JPS6034304Y2 - 支柱固定用床金具 - Google Patents

支柱固定用床金具

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JPS6034304Y2
JPS6034304Y2 JP18669781U JP18669781U JPS6034304Y2 JP S6034304 Y2 JPS6034304 Y2 JP S6034304Y2 JP 18669781 U JP18669781 U JP 18669781U JP 18669781 U JP18669781 U JP 18669781U JP S6034304 Y2 JPS6034304 Y2 JP S6034304Y2
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JP
Japan
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lid
floor
top plate
rotating member
opening
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Application number
JP18669781U
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JPS5892975U (ja
Inventor
誠治 早水
久 蕪木
英好 吉岡
Original Assignee
セノ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体育館の床に設置されるバレーボール等の支柱
を固定し、支持する支柱固定用の床金具に関するもので
ある。
体育館の床は、各種のスポーツに多目的に使用するため
、各種の床金具が設置されているが、これらの床金具の
1つにバレーボール用のネット等の支柱を固定し、支持
する支柱固定用床金具がある。
支柱固定用床金具は通常は床と同一平面をなす蓋によっ
て覆われており、この蓋を開いて、床下に設けられた筒
体中に支柱を落とし込む構造とされている。
従来このような床金具の蓋の構造としては蓋を取り去っ
てしまう形式のものと、床下に収容してしまう形式のも
の或いは蓋を開いて立てた状態で保持する形式のもの、
さらには蓋を少し持上げて筒体の開口部から逃がす方向
に水平面で180°回転させるものなどがある。
蓋を床下に収容する形式のものは競技者の邪魔にならず
紛失の恐れもなく最も多く利用されている。
このような蓋を床下に収容する形式の床金具にあっては
蓋を引き起した後その軸承点側を案内部材等に対して案
内させて、床下に収容する構造を採用しているが、この
場合、蓋を天板の開口から脱嵌する際蓋の自由端側に指
かけ用の切欠部を設けるか、あるいは指かけ用の切欠部
を有する金具を出し入れ自在に設けた構造を採用してい
た。
このような構造は蓋を開いて立てた状態で保持する形式
の床金具も同様に採用されている。
しかして、床金具の蓋は、できるだけ天板の開口にきつ
く嵌着している方が、みだりに床から浮上ることがなく
て好都合なのであるが、この場合従来の指かけ部に指を
かけて蓋を床面から引上げる方式によるとその脱嵌がス
ムーズにゆかず、床面の凹凸を少なくするために指掛は
部も小さく設けであるようなときは非常に不便である。
さらにこのような指かけ部を設けると、蓋を閉じた場合
にこの指かけ部が床面側に露出することになって床面に
凹凸ができる結果となる。
この凹凸は競技者のつま先に引っかかったり、ボール等
がイレギュラーバウンドをする原因となり、危険であり
、競技者にとって極めて不都合な結果を引き起こす結果
となる。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、天板の開口を閉じた蓋を開く場合、コイン
等を用いて強制的に所定の角度まで引くことができて指
かけ用の切欠部を必要としない支柱固定用床金具を提供
することを目的としている。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の詳細を説明
する。
第1図以下は本考案を、蓋を引起した後、そのまま下方
の収容ボックスに落し込む方式の床金具に適用した実施
例を示すもので、図において符号1で示すものは天板で
、ねじ等により床2側に固定される。
この天板1は四辺形状の枠体として形成されており、そ
の上面に形成された四辺形の凹部1aの周面には下方に
向かって広がるテーパ部lb(但し、図では殆んど表れ
ない)が形成されている。
凹部1aの一端側には軸受は部3が設けられている。
この軸受は部3は別体に形成したものをねじ等により固
定してもよく、天板1と一体のものとして形成してもよ
い。
この軸受は部3には若干のテーパを付けた状態で下方に
向けた透孔3aが形成されているが、その底面は斜面3
bとなっており、この斜面3bの中央部に直径の小なる
透孔3cが連続して形成されている。
前記天板1の軸受は部3と反対側の両端縁には第6図に
示すようにその両側に切欠部4が形成されている。
この切欠部4は第6図に示すように前記軸受は部3側に
向って斜面4aを有し、反対側に垂直面4bを有し、両
者間は上側に向かって凸となる円孤状部4cによって連
絡されている。
凹部1aで囲まれた天板1の内側は大口径の開口部1c
が形成されている。
そして、この開口部1cの前記軸受は部3と反対側の下
面には、第7図に示すように下側に向かって凸となる半
円形状の係止枠5が天板1に一体的に形成されている。
そして、この係止枠5の端縁と天板1の端部との間には
後述する蓋8が嵌合する細長い開口部6が形成されてお
り、この開口部6の外側縁は側壁7によって画されてい
る。
前記切欠部4は開口部6の両端部に位置して形成されて
いる。
前記天板1にはM8が取り付けられている。
第3図A、 Bには蓋8の構造を回転軸10、回転部材
12(後に第6図〜第10図で説明する)を取除いて示
すもので、蓋8は前記天板1の凹部1aとほぼ同一の形
状の平板状に形成されており、その肉厚は凹部1aの深
さとほぼ等しく、前記開口部6の幅よりも狭い。
この蓋8の一端には前記軸受は部3と対向した位置に段
付きの透孔8aが形成されており、他端側の左右の両端
部には同一軸線上に支軸9が突設されている。
前記透孔8aは上側が大口径で、下側は小口径である。
蓋8の支軸9,9は天板1の開口部6の両端部に形成さ
れた切欠部4内に収容される。
一方、蓋8の透孔8a内には第8図及び第9図に示すよ
うな回転軸10が嵌合される。
回転軸10の頭部は透孔8aの段付きの形状に合わせて
大直径部10aと小直径部10bとが形成されており大
直径部10aの上面の中央部にはコインC等が嵌合され
る溝10cが形成されている。
回転軸10の下端部には軸部11が形成されており、こ
の軸部11の下端部は2又状に分かれており、その左右
の腕11aの外側面には3角形状のフックllbが形成
されている。
一方、前記軸部11には蓋8の下面において円筒状の回
転部材12が嵌合固定される。
この回転部材12は前記軸部11とほぼ同一の直径の透
孔12aが形成されており、その下端面が前記軸受は部
材3の底面の斜面3bと同一傾斜角度の斜面12bとな
っている。
そして、前記軸部11の両側に突設された3角形の突起
11bの斜辺は第9図に示すように斜面12bと同一の
傾斜角度を有する。
従って、回転軸10を透孔8a(第3図)中に嵌合させ
、軸部11の左右の腕11a、llaを互いに接近する
方向へ弾性変形させつつ回転部材12の透孔12a中に
嵌合させ、回転部材12の斜面12bと突起11bの斜
辺の傾斜が一致する状態にして突起11bを斜面12b
の外側に臨ませれば、腕11a、llaは外側に広がり
、斜面12bと突起11bの斜辺とが接するため、回転
部材12は回転軸10に対して相対的に回転することな
く一体化される。
従って回転軸10をコインC等により回転させれば回転
部材12は一体となって回転する。
このため、回転軸10と回転部材12の嵌合部は接着剤
で固定してもよいし、角状嵌合断面により一体回転する
ようにしてもよい。
なお、図示例では垂直に引起した蓋を下方の収容部に落
し込む方式の床金具を示し、次の構成とされている。
すなわち、前記天板1の下側の床下には第2図、第5図
等に示すような筒体13が前記円孔ICと対向した状態
で固定されている。
この筒体13はバレーボール等用の支柱を嵌着するもの
でその側方で、かつ開口部6の直下位置にはブラケット
14を介してM8の収容ボックス15が一体的に設けら
れている。
また、筒体13の上端縁に設けたブラケット17には、
頭部軸受は部3の底部に嵌合した止めネジ18をスペー
サ19を介して螺合している。
次に以上のように構成された本考案になる支柱固定用床
金具の使用方法につき説明する。
まず蓋8が閉じた状態にあっては回転部材12は軸受は
部3の透孔3a中に嵌合しており、その下端に形成され
た斜面12bが斜面3bと接触した状態にあり、回転軸
10の軸部11の下端部は透孔3cに嵌合されている。
この状態にあっては蓋8の後端部の軸9は天板1の後端
部の切欠部4(第6図示)中に嵌合されており、蓋8の
上面が床2の上面と同一平面内にあり、蓋8の周囲にほ
とんど挟間がない状態となっている。
この状態で蓋8を開きたい場合には、回転軸10の上端
に形成された溝10c中にコインCを差し込んでほぼ1
80°回すと、回転部材12の斜面12bと透孔3aの
斜面3bとが逆位相となるように回転され蓋8の自由端
側は強制的に床面から浮き上持ち上げられる。
この状態で蓋8の自由端側の端部を指でしつりつかむこ
とができるので、このまま上方に引き上げることにより
蓋8を開く。
すると、蓋8の軸9は切欠部4の垂直面4bに沿って案
内され、蓋8の軸9側の端部が天板1の細長い開口部6
中に嵌入し始める。
この蓋を開く動作時には軸9は切欠部4中にありその垂
直面4bと側板7との距離を適当に選べば蓋8の端部が
開口部6の周面に接することはない。
このようにして蓋8を開き、はぼ垂直状態として開口部
6中に落し込めば第5図に示すように蓋8は収容ボック
ス15内に収容され、回転部材12は係止枠5の上面に
係止された状態となり、蓋8の回転部材12側の端面が
床2の上面と平行になった状態で収容ボックス15内に
収容される。
蓋8を閉じたい場合には、第5図に示す状態から蓋8を
引き出し、軸9が切欠部4中に嵌合されて斜面4aに沿
って円孤状部4c側に導かれる。
この状態で円孤状部4cに接した軸9を中心として蓋8
を回転させると、蓋8は開く方向に回動される。
そして、回転部材12が軸受は部3の透孔3a中に嵌合
される。
この時、回転部材12の斜面12bと透孔3aの斜面3
bとが平行な状態にあれば回転部材12はそのまま軸受
は部3中に収容され、蓋8の上面は床2の上面と同一平
面内に位置する。
回転部材12の斜面12bと透孔3cの斜面3bとが平
行でない場合にはコイン等を利用して回転軸10を回転
させると斜面12bと3bとが平行な状態となり、蓋8
は床2と同一平面内に収まる。
ところで、蓋8をロックしたい場合には第10図に示す
ような構造を採用すればよい。
即ち、回転部材12の側面に螺旋溝12cを形成してお
き、透孔3a側に突起3dを形成しておけば回転部材1
2の回転に伴い両者が螺合し完全にロックすることがで
きる。
勿論反対側に回せばロックは容易に解かれる。
また、本考案に係る床金具の天板と蓋は硬質のプラスチ
ックにて成形するもので、金属製に比べて軽量で、かつ
安価に製作でき強度的には何ら問題はない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、回転
軸をコイン等を介して回転させるだけで極めて容易に、
しかも強制的に蓋を天板の開口部′から持上げることが
でき、蓋は天板の開口部にきつめに嵌着してみたりに床
から浮上らないようにしておいても開閉に何ら問題なく
、しかも、床面側にはコインの入る溝しか露出しないた
め、ボールがイレギュラを生じたり、競技者がこれにつ
まずいたりする危険の全く生じない支柱固定用床金具の
蓋板を得ることができる。
なお、本考案は蓋の一端両側に設けてあり回転支点とな
る支軸が固定式とした公知の床金具にも適用できること
は云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は天板の平
面図、第2図は筒体の平面図、第3図A、 Bは蓋の平
面図及び縦断側面図、第4図は蓋が閉じる直前の縦断側
面図、第5図は蓋が開いた状態の縦断側面図、第6図は
天板の一部拡大断面図、第7図は第6図のA−A線断面
図、第8図は回転軸の側面図、第9図は回転部材の一部
拡大縦断側面図、第10図本考案の他の実施例を示す縦
断側面図である。 1・・・・・・天板、1a・・・・・・凹部、1c・・
・・・・円孔、2・・・・・・床、3・・・・・・軸受
は部、4・・・・・・切欠部、5・・間係止枠、8・・
・・・・蓋、9・・・・・・軸、10・・・・・・回転
軸、11・・・・・・軸部、12・・・・・・回転部材
、13・・・・・・筒体、15・・・・・・収容ボック
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床板に固定される天板1の開口部ICに蓋8が開閉自在
    に嵌着され、該蓋8の基端側に設けた支軸9を支点とし
    て蓋8の先端側を上方に引上げて前記開口部1cを開く
    ように構成した支柱用床金具において、前記蓋8の先端
    部に設けた透孔8aに、上面にコイン等の嵌合溝10c
    を有する回転軸10を嵌合し、蓋8の下面において、前
    記回転軸10には斜面12bを有する回転部材12を一
    体的に設け、一方天板1には、前記斜面12bと同じ傾
    斜角度の斜面3bを底面に有し、かつ前記回転部材12
    が回転可能に嵌合できる透孔3aを有する軸受は部3を
    設けたことを特徴とする支柱固定用床金具。
JP18669781U 1981-12-15 1981-12-15 支柱固定用床金具 Expired JPS6034304Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5892975U JPS5892975U (ja) 1983-06-23
JPS6034304Y2 true JPS6034304Y2 (ja) 1985-10-12

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