JPS6035338B2 - ポリアミンの製法 - Google Patents

ポリアミンの製法

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JPS6035338B2
JPS6035338B2 JP51151014A JP15101476A JPS6035338B2 JP S6035338 B2 JPS6035338 B2 JP S6035338B2 JP 51151014 A JP51151014 A JP 51151014A JP 15101476 A JP15101476 A JP 15101476A JP S6035338 B2 JPS6035338 B2 JP S6035338B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G12/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
    • C08G12/02Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes
    • C08G12/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with acyclic or carbocyclic compounds
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    • C08G12/08Amines aromatic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G8/16Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes of formaldehyde, e.g. of formaldehyde formed in situ with amino- or nitrophenols
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、芳香族アミをホルムアルデヒドとの酸縮合
それに続いて縮合混合物の処理によって、ジフェニルメ
タンをベースとするポリアミンの新規な優れた製法に係
るものである。
当技術分野で公知の方法に比べると、この発明の製法は
、反応混合物の蒸留処理が少なくて済む利点があり、ま
た最終生成物の組成をジアミンとオルソ−異性体の含有
量に関しては広い範囲で変化させることができる利点が
ある。アリールアミン/ホルムアルデヒド縮合物の製造
法はすでに各種の方法が知られているが、特に酸水溶液
触媒の存在下で反応させ、次に触媒のの中和後縮合混合
物を蒸留処理しそして有機物相を除去するアニリン/ホ
ルムアルデヒド縮合物の製法は周知である。
これらの方法で得られるジフェニルメタンを根拠とする
ポリアミンは、主に相当するポリィソシアネ−ト製造用
の原料物質として使用されている。ポリウレタン化学で
使用される一連のジフェニルメタンをベースとするポリ
ィソシアネート混合物の中で多量の4・4ージィソシア
ナートジフヱニルメタンと少量のオルソ−異性体(例え
ば2・2−又は2・4′ージイソシアナートジフェニル
メタン)を含有するものが特に価値ある原料物質である
。アリールアミンノホルムアルデヒド縮合によって得ら
れるポリアミン混合物のジアミン含有量は、その製法を
使うアリールアミンとホルムアルデヒドの割合の適当な
選定によって調節することができる。ポリアミン混合物
のオルソ−異性体の含有量、特に該混合物中の2・2−
又は2・4一異性体の量は主に使用する酸触媒の強さと
濃度の作用による。プロトン化度(アンモニウム基とし
て存在する窒素原子の全量の百分率)が高いとこの方法
の最終生成物中のパラ−異性体の量が増大することにな
る。しかし、高いフ。。トン化度の一つの欠点は反応混
合物の中和に必ず大きな努力を必要とすることである。
大過剰のアリールアミンを原料物質として使用して多量
のジアミンを含有するポリアミン混合物を製造する欠点
は、未反応のアミンを除去するのに多大の蒸留を必要と
することである。ァリールァミン/ホルムアルデヒド縮
合法の新規で優れた方法を提供するこの発明の製法は、
特に次のような利点がある。1 当技術分野で公知の方
法では多量の蒸留を必要とする欠点があるが、この欠点
なしに、この発明は多くのジアミノフェニルメタンを含
有するジフェニルメタンを根拠としてポリアミンを製造
することができるようにした。
2 原料物質として使用するアリールアミンが中程度の
プロトン化度をもつ場合でさえも、この発明の製法は、
オルソ−異性体の含有量が非常に少ないジフエニルメタ
ンをベースとしたポリアミンを製造することができるよ
うにした。
3 最後に、この発明の製法は、望ましからぬ副生物、
即ち特にホスゲンによって相当す・るポリィソシアネー
トに転化するのを妨害する第二ァミン(例えばァミノベ
ンジル)、の含有量を少なくしたジフエニルメタンをベ
ースとしたポリアミンの製造を可能にした。
この発明は、酸水溶液触媒の存在下で芳香族アミンとホ
ルムアルデヒドを縮合させ、それに続いて触媒を中和し
そして得られた反応混合物を周知の手段で処理すること
による多核芳香族ポリアミンの製法に係るもので、最終
縮合段階より出る反応混合物から疎水性溶媒によってア
ミソを除去し、(この除去工程は望むなら触媒の部分中
和の後だが、この製法に使う触媒の全量の中和の前で行
う)そして得られた今やアミンを含有する溶媒相を最終
縮合段階より前ならどんな位置ででも該触媒一合有水性
相に返送することによって該除去したアミンを触媒含有
水性相に返送するとを特徴とするものである。
この発明の製法の各種の具体例を第1図〜第4図を参照
しながら説明する。
図中の番号は次のことを意味する。1−液体用、好まし
くは水溶液用、タンク、2ーホルマリン水溶液用タンク
、3−原料物質として使用するアリールアミン、好まし
くはアニリン、用タンク、4一酸水溶液、好ましくは塩
酸、触媒用タンク、5一策1図と第3図では抽出器であ
り、第2図と第4図では混合器、6−第1縮合反応器、 7−最終縮合反応器、 8一策1図と第3図では抽出器であり、第2図と第4図
では分離器、9−中和段階、 10−蒸留段階、 11−流出物用タンク、 12一最終生成物用タンク。
抽出器および混合器、分離器5および8以外は、第1図
〜第4図の装置は、二段階の縮合反応それに続く中和お
よび最終生成物の蒸留によって行われる酸水溶液触媒の
存在下でアリールアミン/ホルムアルデヒド縮合を行な
う当技術分野で普通に使用する装置である。
この発明の特徴は、当分野ですでに公知の単段階又は多
段階縮合法(例えば米国特許第3476806号に相当
する西ドイツ公開公報明細書第194245母号に概略
示されている)を効果的に変形したもので、それは最終
縮合反応から出て来る縮合混合物中に含有している遊離
のアミンを8中で疎水性溶媒により除去しそして水性相
5に循環返送するものである。この発明の製法の最初の
実施例においては、第1図に示すように、最終反応器7
から出る水性相に存在する遊離のアミンを、望むなら部
分的に中和した後、疎水性溶媒、望むならアミン含有物
、で抽出器8中で除去する。
アミンの富化した得られた溶媒相はもう一つの抽出器5
に移送して、そこでアミンはタンク4からの水溶液触媒
で抽出する。この発明の最初の実施例において、抽出器
5は第1縮合段階の前に配置する。抽出器5から出る溶
媒は次に抽出器8に返送する。この最初実施例による方
法では次の利点がある:1 第1縮合段階の前および/
又は後で系に供給する原料物質として使用する過剰のア
リールアミンは、最終反応器7から出て蒸留段階10に
入らないで8と5を通って工程の始めの部分に返送され
る故に、多量の蒸留を必要としないで、多量のジアミン
を含有するジフェニルメタンを根拠としたポリァミンの
製造ができる。
2 抽出器8での抽出は禾反応の原料アリールァミンを
系から除去するだけではなく、抽出器8に入っているプ
ロトン化度によって、第二アミノ基をもつ未反応の中間
生成物および工程でのオルソ−異性体生成物も除去する
利点があり、これらの中間体やオルソ一男性体は工程の
初めの部分に返送すると優先的に反応を行なう。
このことは比較的オルソ−異性体の含有量が少ないジフ
ェニルメタンをベースとした同時にプロトン化度の大変
高い操作を必要としないで、ポリァミンを製造できるよ
うにした。この利点は、この工程の生成物中の第二ジア
ミンの量をさらに少なくする利点を伴う。極端にオルソ
−異性体の含有量の少ないジフェニルメタンをベースと
したポリアミンを製造しようと望むならば、この発明の
製法は勿論プロトン化度を100%近くにして行なうこ
ともできる。
しかし、その場合、最後の反応器7から出る水性相は、
抽出器財こ入れる前に抽出器8の効果を増大するために
部分的に中和処理に付することが賢明である。この発明
の第1実施例を行なって得られる利点は、第2実施例(
第2図参照)、第3実施例(第3図参照)、第4実施例
(第4図参照)でも得られる。
この発明の製法の第2実施例は、第1実施例の抽出器5
と8の代りに混合器5/分離器8の組合せを使用する点
で、第1実施例と相違するだけである。
このことは、第2実施例においては、アミン含有溶媒を
タンク4からの塩酸水溶液と5で混合しそして望むなら
タンク3からの原料アリールアミンを縮合反応器6と7
に通す反応混合物中に第2相として残すことを意味する
。そして、二つの相は抽出器8で分離するが、望すむな
ら触媒の部分的中和後でもよい。抽出器又は相分離器8
から出た溶媒相は、第1実施例および第2実施例どちら
の場合も原料成分(特にホルムアルデヒド)と5で混合
してもよいから、この発明の製法と第1実施例又は第2
実施例で行なう場合には、縮合反応は単段階反応として
行なうこともできる。
しかし、これに比べ以後に述べる第3および第4実施例
では、抽出器又は混合器5を第1縮合段階の後で最終縮
合段階の前に配置するから、本質的に2段階以上の縮合
反応段階を用いる。原則としては、抽出器又は相分離器
8からの溶媒含有アミンは第1縮合段階6の後で最終縮
合段階7の前において水性相と混合する。
この原則は第3実施例で採用しているが、この場合にも
第1実施例と同じように、疎水性溶媒は抽出器5と8を
通って分離サイクルする。同じ原則は第4実施例でも採
用したが、この第4実施例は、抽出器5と8の代りに、
第2実施例におけると同じく混合器5と分離器8を使う
点で、第3実施例と相違するだけである。第1実施例で
述べた利点は、第3および第4実施例を行なった場合に
も得られる。この発明の製法はどんな芳香族アミンでも
行なえるが、その例はアニリン、oートルェン・m−ト
ルイジン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、
2・6−ジメチルアニリン、2・6ージヱチルアニリン
、2・6−ジイソプロピルアニリン、2・4−ジアミノ
トルエン、およびこのようなアミン混合物である。適当
なアリールアミンには、例えば、アルキル基の炭素数1
〜4のアンスラアニリン酸ァルキルェステルがある。こ
の発明の製法で使用するのに好ましいアリールアミンは
アニリンである。この発明の製法で使用する酸は、pK
A値2.5以下(好ましくは1.5以下)の水落性の酸
であり、例えば塩酸、りん酸、硫酸、メタンスルホン酸
、トリフルオロメタンスルホン酸又は臭化水素酸である
好ましい触媒は塩酸である。前述の酸は酸との混合物と
して又はそのような酸の中性塩(例えば、相当するアン
モニウム塩又はアルカリ金属塩)として使用してもよい
。この発明の製法に使用する疎水性溶媒は、水と不混和
性でそして反応物質に対し不活性でそして約3000〜
250q○(好ましくは8000〜200ごC)の範囲
で沸騰するどんな溶媒でもよい。
特に好適な溶媒の例は、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼンベンゼン、トルエン、キシレン、ジクロロヱタン、
クロロホルム、四塩化炭素などである。好ましい溶媒は
o−キシレンである。抽出には溶媒を酸縮合混合物に対
する重量割合で10:1〜1:10(好ましくは2:1
〜1:3)で使用する。この発明の製法で芳香族アミン
に加えて原料物質として使用するホルムアルデヒド‘ま
ホルマリン水溶液の形が好ましい。縮合反応(反応器6
に入る)の始めでは、ァニリン/ホルムアルデヒドのモ
ル比(ここおよび以後で使う「アニリン」原料として使
う前述のアミンを指す)は一般に1:1〜20:1(好
ましくは2:1〜5:1)である。
もし必要なら、タンク3から反応期間中、特に反応器6
と7の間でさらにアミンを添加してこの比を大きくして
もよい。縮合反応の始めでの、アニリン十ホルムアルデ
ヒドの水に対する容量比は一般に2:1〜25:1であ
る。しかし、この比は本発明の製法を行なうのに重要な
意義をもつものではない。この発明の製法では、第1縮
合段階6への導入物のプロトン化度は一般に10〜10
0%(好ましくは70〜100%)である。
実施例1と2では、もし望むならば、タンク3から原料
アニリンを更に添加して各々の縮合段階6と7の間で、
このプロトン化度を下げてもよい。実施例3と4では、
第1反応器6から出る水性相のプロトン化度は遊離アミ
ンとの混合によって必然的に減少する。一般に、この発
明の製法の実施例では、最終反応器7への導入物のプロ
トン化度は30〜100%(好ましくは30〜70%)
である。この発明は製法で大変重要な要素は抽出器又は
相分離器8への導入物のプロトン化度である。
その理由は、5に返送される遊離ァミンの量は主にこの
プロトン化度に依存するからである。8への導入物のプ
ロトン化度は一般に20〜80%であり、必要ならこの
値はタンクーからアルカリ化剤を添加して調節してもよ
い。
第1および第3実施例で抽出器5から出る溶媒は60%
以下好ましくは0〜30%)の遊離アミンを含有してい
る。
この発明の製法は2段階の装置(反応器6と7)で行な
うのが好ましい。
反応器6中での反応は一般に単なるN−置換中間体の形
成であり、この中間体が続いて反応器7中で所望の最終
生成物に変化する。時には、反応器6から出る反応水溶
液のプロトン化度はアリールアミン原料の一層の添加で
減少を示すことがある。この発明の製法では次の温度を
採用する:抽出器又は混合器5が反応器6の前に配置さ
れている場合は、5の温度は0〜6000(好ましくは
20〜4000)に保持する。
もし5が7の前に配置されているなら、5の温度はこの
範囲にするが、原則として7の温度まで上げる。特に2
段階以上の方法でこの製造を行なうなら、反応器6の温
度は一般に0〜60oo(好ましくは20〜4000)
に保持し、第1図および第2図に示す製法の1段階例で
は反応器6の温度は30〜100℃(好ましくは60〜
10000)である(この場合には反応器7は除く)。
反応器7の温度は60〜11000(好ましくは80〜
10000)である。
抽出器又は分離器8の温度は60〜】10℃(好ましく
は80〜10000)である。
この発明の製造では、抽出器又は相分離器8から出る水
性相は反応で塩基性である化合物(好ましくは水酸化ナ
トリウム又は水酸化カリウムの水溶液)を使った周知の
方法で中和剤で処理して中和し、相分離器9の後流出物
タンク11に排出する流出物と有機相に分け、その有機
相は蒸留段階1川こ送る。
蒸留段階10では、有機相を周知の方法で原料物質とし
て工程に入れた未反応のアリ−ルアミンと最終生成物に
分離し、その最終生成物はタンク12の集め保存する。
この発明の製法に使用する装置のこの発明の本質的な問
題ではない。
装置は例えば化学工程で便用される周知の管状反応器、
液体抽出器、混合器および相分離器である。この発明の
製法は勿論図面に例示した製法で示される全く独立した
装置で行うこともできる。
このことは、製法のどんな工程(前統合、再配列反応、
混合、相分離又は抽出)でも1段階又は多段階操作で行
なわれるこを特に意味している。実施例 1(第1図)
連続的に操作する実験室装置で、4からの希塩酸からな
る流れAを8からの流れCと、混合装置−分離装置をつ
けた抽出器5の冷却混合器中で混合する。
次の分離器で、得られた混合物を有機相と水性相に分離
する。5からの水性相は3個の櫨洋槽からなる反応器6
に入れる。
第1槽では30%のホルマリン水溶液からなる流れBと
温度35〜400Cに保って反応させる。反応器6から
出る縮合溶液は、3個の縄杵槽からなる第2反応器7に
送る前に、1150タ′hのアニリンを混合し、そこで
加熱し沸騰させ反応を完了させる。
次の5〜6段の抽出塔8で、90〜95ご Cにて、5
で分離したキシレン相によって反応混合を完全に抽出す
る。
抽出器剤は流れCとして混合器5に返送する。流れA
塩 酸 437(タ′h)水
1850流れB ホルムアルデ
ヒド 75水
175流れC o−キシレン 4
800アニリンとポリアリールアミン 1200次に
、8からの水性相は1からの過剰の水酸化ナトリウム水
溶液で中和し、塩化ナトリウム水溶液は11に排出し、
そして9からの有機相は蒸留段階10において蒸留によ
ってキシレン(アニリンに伴送して来たもの)含有のア
ニリンと縮合生成物に分ける。
この発明の製法によるこの実施例で得られ12に集めら
れた生成物(約480タ′h)は平均88〜90重量%
のジアミンジフェニルメタン含有量をもち、9塁重量%
以上の4・4−異性体から成っている。
実施例 2(第2図) 連続的に操作する実験室的装置で、希塩酸4からなる流
れAを8からの流れCと冷詰混合器5中で混合する。
アニリン約50夕/hを加えて酸当量に対し確実にやや
過剰量(約3〜5%)のァミン当量にする。3個の縄洋
槽から成る第1反応器6に混合器5から二相混合物を送
入し、その反応器に30%のホルマリン水溶液からなる
流れBも導入し、そして応期間中温度は35〜40oo
に保持する。
反応器6から出る縮合混合物にァニリン1560タ′h
を加えて、その混合を3個の櫨梓槽からなる第2反応器
7に送入し、そこで加熱して沸騰させ反応を完了させる
。次の分離器8で、アミンを含有するキシレン相を約9
0℃で分離しそして流れCとして5に返送する。
流れA 塩 酸 437(夕/h)
水 1850流れB ホル
ムアルドヒド 75水
175流れC o−キシレン
5880アニリンとポリアリールアミン 1
120次に、8からの水性相は1からの過剰の水酸化ナ
トリウム水溶液で9において普通の処理法通り中和し、
塩化ナトリウム溶液を分離してそれを11に排出しそし
て9からの有機相を蒸気段階10で蒸留してアニリン(
このアニリンは伴送して来たキシレンを含有している)
と縮合生成物に分離する。
この発明の製法のこの実施例では、12に集められて得
られる生成物(約480夕/h)は平均93〜95重量
%のジアミノジフェニルメタン含有量をもち、96〜9
7重量%の4・4′一異性体から成るものである。
上記の生成物に関する結果を、やはり4・4ージアミノ
フェニルメタンの最大収率(即ち得られるポリアミン中
のジアミンの最大収率とジアミンフラクション中のオル
ソ−異性体の最小舎量)を意図した例えば米国特許第3
367969号のそれと比較すると、該米国特許によれ
ば、「少なくとも96%」が4・4′−異性体であるジ
アミンを90.5%含有するポリアミンを製造すること
ができる。
本願の実施例1では、88−9$重量%のジアミノフェ
ニルメタン含量において99重量%以上の4.4′−異
性体舎量が得られている。4・4−含量を「少なくとも
96%」に下げればジアミンの収率は93〜95%に達
する(本願の実施例2)。
当該技術においては数%の収率の差は非常に大きな工業
的影響を有する。実施例 3(第3図) 連続的に操作する実験室装置で、4からの希塩酸と3か
らのアニリンとを混合して調合したアニリンの塩酸水溶
液から成る硫れAおよび30%のホルマリン水溶液から
成る流れBを3個の渡洋槽からなる反応器6に連続的に
導入しそして反器6の温度を35〜4000に保持する
二つの流れは次の組成である:流れA アニリン
1400夕/h)塩 酸
525水
1860流れB ホルムアルデヒド
90水 210反応器6か
らの反応混合物溶液は抽出塔5に入れ、そこで、抽出塔
8から有機排出物として得られるアニリンーキシレン混
合物と向流接触させ、4000で3段の抽出操作によっ
てこの有機相中に含まれる全部のアミンを実質的に吸収
する。
抽出器5から出た水性相はアニリンを加えてアニリン量
を多くした後3個の灘梓槽から成る反応器7に送り、そ
こで95oCに加熱して反応を完了させる。
次に抽出器8に送る。3段の抽出塔8‘こおいて、塩の
形態で結合していなくそのために抽出可能である。
アニリンを5で得られたキシレン相(約2800夕/h
)(このキシレン相はアニリン含有はほんの少し)によ
って90〜9500にて反応水溶液から除去し、そして
アニリン富含有となったキシレン相は5に返送する。原
料相の間にキシレンサィクルを供給するには、8と5を
経由するサイクルが完全にあるまであるいは水酸化ナト
リウム水溶液(1〜2モル/h)で7と8の間の水性相
の部分中和によって8のアニリンの抽出可能量が増大す
るまで、5と7の間の水性相に遊離アニリンを供給(1
4009/h)する。8に入るキシレンの量(約5.5
〜6k9/時間)を計算すると、その結果排出する有機
相は約20%のァニリン含有量をもちそして放縦合生成
物は2%以下の量である。
次に、水性相は9において周知の方法で1からの過剰の
水酸化ナトリウム溶液で中和し、ナトリウム塩溶液を1
1へ排出し、そして9からの有機相は蒸気段階10で蒸
留してアニリン(これは洗浄に使ったキシレンを含有し
ている)と縮合生成物に分離する。
この発明の製法のこの実施例では、12に集められて得
られる生成物(約600タ′h)は平均94〜9館重量
%のジァミノジフェニルメタソ含有量をもち、その約9
5%は4・4′一異性体から成るものである。
実施例 4(第4図) 連続的に操作する実験室装置で、4からの希塩酸と3か
らのアニリンとを混合して調合したアニリンの塩酸水溶
液から成る流れAおよび30%のホルマリン水溶液から
成る流れBを3個の縄梓槽からなる反応器6に連続的に
導入そして反応器6の温度を35〜4ぴ0に保持する。
二つの流れは次の組成(タ′hで)である:流れA ア
ニリン 1160塩 酸
437水
1800流れB ホルムアルデヒド
90水 210反応
器6からの反応混合水溶液を分離器8で分離したアミン
含有有機相(流れC)およびアニリン450多′hと混
合器5中で激しく混合する。
次に、3個の渡洋糟からなる反応器7中でその混合物を
95ooに加熱して反応を完了させる。反応が完了した
ら、反応器7に続く分離器8中で約90qoにて有機相
を流れCとして分離し、そして次にそれを5に返送する
。流れCは平均次の組成(夕/hで)である:流れC
o−キシレン 5900アニリンと
ポリアリールアミン 1100続いて、有機相は実施
例3において記載したように9で普通の方法で中和処理
を行なし、そして10で蒸留を行なう。
この発明の製法のこの実施例で得られる生成物(約57
0タ′h)は平均90〜92重量%のジアミノジフェニ
ルメタン含有量であり、その約95重量%は4・4′ー
異性体からなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を実施する場合の工程図を示す
ものである。 1・・・・・・中和剤タンク、2・・・・・・ホルマリ
ン水溶液タンク、3……アリールアミンタンク、4……
酸触媒タンク、5・・・・・・抽出器又は浪合器、6・
・・・・・第1縮合反応器、7・・・・・・最終縮合反
応器、8・・・・・・抽出器又は分離器、9・・・・・
・中和段階、10・・・・・・蒸留段階、12・・・・
・・生成物タンク。 冬ノ図 巻之図 笑もう 図 弟ソ図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性酸触媒の存在下で芳香族アミンとホルムアルデ
    ヒドとを縮合させ、続いて触媒を中和しそして得られた
    反応混合物を周知の手段で処理することによる多核芳香
    族ポリアミンの製法において、最終の縮合段階より出る
    反応混合物から遊離のアミンを疎水性溶媒で除去し、こ
    の除去工程は望むなら触媒の部分中和の後で行なつてよ
    いがこの製法に使う触媒の全量の中和の前に行ない、そ
    してアミン−含有溶媒相を最終縮合段階より前の任意の
    点で触媒−含有水性相に返送することによつて、該除去
    したアミンを触媒含有水性相に返送することを特徴とす
    る製法。 2 特許請求の範囲1に記載の製法において、アミン−
    含有溶媒相の触媒含有水性相への返送は混合器中で行な
    い二相混合物を形成させ、それを最終の縮合段階の後で
    相分離器中で水性相と前述の溶媒相に分離することを特
    徴とする製法。 3 特許請求の範囲1に記載の製法において、縮合反応
    は全段階とも疎水性溶媒の不在下で行ない、最終縮合段
    階より出る水性相からの水性アミンの除去および得られ
    るアミン含有溶媒相の最終段階より前の水性相への返送
    は、抽出器を含むそして縮合段階とは切離されたサイク
    ル中にある溶媒により抽出器の助けによつて行なうこと
    を特徴とする製法。 4 特許請求の範囲1〜3のいずれかに記載の製法にお
    いて、第1縮合段階より前で、アミン−含有溶媒を触媒
    −含有水性相と混合することを特徴とする製法。 5 特許請求の範囲1〜3のいずれかの記載の製法にお
    いて、第1縮合段階より後でアミン−含有溶媒相を触媒
    −含有水性相と混合することを特徴とする製法。
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