JPS6033017B2

JPS6033017B2 - フアクシミリ送・受信機の構成配置

Info

Publication number: JPS6033017B2
Application number: JP52159658A
Authority: JP
Inventors: 昌平瀬川; 正宣馬場; 誠阿部; 基之黒岩
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1977-12-27
Filing date: 1977-12-27
Publication date: 1985-07-31
Also published as: JPS5489520A

Description

【発明の詳細な説明】本発明はファクシミリ送・受信機における送信部と受信
部の構成配置に関する。

送信側で送信原画（文字，図表，写真等）を電子的手段
により遠隔地に伝達し、受信側で送信源画と相似の受信
記録画を再現する通信方式をファクシミリと称し、現在
用いられているファクシミリの大部分は、送信側に平面
走査型をまた受信側に静電記録型が採用されている。

従来から用いられているファクシミリには三つの型式が
ある。

即ち、個々の送信機，受信機及び送・受信機（送信機と
受信機の組合せ）がある。これらは使用者の要求により
作られるが、その中送・受信機の占める比率が増加傾向
にある。従来の送・受信機は送信機と受信機を並列に組
合せたものが多く、その容積はかなり大きい。１例をあ
げると高さ１０００柳，幅１０００帆，奥行６００肌で
、設置空間が大きい。

他面、従来の送信部の走査方式には通常ホトダィオード
・アレイ方式が使用されている。

この方式は光学系は受光素子を組合せたもので、例えば
受光素子に電荷結合素子Ｃ．Ｃ．Ｄを使用する。並列配
置した複数のレンズと、同じく並列配置したＣ．Ｃ．Ｄ
を使用するので、光路長（原画としンズ間の距離）は短
いが、レンズ及び受光素子の取付け位置（上下左右方向
）の調節が困難で、又各レンズのシェーディング調節が
困難であった。最近受光素子の改良に伴ない、単レンズ
・単受光素子の走査方式が開発された。

しかし光路長が大きくなる欠点がある。また、記録用紙
の幅方向の位置決めが困難で、さらに記録用紙が裏面に
記録されてスタッカに集積される等の欠点があった。

本発明は上述の光路の上部空間の利用に着目し、この部
分に受信部を設置することによって、従来の送・受信機
にあった欠点解消することを目的とする。

上記の目的は、ファクシミリ送・受信機のフレーム内に
おける送信部と受信部の構成配置であって、本発明によ
れば、送信部を送信原画収納用ホッパと、光源としンズ
と受光素子を備えかつ保ッパの下方にほぼ水平に延びる
原画走査部と、上記ホッパと上記走査部とを接続するほ
ぼ垂直に配置した原画送り部とで構成し、受信部を受信
記録シート収納用スタッカと、スタッカの下方にほぼ水
平に延びる記録シート供給部と記録部と切断部とで構成
し、上記走査部上方のフレーム内の空間に上記受信部を
配設し、さらに、ホッパとスタッカの閉口部をフレーム
上面のほぼ同一高さ位置に設けたファクシミリ送・受信
機の構成配置により達成される。

本発明の実施例において、反転ガイド手段を介して切断
部の後方上方にスタッカを配置している。

本発明の実施例において、スタッカがフレーム上でホッ
パの後方に配置されている。

本発明の実施例において、記録シートのセット位置決め
装置がフレームの前縁に設けられている。

本発明の実施例によれば、送・受信機の高さは９０物肌
，幅は５６仇肋，奥行は７０仇肋である。

以下、図面を参照した実施例について詳述する。第１図
及び第２図において、送・受信機は送信部１と受信部ロ
よりなり、送信部，受信部を収容するフレームは上フレ
ームＴ、下フレームＢ及び前フレームＦよりなる。

上フレーム及び前フレームはその一端を下フレームに対
し回動自在に蝶着されている。以下、送信部について説
明する。

上フレームＴの上面に原画１用ホツパ２が関口して設け
られ、ホッパの基板３は前方に向けて煩斜している。

基板の前緑部直下にガイド板４を介して操出し。ーラ５
を設ける。操出しローラ５は轡曲ガイド板６と協働して
原画１を駆動ローフ７，８に向けて送り出す。上記線出
しローラ５は第２図の図示と反対側にあるパルスモータ
によりクラッチを介して伝動し、ホッパ基板３上に原画
がある時にのみ回転する。繰出しｏーラ５の下方には２
個の駆動ローラ７，８がほぼ垂直に配置され、それぞれ
ピンチローラ７′，８′を備えている。上記喰動ローラ
７，８はパルスモータＰＭ・によりタイミングベルト等
を介して同期回転される。ローラ８，８′は原画１を排
出する役目をする。ローラ対７，７′と８，８′間には
一対ののぞき窓とガイド板からなるべ−パガィド９が垂
直に配置され、その間に原画を案内する。１０，１１は
検知装置で、検知装置１川まホッパ基板３上の原画の存
在を検知し、検知装置１１はべーパガィド９内を通過す
る原画を検知する。

上記のガイド板４、繰出しローラ５・・・検知荘暦１１
で原画送り部を構成する。原画送り部のべ−パガィド９
の面に直角に、換言すれば水平方向に送信部の走査部を
設ける。

走査部はべーパガィド９付近に設けた蛍光灯１２と、１
個のレンズ１３及び１個の受光素子１４を含む。本実施
例において、複数のレンズの代りに１個のレンズを使用
するので、光路長Ｌは従来の装置の光路長よりも大きい
。従ってフレーム内において走査部に無駄な空間ができ
る。（受光素子１４で受けた原画は、なんらかの電子的
手段により遠隔地の受信機又は受・送信機に送られる）
。上記の走査部の上方空間に受信記録画用スタツカを備
えた受信部を設ける。受信部は以下の都材を含んでいる
。ロール状静電記録用紙２１を回転自在な２個のローラ
２２上に載層する。記録用紙は第１図の右側より左側に
向って送られる。ダンサーローラ２３で記録用紙のたる
みを取る。エンド検知器２４は記録用紙終端を検知する
のに使用される。多針電極２６と導電性スポンジローラ
２７からなる記録ヘッド２５は、受信した画信号に対応
した静露潜像を記録用紙下面の絶縁層上に形成する。こ
れに現像器２８でトナーを用いて現像し、駆動ローラ２
９上の加熱ローラ２９′で加熱して記録用紙上に可視像
を作る。このようにして受信記録画が得られる。３川ま
記録画切断用カッ夕で切断し、紙搬送用ｏーラ３１，３
１′及び振分け装置３２により記録画はスタツカ３３に
、又余白紙は余白紙収納箱３４に向けて振分ける。

ローラ３１の後方上方に１対の排出。ーラ３５，３５′
を設けローラ３１，３１′と３５，３５′間に１対の紙
反転ガイド板３６を配置する。ローラ３５，３５′より
排出された記録画３７はスタッカ３３内に記録画を上に
して積重ねられる。第２図及び第３図から判るように、
スタッカ３３はホッパ２の後方に位置し、それぞれの開
口部は上フレームＴの上面に設けられているので操作・
保守が極めて容易である。また下フレームＢの前縁上に
記録用紙の位置決め板３８が設けられていて、ロール状
記録用紙２１より記録用紙を引き出して位置決め板３８
の印に整合した後、カッタ３０を手動で作動して記録用
紙を切断する。本発明は上記の実施例に限定されるもの
でなく、特許請求の範囲に定義した本発明の範囲から離
れることないこ多くの実施態様を実施することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す全体側面図、第２図は第
１図の斜視図である。１・・・送信部、０・・・受信部、１・・・送信原画、
２・・・原画収納用ホッパ、５，６，７，８…原画送り
部、１２・・・光源、１３・・・レンズ、１４…受光素
子、２１，２２・・・記録用紙記録部、２５，２６，２
７，２８・・・記録部、３０，３１，３１′・・・切断
部、３３・・・記録紙収納用スタッカ、３６・・・反転
ガイド手段、３８・・・記録紙位置決め装置。第１図第２図・

Claims

【特許請求の範囲】１フアクシミリ送・受信機のフレーム内における送信
部と受信部の構成配置であつて、送信部を送信原画収納
用ホツパと、光源とレンズと受光素子を備えかつホツパ
の下方にほぼ水平に延びる原画走査部と、上記ホツパと
上記走査部とを接続するほぼ垂直に配置した原画送り部
とで構成し、受信部を受信記録シート収納用スタツカと
、スタツカの下方にほぼ水平に延びる記録シート供給部
と記録部と切断部とで構成し、上記走査部上方のフレー
ム内の空間に上記受信部を配設し、さらに、ホツパとス
タツカの開口部をフレーム上面のほぼ同一高さ位置に設
けたことを特徴とするフアクシミリ送・受信機の構成配
置。２スタツカが反転ガイド手段を介して切断部の後方上
方に位置した特許請求の範囲第１項記載のフアクシミリ
送・受信機の構成配置。３スタツカがフレーム上でホツパの後方に位置した特
許請求の範囲第１項及び第２項いずれか記載のフアクシ
ミリ送・受信機の構成配置。４記録シートの位置決め装置をフレームの前縁に設け
た特許請求の範囲第１項ないし第３項いずれか記載のフ
アクシミリ送・受信機の構成配置。