JPS6032918Y2 - 粉粒体冷却装置 - Google Patents

粉粒体冷却装置

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Publication number
JPS6032918Y2
JPS6032918Y2 JP15396579U JP15396579U JPS6032918Y2 JP S6032918 Y2 JPS6032918 Y2 JP S6032918Y2 JP 15396579 U JP15396579 U JP 15396579U JP 15396579 U JP15396579 U JP 15396579U JP S6032918 Y2 JPS6032918 Y2 JP S6032918Y2
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JP
Japan
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cooling device
swash plate
sand
cylindrical body
granular material
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Expired
Application number
JP15396579U
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JPS5671339U (ja
Inventor
哲也 吉部
▲すなお▼ 野中
Original Assignee
日立金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却装置に係り、特に型ばらし後の鋳物砂を冷
却するのに適した粉粒体冷却装置に関する。
注湯後型ばらし工程を経て回収された鋳物砂は造型工程
へと送られ再度利用されるのが常である。
ところが回収されたばかりの鋳物砂は高温状態にあり、
早いサイクルタイムで多量の砂が処理される近年の鋳造
ラインにおいては前記回収鋳物砂を強制的に冷却する必
要がある。
そこで回収鋳物砂の冷却効率を向上させることと、異物
(芯金、チラー、錆層など)を除去することが必要であ
る。
第1図は従来から一般に広く用いられている冷却装置の
縦断面図である。
即ち、筒状体1の内部に数台のインペラー2を水平に設
置し、搬入口3から投入された鋳物砂を飛散し空気と接
触させることにより冷却しようとするものである。
従って冷却効率が低いばかりでなく、異物によってイン
ペラー2および下方に設置せる金網4を損傷するなど多
くの問題点が残されている。
本考案の目的は、回収鋳物砂の冷却効果を向上せしめ、
かつ異物による装置の損傷を防止し得る粉粒体冷却装置
を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第2図は本考案による粉粒体冷却装置の縦断面図であり
、同一部分は第1図と同一の参照符号にて示す。
上部に搬入口3と排気口5を備え下部に搬出口6と給気
ロアを有する竪型の筒状体1には内部に交互に逆方向に
傾斜せる三枚の斜板8A、8B。
8Cが配設されている。
この斜板8A、8B、8Cは上端9A、9B、9Cと下
端10A、10B、IOCを筒状体1と接触させず、第
3図、第2図の7〜ルア面図に示すように側面をUボル
ト11によって筒状体1に固着されている。
また斜板8A、8B、8Cにはそれぞれ振動モータ12
A、12B、12Cが載置固着されている。
以上の構成により次に作用効果を説明する。
まずパケットエレベータ(図示せず)などにより、搬入
口3に投入された回収鋳物砂は振動モータ12Aによっ
て振動する振動する斜板8Aの上に落下する。
ここで大きな塊状の砂はある程度はぐされ斜板8Bの上
に落下する。
ここでも砂はほぐされさらに斜板8Cの上に落下する。
ここでは砂は小さな粒状となり搬出口6から下方の金網
4の上に落下し回収鋳物砂は下方へ、異物は右下に設置
されたベルコン13により所定の位置へ搬送される。
以上の過程において給気ロアより送給された冷風は回収
鋳物砂を冷却しながら上昇し排気口5より排出される。
斜板8A、8B、8Cに多数の穿孔部を設けると振動量
が増大し回収鋳物砂の粉砕効果と冷却効果を向上せしめ
ることができる。
また斜板8A。8B、8Cに設けた穿孔部の大きさを斜
板8Aより8Bを小さく、斜板8Bより80を小さくす
ることにより回収鋳物砂の粉砕効果と冷却効果をさらに
向上せしめ得るものである。
第2図の実施例では振動体としてアンバランスウェイト
を有する振動モータ12A、12B、12Cを用いたが
、これに限定されるものではなく電磁振動を与えるタイ
プの振動体を用いても同じく目的を遠戚することができ
る。
本考案により得られた効果を列挙すると次の通りである
(1)構造が簡単であるため故障が少く、保守、整備が
容易である。
(2) 振動体は小容量でその効果を発揮し得るので
製作費が低廉でエネルギーの消費量が少い。
(3)回収鋳物砂に対する粉砕効果、冷却効果がきわめ
て大きい。
(4)異物による装置の損傷がない。
以上の説明で明らかなように本考案による粉粒体冷却装
置は回収鋳物砂の粉砕、冷却、異物除去の効果が著しく
、鋳造品の品質向上、生産性の向上にも大きな効果を得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の縦断面図、第2図は本考案による粉粒
体冷却装置の縦断面図、第3図は第2図の7〜ルア面図
である。 1・・・・・・筒状体、3・・・・・・搬入口、5・・
・・・・排気口、6・・・・・・搬出口、7・・・・・
・給気口、8A、8B、8C・・・・・・斜板、9A、
9B、 9C・・・・・・上端、10A。 10B、10C・・・・・・下端、12A、12B、1
2C・・・・・・振動モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 上部に搬入口と排気口を備え下部に搬出口と給気口
    を有する竪型の筒状体には内部に交互に逆方向に傾斜せ
    る複数個の斜板を配設し、該斜板は上端と下端を上記筒
    状体と非接触状態に固着し、かつ振動体を固着すること
    を特徴とする粉粒体冷却装置。 2 上記斜板は多数の穿孔部を有する実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の粉粒体冷却装置。 3 上記斜板の穿孔部は上段より下段になるにつれてそ
    の大きさを次第に小さくなるように配設する実用新案登
    録請求の範囲第2項記載の粉粒体冷却装置。
JP15396579U 1979-11-06 1979-11-06 粉粒体冷却装置 Expired JPS6032918Y2 (ja)

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JPS6032918Y2 true JPS6032918Y2 (ja) 1985-10-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59200187A (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 高温粒状体の冷却装置
JP6957049B2 (ja) * 2017-03-08 2021-11-02 メタルエンジニアリング株式会社 回収鋳物砂の冷却装置

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JPS5671339U (ja) 1981-06-12

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