃とる一止り高くなく、その誘電率
も55以上でかつQの値も5000以上で充分に大きな
ものとなる。ここでx=2以下ではQの低下が著しく。
〜60モル裂、 Nd2O3・2T+02 が70モル
襲〜99モルチの組成範囲のj場合には、焼成温度も1
300℃〜1640℃とる一止り高くなく、その誘電率
も55以上でかつQの値も5000以上で充分に大きな
ものとなる。ここでx=2以下ではQの低下が著しく。
x = 7以上では@電率ε8が小となる。
しかも添付図面に示す如く、広い温度範囲に亘って直線
性の良好な、温度特性のものが得られる。
性の良好な、温度特性のものが得られる。
ここで添付図面は、温度(℃)−容量変化率△Cf%l
を示すものであり、直線Nu4.NαB、kj7は表−
1に示される試料Nα4.N16.Nα17に示される
組成物の温度−容量変化率を示している。そしてこのう
ちNα4及びNα8が本発明の実施例である。
を示すものであり、直線Nu4.NαB、kj7は表−
1に示される試料Nα4.N16.Nα17に示される
組成物の温度−容量変化率を示している。そしてこのう
ちNα4及びNα8が本発明の実施例である。
この図面から明らかなように9本発明に係る訪電体磁器
組成物は一30℃〜+100℃の広い温度範囲にわたり
客語:の温度変化率が非常に高い直線性を示すのみなら
ず、その温度−容量変化率が小さなことがわかる。図示
省略したが2本発明の実施例である他の試料でも同様な
結果が得られた。
組成物は一30℃〜+100℃の広い温度範囲にわたり
客語:の温度変化率が非常に高い直線性を示すのみなら
ず、その温度−容量変化率が小さなことがわかる。図示
省略したが2本発明の実施例である他の試料でも同様な
結果が得られた。
本発明は、上記の如く、誘電率およびQが大きく、シか
も温度係数が小さく、誘電率の温度特性の直線性が非常
に良好で、温度−容量変化率が極めて小さい、焼結性の
良好な訪電体磁器組成物を提供することができる。
も温度係数が小さく、誘電率の温度特性の直線性が非常
に良好で、温度−容量変化率が極めて小さい、焼結性の
良好な訪電体磁器組成物を提供することができる。
したがって本発明によれば、111度補償用もしくハ高
周波用の磁器コンデンサまたは討電体共振器等の材料と
して非常に好適な訪電体磁器組成物を提供することとな
る。
周波用の磁器コンデンサまたは討電体共振器等の材料と
して非常に好適な訪電体磁器組成物を提供することとな
る。
添付図面は本発明に係る訪電体磁器組成物の温度−容量
変化率特性図である。 特許出願人 ティーディーケイ株式会社代理人弁理士
山 谷 晧 榮
変化率特性図である。 特許出願人 ティーディーケイ株式会社代理人弁理士
山 谷 晧 榮
Claims (1)
- BaO# X Ti02−Nd2O3* 2 Tie2
系肪電体磁器組成物(但しx=3〜6)でおって、酸化
物に換算してTi0266.9 % ル%〜76.2
モル% 、 Ba00.33 %ル%〜9゜1モルチ、
Nd2O,16,7モル俸〜32.8モルチの組成範
囲でおることを特徴とする誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14350883A JPS6035406A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14350883A JPS6035406A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035406A true JPS6035406A (ja) | 1985-02-23 |
Family
ID=15340357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14350883A Pending JPS6035406A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035406A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6448598U (ja) * | 1987-09-18 | 1989-03-24 | ||
JPH01227303A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-11 | Toko Inc | マイクロ波用誘電体磁器組成物 |
EP0701981A1 (en) | 1994-08-30 | 1996-03-20 | Ube Industries, Ltd. | Dielectric ceramic composition |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020280A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-04 |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP14350883A patent/JPS6035406A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020280A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-04 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6448598U (ja) * | 1987-09-18 | 1989-03-24 | ||
JPH01227303A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-11 | Toko Inc | マイクロ波用誘電体磁器組成物 |
EP0701981A1 (en) | 1994-08-30 | 1996-03-20 | Ube Industries, Ltd. | Dielectric ceramic composition |
US5827792A (en) * | 1994-08-30 | 1998-10-27 | Ube Industries, Ltd. | Dielectric ceramic composition |
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