JPS6033440Y2 - 放射性物質のダブルカバ−装填手段に於ける放射線漏洩防止装置 - Google Patents
放射性物質のダブルカバ−装填手段に於ける放射線漏洩防止装置Info
- Publication number
- JPS6033440Y2 JPS6033440Y2 JP7572478U JP7572478U JPS6033440Y2 JP S6033440 Y2 JPS6033440 Y2 JP S6033440Y2 JP 7572478 U JP7572478 U JP 7572478U JP 7572478 U JP7572478 U JP 7572478U JP S6033440 Y2 JPS6033440 Y2 JP S6033440Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enclosure
- backing
- opening
- container
- sealed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は原子力施設において放射性物質を、汚染を外部
に拡大することなく、密封された囲陣内より収納容器に
搬出穴するための密封した囲障と容器の汚染防止連結装
置に関する。
に拡大することなく、密封された囲陣内より収納容器に
搬出穴するための密封した囲障と容器の汚染防止連結装
置に関する。
原子力施設における放射性物質、特に汚染された廃棄物
等を、内部を気密に保たれた囲障より糸外に汚染を拡大
することなく容器に搬出穴する手段として、従来、特公
昭39−29393号公報(特願昭38−59484号
)に開示された技術がある。
等を、内部を気密に保たれた囲障より糸外に汚染を拡大
することなく容器に搬出穴する手段として、従来、特公
昭39−29393号公報(特願昭38−59484号
)に開示された技術がある。
これは一般にダブルカバ一方式といわれる技術であって
、第3図に例示するように、容器101の開口部フラン
ジ102は外方に開いたテーパー状に形成されその周縁
部には、内側面と上端面にシ−ル面を形成する弾性物質
よりなる断面多角形の環状バッキング103が取付けら
れる。
、第3図に例示するように、容器101の開口部フラン
ジ102は外方に開いたテーパー状に形成されその周縁
部には、内側面と上端面にシ−ル面を形成する弾性物質
よりなる断面多角形の環状バッキング103が取付けら
れる。
104は容器を密閉するための落し込み形式の蓋で、開
口部に嵌合されそお側面はバッキング103の内側面に
密着し開口部を密封する。
口部に嵌合されそお側面はバッキング103の内側面に
密着し開口部を密封する。
囲障105の開口部フランジ106は内方に開くテーパ
状に形成され、下部周縁に外側と下端にシール面を形成
する弾性物質よりなる断面多角形の環状バッキング10
7が取付けられた落し込み形式の蓋108が嵌合され開
口部を密封すると共に、囲障の開口部の口径を容器の開
口部の口径と等しく構成し、且つ密封した容器と密封し
た囲障の開口部とを連結したとき囲障の蓋のバッキング
107の下面が容器の蓋104の上端面に密着すると共
に容器のバッキング103の上端面が囲障の開口部フラ
ンジ106の下端面と密着するよう構成される。
状に形成され、下部周縁に外側と下端にシール面を形成
する弾性物質よりなる断面多角形の環状バッキング10
7が取付けられた落し込み形式の蓋108が嵌合され開
口部を密封すると共に、囲障の開口部の口径を容器の開
口部の口径と等しく構成し、且つ密封した容器と密封し
た囲障の開口部とを連結したとき囲障の蓋のバッキング
107の下面が容器の蓋104の上端面に密着すると共
に容器のバッキング103の上端面が囲障の開口部フラ
ンジ106の下端面と密着するよう構成される。
従って、密封された容器の開口部を密封された囲障の開
口部と連結した後、任意の適当な手段で蓋104と蓋1
08とを結合し点線で示すごとく囲陣内に移動させるこ
とにより囲障と容器は連結する。
口部と連結した後、任意の適当な手段で蓋104と蓋1
08とを結合し点線で示すごとく囲陣内に移動させるこ
とにより囲障と容器は連結する。
この際、囲障の開口部7ランジ106の端面ば容器の開
口部フランジ周縁に取付けられたバッキング103の上
端面と密着し、囲障と容器とはその開口部においてシー
ルされるためこの間において放射性物質を移動させても
汚染が外部に漏洩するおそれはない。
口部フランジ周縁に取付けられたバッキング103の上
端面と密着し、囲障と容器とはその開口部においてシー
ルされるためこの間において放射性物質を移動させても
汚染が外部に漏洩するおそれはない。
又、蓋104の上端周縁部は蓋108のバッキング10
7と密着シールされるため蓋104の上端面と蓋108
の下端面は汚染されない。
7と密着シールされるため蓋104の上端面と蓋108
の下端面は汚染されない。
従って、所要の作業を行った後、結合された蓋104,
108をもとの位置にもどし、結合を解除し囲障から容
器を離脱させても、1104.108の外面は汚染され
ていないため外部に汚染を拡大することは無いといはれ
る。
108をもとの位置にもどし、結合を解除し囲障から容
器を離脱させても、1104.108の外面は汚染され
ていないため外部に汚染を拡大することは無いといはれ
る。
しかし、この従来の技術は結合した蓋の境界線、即ち図
中記号Aで示すバッキング107、および蓋104の先
端近傍円周部分に汚染が残留するという重大な問題点が
あり、更に大型になると精度の点より製作が困難である
。
中記号Aで示すバッキング107、および蓋104の先
端近傍円周部分に汚染が残留するという重大な問題点が
あり、更に大型になると精度の点より製作が困難である
。
本考案はこのような問題点を解決することを目的とする
もので、以下図面に基づいて詳細に説明する。
もので、以下図面に基づいて詳細に説明する。
第1図、および第2図において、1は原子力施設に於け
る放射能により汚染された廃棄物等の放射性物質を内蔵
する囲障で、この囲障の開口部周縁には弾性物質よりな
る環状バッキング2が取付けられ、このバッキングの内
側面と密着し内方に開く落し込み形式のM3で囲障内部
を気密に保持する。
る放射能により汚染された廃棄物等の放射性物質を内蔵
する囲障で、この囲障の開口部周縁には弾性物質よりな
る環状バッキング2が取付けられ、このバッキングの内
側面と密着し内方に開く落し込み形式のM3で囲障内部
を気密に保持する。
4は上記囲陣内の放射性物質を収納、移送するための収
納容器で、この開口部の口径は上記囲障の開口部口径と
同一、もしくは、よりやや小さく形成され、その周縁部
には内側と上端にシール面を形成する弾性物質よりなる
環状バッキング5が取付けられ、その内側面と密着し外
方に開く落し込み形式の蓋6で容器を気密に保持する。
納容器で、この開口部の口径は上記囲障の開口部口径と
同一、もしくは、よりやや小さく形成され、その周縁部
には内側と上端にシール面を形成する弾性物質よりなる
環状バッキング5が取付けられ、その内側面と密着し外
方に開く落し込み形式の蓋6で容器を気密に保持する。
7は囲障の開口部周縁で外方に突設された環状の突起物
で、囲障の開口部と容器の開口部とを連結した時、その
当り面が容器のバッキング5の上面と密着するよう構成
される。
で、囲障の開口部と容器の開口部とを連結した時、その
当り面が容器のバッキング5の上面と密着するよう構成
される。
8はM3の外面周縁にそって突設された環状の弾性物質
よりなるバッキングで、上記突起物7がバッキング5と
密着すると同時に、容器の蓋6の周縁部と密着するよう
構成される。
よりなるバッキングで、上記突起物7がバッキング5と
密着すると同時に、容器の蓋6の周縁部と密着するよう
構成される。
9.10は、囲障開口部側壁より、囲障と容器の開口部
を連結した時バッキング8と突起物7との間に形成され
る環状の空間11に通ずる細孔である。
を連結した時バッキング8と突起物7との間に形成され
る環状の空間11に通ずる細孔である。
本考案は以上のように構成される。
第1図口に示すごとく、密封された容器の開口部を密封
された囲障の開口部と連結した後、任意の適当な手段で
蓋3と蓋6とを結合し第1図へに示すごとく囲陣内に移
動させることにより囲障と容器は連通ずる。
された囲障の開口部と連結した後、任意の適当な手段で
蓋3と蓋6とを結合し第1図へに示すごとく囲陣内に移
動させることにより囲障と容器は連通ずる。
この際、囲障の突起物7は容器のバッキング5の上端面
と密着し、囲障と容器とはその開口部においてシールさ
れるため、この間に放射性物質を移動させても汚染が外
部に漏洩するおそれはない。
と密着し、囲障と容器とはその開口部においてシールさ
れるため、この間に放射性物質を移動させても汚染が外
部に漏洩するおそれはない。
又、蓋3のバッキング8は蓋6の上端面周縁部と密着シ
ールするため、この間にシールされた蓋3,6の端面は
汚染されない。
ールするため、この間にシールされた蓋3,6の端面は
汚染されない。
所要の作業を行った後、結合された蓋3,6を第1図口
に示すもとの位置にもどし、次いで突起物7とバッキン
グ8との間に形成された環状の空間11に、系外より細
孔9を介し適宜な洗浄液を供給し、細孔10を介して抜
き取りつつ洗浄する。
に示すもとの位置にもどし、次いで突起物7とバッキン
グ8との間に形成された環状の空間11に、系外より細
孔9を介し適宜な洗浄液を供給し、細孔10を介して抜
き取りつつ洗浄する。
この際、必要に応じて細孔10から抜き取る洗浄液のサ
ンプリングを行ない汚染度のチェックを行って一定レベ
ル以下の汚染度になった時洗浄液を抜き取り、乾燥用気
体を供給し付着した洗浄液を乾燥させる。
ンプリングを行ない汚染度のチェックを行って一定レベ
ル以下の汚染度になった時洗浄液を抜き取り、乾燥用気
体を供給し付着した洗浄液を乾燥させる。
このようにして空間部を処理、除染した後、囲障と容器
を離脱する。
を離脱する。
以上の説明で明らかなように本考案装置によれば、バッ
キング8でシールされた蓋3,6の端面ば汚染されるこ
となく、又突起物7とバッキング8との間に形成される
環状の空間11の汚染は洗浄により完全に除染されるた
め、所要の作業を行ったのち囲障から容器を離脱しても
汚染を外部に拡大するおそれは全くない。
キング8でシールされた蓋3,6の端面ば汚染されるこ
となく、又突起物7とバッキング8との間に形成される
環状の空間11の汚染は洗浄により完全に除染されるた
め、所要の作業を行ったのち囲障から容器を離脱しても
汚染を外部に拡大するおそれは全くない。
更に本考案装置は、それほど精度を必要としないので大
型のものも容易に製作できるという利点がある。
型のものも容易に製作できるという利点がある。
第1図イ9口、ハは本考案を説明するための実施例の断
面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は従来
技術を説明するための断面図である。 1゜ 105・・・・・・囲障、 2゜ 5゜ 8…・・・パツキン グ、 3゜ 6゜ 104゜ 108・・・・・・蓋、 4゜ 01 ・・・・・・容器、 7・・・・・・突起物、 9゜ 10・・・・・・細孔、 1・・・・・・空間。
面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は従来
技術を説明するための断面図である。 1゜ 105・・・・・・囲障、 2゜ 5゜ 8…・・・パツキン グ、 3゜ 6゜ 104゜ 108・・・・・・蓋、 4゜ 01 ・・・・・・容器、 7・・・・・・突起物、 9゜ 10・・・・・・細孔、 1・・・・・・空間。
Claims (1)
- 密封した囲障の開口部と容器の開口部とを気密に連結し
た後、各開口部を密封する夫々の蓋をバッキングを介し
結合し囲陣内に移動せしめ囲障と容器とを連通せしめる
ダブルカバ一方式の連結装置において、開口部周縁に内
側と外側にシール面を形成する環状バッキング5を設け
、該バッキングの内側面と密着し外方に開く蓋6で密封
される容器と、開口部周縁に設けたバッキング2の内側
面と密着し内方に開く蓋3により密封される囲障とより
なり、囲障の蓋3外面周縁部に環状のバッキング8を突
設すると共に開口部外面周縁に前記バッキング5の当り
面を形成する環状の突起物7を設け、密封した囲障の開
口部と密封した容器の開口部とを連結し突起物7の当り
面をバッキング5の端面と密着させたときバッキング8
が蓋6の端面と密着するよう構成し、更に囲障の開口部
側壁より、囲障と容器を連結したときバッキング8と突
起物7との間に形成される環状の空間11に通ずる2個
以上の細孔9を設けたことを特徴とする密封した囲障と
容器の汚染防止連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572478U JPS6033440Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 放射性物質のダブルカバ−装填手段に於ける放射線漏洩防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572478U JPS6033440Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 放射性物質のダブルカバ−装填手段に於ける放射線漏洩防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54177500U JPS54177500U (ja) | 1979-12-14 |
JPS6033440Y2 true JPS6033440Y2 (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=28990377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7572478U Expired JPS6033440Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 放射性物質のダブルカバ−装填手段に於ける放射線漏洩防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033440Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-02 JP JP7572478U patent/JPS6033440Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54177500U (ja) | 1979-12-14 |
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