JPS603372Y2 - 油圧駆動装置のフイルタ回路 - Google Patents
油圧駆動装置のフイルタ回路Info
- Publication number
- JPS603372Y2 JPS603372Y2 JP8759979U JP8759979U JPS603372Y2 JP S603372 Y2 JPS603372 Y2 JP S603372Y2 JP 8759979 U JP8759979 U JP 8759979U JP 8759979 U JP8759979 U JP 8759979U JP S603372 Y2 JPS603372 Y2 JP S603372Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- pressure
- hydraulic
- throttle valve
- circuits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は油圧駆動装置におけるフィルタ回路の改良に
関する。
関する。
従来この種フィルタ回路として、第1図に示すようにチ
ャージポンプaの吐出側とフィルタbの間に、フィルタ
6前後の差圧が大きくなると連通ポジションより絞りポ
ジションへ切換わる絞り弁Cを、また油圧ポンプd及び
油圧モータeの間を接続する閉回路f及びgの間に、フ
ィルタ6前後の差圧が大きくなると遮断ポジションより
連通ポジションに切換わるバイパス弁りを設けたものが
公知である。
ャージポンプaの吐出側とフィルタbの間に、フィルタ
6前後の差圧が大きくなると連通ポジションより絞りポ
ジションへ切換わる絞り弁Cを、また油圧ポンプd及び
油圧モータeの間を接続する閉回路f及びgの間に、フ
ィルタ6前後の差圧が大きくなると遮断ポジションより
連通ポジションに切換わるバイパス弁りを設けたものが
公知である。
このようなフィルタ回路では、フィルタbが目詰りし前
後の差圧が大きくなると、絞り弁Cによりフィルタbへ
供給される油圧を絞ると共に、閉回路f及びgをバイパ
ス弁りにより連通して油圧モータeを停止し、フィルタ
bにより濾過されないチャージポンプaからの吐出圧が
閉回路L g側へ供給されないようになっている。
後の差圧が大きくなると、絞り弁Cによりフィルタbへ
供給される油圧を絞ると共に、閉回路f及びgをバイパ
ス弁りにより連通して油圧モータeを停止し、フィルタ
bにより濾過されないチャージポンプaからの吐出圧が
閉回路L g側へ供給されないようになっている。
しかし上記回路ではフィルタbに目詰りが生じた場合に
、油圧ポンプdからの油をバイパスさせるバイパス弁り
は絞りCに比べて通過流量が多いため、流体圧力や摩擦
力が大きく作用するにもかかわらず、その動作圧力を絞
り弁Cより小さくする必要がある。
、油圧ポンプdからの油をバイパスさせるバイパス弁り
は絞りCに比べて通過流量が多いため、流体圧力や摩擦
力が大きく作用するにもかかわらず、その動作圧力を絞
り弁Cより小さくする必要がある。
このためバイパス弁りの動作が不確実になると共に、フ
ィルタbに目詰りが生じてバイパス弁りの動作圧力付近
になると、エンジンの回転速度の変動などによりフィル
タ6前後の差圧が変動してもバイパス弁りが作動するな
ど動作が不安定になる欠点がある。
ィルタbに目詰りが生じてバイパス弁りの動作圧力付近
になると、エンジンの回転速度の変動などによりフィル
タ6前後の差圧が変動してもバイパス弁りが作動するな
ど動作が不安定になる欠点がある。
しかもフィルタbの目詰りが大きい状態では、許容値以
下でも長期間に亘ってフィルタbが高い差圧を受けるた
め、フィルタbが破損するなどの欠点もあった。
下でも長期間に亘ってフィルタbが高い差圧を受けるた
め、フィルタbが破損するなどの欠点もあった。
この考案はかかる欠点を、フィルタの下流側に絞り弁を
設けることにより解消した油圧駆動装置のフィルタ回路
を簡単な構成で提供することを目的とする。
設けることにより解消した油圧駆動装置のフィルタ回路
を簡単な構成で提供することを目的とする。
以下この考案を第2図以下に示す一実施例により詳述す
る。
る。
図において1は図示しないエンジンにより駆動される油
圧ポンプで、このポンプ1より吐出された油圧は閉回路
2及び3により油圧モータ4へ供給されて、油圧モータ
4により図示しない足まわりなどが駆動される。
圧ポンプで、このポンプ1より吐出された油圧は閉回路
2及び3により油圧モータ4へ供給されて、油圧モータ
4により図示しない足まわりなどが駆動される。
また5はチャージポンプで、フィルタ6及び絞り弁7を
介して閉回路2及び3へ、リークなどにより不足した油
圧が供給されると共に、上記絞り弁7にはフィルタ6の
上流側の圧力と、絞り弁7の下流側の圧力がパイロット
回路8及び9を介して導入されていて、フィルタ6前後
の差圧が小さいときには連通ポジション71 に、そし
て前後の差圧が大きくなると絞りポジション7゜へ切換
えらるようになっている。
介して閉回路2及び3へ、リークなどにより不足した油
圧が供給されると共に、上記絞り弁7にはフィルタ6の
上流側の圧力と、絞り弁7の下流側の圧力がパイロット
回路8及び9を介して導入されていて、フィルタ6前後
の差圧が小さいときには連通ポジション71 に、そし
て前後の差圧が大きくなると絞りポジション7゜へ切換
えらるようになっている。
また上記閉回路2及び3の間にも、フィルタ6の上流側
の圧力と、絞り弁7の下流側の圧力をパイロット回路8
及び9により導入したバイパス弁10が設けられていて
、フィルタ6前後の差圧が小さいときには遮断ポジショ
ン10□に、そして差圧が大きくなると連通ポジション
10゜に切換えられるようになっている。
の圧力と、絞り弁7の下流側の圧力をパイロット回路8
及び9により導入したバイパス弁10が設けられていて
、フィルタ6前後の差圧が小さいときには遮断ポジショ
ン10□に、そして差圧が大きくなると連通ポジション
10゜に切換えられるようになっている。
この考案は以上詳述したようになるから、フィルタ6に
目詰りがない場合は、第2図に示す位置に絞り弁7及び
バイパス弁10の各ポジションが保持されて、閉回路2
,3で油が不足した場合にチャージポンプ5により補給
するようになっており、長時間使用している間にフィル
タ6が目詰りして、フィルタ6の差圧がある値に達する
と、絞り弁7が通過流量を減少させるように作動する。
目詰りがない場合は、第2図に示す位置に絞り弁7及び
バイパス弁10の各ポジションが保持されて、閉回路2
,3で油が不足した場合にチャージポンプ5により補給
するようになっており、長時間使用している間にフィル
タ6が目詰りして、フィルタ6の差圧がある値に達する
と、絞り弁7が通過流量を減少させるように作動する。
これにより、回路8,9との差圧がさらに増加し、絞り
弁7は通過流量がほとんど零になるまで作動する。
弁7は通過流量がほとんど零になるまで作動する。
その結果、フィルタ6の通過流量もほとんど零になり、
フィルタ6の差圧もほとんど零となるので、フィルタ6
に高い差圧が常時作用することがなく、これによってフ
ィルタ6を保護することができる。
フィルタ6の差圧もほとんど零となるので、フィルタ6
に高い差圧が常時作用することがなく、これによってフ
ィルタ6を保護することができる。
また絞り弁7が作動圧すると、回路8,9の差圧は油圧
ポンプ5の吐出側に設けられたリリーフ弁の設定圧に等
しくなるので、バイパス弁10の作動圧は絞り弁7の作
動圧より十分に高くすることができ、これによりバイパ
ス弁10の動作を確実に行うことができると共に、−担
絞り弁7が作用すると、フィルタ6の通過流量がほとん
ど零になるため、エンジンの回転変動などがフィルタ6
の前後の差圧に影響を与える虞れもないなど、上記従来
の不具合を全て解消することができる。
ポンプ5の吐出側に設けられたリリーフ弁の設定圧に等
しくなるので、バイパス弁10の作動圧は絞り弁7の作
動圧より十分に高くすることができ、これによりバイパ
ス弁10の動作を確実に行うことができると共に、−担
絞り弁7が作用すると、フィルタ6の通過流量がほとん
ど零になるため、エンジンの回転変動などがフィルタ6
の前後の差圧に影響を与える虞れもないなど、上記従来
の不具合を全て解消することができる。
第1図は従来のフィルタ回路を示す回路図、第2図はこ
の考案の一実施例になるフィルタ回路の回路図、第3図
は作用説明図である。 1は油圧ポンプ、2及び3は閉回路、4は油圧モータ、
6はフィルタ、7は絞り弁、7□は連通ポジション、7
゜は絞りポジション、10はバイパス弁、101は遮断
ポジション、10□ハ連通ポジション。
の考案の一実施例になるフィルタ回路の回路図、第3図
は作用説明図である。 1は油圧ポンプ、2及び3は閉回路、4は油圧モータ、
6はフィルタ、7は絞り弁、7□は連通ポジション、7
゜は絞りポジション、10はバイパス弁、101は遮断
ポジション、10□ハ連通ポジション。
Claims (1)
- 油圧ポンプ1より吐出された油圧を閉回路2゜3により
油圧モータ4へ供給して油圧モータ4を駆動すると共に
、閉回路2,3で不足した油圧をチャージポンプ5によ
りフィルタ6を介して閉回路2,3へ供給するものにお
いて、上記フィルタ6の下側流に連通ポジション71及
び絞りポジション7゜を有する絞り弁を設け、この絞り
弁7の連通ポジション71側に絞り弁7の下流側の圧力
を、また絞りポジション7□側にフィルタ6の上流側圧
力を夫々パイロット回路9,8を介して導入すると共に
、上記閉回路2,3間に遮断ポジション101及び連通
ポジション10□を有するバイパス弁10を設け、この
バイパス弁10の遮断ポジション101側に絞り弁7の
下流側圧力を、また連通ポジション10□側にフィルタ
6の上流側圧力を夫々パイロット回路9,8を介して導
入してなる油圧駆動装置のフィルタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8759979U JPS603372Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 油圧駆動装置のフイルタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8759979U JPS603372Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 油圧駆動装置のフイルタ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS567105U JPS567105U (ja) | 1981-01-22 |
JPS603372Y2 true JPS603372Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29320809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8759979U Expired JPS603372Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 油圧駆動装置のフイルタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603372Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP8759979U patent/JPS603372Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS567105U (ja) | 1981-01-22 |
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