JPS6032536Y2 - 給湯用熱交換器付冷房装置 - Google Patents

給湯用熱交換器付冷房装置

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JPS6032536Y2
JPS6032536Y2 JP17430679U JP17430679U JPS6032536Y2 JP S6032536 Y2 JPS6032536 Y2 JP S6032536Y2 JP 17430679 U JP17430679 U JP 17430679U JP 17430679 U JP17430679 U JP 17430679U JP S6032536 Y2 JPS6032536 Y2 JP S6032536Y2
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JP
Japan
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solenoid valve
hot water
heat exchanger
water supply
cooling
Prior art date
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Expired
Application number
JP17430679U
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JPS5692061U (ja
Inventor
達夫 田中
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS5692061U publication Critical patent/JPS5692061U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は冷房装置に係り、特に室内冷房のほかに給湯を
することができる給湯用熱交換付冷房装置に関するもの
である。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図に従来一般に使用されている冷凍サイクルの構成
を示す。
圧縮機1より吐出した冷媒ガスは、室外熱交換器3に入
り、室外送風機11によって前記室外熱交換器3に流入
する空気と熱交換した後、液状冷媒となり第一、第二の
キャピラリチューブ8.9に流入する。
第一、第二のキャピラリチューブ8.9で冷媒は減圧さ
れたのち、室内熱交換器10にて蒸発し、室内空気を冷
房したのち圧縮機1に吸入され冷凍サイクルを終了する
以上の冷凍サイクルにおいては、室外熱交換器3と熱交
換した暖気は有効に利用されず、そのまま室外に放出さ
れることになる。
この放出熱量は、例えば能力1800kcal / h
の冷暖房装置では2250kcal/ hにも達し、業
火な熱量が排出されることになる。
一方、湯水を得るためには、当然のことながら熱量を必
要とし、冷暖房装置とは別の手段で水を加温し、給湯し
ているのが一般であった。
〔考案の目的〕
本考案は、前記の室外に放出される排熱を利用し、室内
冷房のほかに給湯もでき、エネルギー消費効率(EER
)を向上するように構成する給湯用熱交換器付冷房装置
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は冷凍サイクルに給湯用の水冷熱交換器を付設し
、かつ冷凍サイクルに電磁弁を介在して、室内冷房のほ
かに給湯をするように構成する給湯用熱交換器付冷房装
置である。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第2図において、第1図と同一符号のものは同一物を表
示する。
圧縮機1、第一の電磁弁2、室外熱交換器3、第一のキ
ャピラリチューブ8、第二の電磁弁13、第二のキャピ
ラリチューブ9、室内熱交換器10を順次冷媒配管で接
続して冷凍サイクルを構成する。
そして圧縮機1と第一の電磁弁2との間と第一のキャピ
ラリチューブ8と第二の電磁弁13との間とを冷媒配管
で接続し、接続途中に圧縮機1と第一の電磁弁2との間
に近い側から順次水冷熱交換器6、第三のキャピラリチ
ューブ7が介在している。
水冷熱交換器6の内部には水配管4が配設され、上水道
蛇口12及び第四の電磁弁5を介して流入する水を熱交
換する。
熱交換した湯水は容器15に吐出される。又圧縮機1と
室内熱交換器10との間と第一の電磁弁2と室外熱交換
器3との間とを冷媒配管で接続し、接続途中に第三の電
磁弁14を配設する。
そして第一、第二、第三、第四の電磁弁2゜13.14
.5の開閉は次の通りである。
第一の電磁弁2は冷房時開、冷房と給湯時閉、給湯時閉
、第二の電磁弁13は冷房時開、冷房と給湯時開、給湯
時閉、第三の電磁弁14は冷房時閉、冷房と給湯時閉、
給湯時開、第四の電磁弁5は冷房時閉、冷房を給湯時開
、給湯時開となるよう制御される。
次に作用を説明する。
通常の室内冷房のみを行なう場合には、蛇口12、第四
の電磁弁5及び第三の電磁弁14は閉止され、第一の電
磁弁2及び第二の電磁弁13は開放される。
圧縮機1より流出した冷媒は、第三のキャピラリチュー
ブ7の内部抵抗により、わずかしか休止側(水冷熱交換
器6)は流入せずほとんどの冷媒は第一の電磁弁2を通
り室外熱交換器3に流入し、室外送風機11によって空
気と熱交換した後第−のキャピラリチューブ8、第二の
電磁弁13、第二のキャピラリチューブ9を経由し室内
熱交換器10により室内冷房をしたのち圧縮機1に吸入
される。
なお第三のキャピラリチューブ7は第一のキャピラリチ
ューブ8の開状態となっている第二の電磁弁13との間
に冷媒配管を介して接続されているから、休止側(水冷
熱交換器6側)に流入したわずかな冷媒は第三のキャピ
ラリチューブ7を流れ第一のキャピラリチューブ8を通
過した冷媒と合流し休止側(水冷熱交換器6側)に冷媒
は貯溜しない。
次に室内冷房と共に給湯を行なう場合には、蛇口12、
第四の電磁弁5及び第二の電磁弁13を開放し、第一の
電磁弁2及び第三の電磁弁14を閉止し、室外送風機1
1を停止させる。
圧縮機1より流出した冷媒ガスは、水冷熱交換器6内に
て、蛇口12及び第四の電磁弁5を介して流入する水と
熱交換し、液状冷媒となり第三のキャピラリチューブ7
、第二の電磁弁13、第二のキャピラリチューブ9を通
り、室内熱交換器10に流入し室内冷房を行ない圧縮機
1に吸入される。
なお前記水冷熱交換器6内にて熱交換した水は湯水とな
って容器15に吐出される。
水冷熱交換器6にて熱交換する湯水は、例えば1800
kcal/ hの能力を有する冷暖房装置において、約
23′Cの水が13R/h流入する場合には、前記した
ごとく約2250kcal/ hの熱量が利用できるた
め約40’Cの温水を得ることができるまたこの場合入
力を700Wとすればエネルギー消費効率EER= 1
800+ 2250= 5.3kcal/ h、 Wと
なる。
00 次に仮りにこの回路において冷房が不必要なときに給湯
のみ必要とする場合には、第一の電磁弁2及び第二の電
磁弁13と閉止し、第三の電磁弁14及び第四の電磁弁
5を開放し、室外送風機11を運転する。
圧縮機1を出た冷媒は水冷熱交換器6にて熱交換し、第
三のキャピラリチューブ7及び第一のキャピラリチュー
ブ8にて減圧し、室外熱交換器3にて外気と熱交換した
のち、第三の電磁弁14を通り圧縮機1に吸入される。
この場合、水冷熱交換器6では前記と同様に湯水が供給
される。
以上のごとくしてできた湯水は例えば容器15等にて一
時プールして使用するほか、直接に各種の給湯手段に連
結し給湯することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明によっても明らかのごとく、本考案は次の効
果を挙げることができる。
(1)冷房時第三のキャピラリチューブは第一のキャピ
ラリチューブと開状態となっている第二の電磁弁との間
に冷媒配管を介して接続されているから、休止側に冷媒
が溜まることなく冷房の排熱を有効に利用して湯水を得
ることができる。
(2) 前記実施例にても説明したごとく例えば能力
1800kcal/ hの冷暖房装置で入カフ00Wの
場合にEERは5.8kCa1/h・Wテあり、給湯専
用に使用してもEERは3.5kcal/ hI W程
度となるのでガスによって給湯するより省エネルギーと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来一般に使用される冷凍サイクルの構成図
、第2図は本考案の一実施例における冷房及び給湯のサ
イクルを示す構成国である。 図中、1は圧縮機、2は第一の電磁弁、3は室外熱交換
器、7は第三のキャピラリチューブ、8は第一のキャピ
ラリチューブ、9は第二のキャピラリチューブ、10は
室内熱交換器、13は第二の電磁弁、14は第三の電磁
弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、第一の電磁弁、室外熱交換器、第一のキャピラ
    リチューブ、第二の電磁弁、第二のキャピラリチューブ
    、室内熱交換器を順次冷媒配管で接続して構成する冷凍
    サイクルと、前記圧縮機と前記第一の電磁弁との間と前
    記第一のキャピラリチューブと前記第二の電磁弁との間
    とを冷媒配管で接続すると共に接続途中に前記圧縮機と
    前記第一の電磁弁との間に近い側から順次介在する水冷
    熱交換器及び第三のキャピラリチューブと、前記水冷熱
    交換器の内部に配設された水配管と、前記圧縮機と前記
    室内熱交換器との間と前記第一の電磁弁と前記室外熱交
    換器との間とを冷媒配管で接続すると共に接続途中に配
    設する第三の電磁弁とを備え、前記第一の電磁弁は冷房
    時開冷房と給湯時閉給湯時閉、前記第二の電磁弁は冷房
    時開冷房と給湯時開給湯時閉、前記第三の電磁弁は冷房
    時閉冷房と給湯時閉給湯時開とするように構成すること
    を特徴とする給湯用熱交換器付冷房装置。
JP17430679U 1979-12-18 1979-12-18 給湯用熱交換器付冷房装置 Expired JPS6032536Y2 (ja)

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JP17430679U JPS6032536Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 給湯用熱交換器付冷房装置

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JP17430679U JPS6032536Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 給湯用熱交換器付冷房装置

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Publication Number Publication Date
JPS5692061U JPS5692061U (ja) 1981-07-22
JPS6032536Y2 true JPS6032536Y2 (ja) 1985-09-28

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