JPS6033089Y2 - ラックピニオン式ステアリングギヤ装置の異音防止機構 - Google Patents
ラックピニオン式ステアリングギヤ装置の異音防止機構Info
- Publication number
- JPS6033089Y2 JPS6033089Y2 JP1979090472U JP9047279U JPS6033089Y2 JP S6033089 Y2 JPS6033089 Y2 JP S6033089Y2 JP 1979090472 U JP1979090472 U JP 1979090472U JP 9047279 U JP9047279 U JP 9047279U JP S6033089 Y2 JPS6033089 Y2 JP S6033089Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- pinion
- rack guide
- gear box
- gear device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のラックピニオン式ステアリジグギヤ
装置における異音防止機構に関するものである。
装置における異音防止機構に関するものである。
ラックピニオン式ステアリングギヤ装置では、ギヤボッ
クスハウジング白花、ピニオンシャフトのピニオンが回
動可能に収容され、又ラックバ−がギヤボックスハウジ
ングに対し摺動可能に収容されていてそのラックがピニ
オンシャフトのピニオンの噛み合っている。
クスハウジング白花、ピニオンシャフトのピニオンが回
動可能に収容され、又ラックバ−がギヤボックスハウジ
ングに対し摺動可能に収容されていてそのラックがピニ
オンシャフトのピニオンの噛み合っている。
ラックバ−はピニオンと反対側においてギヤボックスハ
ウジング内に嵌装された第6図に示す鉄系焼結金属製の
ラックガイドに摺接し、ラックガイドはスプリング及び
アジャストスクリューによりラックバ一方向への押力を
受けている。
ウジング内に嵌装された第6図に示す鉄系焼結金属製の
ラックガイドに摺接し、ラックガイドはスプリング及び
アジャストスクリューによりラックバ一方向への押力を
受けている。
このようなラックピニオン式ステアリングギヤ装置を備
えた自動車が不整地を走行すると衝撃が車輪のタイヤか
らラックピニオン式ステアリングギヤ装置に伝わり異音
が発生する。
えた自動車が不整地を走行すると衝撃が車輪のタイヤか
らラックピニオン式ステアリングギヤ装置に伝わり異音
が発生する。
異音は主として
(イ) ラックバ−のラックとピニオンシャフトのピニ
オンとの打音 (ロ)ラックバ−とラックガイドの摺動面との打音(ハ
)ラックガイドとアジャストスクリュー及びギヤボック
スハウジングとの打音 に起因する。
オンとの打音 (ロ)ラックバ−とラックガイドの摺動面との打音(ハ
)ラックガイドとアジャストスクリュー及びギヤボック
スハウジングとの打音 に起因する。
このような異音はドライバーに不快感を与え又異音発生
部において各部材を損傷する心配がある。
部において各部材を損傷する心配がある。
この考案は従来のラックピニオン式ステアリングギヤ装
置における上述め欠点を除去することを目的とする。
置における上述め欠点を除去することを目的とする。
゛以下実施例を示す図面jE基きこの考案を説明する。
第1図乃至第3図において1はラックピニオン式ステア
リングギヤ装置のギヤボックスハウジングを示し、同ハ
ウジング1内に設けたベアリンり2,2によりピニオン
シャフト3が回動可能に支持され、ピニオンシャフト3
はベアリング2゜2間でピニオン3aを有している。
リングギヤ装置のギヤボックスハウジングを示し、同ハ
ウジング1内に設けたベアリンり2,2によりピニオン
シャフト3が回動可能に支持され、ピニオンシャフト3
はベアリング2゜2間でピニオン3aを有している。
ピニオン3aに対し直角方向にラックバー4がギヤボッ
クスハウジング1に対して摺動可能に同ハウジング1に
支持されており、ラックバー4に設けたラック4aがピ
ニオン3aに噛み合っている。
クスハウジング1に対して摺動可能に同ハウジング1に
支持されており、ラックバー4に設けたラック4aがピ
ニオン3aに噛み合っている。
ピニオン3aと反対側においてラックバー4に摺接する
鉄系焼結合金製のラックガイド5がギヤボックスハウジ
ング1の円筒形のボス部りa内に配置されている。
鉄系焼結合金製のラックガイド5がギヤボックスハウジ
ング1の円筒形のボス部りa内に配置されている。
このラックガイド5は合成樹脂、例えばポリアセタール
製の防止部材6内に鋳ぐるみされている。
製の防止部材6内に鋳ぐるみされている。
防止部材6はボス部りa内に嵌装され、それ自身は円筒
形で中央部に隔壁6aを有しており、隔壁6aの一方の
側において前述のラックガイド5が鋳ぐるみされている
。
形で中央部に隔壁6aを有しており、隔壁6aの一方の
側において前述のラックガイド5が鋳ぐるみされている
。
隔壁6aはその中心部に小孔6bを有し、この小孔6b
にラックガイド5に設けた突起5aが挿入されラックガ
イド5の脱落を防止している。
にラックガイド5に設けた突起5aが挿入されラックガ
イド5の脱落を防止している。
ギヤボックスハウジング1のボス部1aにはアジャスト
スクリュー7がねじ込まれており、防止部材6に配設し
たスプリング8を介して、ラックガイド5をラックバー
4の方向に押しつけている。
スクリュー7がねじ込まれており、防止部材6に配設し
たスプリング8を介して、ラックガイド5をラックバー
4の方向に押しつけている。
なお、アジャストスクリュー7は、防止部材4と当接又
は当接に近い状態にある。
は当接に近い状態にある。
9はタイロッド、10はダイストカバーである。
上記の構成において、自動車の走行に際し、道路面の凹
凸により車輪を介してラックバー4はその軸方向に小振
動し、ラックガイド5に対し往復の摺動をする。
凸により車輪を介してラックバー4はその軸方向に小振
動し、ラックガイド5に対し往復の摺動をする。
このため防止部材6がギヤボックスハウジング1のボス
部1aに内面に小衝突をくり返す。
部1aに内面に小衝突をくり返す。
又スプリング8が振動して防止部材6はアジャストスク
リュー7にも小衝突をくり返す。
リュー7にも小衝突をくり返す。
然し防止部材6は合成樹脂等の衝突しても発音し難い材
料で作られているのでボス部1aの内周面やアシヤスト
スクリ′L−7に衝突しても音は殆んど発生しない。
料で作られているのでボス部1aの内周面やアシヤスト
スクリ′L−7に衝突しても音は殆んど発生しない。
第4図はこの考案の第2実施例を示し、鉄系焼結合金製
のラックガイド15は円形の外周面15a1上面15b
1上面15bの中心に設けた突起15c及びラックバー
4に対する摺接面15dを有し、一方合威樹脂製の防止
部材16は有底円筒体で周壁16a1底板16b及び底
板16bの中心に設けた挿入孔16cとからなり、ラッ
クガイド15の突起15cは挿入孔16cに挿入され、
ラックガイド15の上面15bは防止部材16の底板1
6cの下面に密着する。
のラックガイド15は円形の外周面15a1上面15b
1上面15bの中心に設けた突起15c及びラックバー
4に対する摺接面15dを有し、一方合威樹脂製の防止
部材16は有底円筒体で周壁16a1底板16b及び底
板16bの中心に設けた挿入孔16cとからなり、ラッ
クガイド15の突起15cは挿入孔16cに挿入され、
ラックガイド15の上面15bは防止部材16の底板1
6cの下面に密着する。
なお、ラックガイド15の外径Aは防止部材16の外径
Bより小さい。
Bより小さい。
この第2実施例の場合においてもラックガイド15は、
防止部材16を介してギヤボックスハウジング1及びア
ジャストスクリュー7に接触している。
防止部材16を介してギヤボックスハウジング1及びア
ジャストスクリュー7に接触している。
第5図はこの考案の第3実施例を示し防止部材26の内
径Cがラックガイド15の外径Aより小さく、ラックガ
イド15の上面15bは防止部材=26の挿入口26c
に設けた段差26dに鋳ぐるみの際係止される。
径Cがラックガイド15の外径Aより小さく、ラックガ
イド15の上面15bは防止部材=26の挿入口26c
に設けた段差26dに鋳ぐるみの際係止される。
ラックガイド15の外径Aは防音部材26の外径Bより
小さい。
小さい。
この第3実施例の場合においてもラックガイド15は防
音部材26を介してギヤボックスハウジング1及びアジ
ャストスクリュー7に接触している。
音部材26を介してギヤボックスハウジング1及びアジ
ャストスクリュー7に接触している。
この考案は上述のようにラックピニオン式ステアリング
ギヤ装置において、ラックガイドをギヤボックス及びア
ジャストスクリューに対し防止部材を介して接触させた
ものであるから従来発生したラックガイドとアジャスト
スクリュー間及びラックガイドとギヤボックスハウジン
グ間の異音は殆んどなくなり、ラックガイドの耐久性は
著しく増加する。
ギヤ装置において、ラックガイドをギヤボックス及びア
ジャストスクリューに対し防止部材を介して接触させた
ものであるから従来発生したラックガイドとアジャスト
スクリュー間及びラックガイドとギヤボックスハウジン
グ間の異音は殆んどなくなり、ラックガイドの耐久性は
著しく増加する。
第1図はこの考案の第1実施例を含むラックピニオン式
ステアリングギヤ装置のギヤボックスの全体図を示し、
第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2図の■
−■線断面図、第4図は第2実施例の正面図ミ第5図は
第3実施例の正面図、第6図は従来のラックガイドの正
面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・ギヤボックスハウジング、3・・・・・
・ピニオンシャフト、4・・・・・・ラックバ−15・
・・・・・ラックガイド、6,16,26・・・・・・
防止部材、7・・・・・・アジャストスクリュー、訃・
・・・・スプリング。
ステアリングギヤ装置のギヤボックスの全体図を示し、
第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2図の■
−■線断面図、第4図は第2実施例の正面図ミ第5図は
第3実施例の正面図、第6図は従来のラックガイドの正
面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・ギヤボックスハウジング、3・・・・・
・ピニオンシャフト、4・・・・・・ラックバ−15・
・・・・・ラックガイド、6,16,26・・・・・・
防止部材、7・・・・・・アジャストスクリュー、訃・
・・・・スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ギヤボックスハウジング内に、ピニオンシャフトのピニ
オンが回動可能に収容され、又ラックバ−がギヤボック
スハウジングに対し摺動可能に収容されていてそのラッ
クが前記ピニオンに噛合し、ラックバ−はピニオンと反
対側においてギヤボックスハウジング内に嵌装されたラ
ックガイドに摺接し、ラックガイドはスプリング及びア
ジャストスクリューによりラックバ二方向への押力を受
けるラックピニオン式ステアリングギヤ装置において、
前記ラックガイドはギヤボックスハウジング及びアジャ
ストスクリューに対し防音部材を介して接触しているこ
とを特徴とする異音防止機構。 5・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090472U JPS6033089Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | ラックピニオン式ステアリングギヤ装置の異音防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090472U JPS6033089Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | ラックピニオン式ステアリングギヤ装置の異音防止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568579U JPS568579U (ja) | 1981-01-24 |
JPS6033089Y2 true JPS6033089Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=29323586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979090472U Expired JPS6033089Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | ラックピニオン式ステアリングギヤ装置の異音防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033089Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870962U (ja) * | 1981-11-07 | 1983-05-13 | オイレス工業株式会社 | ラツクピニオン式ステアリング装置 |
JPS596564U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | ウックアンドピニオン式ステアリングギヤ装置 |
JP2012214165A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Nsk Ltd | ラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニット |
JP2012214164A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Nsk Ltd | ラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニット |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP1979090472U patent/JPS6033089Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS568579U (ja) | 1981-01-24 |
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