JPS6033318B2 - 半導体発光装置の製造方法 - Google Patents

半導体発光装置の製造方法

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JPS6033318B2
JPS6033318B2 JP8659378A JP8659378A JPS6033318B2 JP S6033318 B2 JPS6033318 B2 JP S6033318B2 JP 8659378 A JP8659378 A JP 8659378A JP 8659378 A JP8659378 A JP 8659378A JP S6033318 B2 JPS6033318 B2 JP S6033318B2
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JP
Japan
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light emitting
optical transmission
ball lens
semiconductor light
emitting device
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JP8659378A
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英世 樋口
健志 池田
賢治 堀切
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体レーザ等の半導体発光素子の発光部に
球レンズなどの光集東性媒体を有する半導体発光装置の
製造方法に関するものである。
半導体レーザからの出力光を光伝送路に高い結合効率で
導くため、半導体レーザの発光部に光集東性媒体例えば
球レンズを接着し、出力光の出射を狭くする方法がある
。第1図にその結合方式の構成を示す。図において、1
は半導体レーザ、2は光フアィバ等の光伝送路、3は球
レンズ、4は半導体レーザーの発光部、5は出力光、6
は焦点、7は紫外線硬化性樹脂からなる接着剤である。
球レンズ3は短焦点レンズであるため、球レンズ端面か
らの距離が球レンズ半径の5倍程度のところに出力光ビ
ーム幅最小の点があり、光伝送路入力端面をこの点に置
くことにより高い結合効率を得ることができる。第2図
a〜dはこのような球レンズ付の半導体レーザ装置の従
来の製作法を示す手順である。
これらを順を追って説明する。まず、ステップ1におい
て半導体レーザ1の出力端面に、発光部をおおうように
紫外線硬化性樹脂7を塗布し、先球レンズ付光伝送路2
との光軸合せを行い、最大結合効率が得られたら球レン
ズ3を半導体レーザ1の端面に押し当て、紫外線硬化性
樹脂7と球レンズ3を密着させる。ステップ2において
は、この状態を保ったまま半導体レーザ1の端面に紫外
線3を照射する。(発光部4と球レンズ3の先端の間の
部分には紫外線が充分に当らない。)ステップ3では紫
外線硬化性樹脂7が半分程度硬化したら先球レンズ付光
伝送路2を半導体レーザ1の端面から引き離す、端面に
は円環状に硬化した脂脂7が残る。ステップ4において
上記円環状に硬化した樹脂7の部分に別に用意した球レ
ンズ3aを入れ、再び端面に紫外線8を照射し樹脂7を
硬化させる。このようにして作られた半導体レーザ装置
の出力光の出射半値全角は10度以下と狭くできるため
、コア径60仏m、開口数0.18(開口角110.5
度)のステップインデクスフアイバに対する結合効率は
非常に高く、実に80%にも達する。
しかし第2図のステップ4の球レンズ3aを接着する段
階では半導体レーザ1の第1図に示される発光部4(面
積は通常0.3×2.5山m2程度)と球レンズ3aの
光軸ずれが生じ安く、この光軸ずれは出射光のふれの原
因になる。たとえば球レンズ3aの半径が40仏m屈折
率が2.0のとき、発光部と球レンズ3aの光軸ずれ5
仏mに対して出射光の光軸は約7度、光軸ずれ10ぷm
に対しては約15度ふれる。この出射光のふれは結合効
率の低下の原因となる。また、使用される球レンズ3a
の直径は一般に100仏m以下であるため、これをつま
み上げて樹脂7の円環状部分に入れる作業は非常に能率
が悪い。この発明は上記の従来法の欠点、即ち出射ビー
ムふれ、作業性などを改善するものである。
以下にこの発明による半導体レーザ装置の製造方法を示
す。第3図により以下順を追って説明する。ステップー
において半導体レーザーの出力端面に、発光部をおおう
ようにポリアクリレート、ウレタンアクリレート、紫外
線硬化性アクリル樹脂等の紫外線硬化性樹脂7を塗布し
、入力端に仮固定された球レンズ3a(直径80〃m程
度)のついた光伝送路2との光離合せを行う。光伝送路
2と球レンズ3aの光軸合せは、光伝送路2の入力端の
コア部分(直径60〆m)を20〜30山m程度の深さ
にエッチングして皿状にし、そこに球レンズ3aを入れ
ることにより行う。仮固定は純水の表面張力を利用して
行う。次に半導体レーザ1の放射光の光軸と光伝送路の
光軸とを合せ結合効率が最大となる位置を捜し最大結合
効率が得られたらな球レンズ3aを半導体レーザ1の端
面に押し当て、紫外線硬化性樹脂7と球レンズ3aを密
着させる。ステップ2においてはこの状態を保つたま)
発光部と球レンズ3aの間に光伝送路2を通して紫外線
8を照射し、紫外線硬化性樹脂7を充分に硬化させる。
ステッププ3で光伝送路2を半導体レーザ端面から引き
離すと、球レンズ3aは半導体レーザ端面に、発光部と
光軸が合った状態で接着されて残る。以上の方法によれ
ば発光部と球レンズ3aとの光軸が合った状態で球レン
ズ3aを接着することが出来、また従来法の説明の第2
図ステップ4で述べたように、光伝送路の入力端に接着
された球レンズ3とは別の球レンズ3aを扱う必要がな
くなるので作業性も改善される。
以上述べたこの発明による実施例では球レンズ3aと光
伝送路2を仮固定し、球レンズ3aのみを半導体レーザ
ーの端面の発光部に接着したが、球レンズ3aと光伝送
路2を従来法の説明で述べたように本固定し、球レンズ
付光伝送路を半導体レーザーの発光部上に接着すること
も可能である。
この場合は高結合効率をもった光伝送路付半導体レーザ
が得られる。仮固定せずに本固定する場合には上記の球
レンズ3aの代わりに半球レンズを光伝送路2の入力端
に接着し、しかる後にこの半球レンズ付光伝送路を半導
体レーザ1の発光部に接着し、光伝送路付半導体レーザ
を作ることも出来る。また、この発明による実施例では
半導体レーザ1の発光部に球レンズ3aを接着する場合
を論じたが、球レンズ3aの代りに円柱レンズを接着す
るここともできる。この場合には光伝送路の入力端と円
柱レンズの光軸合せを行なうには第4図の破線部4のよ
うに光伝送路2の入力端をエッチングし、円柱レンズ3
bと光伝送路2のコァ9の光軸が一致するようにして第
3図と同じ手順を行えばよい。以上のようにこの発明に
よれば、半導体発光素子の発光部に取付ける光集東性媒
体を光伝送線路の一端部に仮固定し光離合せの後、上記
光伝送路の他端部から紫外線を入射させ上記光集東性媒
体と当俵している紫外線硬化性樹脂を硬化、固着させる
こそとにより上記光集東性媒体を半導体発光素子に固着
しているので、従来のように光伝送路の先端部に固着さ
れた球レンズでもつて紫外線硬化性樹脂に光集東性媒体
と適合する凹部を形成した後光集東性媒体を固着するも
のに比し、製造工程が減少し、短時間に、しかも正確に
固着される等効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体発光装置と光伝送路との結合を示す斜視
図、第2図は半導体発光装置の従来の製造方法を示す図
、第3図はこの発明の−実施例を示す図、第4図はこの
発明の他の実施例を示す図である。 図において、1は半導体発光素子、2は光伝送路、3a
は光集東性媒体、7は紫外線硬化性樹脂、8は紫外線で
ある。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示すものとす
る。第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体発光素子の発光ビームが放射される少なくと
    も一つの端面に紫外線照射により固化する化学物質を塗
    布する工程と、光集束性媒体が一端部に取付けられた光
    伝送路と上記半導体発光素子との結合効率の最大位置を
    捜しその位置で上記光集束性媒体を上記化学物質に当接
    させ、その状態で上記光伝送路の他端部から紫外線を入
    射し上記当接部の上記化学物質を硬化させ上記光集束性
    媒体を固着する工程とを備えていることを特徴とする半
    導体発光装置の製造方法。 2 化学物質がポリアクリレートであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体発光装置の製造方
    法。 3 化学物質がウレタンアクリレートであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半導体発光装置の製
    造方法。 4 化学物質が紫外線硬化性アクリル樹脂であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製
    造方法。
JP8659378A 1978-07-14 1978-07-14 半導体発光装置の製造方法 Expired JPS6033318B2 (ja)

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JPS5513927A JPS5513927A (en) 1980-01-31
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839079A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 無調芯型光電素子とその製造方法
NL8303251A (nl) * 1983-09-22 1985-04-16 Philips Nv Werkwijze voor het optisch verbinden van een lichtgeleider aan een elektrooptische inrichting.
JPH0629577A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体発光素子の製造方法
JP6879440B1 (ja) * 2020-07-06 2021-06-02 三菱電機株式会社 光受信モジュール

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JPS5513927A (en) 1980-01-31

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