JPS6034326Y2 - フイルタ装置 - Google Patents

フイルタ装置

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Publication number
JPS6034326Y2
JPS6034326Y2 JP14396080U JP14396080U JPS6034326Y2 JP S6034326 Y2 JPS6034326 Y2 JP S6034326Y2 JP 14396080 U JP14396080 U JP 14396080U JP 14396080 U JP14396080 U JP 14396080U JP S6034326 Y2 JPS6034326 Y2 JP S6034326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
retainer
center bolt
filter
filter case
Prior art date
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Expired
Application number
JP14396080U
Other languages
English (en)
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JPS5766613U (ja
Inventor
知三 宮本
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP14396080U priority Critical patent/JPS6034326Y2/ja
Publication of JPS5766613U publication Critical patent/JPS5766613U/ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフィルタ装置の改良に関するものである。
従来のオイルフィルタ装置を第1〜3図にもとづいて説
明すると、1はオイルの流入口2および流出口3を有す
るフィルタヘッド、4はエレメント5を収容したフィル
タケース、5はフィルタケース4に挿通され、フィルタ
ヘッド1の流出口3に形成した雌ねじ部7にねじ込まれ
るセンタボルトであって、同ボルト6の締付けによりフ
ィルタケース4をフィルタヘッド1に取付けられる。
8はエレメント5とセンタボルト6との間に介装された
スプリングリテーナ組立体であって、第1リテーナ9と
第2リテーナ部10とをスポット溶接で一体にしたリテ
ーナ部材11および第1パツキン部12で構成されてい
る。
このリテーナ組立体8は第1パツキン部12をセンタボ
ルト6に圧入して同ボルトに取付けられる。
上記第1リテーナ9には第3図によく示される切起し爪
部13が形成され、同爪部13にスプリング端部14′
を係止させるようにして、スプリング14が第1リテー
ナ9とフィルタケース4との間に縮設されてる。
15はエレメント5側に設けられた第2パツキン部であ
って、第1図に示す取付状態では、スプリング14のば
ね力によってリテーナ組立体8を介してエレメント5を
上方に押圧すると共に、エレメント5上方に設けた第3
パツキン部16がフィルタヘッド1に圧接し、またエレ
メント下方は第2パツキン部15との弾着によってリテ
ーナ組立体8との間のシールが図れる。
ところが、古くなったエレメント5を新しいエレメント
に取替える場合に次のような不具合があった。
すなわち、センタボルト6を弛めてフィルタケース4を
ヘッド1から取外し、エレメント5をセンタボルト6か
ら引抜くとき、第2パツキン部15と一体になってエレ
メント5だけを引抜くのであるが、通常第1、第2両パ
ツキン部12.15は長時間使用によりオイルによって
粘着性を帯び、そのためリテーナ組立体8がエレメント
5と一体になってセンタボルト6から引抜かれてしまう
ことになる。
ところが、センタボルト6を弛めるとき第1パツキン部
12によって第1リテーナ9が強制回動され、このとき
フィルタケース4に静止しているスプリング14と切起
し爪部13との間に相対変位が生じ、当初率11Jテー
ナ9と一体的に係止されていたスプリング14は切起し
爪部13から外れ、フィルタケース4内に残り、その結
果たとえばフィルタケース4を逆にした場合にはセンタ
ボルト6からスプリング14が脱落してしまう。
そして、新しいエレメント5をセンタボルトに嵌め込む
ときに、作業者の不注意により上記スプリングが脱落し
た状態で嵌め込んでしまうことになり、そうすると第3
部16がフィルタヘッドに圧接しなくなり、フィルタ装
置本来のろ過機能がなくなるという不具合があった。
本考案は上記従来装置の欠点を解消することを目的とし
て工夫されたものであって、エレメントを収容したフィ
ルタケース、同エレメントおよび同フィルタケースに略
同心的に挿通され、同フィルタケースをフィルタヘッド
に取付けるセンタボルト、同センタボルトと上記エレメ
ントとの間に介装したスプリングリテーナ、同スプリン
グリテーナと上記フィルタケースとの間の上記センタボ
ルトに遊嵌して縮設され上記エレメントを上記フィルタ
ヘッド側に付勢するスプリングよりなるものにおいて、
上記スプリングリテーナに切起し爪部を形成すると共に
上記切起し爪部に係合するように上記スプリング自由端
部に折曲げ部を形成してなることを特徴とするフィルタ
装置を要旨とするものである。
次に本考案を第4,5図に示す実施例にもとづいて具体
的に説明するが、第1〜3図と均等部材には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
本実施例において、第2リテーナ部10にスポット溶接
された第1リテーナ部9に、スプリング14の終端を係
止させる切起し爪部9′を形成し、またスプリング14
終端の自由端部14′に折曲げ部を形成している。
そしてスプリング14をリテーナ組立体11に組込むと
第4図のようになる。
本実施例は上記構成を有するため、エレメント交換時に
センタボルト6を弛め、リテーナ組立体11が同ボルト
6と一体に回動しても、スプリング14の自由端部に形
成した折曲げ部14′は第1リテーナ部9の切起し爪部
9′に係止した状態で回動し、リテーナ組立体8から分
離するようなことはないため、たとえエレメント5をセ
ンタボルト6から引抜くとき、リテーナ組立体8がエレ
メント5に粘着して一体にセンタボルト6から引抜かれ
ても、スプリング14だけがフィルタケース4内に取残
されることはなく、このため、作業者の不注意によるス
プリング14の脱落および散逸、またスプリング14の
装填状態を未確認のまま新エレメントをフィルタケース
に嵌め込むときに生じるろ過機能の喪失といった事故を
未然に防止できる作用効果を有する。
上記実施例では切起し爪部9′を2個形成した場合であ
ったが、これに限られることはない。
なお、同爪部9′が2ケ所形威されることによって、第
4図に示される如く、スプリング14の第1リテーナ9
に対する保持性はよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来装置に係り、第1図は縦断面図、第2
図は第1図の矢印■線における要部拡大断面図、第3図
は第1図リテーナ部組立体8の分解図、第4図は本考案
の一実施例における第2図と同様の断面図、第5図は上
記実施例の第3図と同様の組立分解図である。 1:フィルタヘッド、4:フィルタケース、5:エレメ
ント、6:センタボルト、8:リテーナ組立体、11:
リテーナ部材、13:切起し爪部、14ニスプリング、
14′:折曲げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレメントを収容したフィルタケース、同エレメント及
    び同フィルタケースに略同心的に挿通され、同フィルタ
    ケースをフィルタヘッドに取付けるセンタボルト、同セ
    ンタボルトと上記エレメントとの間に介装したスプリン
    グリテーナ、同スプリングリテーナと上記フィルタケー
    スとの間の上記センタボルトに遊嵌して縮設され上記エ
    レメントを上記フィルタヘッド側に付勢するスプリング
    よりなるものにおいて、上記スプリングリテーナに切起
    し爪部を形成すると共に上記切起し爪部に係合するよう
    に上記スプリング自由端部に折曲げ部を形成してなるこ
    とを特徴とするフィルタ装置。
JP14396080U 1980-10-09 1980-10-09 フイルタ装置 Expired JPS6034326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14396080U JPS6034326Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 フイルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14396080U JPS6034326Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 フイルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5766613U JPS5766613U (ja) 1982-04-21
JPS6034326Y2 true JPS6034326Y2 (ja) 1985-10-14

Family

ID=29503685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14396080U Expired JPS6034326Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 フイルタ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004029225A1 (de) * 2004-06-17 2006-01-12 Hydac Filtertechnik Gmbh Filtervorrichtung und Filterelement

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Publication number Publication date
JPS5766613U (ja) 1982-04-21

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