JPS6035046Y2 - 基準寸法表示装置 - Google Patents

基準寸法表示装置

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JPS6035046Y2
JPS6035046Y2 JP15138078U JP15138078U JPS6035046Y2 JP S6035046 Y2 JPS6035046 Y2 JP S6035046Y2 JP 15138078 U JP15138078 U JP 15138078U JP 15138078 U JP15138078 U JP 15138078U JP S6035046 Y2 JPS6035046 Y2 JP S6035046Y2
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JP
Japan
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light
display device
dimension display
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JP15138078U
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JPS5568110U (ja
Inventor
俊夫 千竃
Original Assignee
株式会社町田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社町田製作所 filed Critical 株式会社町田製作所
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Publication of JPS5568110U publication Critical patent/JPS5568110U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は観察対象上に寸法測定の基準となる円を表示す
るための基準寸法表示装置に関する。
光集束性ガラスファイバは、屈折率が中心の方が外側よ
り高いように半径方向に連続的に変化する単一構造のガ
ラスファイバであり、該ガラスファイバ自体がレンズと
等価の光集束性を有するため、光伝送に適しており、例
えば光通信用ケーブルとして利用される。
該光集束性ガラスファイバを適当な長さに切断して棒状
レンズとし、その半径方向側面に例えばレーザ光等の拡
散しない光条を照射すると、該光条は照射個所の円周上
に放射状に散開される。
ところで例えば体腔内部の患部や原子炉内部の疵の如く
、直接的に寸法を測定したり、目印をつけたりすること
のできない個所を観察する場合に於て目視による観察又
は写真撮影時等に寸法測定の基準となるものを上記患部
等と共に表示すれば両者を対比して該患部等の寸法を測
定することができる。
本考案は、上記光集束性ガラスファイバを利用した棒状
レンズの特性と、寸法基準の表示の必要性とを鑑みてな
されたものであり、直接的に観察対象の寸法を測定する
ことのできない場合に於て例えばレーザ光等の拡散しな
い光条の光源及びその導光系と、該光条を放射状に散開
させるための光集束性ガラスファイバを利用した棒状レ
ンズと放射状に散開された該光条を反射して円に変換す
るための円&flミラーとにより観察対象上に寸法測定
の基準となる円を表示して、該円を目視による観察や写
真撮影等の際の基準値とすることのできる基準寸法表示
装置を得ることを目的とする。
本考案の構成を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る基準寸法表示装置に一実施例を示
す概略説明図であり、1は光源を示し、レーザ光等の拡
散しない光条を発生ずるものであり、該光条は光ファイ
バ等の導光系2により棒状レンズ3の側面に導かれる。
該棒状レンズ3は光条を放射状に散開さる光集束性ガラ
スファイバから戒り、その先軸4を円錐ミラー5の中心
軸6と一致させる。
該円錐ミラー5は上記棒状レンズ3によって放射状に散
開された光条を反射して円に変換するためのものであり
、その頂角7を90°とし、また内部を鏡面として光条
を導き入れるための導入口8を設けるか、又はその一部
ないしは全部を半透過鏡で形成するか若しくは上記鏡面
の一部を素通しのガラスとして光条を導き入れることと
してもよい。
次に上記構成の作用を説明すると、光源1から発生した
光条は、導光系2等を介して棒状レンズ3を照射するが
、該棒状レンズ3によって照射個所の円周上に放射状に
散開される。
散開された光条は円錐ミラー5を照射するが該円錐ミラ
ー5の頂角7が90°であるため、入射角が45°とな
り、結局棒状レンズ3の光軸4と平行な方向に反射され
て観察対象9上に基準直径りの円10を表示することと
なる。
なお該基準直径りは本願の基準寸法表示装置と観察対象
9との間の距離に関係なく一定である。
上記の構成、作用を有する本考案に係る基準寸法表示装
置によれば、光源及びその導光系と光条を放射状に散開
させるための棒状レンズと、散開された光条を該棒状レ
ンズの光軸方向に反射して円に変換する円錐ミラーとに
よって観察対象上に基準直径の円を表示する様にしたこ
とによりこれを寸法測定の基準値にすることができると
いう有意義な効果を発揮することができるのである。
第2図は他の実施例を示す原理説明図であり導光系2に
よって導かれる光条の入光位置を適宜手段によって移動
させ、基準となる円の直径を変化させる様にしたもので
ある。
すなわち、上記光条を位置P□から入光させた場合には
、該光条は棒状レンズ3によって放射状に散開された後
、R1に於て円錐ミラー5に反射され、観察対象9上に
直径D1の円10を表示する。
また光条を位置P2から入光させた場合にはR2に於て
円錐ミラー5に反射され、観察対象9上に直径D2の円
10を表示する。
これにより任意直径の円10を観察対象9上に表示して
、該観察対象9との対比を行なうことができるため、あ
るかじめ光条の入光位置と円10の直径との間の相関関
係を計算しておけば観察対象9の寸法を測定することが
できるのである。
ところで以上の説明はいずれも観察対象9が棒状レンズ
3の光軸4に対して傾斜していない場合について述べた
ものであり、この場合には該観察対象9上に円10が表
示されるが、本願は該観察対象9が棒状レンズ3の光軸
4に対して傾斜している場合にも適用可能である。
第3図は観察対象9が傾斜している場合にも適用される
実施例の概略説明図であり、棒状レンズ3の光軸4方向
に中心位置指示用光を入射することとしたものである。
上記構成によれば、観察対象9上に表示された欄内12
に於て、第4図の説明図に示す中心位置13から等距離
でかつ対称の位置にある2点A4.B1が基準寸法を表
示することとなるので、観察対象9が傾斜している場合
であっても測定の基準値を得ることができるのである。
また第5図も観察対象9が傾斜している場合に適用可能
な実施例を示し、棒状レンズ3の光軸4と観察対象9の
像を導く観察用光学系14による視野の中心とを一致さ
せたものである。
上記構成によれば、第6図に示す如く、視野の中心Cか
ら等距離でかつ対称な2点A’、B2が基準寸法を表示
することとなる。
この場合には視差が生じないので測定誤差を減少させる
ことができる。
また視野の中心にマーク15を付することとしてもよい
第7図は本考案の要旨を内視鏡に適用した具体例を示す
概略説明図であり、観察対象9を照明するためのライト
ガイド16や、該観察対象9の像を後方の柄部17に導
くための観察用光学系14と共に、レーザ光を導くレー
ザガイド18及びミラー19から戒る導光系2と、光集
束性ガラスファイバを利用して棒状レンズ3と円錐ミラ
ー5と光条を出光させるための測定用窓20とを先部2
1に設けたものである。
これにより体腔内部の患部や原子炉内部の疵等の如く、
直接的に寸法測定をすることのできない観察対象を目視
で観察したり写真撮影をしたりする場合に、該観察対象
と表示された円等を対比して該観察対象の寸法を測定す
ることができるのである。
以上述べた如く、本考案に係る基準寸法表示装置によれ
ば、直接的に寸法を測定したり目印をつけたりすること
のできない個所を観察する場合に於て、寸法測定の基準
となる円等を観察対象上に表示することができるため、
両者を対比して該観察対象の寸法を知ることができると
いう有意義な効果を発揮することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る基準寸法表示装置の一実施例を示
す概略説明図、第2図は光条の入光位置を移動させる様
にした他の実施例の原理説明図、第3図は中心位置指示
用光を入射する様にした実施例の概略説明図、第4図は
第3図の説明図、第5図は棒状レンズの光軸と視野の中
心とを一致させた実施例を示す概略説明図、第6図は第
5図の説明図、第7図は本考案の要旨を内視鏡に適用し
た具体例を示す概略説明図である。 1・・・・・・光源、2・・・・・・導光系、3・・・
・・・棒状レンズ、4・・・・・・光軸、5・・・・・
・円錐ミラー、7・・・・・・頂角、8・・・・・・導
入口、11・・・・・・中心位置指示用光、14・・・
・・・観察用光学系、16・・・・・・ライトガイド、
18・・・・・・レーザガイド、20・・・・・・測定
用窓、21・・・・・・先部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 光源及びその導光系と、この導光系によって導ひか
    れた光条を放射状に散開させる光集束性ガラスファイバ
    を利用した棒状レンズと、上記の如く放射状に散開され
    た該光条を反射して円に変換する円錐ミラーとを備え、
    観察対象上に寸法測定の基準となる上記円を表示する様
    にしたことを特徴とする基準寸法表示装置。 2 導光系によって導かれる光条の入光位置を適宜手段
    によって移動させ、円の直径を変化させる様にしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の基準
    寸法表示装置。 3 円錐ミラーの頂角を90’としたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の基準寸法表示装置
    。 4 円錐ミラーに光条の導入口を設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の基準寸法表示装
    置。 5 円錐ミラーの一部又は全部を半透過鏡で形成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の基
    準寸法表示装置。 6 円錐ミラーの鏡面の一部を素通しにしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の基準寸法表
    示装置。 7 棒状レンズの光軸方向に中心位置指示用光を入射す
    る様にしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の基準寸法表示装置。 8 棒状レンズの光軸と、観察用光学系による視野の中
    心とを一致させる様にしたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の基準寸法表示装置。 9 観察対象を照明するためのライトガイドや、該観察
    対象の像を導くための観察用光学系と共にレーザガイド
    等の導光系と棒状レンズと円錐ミラーと測定用窓とを内
    視鏡の先部に設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の基準寸法表示装置。
JP15138078U 1977-12-21 1978-11-02 基準寸法表示装置 Expired JPS6035046Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15138078U JPS6035046Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 基準寸法表示装置
US05/968,025 US4281931A (en) 1977-12-21 1978-12-11 Measuring apparatus comprising light optics utilizing cylindrical focusing glass fiber

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15138078U JPS6035046Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 基準寸法表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568110U JPS5568110U (ja) 1980-05-10
JPS6035046Y2 true JPS6035046Y2 (ja) 1985-10-18

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JP15138078U Expired JPS6035046Y2 (ja) 1977-12-21 1978-11-02 基準寸法表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881023A (ja) * 1981-11-09 1983-05-16 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用測長装置
JP5307407B2 (ja) * 2008-01-11 2013-10-02 オリンパス株式会社 内視鏡装置およびプログラム

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JPS5568110U (ja) 1980-05-10

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