JPS6032065A - ユニツト寿命計数装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、機能別に独立し且つ着脱可能なｓ−ｉットを
備えた機器、特にそのユニットが所定の寿命に達したこ
とを検知して報知するユニット寿命計数装置に関する。

従来技術 上記の機器として複写機を考えた場合、感光体を１つの
ユニットとして形成し、これを複写機本体に着脱可能な
構成とすることは知られている。

これは、感光体自体が独自の寿命を持っているので、そ
の寿命が来たときには感光体のみを独立して交換できる
ようにするため及びメンテナンス時の便宜を考慮したた
めである。

従来、複写機の感光体の寿命は、複写機本体に設けたカ
ウンタによる使用度数の表示により測定し、所定の使用
度数に達する毎にサービスマンが交換するのが一般的で
あった。

しかし、複写機が広く普及し、パーソナルニー゛スにも
使われるようになると、感光体などの交換をユーザーに
任せることによりサービスコストの低下を図る必要があ
る。その場合、従来の如くカウンタの記録による寿命の
測定方式では、カウンタがリセットできないタイプのも
のでは前回交換時のカウンタの表示値を記録しておくの
を忘れたり、リセット可能なカウンタを用いた場合でも
リセットすることを忘れたりするおそれがあるー。

上記以外の寿命測定方法として、複写機の動作全般の制
御を司どる制御装置に不揮発性の半導体メモリーを配置
し、複写作業の１サイクル動作終了毎に１カウントづつ
を記憶し、記憶値が所定値になった時点でランプ等の表
示手段を作動させて報知する方法もある。

しかしこの方法では、高価な不揮発メモリーを使用しな
ければならず、又ユニット交換時に別途リセット操作を
しなければならないことは先の方法と変わりがない。

目　的 本発明は、上記の点に鑑み、ユニットのみの交換時期を
確実に報知することができ、しかもコストの安い寿命計
数装置を提供することを目的とする。

構　成 以下、本発明をその実施例を示す図面を用いて説明する
。

第１図は本発明に係る寿命計数装置を用いた複写機の全
体側断面図である。図において、複写機本体１００は上
下２つの構造体１００ａ、　１００ｂより構成されてお
り、これら２つの構造体は第２図に示すように互いに離
間させることができるようになっている。下構造体１０
０ｂには給紙部１、転写部２、搬送部６、定着部４、現
像部５が配置されている。土構造体１００ａには、帯電
・除電部６、露光々学系７、原稿スライダ８が配置され
ている。

さらに土構造体１００ａには本体と着脱可能に感光体ベ
ルト９とそれを支持する軸１０、クリーニング部及び排
トナー容器１１とを包含し、外側をケーシング１２で覆
われたマガジン１３が設けられている。マガジン１３の
着脱は、第２図に示す如く上下の構造体１０Ｄａ、１０
０ｂを開いた状態で行なわれる。上側構造体１００ａの
上面には原稿台ガラス１４が設けられ、その直下であっ
て装着時のマガジン１３の先端部分に対応する位置に寿
命計数装置１５が配置されている。

寿命計数装置１５は、第３図に示すようにカウント信号
Ｓｃの供給線と２４Ｖの電源線との間に挿入された励磁
コイル１６と、電源線と接地線との間に挿入されたＬＥ
Ｄ１７及びスイッチ１８を有する直列回路とを有してい
る。

励１１ｉコイル１６は電磁プランジャー１９を駆動する
ためのコイルであり、駆動された電磁プランジャー１９
は、図示しない歯車伝動系を介してカウンタ２１のカウ
ント値を１つづつ進める。

スイッチ１８の接点は、カウンタ２１の値が所定値、例
えば６０００になったときに閉じるようにカウンタ２１
と連動する。又、カウンタ２１には周知のリセット機構
が付設されており、リセット機構２２のリセットレバー
２６を押し込むことによりカウンタ２１のカウンタ値は
基準値、例えば０となる。尚、励磁コイル１６と並列に
接続されたダイオード２４は逆起電力を防止するだめの
ものであり、又、ＬＥＤ１７とスイッチ１８との間１−
　々９１　−レ　Ｊ−Ｊ　Ｊ仕　トシ　６　Ｃｌ謙　ｔ
４　すね　七ｔ　七ｋ　１１　七　１第４図は上記の寿
命計数装置１５の外観を示しており、図示の通りリセッ
トレバー２６はケース２６から外部へ突出し、又カウン
タ２１の数値表示面及びＬＥＤ１７の発光部はケース２
６の表面に露出している。符号２７は接地線、信号線及
び電源線等を結束して成るコネクタである。

第１図において寿命計数装置１５は、カウンタ２１の数
値面が上方を向き、リセットレバー２３が下方へ垂下す
るように配置されており、更にマガジン１６を所定位置
にセットした状態で、マガジン１６の前部がリセットレ
バー２３を押し込むようになっている。

本実施例に係る寿命計数装置及びそれを用（・た複写機
は以上の構成から成っているので、複写作業を繰り返し
カウンター２１のカウント数がマガジンを交換すべき所
定の値（６ｏｏｏ）に達するとＬＥＤ１７が発光し、マ
ガジン交換時期が来たことをユーザーに警告する。そこ
で、ユーザーが複写機１００の土構造体１００ａを下構
造体１００ｂより離間させて、今迄使っていたマガジン
を抜き取り、新しいマガジンを第２図に矢印Ａで示すよ
うにセットする。新たにセットされたマガジン１３は前
述の通りセット状態で寿命計数装置１５のリセットレバ
ー２３を押し込むので、カウント値は０にリセットされ
、従ってそれ以後のカウント値は確実に新しいマガジン
に対する来歴を表示する。

尚、マガジン１３により一回リセット作業が行なわれた
後は、それ以後そのマガジンによってリセット作業が行
外うことができないようにしておくことが望ましい。そ
の理由は、マガジン１３を着脱するのは必ずしも感光体
を交換する時ばかりではなく、メン、テナンス時におい
てもその必要性があり、その場合にメンテナンス終了後
にマガジン１３を再装着することにより計数装装置がリ
セットされてしまうのを防止するためである。

具体的には、マガジン１６のうちのリセットレバー押し
込み部を、−回リセット作業を行なうと破損するようを
こしておき、それ以後はリセットレバーを押し込めない
ように構成することも１つの方法である。゛ 上記の実施例では、複写機の感光体を交換ユニットとし
て構成した場合を例にとっているが、交換ユニットはど
のような機能及び形状のものであっても良く、又それを
用いる機器も複写機に限定されない。

又、カウンター装置として励磁コイル１６°、電磁プラ
ンジャー１９、カウンター２１等から成る電磁式メカニ
カルカウンターを用いているが、カウンター装置として
は計数機能及びリセット機能を有してさえいれ＆（どの
ようなものを用いても良い。

表示手段もＬＥＤに限定されない。

効　果 以上のように本発明によれば、新しいユニッ、トを装着
すると同時にカウンタの値は自動的に０となるので、誰
でも確実にユニットの寿命を知ることができる。

又、寿命が来た時にはその旨が表示されるので時期を失
することも少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る寿命計数装置を用いた複
写機の側断面図、第２図はその複写機の感光体マガジン
着脱時の状態を示す断面図、第３図は寿命計数装置の一
例を示す回路図、第４図はその寿命計数装置の外観図で
ある。 １３・・・感光体マガジン（ユニット）１５・・・寿命
計数装置　１６・・・励磁コイル１９・・・電磁プラン
ジャー ２１・・・カウンター　２２・・・リセット機構イ１６
．１９．２１．２２・・・カウンター装置）１７・・・
ＬＥＤ　（表示手段） ２６・・・リセットレバー（リセット手段）代理人　弁
理士　伊　藤　武　久

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機能別に独立し且つ着脱可能なユニットを備えた
   機器のユニット寿命計数装置において、上記機器の任意
   の機能の１サイクル終了後に計数動作を行ない且つ計数
   された数値を基準値に戻すリセット機能を備えたカウン
   ター装置と、カウンター装置の所定の計数値で往動する
   表示手段と、ユニット装着時にカウンター装置のリセッ
   ト機能を作動させるリセツ、ト手段とを有することを特
   徴とするユニット寿命計数装置。
2. （２）上記カウンター装置が電磁式メカニカルカウンタ
   ーであり、上記リセット手段が機械的リセット機構を有
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のユニット寿命計数装置。