JPS6034929Y2 - 圧電式高電圧発生装置 - Google Patents
圧電式高電圧発生装置Info
- Publication number
- JPS6034929Y2 JPS6034929Y2 JP12478080U JP12478080U JPS6034929Y2 JP S6034929 Y2 JPS6034929 Y2 JP S6034929Y2 JP 12478080 U JP12478080 U JP 12478080U JP 12478080 U JP12478080 U JP 12478080U JP S6034929 Y2 JPS6034929 Y2 JP S6034929Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- pad
- case
- high voltage
- ground plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ライター、ガス器具等の点火源として使用さ
れる圧電式高電圧発生装置で、圧電素子の当て金と台座
とを直接アース板で電気的に接続する様にした圧電式高
電圧発生装置のアース機構の改良に関するものである。
れる圧電式高電圧発生装置で、圧電素子の当て金と台座
とを直接アース板で電気的に接続する様にした圧電式高
電圧発生装置のアース機構の改良に関するものである。
従来の高電圧発生装置のアース機構は、当て金から衝撃
子へ、衝撃子から復帰バネに導通せられ、さらに復帰バ
ネがケースに係接する位置から台座まで、リード線か又
は長方形状の金属板を取着などの方法でアースがとられ
ているが、衝撃子が当て金に衝突した瞬間、弾性により
衝撃子は瞬時跳反るため負側の回路は、一瞬的にギャッ
プを生じ電気的には高抵抗を持った状態になる。
子へ、衝撃子から復帰バネに導通せられ、さらに復帰バ
ネがケースに係接する位置から台座まで、リード線か又
は長方形状の金属板を取着などの方法でアースがとられ
ているが、衝撃子が当て金に衝突した瞬間、弾性により
衝撃子は瞬時跳反るため負側の回路は、一瞬的にギャッ
プを生じ電気的には高抵抗を持った状態になる。
この状態の中を高電流は、放電で連絡するため、発生電
流は損失することになり、従って放電エネルギーの損失
となる。
流は損失することになり、従って放電エネルギーの損失
となる。
このために完全にアースをとる必要がある。
又当で金の肩を受けるケースの肉厚が薄いため、圧電素
子を台座で締付けると、当て金の肩でケースの薄い肉を
変形させ、さらに圧電素子外周に注入した接着剤を乾燥
するための加熱や、合成樹脂そのものが有するクリープ
特性などの問題から台座の締付圧を保持することが困難
で、性能のバラツキや耐久性を悪くしているのでその解
決が望まれていた。
子を台座で締付けると、当て金の肩でケースの薄い肉を
変形させ、さらに圧電素子外周に注入した接着剤を乾燥
するための加熱や、合成樹脂そのものが有するクリープ
特性などの問題から台座の締付圧を保持することが困難
で、性能のバラツキや耐久性を悪くしているのでその解
決が望まれていた。
本考案は、当て金と台座をアース板で直接接続して完全
にアースをとり、さらにアース板の先端で当て金の肩を
受けるため、ケースの当て金の肩を受ける薄肉部分の変
形もなく、上記問題点を解決した圧電式高電圧発生装置
を提供する。
にアースをとり、さらにアース板の先端で当て金の肩を
受けるため、ケースの当て金の肩を受ける薄肉部分の変
形もなく、上記問題点を解決した圧電式高電圧発生装置
を提供する。
以下本考案の実施例を図面に従って説明すると、第１図
〜第３図において、１は樹脂成型されたケースで、一端
側壁の対向した位置にＬ窓１ｄを備え、内側に操作体２
を摺動自在に係合させる空間１ａを形成し、反対側に圧
電素子５、当て金７を収容する空間および先端６ａが係
合せられる長方形のアース板６の板厚より少し厚い幅を
もつ細隙１ｃを形威し、他端部１ｂには金属の台座４が
螺着せられる螺子を形威している。
〜第３図において、１は樹脂成型されたケースで、一端
側壁の対向した位置にＬ窓１ｄを備え、内側に操作体２
を摺動自在に係合させる空間１ａを形成し、反対側に圧
電素子５、当て金７を収容する空間および先端６ａが係
合せられる長方形のアース板６の板厚より少し厚い幅を
もつ細隙１ｃを形威し、他端部１ｂには金属の台座４が
螺着せられる螺子を形威している。
アース板６は、両端部を直角に折曲げ一端６ａに当て金
７の先端部に係合可能な孔６Ｃを形威し、他端部６ｂに
ケース１の先端螺子部１ｂに係合可能な切欠き６ｄを形
成し、弾性と導電性を備えた材料（例えば燐青銅板など
は適合する）からなっている。
７の先端部に係合可能な孔６Ｃを形威し、他端部６ｂに
ケース１の先端螺子部１ｂに係合可能な切欠き６ｄを形
成し、弾性と導電性を備えた材料（例えば燐青銅板など
は適合する）からなっている。
上記ケース１の細隙ＩＣにアース板６の先端部６ａを挿
入し、他端６ｂは螺子部１ｂに挿入することにより、当
て金７の先端部が孔６Ｃに緩入し、当て金７の肩にはア
ース板６の先端部６ａが当接する。
入し、他端６ｂは螺子部１ｂに挿入することにより、当
て金７の先端部が孔６Ｃに緩入し、当て金７の肩にはア
ース板６の先端部６ａが当接する。
当て金７に係接して圧電素子５は、中間端子１０を介し
て正極同志対向して収容せられ、台座４は螺子部１ｂに
螺着せられ、必要な位置まで締付けられる。
て正極同志対向して収容せられ、台座４は螺子部１ｂに
螺着せられ、必要な位置まで締付けられる。
２は樹脂成型され、ケース１のＬ窓１ｄに対向してカム
窓２ａを備えた操作体で、駆動バネ１１を介して衝撃子
９が収容されており、衝撃子９のピン３がカム窓２ａお
よびＬ窓１ｄに係合し、かつ復帰バネ８を介してケース
１に摺動自在に装置される。
窓２ａを備えた操作体で、駆動バネ１１を介して衝撃子
９が収容されており、衝撃子９のピン３がカム窓２ａお
よびＬ窓１ｄに係合し、かつ復帰バネ８を介してケース
１に摺動自在に装置される。
動作は、操作体２を矢印Ａ方向に押圧すると、衝撃子９
は植設されたピン３がＬ窓ｄの周縁に引掛り、位置を確
保しているため、駆動バネ１１は圧縮される。
は植設されたピン３がＬ窓ｄの周縁に引掛り、位置を確
保しているため、駆動バネ１１は圧縮される。
又復帰バネ８も操作体２の押圧により圧縮される。
さらに操作体２を矢印Ａ方向に押圧すると、ピン３は操
作体２のカム窓２ａによりＬ窓ｄの周縁より離脱し、衝
撃子９は当て金７に衝突し高電圧を発生する。
作体２のカム窓２ａによりＬ窓ｄの周縁より離脱し、衝
撃子９は当て金７に衝突し高電圧を発生する。
この場合アース板６は当て金７と台座４とを電気的に直
接接続しているので、アースは完全に確保できる。
接接続しているので、アースは完全に確保できる。
高電圧発生後、操作体２の押圧を解除すると、復帰バネ
８のバネ力により元の位置に復帰する。
８のバネ力により元の位置に復帰する。
上記の中で、当て金７がアース板６の先端折曲げ部６ａ
で受けられることは、台座４の締付けによる加圧にも耐
え、接着剤乾燥のための加熱による変形もなく、材料の
クリープにも左右されず必要一定の締付力を確保出来る
。
で受けられることは、台座４の締付けによる加圧にも耐
え、接着剤乾燥のための加熱による変形もなく、材料の
クリープにも左右されず必要一定の締付力を確保出来る
。
以上本考案は、完全なアースを確保することにより発生
した高電圧エネルギーは損失なく伝わり、さらに圧電素
子の締付力も確保できるので、発生する高電圧エネルギ
ーのバラツキも小さくなるので、点火ミスもなくなり、
かつアース板も簡単な形状の部品のためコストも安く実
用上の効果大である。
した高電圧エネルギーは損失なく伝わり、さらに圧電素
子の締付力も確保できるので、発生する高電圧エネルギ
ーのバラツキも小さくなるので、点火ミスもなくなり、
かつアース板も簡単な形状の部品のためコストも安く実
用上の効果大である。
第１図は本考案実施例の正面図、第２図は同じく側断面
図、第３図は同じくアース板の斜視図。 １・・・・・・ケース、１ｃ・・・・・・間隙、１ｄ・
・・・・・Ｌ窓、２・・・・・・操作体、２ａ・・・・
・・カム窓、３・・・・・・ピン、４・・・・・・台座
、５・・・・・・圧電素子、６・・・・・・アース板、
７・・・・・・当て金、８・・・・・・復帰バネ、９・
・・・・・衝撃子、１０・・・・・・中間端子、１１・
・・・・・駆動バネ、１２・・・・・・出力導出コード
。
図、第３図は同じくアース板の斜視図。 １・・・・・・ケース、１ｃ・・・・・・間隙、１ｄ・
・・・・・Ｌ窓、２・・・・・・操作体、２ａ・・・・
・・カム窓、３・・・・・・ピン、４・・・・・・台座
、５・・・・・・圧電素子、６・・・・・・アース板、
７・・・・・・当て金、８・・・・・・復帰バネ、９・
・・・・・衝撃子、１０・・・・・・中間端子、１１・
・・・・・駆動バネ、１２・・・・・・出力導出コード
。
Claims (1)
- 圧電素子５、当て金７を収容し、一端に金属の台座４を
螺着した合成樹脂でなるケース１に、駆動バネ１１、衝
撃子９を摺動自在に収容した合成樹脂でなる操作体２を
、復帰バネ８を介して摺動自在に係合してなるものにお
いて、両端部を直角に折曲げ一端６ａに孔６Ｃを形成し
、他端部６ｂに切欠き６ｄを形威してなるアース板６の
前記孔６ｃに前記当て金７の先端部を挿入し、切欠き６
ｄを前記ケース１の先端螺子部１ｂに係合して前記台座
４で締付け、前記当て金７と前記台座４とを前記アース
板６で電気的に接続してなる高電圧発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12478080U JPS6034929Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 圧電式高電圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12478080U JPS6034929Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 圧電式高電圧発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5751260U JPS5751260U (ja) | 1982-03-24 |
| JPS6034929Y2 true JPS6034929Y2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=29485295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12478080U Expired JPS6034929Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 圧電式高電圧発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034929Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132176U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | フクビ化学工業株式会社 | 反物の巻芯 |
-
1980
- 1980-09-02 JP JP12478080U patent/JPS6034929Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5751260U (ja) | 1982-03-24 |
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