JPS6033290B2 - 変圧器 - Google Patents
変圧器Info
- Publication number
- JPS6033290B2 JPS6033290B2 JP1061080A JP1061080A JPS6033290B2 JP S6033290 B2 JPS6033290 B2 JP S6033290B2 JP 1061080 A JP1061080 A JP 1061080A JP 1061080 A JP1061080 A JP 1061080A JP S6033290 B2 JPS6033290 B2 JP S6033290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling medium
- tank
- condenser
- insulating fluid
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/10—Liquid cooling
- H01F27/18—Liquid cooling by evaporating liquids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は凝縮性を有する冷却液を冷媒とする変圧器に
関するものである。
関するものである。
従来この種の装置として第１図に示すものがあった。
図において、１は密封したタンク、２はコイルで、鉄心
３に巻回されている。４はタンク１に封入された非凝縮
性ガスの絶縁流体、５は凝縮性を有する冷却媒体、６は
冷却媒体５の液だめ、７は冷却媒体５を移送するポンプ
、８は冷却媒体５を散布する拡散器、９はタンク１とタ
ンク１の上部及び下部で連結された凝縮器、１０は液だ
め６とポンプ７とを連結する配管、１１はポンプ７と拡
散器８とを連結する配管である。
３に巻回されている。４はタンク１に封入された非凝縮
性ガスの絶縁流体、５は凝縮性を有する冷却媒体、６は
冷却媒体５の液だめ、７は冷却媒体５を移送するポンプ
、８は冷却媒体５を散布する拡散器、９はタンク１とタ
ンク１の上部及び下部で連結された凝縮器、１０は液だ
め６とポンプ７とを連結する配管、１１はポンプ７と拡
散器８とを連結する配管である。
次に動作について説明する。
変圧器を運転することによってコイル２を鉄心３とが発
熱体となり温度があがる。この発熱体を冷却するために
液だめ６にためられた冷却媒体５をポンプ７を使用して
拡散器８へ移送する。移送された冷却媒体５は拡散器８
で小滴にされ矢印１２のようにコイル２と鉄Ｄ３に散布
される。冷却媒体は蒸発することによって発熱体より蒸
発潜熱を奪い冷却するものである。冷却媒体５が蒸発し
たとき、タンク１の内部には絶縁流体４と冷却媒体５と
の混合ガスが封入されている。この混合ガスは自然対流
でタンク１の内部を移動して、タンク１に連結された凝
縮器９へと自然にたまっていく。凝縮器９にたまった混
合ガスのうち凝縮性の冷却媒体５に蒸気は凝縮器９内部
で冷され蒸発潜熱を放出することによって液化され、液
体となった冷却媒体５は重力で凝縮器９の下部から液だ
め６へともどろ。また、絶縁流体４は従来のものは以上
のように構成されているが、冷却媒体を拡散器で発熱体
に散布する際、発熱体の上から重力だけを利用して冷却
媒体を散布するので冷却媒体を発熱体全体に均等に散布
するのが困難である。また、蒸発した気相の冷却媒体５
が自然対流では凝縮器内に入りにくいという欠点があっ
た。この発明は上記のような欠点を除去するためになさ
れたもので、絶縁流体と気相の冷却媒体を凝縮器を通し
て循環させる循環液だめを設け、密封タンク内を上から
下へ混合ガスが流れるように強制循環させることにより
、冷却媒体を発熱体全体に均等に散布させると共に、タ
ンク内の気相の冷却媒体を凝縮器内に入りやすくして変
圧器を提供する。
熱体となり温度があがる。この発熱体を冷却するために
液だめ６にためられた冷却媒体５をポンプ７を使用して
拡散器８へ移送する。移送された冷却媒体５は拡散器８
で小滴にされ矢印１２のようにコイル２と鉄Ｄ３に散布
される。冷却媒体は蒸発することによって発熱体より蒸
発潜熱を奪い冷却するものである。冷却媒体５が蒸発し
たとき、タンク１の内部には絶縁流体４と冷却媒体５と
の混合ガスが封入されている。この混合ガスは自然対流
でタンク１の内部を移動して、タンク１に連結された凝
縮器９へと自然にたまっていく。凝縮器９にたまった混
合ガスのうち凝縮性の冷却媒体５に蒸気は凝縮器９内部
で冷され蒸発潜熱を放出することによって液化され、液
体となった冷却媒体５は重力で凝縮器９の下部から液だ
め６へともどろ。また、絶縁流体４は従来のものは以上
のように構成されているが、冷却媒体を拡散器で発熱体
に散布する際、発熱体の上から重力だけを利用して冷却
媒体を散布するので冷却媒体を発熱体全体に均等に散布
するのが困難である。また、蒸発した気相の冷却媒体５
が自然対流では凝縮器内に入りにくいという欠点があっ
た。この発明は上記のような欠点を除去するためになさ
れたもので、絶縁流体と気相の冷却媒体を凝縮器を通し
て循環させる循環液だめを設け、密封タンク内を上から
下へ混合ガスが流れるように強制循環させることにより
、冷却媒体を発熱体全体に均等に散布させると共に、タ
ンク内の気相の冷却媒体を凝縮器内に入りやすくして変
圧器を提供する。
以下、この発明の一実施例について説明する。
第２図において、１〜１２は第１図に示す従来の変圧器
と同じである。１３はタンク１の下部と凝縮器９の下部
を連結する部分に設けられたブロア−によって構成され
た循環装置、１４は凝縮器９の中で液化した冷却媒体を
液だめ６へと移送する配管である。
と同じである。１３はタンク１の下部と凝縮器９の下部
を連結する部分に設けられたブロア−によって構成され
た循環装置、１４は凝縮器９の中で液化した冷却媒体を
液だめ６へと移送する配管である。
次に動作を説明する。
変圧器の運転中は、従来と同機に冷却液５は拡散器８で
コイル２と鉄心３に散布される。一方、循環装置１３の
駆動によって絶縁性流体４と気層の冷却媒体５がタンク
ーの下部から凝縮器９へ流入し、凝縮器９を通ってタン
クーの上部からタンク１内へ流入する。このためタンク
ー内に上方から下方へ流れる絶縁性流体４および気相の
冷却媒体５の流れが生じ、このガス流によって拡散器８
で散布された液相の冷却媒体５がコイル２や鉄心３に形
成された空隙に均等に散布される。一方、凝縮器９内で
凝縮された冷却媒体５は配管１４を通って液だめ６へ流
入する。第３図はこの発明の他の実施例を示している。
コイル２と鉄心３に散布される。一方、循環装置１３の
駆動によって絶縁性流体４と気層の冷却媒体５がタンク
ーの下部から凝縮器９へ流入し、凝縮器９を通ってタン
クーの上部からタンク１内へ流入する。このためタンク
ー内に上方から下方へ流れる絶縁性流体４および気相の
冷却媒体５の流れが生じ、このガス流によって拡散器８
で散布された液相の冷却媒体５がコイル２や鉄心３に形
成された空隙に均等に散布される。一方、凝縮器９内で
凝縮された冷却媒体５は配管１４を通って液だめ６へ流
入する。第３図はこの発明の他の実施例を示している。
図において、冷却媒体５は噴霧器１５で霧状にして散布
することにより、コイル２および鉄心３の冷却効果をさ
らに高めるようにしたものである。以上のようにこの発
明によれば、循環装置を設けタンク内及びそれを連結さ
れた凝縮器内を絶縁流体と気相の冷却媒体とを強制循環
させることにより、冷却媒体をコイルや鉄心に均等に散
布することができコイルや鉄心の局部的温度上昇がさけ
うれる。また、凝縮器の凝縮効率が向上する。
することにより、コイル２および鉄心３の冷却効果をさ
らに高めるようにしたものである。以上のようにこの発
明によれば、循環装置を設けタンク内及びそれを連結さ
れた凝縮器内を絶縁流体と気相の冷却媒体とを強制循環
させることにより、冷却媒体をコイルや鉄心に均等に散
布することができコイルや鉄心の局部的温度上昇がさけ
うれる。また、凝縮器の凝縮効率が向上する。
第１図は従来の変圧器を示す断面図、第２図はこの発明
の一実施例を示す断面図、第３図は、この発明の他の実
施例を示す断面図である。 図中、１はタンク、２はコイル、３は鉄心、４は絶縁流
体、５は冷却媒体、６は液だめ、８は拡散器、３は凝縮
器、１３は循環装置である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。第１
図第２図 第３図
の一実施例を示す断面図、第３図は、この発明の他の実
施例を示す断面図である。 図中、１はタンク、２はコイル、３は鉄心、４は絶縁流
体、５は冷却媒体、６は液だめ、８は拡散器、３は凝縮
器、１３は循環装置である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。第１
図第２図 第３図
Claims (1)
- １ 非凝縮性を有す絶縁流体が充填されたタンク内に鉄
心に巻回されたコイルを収納し、上記鉄心及び上記コイ
ルに凝縮性を有する冷却媒体を散布して蒸発時の気化潜
熱によつて冷却し、上記絶縁流体と気相の上記冷却媒体
とを上記タンクの上部及び下部とで連通した凝縮器に循
環させる変圧器において、上記タンクの下部と上記凝縮
器の下部とを連結し途中に設けられたブロアーにより上
記絶縁流体と気相の上記冷却媒体とを上記凝縮器の上方
へ強制循環させる循環装置と、上記タンクの底部と上記
凝縮器の底部とを連結し上記凝縮器内で液化した上記冷
却媒体を上記タンクの底部へ戻す配管とを備えたことを
特徴とする変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1061080A JPS6033290B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1061080A JPS6033290B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56107514A JPS56107514A (en) | 1981-08-26 |
| JPS6033290B2 true JPS6033290B2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=11755004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1061080A Expired JPS6033290B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033290B2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-29 JP JP1061080A patent/JPS6033290B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56107514A (en) | 1981-08-26 |
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