JPS6034544B2 - 24−ヒドロキシイソタキステロ−ル↓3及びその製造法 - Google Patents
24−ヒドロキシイソタキステロ−ル↓3及びその製造法Info
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- JPS6034544B2 JPS6034544B2 JP10940377A JP10940377A JPS6034544B2 JP S6034544 B2 JPS6034544 B2 JP S6034544B2 JP 10940377 A JP10940377 A JP 10940377A JP 10940377 A JP10940377 A JP 10940377A JP S6034544 B2 JPS6034544 B2 JP S6034544B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な活性型ビタミンD3アナログである24
−ヒドロキシイソタキステロール3及びその製造法に関
する。 更に詳しくは、小腸から高度なカルシウム吸収能ならび
に骨塩溶解作用を有する24ーヒドロキシイソタキステ
ロール3及びその製造法に関する。本発明において目的
とする24−ヒドロキシィソタキステロール3は新規化
合物であり、その生理作用、製造方法は従来、全く知ら
れていなかった。 ビタミンD3の生体内代謝産物であり活性型ビタミンD
3として知られているIQ,25ジヒドロキシビタミン
D3又はそのアナログであるIQ−ヒド。キシビタミン
D3は腎摘出動物においても血中カルシウム濃度を高め
る作用を持ち(小腸からのカルシウム吸収作用及び骨塩
熔解作用)、カルシウムの代謝異常による種々の障害た
とえば、腎不全患者の骨病変等に効果を示すことが知ら
れている〔バイオケミストリ−(Bi比hemistr
y)10,2935(1971)およびプロシーデイン
グス・オブ・ナショナル・アカデ′ミー・サイエンス(
Pr比・Nat・Acad・Sci)USA.70,2
248(1973)参照〕。 しかしこれらの化合物はいずれも相当するIQ−位に水
酸基が必要であり、IQ−水酸化のために数工程の反応
を必要としている。従来、IQ−位に水酸基を有さない
で賢摘出動物にもその生理作用を発現するアナログとし
て5,6−トランスビタミンD3、5,6−トランス−
25−ジヒドロキシビタミンD3、イソタキスナロール
およびジヒドロタキステロールが知られている〔サイエ
ンス(Sience)、180,964(1973)お
よびバイオケミストリー(Biochemistび)、
11,2715(1972)参照〕が、5,6ートラン
スービタミンD3、イソタキステロール、ジヒドロタキ
ステロールはビタミンD3と同様に徐々にしか系から除
去されずビタミン毒性を誘発する可能性が大きいと思わ
れる。 また5,、6ートランス−25−ジヒドロキシビタミン
D3はその原料である25−ジヒドロキシコレステロー
ルの合成が繁雑であり有用な化合物とは言い難い。本発
明の目的とする24ーヒドロキシィソタキスプロール3
は驚くべきことには、賢摘出動物でも小腸からのカルシ
ウム吸収を急速にうながし、血中のカルシウム濃度を高
める作用を持つことが本発明者らによりはじめて明らか
にされた。 かくして本発明の目的は上述のように医薬品として有用
な生理作用を有する新規化合物である24−ヒドロキシ
イソタキステロール3及びその製造法を提供することに
ある。 すなわち、本発明によれば下記式〔1〕 で表わされる24ーヒドロキシィソタキステロール3が
提供される。 本発明の24ーヒドロキシィソタキステロール3は例え
ば下記の如くして工業的に有利に製造することができる
。すなわち、下記式〔ロ〕 で表わされる24ーヒドロキシィソタキステロールD3
を、不活性溶媒中、三フッ化ホウ素エチルエーテル鍔化
合物(Bron tmluoride efhyle比
erate)と接触せしめ異性化せしめることにより上
記式〔1〕で表わされる24ーヒドロキシィソタキステ
ロール3を製造することができる。 本発明で用いられる不活性溶媒としては、例えば、石油
エーテル、ヘキサン、ベンタン、シクロヘキサン、リグ
ロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム
、四塩化炭素、1,2−ジクロルェタン、1,2ージブ
ロモェタン等の炭化水素あるいはハロゲン化炭化水素、
更にはエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メ
チルセルソルプ等のエーテル系溶媒が挙げられる。なか
でも、ベンゼン、ヘキサン、ベンタン等の炭化水素系溶
媒およびエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル系溶媒またはこれらの混合溶媒が特に好ましく用い
られる。また、三フッ化ホウ素エチルエーテル錆化合物
の添加量は24−ヒドロキシビタミンD3に対し1%〜
70%(重量)が好適であり、1%より少ないと反応が
極めて遅く、70%を超えると他の異性化反応や副反応
が起り易くなる。 反応温度は−looo〜100℃の範囲が好適であり、
特に好ましくは1ooo〜40こ0の範囲である。 また反応時間は通常3粉ご〜3独時間である。反応終了
後の処理は通常水を加え、有機溶媒で抽出することによ
り行なわれる。得られた粗生成物はカラムクロマトグラ
フィーあるいはプレパラティブ薄層ク。マトグラフィー
あるいは高速液体クロマトグラフィー、再結晶等により
単離精製することができる。尚、本発明で使用する前記
式
−ヒドロキシイソタキステロール3及びその製造法に関
する。 更に詳しくは、小腸から高度なカルシウム吸収能ならび
に骨塩溶解作用を有する24ーヒドロキシイソタキステ
ロール3及びその製造法に関する。本発明において目的
とする24−ヒドロキシィソタキステロール3は新規化
合物であり、その生理作用、製造方法は従来、全く知ら
れていなかった。 ビタミンD3の生体内代謝産物であり活性型ビタミンD
3として知られているIQ,25ジヒドロキシビタミン
D3又はそのアナログであるIQ−ヒド。キシビタミン
D3は腎摘出動物においても血中カルシウム濃度を高め
る作用を持ち(小腸からのカルシウム吸収作用及び骨塩
熔解作用)、カルシウムの代謝異常による種々の障害た
とえば、腎不全患者の骨病変等に効果を示すことが知ら
れている〔バイオケミストリ−(Bi比hemistr
y)10,2935(1971)およびプロシーデイン
グス・オブ・ナショナル・アカデ′ミー・サイエンス(
Pr比・Nat・Acad・Sci)USA.70,2
248(1973)参照〕。 しかしこれらの化合物はいずれも相当するIQ−位に水
酸基が必要であり、IQ−水酸化のために数工程の反応
を必要としている。従来、IQ−位に水酸基を有さない
で賢摘出動物にもその生理作用を発現するアナログとし
て5,6−トランスビタミンD3、5,6−トランス−
25−ジヒドロキシビタミンD3、イソタキスナロール
およびジヒドロタキステロールが知られている〔サイエ
ンス(Sience)、180,964(1973)お
よびバイオケミストリー(Biochemistび)、
11,2715(1972)参照〕が、5,6ートラン
スービタミンD3、イソタキステロール、ジヒドロタキ
ステロールはビタミンD3と同様に徐々にしか系から除
去されずビタミン毒性を誘発する可能性が大きいと思わ
れる。 また5,、6ートランス−25−ジヒドロキシビタミン
D3はその原料である25−ジヒドロキシコレステロー
ルの合成が繁雑であり有用な化合物とは言い難い。本発
明の目的とする24ーヒドロキシィソタキスプロール3
は驚くべきことには、賢摘出動物でも小腸からのカルシ
ウム吸収を急速にうながし、血中のカルシウム濃度を高
める作用を持つことが本発明者らによりはじめて明らか
にされた。 かくして本発明の目的は上述のように医薬品として有用
な生理作用を有する新規化合物である24−ヒドロキシ
イソタキステロール3及びその製造法を提供することに
ある。 すなわち、本発明によれば下記式〔1〕 で表わされる24ーヒドロキシィソタキステロール3が
提供される。 本発明の24ーヒドロキシィソタキステロール3は例え
ば下記の如くして工業的に有利に製造することができる
。すなわち、下記式〔ロ〕 で表わされる24ーヒドロキシィソタキステロールD3
を、不活性溶媒中、三フッ化ホウ素エチルエーテル鍔化
合物(Bron tmluoride efhyle比
erate)と接触せしめ異性化せしめることにより上
記式〔1〕で表わされる24ーヒドロキシィソタキステ
ロール3を製造することができる。 本発明で用いられる不活性溶媒としては、例えば、石油
エーテル、ヘキサン、ベンタン、シクロヘキサン、リグ
ロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム
、四塩化炭素、1,2−ジクロルェタン、1,2ージブ
ロモェタン等の炭化水素あるいはハロゲン化炭化水素、
更にはエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メ
チルセルソルプ等のエーテル系溶媒が挙げられる。なか
でも、ベンゼン、ヘキサン、ベンタン等の炭化水素系溶
媒およびエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル系溶媒またはこれらの混合溶媒が特に好ましく用い
られる。また、三フッ化ホウ素エチルエーテル錆化合物
の添加量は24−ヒドロキシビタミンD3に対し1%〜
70%(重量)が好適であり、1%より少ないと反応が
極めて遅く、70%を超えると他の異性化反応や副反応
が起り易くなる。 反応温度は−looo〜100℃の範囲が好適であり、
特に好ましくは1ooo〜40こ0の範囲である。 また反応時間は通常3粉ご〜3独時間である。反応終了
後の処理は通常水を加え、有機溶媒で抽出することによ
り行なわれる。得られた粗生成物はカラムクロマトグラ
フィーあるいはプレパラティブ薄層ク。マトグラフィー
あるいは高速液体クロマトグラフィー、再結晶等により
単離精製することができる。尚、本発明で使用する前記
式
〔0〕で表わされる24ーヒドロキシビタミンD3は
海藻中に多量に存在する下記式〔m〕で表わされるフコ
ステロールを原料とし、24一オキソコレステロール、
33、24ージアセトキシコレストー5−ェンを経て得
られる38、24ージヒドロキシコレス夕−5,7ージ
ェンに紫外線照射および異性化反応を行なうことにより
高収率で容易に製造することができる。 本発明の24ーヒドロキシィソタキステロール3の生物
活性は実施例に記載したとおりである。 以下、本発明をさらに詳細に説明するために実施例を挙
げるが、本発明はもとより、これらに限定されるもので
はない。実施例 1 24−ヒドロキシビタミンD310雌をベンゼン10の
‘に溶解させ、次いでニフッ化ホウ素エチルエーテル鍔
化合物のベンゼン溶液0.3の【(濃度:0.03の‘
の三フッ化ホウ素エチルエーテル緒化合物を3の‘のベ
ンゼンに溶解せしめたもの)を5℃で添加し、室温で1
畑時間放置した。 反応終了後、水を加え酢酸エチルで抽出した。酢酸エチ
ル層を6%重酸酸ナトリウム水溶液および水で順次洗い
、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、酢酸エチルお
よびベンゼンを減圧下に留去し、淡黄色の油状物質10
の9を得た。この粗生成物をシリカゲルの薄層クロマト
グラフィー(展開、クロロホルムーメタノール30:1
)により単機、精製し下記の物性を有する24−ヒドロ
キシイソタキステロール34.2のoを得た。UV;入
エタノール(nm)、28○、 290(ど側ニ40.000)、3020NMR(C比
夕3);6(ppm) o.85(3日,s,C−18−H) 1.8(3日,s,C−19−H) 3.32(IH,b,C−24−H)、 3.50(IH b,C−3一H)、 6.37,6.44(2日,ABq,C−6,7−H)
。 (sはシングレツト、bはブロード、 qはカルテットを示す。 )MS;7企Vm/e、400(M+)、 38ふ 382、271、25ふ 高分解能マススベクトル; 理論値400,334(C27日4402)測定値40
0,330(M+)実施例 2 このようにして製造した24ーヒドロキシィソタキステ
ロール3の生物活性をしらべた。 (1) 腸管からのカルシウムの吸収能の測定ビタミン
D欠乏低カルシウム食で飼育したラットの腎臓を両側と
もに摘除した後、95%エタノールに溶解した24−ヒ
ドロキシィソタキステロール3 を100Mg/k9腹
腔内投与し、8時間後に殺して十二指腸をとり出し反転
腸管法〔Nねrtin、D.L.and Deluca
、日.F.:アメリカン・ジヤーナル,フイジオロジイ
(Amer・J・Physiol・)216,351(
1969)参照〕でカルシウムの吸収能を測定した。 約5伽の腸管を用い、37o0、90分間、120回/
分の振遼条件で、酸素ガス通気下にインキュベーション
した。反応終了後、反転腸管内外の培地(Medium
)中の放射能を測定した。 各塔地0.2のをバイアル(Vial)びんにとり、こ
れにシンチレーターを含むカクテール(Cocktai
l)12凧【を加え、液体シンチレーションカウンター
(PackardModel3330)で放射能を測定
した。 嫌膜側の放射能の、粘膜側の放射能に対する比、街Ca
(S)/45Ca(M)を腸管からのカルシウム吸収能
の脂標とした。インキユベーシヨン メデ′イウム NaC夕 125hM、 フルクトース 1批Mm Tris−cそ緩衝液 3肌M(PH7.4)CaC〆
2 0.28hM、娘Cac〆 10ACi/
そ。 力クテール(Cocktail) トルエン 1200奴 エチルセロソルブ 800の【 2.5−ジフエニルオキサゾール 8夕 2.2−pーフエニレンービス (5−フエニルオキサゾール) 300の9その結果、
下記表−1に示したように、24−ヒドロキシィソタキ
ステロール3は腸管からのカルシウム吸収能を冗進した
。 0) 骨塩溶解作用の測定 (1)と同様の処置をしたラットに95%エタノールに
溶解した24ーヒドロキシイソタキステロール3を腹腔
内投与し、8時間後に採血して血清のカルシウム濃度を
測定した。 腸管から吸収されるカルシウムの量は無視し得る(食餌
中のカルシウムは殆どゼロに等しい)から、血清のカル
シウム濃度の上昇は、骨からのカルシウムの溶出の結果
を反映していると見なすことができる。結果は下記表一
1に示されているように、24−ヒドロキシイソタキス
テロール3 は血清カルシウム上昇作用すなわち骨塩溶
解作用を示した。表−1 24‐ヒドロキソィソタキス
テロール3の活性1・P.:腹腹内投与★渋 :コント
ロールとの間に1亀の危険率で有意差あり。
海藻中に多量に存在する下記式〔m〕で表わされるフコ
ステロールを原料とし、24一オキソコレステロール、
33、24ージアセトキシコレストー5−ェンを経て得
られる38、24ージヒドロキシコレス夕−5,7ージ
ェンに紫外線照射および異性化反応を行なうことにより
高収率で容易に製造することができる。 本発明の24ーヒドロキシィソタキステロール3の生物
活性は実施例に記載したとおりである。 以下、本発明をさらに詳細に説明するために実施例を挙
げるが、本発明はもとより、これらに限定されるもので
はない。実施例 1 24−ヒドロキシビタミンD310雌をベンゼン10の
‘に溶解させ、次いでニフッ化ホウ素エチルエーテル鍔
化合物のベンゼン溶液0.3の【(濃度:0.03の‘
の三フッ化ホウ素エチルエーテル緒化合物を3の‘のベ
ンゼンに溶解せしめたもの)を5℃で添加し、室温で1
畑時間放置した。 反応終了後、水を加え酢酸エチルで抽出した。酢酸エチ
ル層を6%重酸酸ナトリウム水溶液および水で順次洗い
、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、酢酸エチルお
よびベンゼンを減圧下に留去し、淡黄色の油状物質10
の9を得た。この粗生成物をシリカゲルの薄層クロマト
グラフィー(展開、クロロホルムーメタノール30:1
)により単機、精製し下記の物性を有する24−ヒドロ
キシイソタキステロール34.2のoを得た。UV;入
エタノール(nm)、28○、 290(ど側ニ40.000)、3020NMR(C比
夕3);6(ppm) o.85(3日,s,C−18−H) 1.8(3日,s,C−19−H) 3.32(IH,b,C−24−H)、 3.50(IH b,C−3一H)、 6.37,6.44(2日,ABq,C−6,7−H)
。 (sはシングレツト、bはブロード、 qはカルテットを示す。 )MS;7企Vm/e、400(M+)、 38ふ 382、271、25ふ 高分解能マススベクトル; 理論値400,334(C27日4402)測定値40
0,330(M+)実施例 2 このようにして製造した24ーヒドロキシィソタキステ
ロール3の生物活性をしらべた。 (1) 腸管からのカルシウムの吸収能の測定ビタミン
D欠乏低カルシウム食で飼育したラットの腎臓を両側と
もに摘除した後、95%エタノールに溶解した24−ヒ
ドロキシィソタキステロール3 を100Mg/k9腹
腔内投与し、8時間後に殺して十二指腸をとり出し反転
腸管法〔Nねrtin、D.L.and Deluca
、日.F.:アメリカン・ジヤーナル,フイジオロジイ
(Amer・J・Physiol・)216,351(
1969)参照〕でカルシウムの吸収能を測定した。 約5伽の腸管を用い、37o0、90分間、120回/
分の振遼条件で、酸素ガス通気下にインキュベーション
した。反応終了後、反転腸管内外の培地(Medium
)中の放射能を測定した。 各塔地0.2のをバイアル(Vial)びんにとり、こ
れにシンチレーターを含むカクテール(Cocktai
l)12凧【を加え、液体シンチレーションカウンター
(PackardModel3330)で放射能を測定
した。 嫌膜側の放射能の、粘膜側の放射能に対する比、街Ca
(S)/45Ca(M)を腸管からのカルシウム吸収能
の脂標とした。インキユベーシヨン メデ′イウム NaC夕 125hM、 フルクトース 1批Mm Tris−cそ緩衝液 3肌M(PH7.4)CaC〆
2 0.28hM、娘Cac〆 10ACi/
そ。 力クテール(Cocktail) トルエン 1200奴 エチルセロソルブ 800の【 2.5−ジフエニルオキサゾール 8夕 2.2−pーフエニレンービス (5−フエニルオキサゾール) 300の9その結果、
下記表−1に示したように、24−ヒドロキシィソタキ
ステロール3は腸管からのカルシウム吸収能を冗進した
。 0) 骨塩溶解作用の測定 (1)と同様の処置をしたラットに95%エタノールに
溶解した24ーヒドロキシイソタキステロール3を腹腔
内投与し、8時間後に採血して血清のカルシウム濃度を
測定した。 腸管から吸収されるカルシウムの量は無視し得る(食餌
中のカルシウムは殆どゼロに等しい)から、血清のカル
シウム濃度の上昇は、骨からのカルシウムの溶出の結果
を反映していると見なすことができる。結果は下記表一
1に示されているように、24−ヒドロキシイソタキス
テロール3 は血清カルシウム上昇作用すなわち骨塩溶
解作用を示した。表−1 24‐ヒドロキソィソタキス
テロール3の活性1・P.:腹腹内投与★渋 :コント
ロールとの間に1亀の危険率で有意差あり。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式〔I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる24−ヒドロキシイソタキステロール_3
。 2 下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる24−ヒドロキシビタミンD3を、不活性
溶媒中、三フツ化ホウ素エチルエーテル錯化合物(Bo
ron trifluoride ethylethe
rate)と接触せしめ異性化せしめることを特徴とす
る下記式〔I〕▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる24−ヒドロキシイソタキステロール_3
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10940377A JPS6034544B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 24−ヒドロキシイソタキステロ−ル↓3及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10940377A JPS6034544B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 24−ヒドロキシイソタキステロ−ル↓3及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5444650A JPS5444650A (en) | 1979-04-09 |
JPS6034544B2 true JPS6034544B2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=14509351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10940377A Expired JPS6034544B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 24−ヒドロキシイソタキステロ−ル↓3及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034544B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064757A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | Kawasaki Steel Corp | 高強度熱交換体鋳物の製造方法 |
ES2066476T3 (es) * | 1990-09-25 | 1995-03-01 | Allied Signal Inc | Produccion de cavidades complejas en el interior de moldeos o formas semisolidas. |
-
1977
- 1977-09-13 JP JP10940377A patent/JPS6034544B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5444650A (en) | 1979-04-09 |
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