JPS6034838A - 包装材料 - Google Patents

包装材料

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JPS6034838A
JPS6034838A JP58228282A JP22828283A JPS6034838A JP S6034838 A JPS6034838 A JP S6034838A JP 58228282 A JP58228282 A JP 58228282A JP 22828283 A JP22828283 A JP 22828283A JP S6034838 A JPS6034838 A JP S6034838A
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packaging
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包装材料とくに食品の包装に適した包装材料に
関するものである。
本発明はとくに袋または容器の製造に用いるポリマーフ
ィルムに関するものであるが、これに限定されるもので
はない。例えば包装用或いは袋や容器の製造用の紙及び
多層のダンボール紙にも適用できるものである。
ポリマーフィルムは穀物、乾燥食品、米麦等の食品を入
れる袋や容器の製造に用いられることが多い。このよう
に充填された袋や容器は倉庫に積まれて貯蔵されるが周
知のように袋の内容物が害虫に冒かされる危険度が極め
て高い。
害虫は袋に穴をあけて侵入するが、倉庫に積み込んだあ
とに袋を処理することは極めて困難である。
害虫の浸入を防止するために袋に殺虫剤或いは除虫剤（
以下単に殺虫剤と呼ぶ）を塗布することが提案されてい
るが、塗布剤は剥げ落ちることが多くまた袋を取扱う作
業員に不快感をあたえるという欠点がある。
またポリマー組成物にその構成物質として殺虫剤を組入
れることが提案されているが、との提梨も殺虫剤がポケ
ットに′ｆｌｉ積するという欠点がある。
このため殺虫剤の濃度の高い部分と殺虫剤がほとんど存
在しない部分が生じるととになる。従って、害虫が殺虫
剤のほとんど存在しない部分に穴をあけることになれば
袋から袋へと害虫が侵入することになる。
本発明による例えば食品包装用の包装材料は少くとも二
層の７−ト材から成り、その間に殺虫剤を塗布するもの
である。さきに述べたように本発明において殺虫剤は、
除虫剤、防虫剤をも含むものである。
本発明に用いる殺虫剤はとくに制限はなく適当な殺虫剤
、その他殺虫性化合物毬成物或いはそれらの混合剤を使
用することができる。このようガ化合物や組成物の多く
は市販されている。また食品の包装材料に用いる殺虫剤
としては合成または天然のピレトリンを用いることがで
きる。ピレトリンは単独もしくは適当な凝固剤（ｓｙｎ
ｅｒｇｉａｔ　）と組合せて使用できる。例えばピペロ
ニルゾトキサイドやセサメックス（ａｅｓａｍｅｘ　）
と組合せて殺虫剤のメタホウ酸による拷性低減をおくら
せる。天然のビレトラム（ｐｙｒｅｔｈｒｕｍ　）を単
独または適当な凝固剤例えばビペロニル！トキサイドと
組合せて使用することが好ましい。ビレトラムは哺乳類
に対１イ沓社／７−Ｉ臥１１僅田萌βイ婁巾萌（妨伏反
大を線舟りいことが知られている。
本発明において、“天然のビレトラム“は除虫菌属の植
物例えばｐｙｒｅｔｈｒｕｍ　ｃｉｎｅｒａｅｔｏｌｌ
ｕｍの花から採取されたものを意味し、その主成分が殺
虫作用をもっているので、一般にピレトリン及びシネリ
ンとして知られているものである。
包装または包装材料の最終用途に応じて、その恵適当な
殺虫剤が使用できることはもちろんである。また天然の
ビレトラムの代シに合成ピレトリンを使用してもよい。
いずれにしても殺虫剤は人及び哺乳動物に対して無害な
濃度とすることが好ましい。
また本発明による包装材料を構成する少くとも二層のシ
ート材は、例えば接着剤を用いるなど適当な方法で接合
することができる。接着剤としては殺虫剤と相溶性のあ
るものであればよいがピレトリン殺虫剤を使用する場合
には非アルカリ性接着剤を使用すべきである。また後述
するように接着剤は合成樹脂と硬化剤から成るものを使
用してもよい。
本発明の好ましい実施態様では接着剤として例えばヘン
ケル社（）Ｉｅｎｋｅｌ　Ｇ、ｍ、ｂ、Ｈ）製の”　Ｌ
ＩＯＦＯＬＵＫ２６００″（商標名）として市販されて
いるポリウレタン樹脂と、また同社製のＬＩＯＦＯＬ　
ＵＫ　５０００”（商標名）として市販されている架橋
剤を含む硬化剤から成る接合剤が使用される。
好ましい実施態様では殺虫剤をシート材と一体にするた
めに用いる接着剤中に含める。
上記の殺虫剤と接合剤の構成物質はシート材に塗布する
ために溶剤に予め分散しておくことができる。
上記の好ましい殺虫剤と接着剤でコーティングする場合
同溶剤は、エチルアセテートから成るものが好ましい。
また、シート材を結合する接着剤中に殺虫剤を導入する
代シに、シート材の一方または双方にスズレー、プリン
トあるいはコーティング等の適当な方法で殺虫剤を接着
剤とともに、或いは単独で施すことができる。
本発明の好ましい実施態様では、殺虫剤を介在せしめる
シート材の少くとも一方、好ましくけ双方ともポリマー
材とする。ポリマーとしてはＩリノロビレンやポリエチ
レンなどのエチレンビニルアセテート及び／またはポリ
オレフィンポリマーなどを適宜使用できる。
前述の如く、本発明はポリマー包装材料に限定されるも
のではないがその理由は、紙や段？−ル層、或いは例え
ば紙とポリマー材の複合層は適当な接着剤で一体にする
ことができ、その層間に適当な殺虫剤を施すことができ
るからである。シート材はその他適当な材質のものが使
用できる。
本発明の包装材料は包装シートとして用いられるほか袋
、箱その他所型の容器をそれらの所定の寸法及び可撓性
に合せて製造するためのシート材として用いられる。
本発明の包装材料で、例えば穀物の荷装などの包装容器
を製作すると、無処理材料で製作した容器に比較して極
めて大きな毒虫侵入防止効果が得られる。
さらに、本発明の包装材料はシート材として貯蔵ビン、
サイロその他の容器の内壁の内張ルや被覆に使用するこ
とができる。
本発明の包装材料はその他適宜の形態で害虫伝染または
侵入の防止用の包装材料として使用できる。例えばシー
ト状の包装材料を容器内の貯蔵品の上下、左右に配設す
ることができる。また、シート状の包装材料を害虫の侵
入を防止する化学的障害壁として構成することもできる
。包装材料に穴をあけて侵入した害虫は殺虫剤の殺虫作
用を受けることになる。
寸だ、殺虫剤を介在せしめた二層のシート材の少くとも
一方を、殺虫剤を透過する性質または構造のものとし、
殺虫剤が包装材料の少くとも他面、或いは包装材料を構
成する他の層に移動できるようにしてもよい。
双方ともに殺虫剤に対して透過性とすることができ、殺
虫剤を包装材料の両面に移動できるようにしてもよい。
本発明による包装材料で例えば鶏卵箱をつくった場合、
その内部で殺虫剤が移動できるようにすると、箱内の害
虫は殺され箱内の卵は詳化防止され或いは評化したひな
は殺されるという効果がある。
殺虫剤の内側に位置し、被包装物品と接触するシート材
層上、エチレンビニルアセテートコーポリマーを用い、
殺虫剤の外側に位置するシート材層よシも殺虫剤の透過
性を大きくすることができるＯ 外側のシート材は中間層を比較的密度の高いポリエチレ
ンとし、その内側と外側の層を比較的密度の低いポリエ
チレン材を用いてこれらを一体忙押出成形したものを使
用することができる。また、外側層には後述の理由によ
シ紫外線インヒビター或いは同吸着剤を含めてもよい。
例えばビレトラムを殺虫剤として使用する場合、包装材
料の外側層にテリマーフィルムを用いると、この外側層
を透過する紫外線の作用によシ殺虫剤の殺虫効果が低減
されることが多い。従って、とのような場合、層状包装
材料の少くとも外側層のポリマーフィルムに市販されて
いる適当な紫外線　゛吸着剤を混入することが好ましい
。
以下、本発明を添付図面に示す実施例について説明する
。
図面において、例えば容器用に適した本発明のシート状
の包装材料はビニルア、セテート３％を含有するエチレ
ンビニルアセテートから成るポリマーフィルムの内偵ｊ
層１ｏを鳴し、同層は容器内に貯蔵される食品１２に接
触する。同内側層は密度０．９３０．融解係数１．５　
ＧＭ／ｍ／ｍ　（Ａｓ　ＴＭＤ　１２３８による）であ
る。また、同内側層の平均厚は２５ミクロンで平均酸素
透過率は１０．０００ｃｎｒ”　（Ａｓ　ＴＭＤ１４３
４−６３による〕である。
連続性のコーティング１４は殺虫剤を混入した接着剤か
ら成シ、前記シート材の内側層１ｏと、外側層１６との
間に施され、これらの層を一体に接着している。コーテ
ィング１４の接屑剤と殺虫剤から成る組成物については
以下に述べる実施例及び表において詳述する。
外側層１６は一体に押出し成形した複合ポリマーフィル
ムであり、約７．５ミクロン厚のｉ密度。
ポリエチレン内部層１８と約２５ミクロン厚の高密度ポ
リエチレン中間層２ｏと約７．５ミクロン厚の低蕾度ポ
リエチレン外部層２２から構成されておシ、同外部層２
２はその組成中に市販の紫外線インヒビターが吸着剤と
して０．３チ含有されている。従って包装材料の外側層
１６の平均厚は４０ミクロンとなり、その平均酸素透過
率は２．０００ｃｒｔ？（ＡＳＴＭＤ　１４３４−６３
．　ＤＩＮ　５３３８０による）である。
図面の包装材料のポリマーフィルムの総合平均厚は６５
ミクロン（コーティング１４の淳みは除く）で有効貯賦
期間は２ケ月である。俳し、ユーザーの要求に応じて包
装材料の材質全適宜変更できることはもちろんである。
実施例として説明すれば、外側層１０と内側層１６の間
に施す接着剤と殺虫剤の混合剤は敢状のＬｉｏｆｏｌ　
ＵＫ　２６００”を含むポリウレタン樹脂、エチルアセ
テート金倉む溶剤、及び天然のヒレトラムとピベロニル
ブトキサイドとの組合せから成る殺虫剤を密に混合して
調製した。殺虫剤の構成物質は最終的には混合剤中に分
散された。内側７１１０と外側層１６との間に施す直前
にこの混合剤にＬｉｏｆｏｌ　ＵＫ　５０００”を含む
硬化剤を添加した。同接着の組成は表１に示す追シであ
る。
表　Ｉ 組　成　＆量ゆ ”　Ｌｉｏｆｏｌ　ＵＫ　２６００　’　９．００エチ
ルアセテート　１０．２６ ″’Ｌｉｏｆｏｌ　ＵＫ　５０００　’　０．９０ビレ
トラム　０．８８８ ピペロニルプトキサイド　４．４４ ２５．４８８ 上記の混合剤を約８１７ｍ”の駕で内外Ｎ１１０゜１６
の間に施した。また双方の層の間に連続した均一なコー
ティング１４を形成するためサンドイッチゾリンティン
グ法として知られている積層法を用いて同混合剤を施し
た。槓鳩恢、包装材料を乾燥した。このようにしてシー
ト材層１０及び１６０間に連続した均一なコーティング
が形成された。
−平方米の表面に施された８ｇの接着剤のうち、平均０
．３１２．９の天然のビレトラムと３．０ｇのピペロニ
ルゾトキサイドが有効性を維持していた。
乾燥後の接着剤の組成含有遊′ｆ：＝ｘｌに示す０表　
■ 組　成　重量ゆ Ｌｉｏｆｏｌ　ＵＫ　２６００　５．４０エチルアセテ
ート　０．０１ Ｌｉｏｆｏｌ　ＵＫ　５０００　０．６７５ビレトラム
　０．４４４ ビペロニルプトキサイド　４．４４０ １０．９６９ 上記に述べたシート状の積層包装材料を用いて食品貯蔵
用容器を製作し、これと市販のポリマーフィルムでつく
った容器とを比較した。
一方のテストでは°、本発明の包装材料でつくったとう
もろこしを入れた容器内に穀物及びとうもろこしのそう
虫（ｇｒａｎａｒｙ　ａｎｄ　ｍａｉｚｅ　ｗｅｅｖｉ
ｌｇ　）を入れ、他のテストでは同様に本発明の包装材
料でつくったと９もろこしを入れた容器の外側に同様の
そう虫を置いた。容器の外側に置いたそう虫は容器に接
触せしめてペトリ皿に採取した。上記のいずれのテスト
においてもすべてのそう虫が２４時間後に死んだ。これ
に対し比較容器でのテストでは容器内に入れたそう虫は
すべて７日後にも生存していた。また比較容器の外側で
ベトリ皿に採取したそう虫は７日後にも生存していた。
同様に、本発明の包装材料でつくった容器の内側にエフ
ニスチア幼虫（ｅｐｈｅｎｔｉａ　１ａｒｖａｅ　）を
入れて実験した結果、６日後に金兄した。比較容器では
１４日後も全幼虫が生存していた。
また、本発明の包装材料でつくった容器の外側で１４日
間イトリ皿に採取し７’ｃ２０尾のエフニステア幼虫の
うちわずか４尾が生存したにすぎない。
この４尾は容器と接触しないペトリ皿中で発見された。
これに対し、比較容器では、同期間後もすべてが生存し
ていた。
また、本発明のフィルムでつくったとうもろこし貯蔵用
容器に、７日間暴露したエフニスチアの卵から鼾化した
幼虫はいなかりた。比較容器においてはこの期間後多数
の卵が射化していた。
なお、本発明の包装材料に混入する殺虫剤の濃度及び種
類は、シート材の層に穴ろけ加工した場合また妹しない
場合、いずれも特定の用途において安全なものであるこ
とが好ましく、人及び哺乳動物に対して無害なものが好
ましい。また殺虫剤は最終容器が使用される国の政府の
厚生機関で定めた規定に従って決められるべきである。
以上、本発明を好ましい実施態様について説明したが、
本発明の範囲内において、種々の変更がなし得ることは
明白である。
例えば、上記実施例では、貯蔵期間２ケ月の積層包装材
料について説明したが、その期間を延ばすためには構成
層全適宜に変更できる。例えば外側層１６の中間／１１
２０の厚さを平均２５ミクロンとする代シに５０ミクロ
ンとすれば約６ケ月の貯蔵期間が得られる。
シート材の厚さ及び材質、殺虫剤の濃度及び性質、殺虫
剤の塗布方法等は特定用途の要求に応じて変更すること
ができる。本発明の要旨は、例えば食品の包装または容
器に使用でき、ｍ間に殺虫剤を施して害虫の侵入を防止
する積層包装材料を提供することにある。
本発明は、本発明の包装材料でつくられた容器もその権
利範囲に含むものである。
また、本発明の包装材料金内張シした容器を含むもので
ある。
さらに、本発明の包装材料を部分的に使用した容器をも
含むものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の包装材料の実施例を示す断面図で
ある。 １０・・・包装拐料の内側層 １４・・・コーティング（接着剤と殺虫剤とから成る）
１６・・・包装材料の外側層 １８・・・ポリエチレン内部層 ２０・・・同中間層 ２２・・・同外部層 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（テ六゛） １　事件の表示 昭和ζ３年↑ｈ　訴願第７７？λ２２号事件との関係　
出　１頭　人 一館−１辷七ヤ動− 氏　名（名利、）マルラー止イ１しく一１°ロ１°ライ
ーフ２７１ノー２５　補正命令の日イ」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、　少くとも二層のシート材から成シ、同シート材の
    間に殺虫剤の連続コーティングを施したことを特徴とす
    る包装材料。 ２、　シート材を殺虫剤と相溶性の接着剤で一体にした
    特許請求の範囲第１項に記載の包装材料。 ３、接着剤は合成樹脂と硬化剤とを含む特許請求の範囲
    第２項に記載の包装材料。 ４、接着剤に殺虫剤を混入した特許請求の範囲第２項ま
    たは第３項のいずれかに記載の包装材料。 ５、殺虫剤は天然殺虫剤である特許請求の範囲第１項乃
    至第５項のいずれかに記載の包装材料。 ６、殺虫剤は有効成分としてビレトラムを含む特許請求
    の範囲第５項に記載の包装材料。 ７、　殺虫剤は天然のビレトラムを含む特許請求の範囲
    第６項に記載の包装材料。 ８、殺中１ｉ１１は：Ｆ然のビレトラム）−諺Ｍ翻１（
    ｓｙｎｅｒｇｉａｔ　）との組合せである特許請求の範
    囲第７項に記載の包装材料。 ９、殺虫剤は天然のビレトラムとビペロニル！トキサイ
    ドの結合体である特許請求の範囲第７項に記載の包装材
    料。 １０、シート材の少くとも１つが殺虫剤に対して透過性
    である特許請求の範囲第１項乃至第９項のいずれかに記
    載の包装材料。 １１、シート材のいずれもが殺虫剤に対して透過性であ
    る特許請求の範囲第１項乃至第１０項のいずれかに記載
    の包装材料。 １２、シート材の少くとも１′）がポリマー材である特
    許請求の範囲第１項乃至第１１項のいずれかに記載の包
    装材料。 １３、シート材の少くとも１／）がエチレンビニルアセ
    テートである特許請求の範囲第１２項に記載の包装材料
    。 １４、シート材の少くとも１つがポリオレフィンポリマ
    ーである特許請求の範囲第１２項に記載の包装材料。 １５、シート材の少くとも１つがポリオレフィンポリマ
    ーである特許請求の範囲第１２項に記載の包装材料。 １６、シート材の１つはエチレンビニルアセテートコー
    ポリマーから成シ、他のシート材は密度の低いポリエチ
    レンの内部層及び外部層と密度の大きなポリエチレンの
    中間層を一体に押し出し成形した複合ポリマーフィルム
    である特許請求の範囲第１２項に記載の包装材料。 １７、エチレンビニルアセテート層はポリエチレン層よ
    シも殺虫剤に対する透過性が大である特許請求の範囲第
    １６項に記載の包装材料。
JP58228282A 1982-12-03 1983-12-02 包装材料 Pending JPS6034838A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
ZA828905 1982-12-03
ZA82/8905 1982-12-03

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JP58228282A Pending JPS6034838A (ja) 1982-12-03 1983-12-02 包装材料

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AU (1) AU2193483A (ja)
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